長文置き場

備忘録

最近のVまとめ

フォロワーから教えてもらったんだけど、

mito-913.hatenablog.com

この記事がちょっとバズっててビックリした。アクセス数跳ねあがってた。アクセス数の多い記事も音楽系の記事一色になってた……。こんな辺境のブログに来てくださった方ありがとうございます。K-POP足踏みしている間にVtuberにドハマりしてブログがVtuber一色になってるので本当アレなんですけど……。

この記事以外にも色々と嬉しい反応をもらうことが立て続いていて、ブログ書いていて良かったなあと思ったし、これからも書き続けていきたい。基本的にブログでもツイッターでもわたしがどんなオタクか知りたい人は過去の投稿遡ってくださいスタイルでやっているのだが、いい加減プロフィール書いた方がいいだろうなと思って書いたので興味ある方はどうぞ。

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懲りずにVtuber雑記。

たまたまサジェストに現れたこの切り抜きを見てからエリーラの歌にハマっている。

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お姉さん的なクールさと可愛さが同居している歌声が絶妙すぎる。カッコいいだけじゃなくて可愛いのが良い。そして歌が上手い。EN女子は歌が上手い人が本当に多いけれど、エリーラの歌声が1番好きかも。高音がド好みすぎる。

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あまりの神セトリにぶっ飛んでしまったが、これのmagnetが好きすぎて一時期めちゃくちゃリピっていた。歌声と曲がハマりすぎてる……。デュエットソングだから1人だと物足りないかなーと思ったんだけど、ミクパートもルカパートも似合う歌声なのでめちゃくちゃ満足度高かった。あと日本語の曲を30曲ぶっ続けで歌ったのすごすぎる。あとエリーラの歌枠毎回神セトリなの何なんだ。

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Love so sweetで腰抜かした。Love so sweet歌ってもアーカイブ残るんだ!?shibuya marble textureが最高すぎた。日本人のわたしが歌える気しないのに歌いこなしてるし曲にめっちゃ合ってるし良すぎ。

 

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まあこれは見るよね。元エイターなので着想元になっているであろう番組も見てた。相当下手打たなければ面白くなること間違いなしの企画だったので普通に楽しんだ。けど初回なのもあって問題の難易度設定とかテンポ感とか色々荒かった気がするので、回数重ねてブラッシュアップしてほしいなーと思った。なのでシリーズ化してほしい。その際には初回メンバー固定じゃなくて色んな人呼んでほしい。ペトラとかオリバー先生いても面白いと思う。

これEN→JPは多分ややゆっくりめにでも一息で言った方が伝わりやすいだろうなって思ってた。その方が大ざっぱでも英文全体の音のコピーはできるから(単語の区切りはわからなくていい)、全部の単語を記憶できなくて動詞が抜け落ちるとかがなくなる気がする。文を区切って言うスタイルは優しさゆえだけど逆に難易度上げてたんじゃないかと思いながら見てた。

あとアルバーンはマジで最高。さすがに聖人すぎるのでは????雲雀くんから不完全な文章渡されて、長尾さんに伝えるときはだいぶ文章再構成してたときとかあったのに、雲雀くんに対しては一貫して全肯定botで先輩に任せて!なのは優しすぎるて。可愛い弟キャラ先行しがちだけど、ナチュラルに先輩ムーブ取れるあたりとかしっかり者すぎるよな……。この2人可愛かったなあ。

それとコメント欄で「シュウだけ推理ゲームになってる」って言われてたのその通りすぎたけど、名探偵ぶり本当にすごかったのに最後は大真面目にpogに侵されてて笑ってしまった。シュウくんもそうだけどミカ、アルバーン含めて誰もpogじゃなくてporkじゃないの?って気付かないものなんだな……。pogの感染力おそるべし。

 

 

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わたしがVtuberを知りたてホヤホヤの頃、バーチャルなのに手元写した実写料理配信ってどういうこと?????と混乱したし、英語圏の人ってすごいなーって思ったら日本勢でもよくやってるかなりメジャーな企画でめちゃくちゃビックリした。

企画自体も面白かったのだが、チャットとめちゃくちゃプロレスしてたのが面白かった。時間帯的に北米勢のゴールデンタイムだったからかな?あとテーブルの端に丸眼鏡を置いていて、こういうとこめっちゃ良いなって思った。アルバーンっていつもアルバーンでいてくれるところいいですよね……。それと話すときに手も動くタイプと言っていたのはわかりすぎた。アイクやミスタも手が動きまくるタイプみたいで(比較切り抜き動画見た)、欧米圏の人は話すときの身振り手振り激しいイメージある程度本当なんだなと思うなどした。

 

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謡曲大好きマンなので楽しく見た。主に70年代80年代の曲が歌われていたけど、歌謡曲ってなんか一周回って新しく感じる。歌詞の語り口が小説っぽい曲が多くて、韻はあまり重視されていないけど言葉選びとか文章が美しいんだよな。あと今の曲っていかに変化球を投げるか、予想やセオリーを裏切るか、複雑怪奇な曲を作るかが白熱している感じがするので(そういうの好きだけど)、この時代の直球勝負な感じ好き。

でもこれ後でアーカイブで見るよりはリアタイで垂れ流してるのが楽しいやつっぽいからちゃんとリアタイで見ればよかった。7~8割は知ってる曲だったので楽しかったけど、何でみんなこんなにも詳しいんだ……?舞元さんと力一さんのチャンピオンめちゃくちゃ好き。ハモリがうめえ。酒回って盛り上がってる感じ楽しすぎたのでぜひ第2弾やってほしい……。

 

カラオケ企画だったらこれもめちゃくちゃ楽しかった。

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乙女ゲ楽曲といえばネオロマ(特に遙か)とVitaminで育ったのでVitaminなかったのはちょっと残念だったけど、でも全体的にめちゃくちゃ楽しかった。うたプリ多くて笑った。うたプリ多かったから久々にカルナイの曲を聞き返してたんだけど、自己主張の塊みたいな歌声の人しかいないグループなのに(キャスト的にも)良い感じにまとまってるの奇跡すぎない?謎に喧嘩せずにまとまっている神バランス。これも第二弾やってほしいなーーーーーー。守備範囲の人がいるかわからんけど、あんスタとかA3とかソシャゲ縛りとかもあったら楽しそうだなあ。

 

これ以降は結論のない考え事。

JPに行きかけたときもあったけど、結局ENに中心に落ち着いているかなというところ。とはいえわたしは人よりも企画で見る配信を選んでいるので、面白そうと思えばJPも全然見ている。でもJPはENよりは深入りしないかなって感じ。ENもそんなに深入りしてないけど。

K-POPかじってみたり、周りのK-POPペンを見た感じ、夢を見たいなら外国人の方がいいなと思った。外国人の推しって、言語がわからないからリアルタイムで100%発言を理解できないついていけない、言葉選びや言い回しからわかるキャラクターを拾えないのが不利になる点だけど、逆にだからこそ夢を見れるところはあると思う。

母国語同じだと細かな言い回しに引っかかったり、キツい言葉や生々しい話がそのまんまキツいし生々しく聞こえるけれど、外国人だとこれらの毒素が言語の壁で漂白されるというか。ENの子たちが英語で話しているのを和訳で理解しているから聞けるけど、日本人が話してたら生々しく感じて聞けないだろうなってやりとりある。

全く違う文化の国で育った人だから、同じ日本人より話すエピソードに共感しにくく親近感を感じにくい。でも距離感的に遠いからこそ夢を見れる、綺麗に見えるよなって。Vtuberってプライベートな話とか踏み込んだ話も結構してくれる人が多いけど、外国人ってなるとこの手の話をされてもそんなに距離が近づきすぎない感じがある。人間臭さを感じにくいのかな。近づいたら毛穴もニキビも見えるけど、遠くからだと見えないみたいな。ENが日本筆頭にアジア圏でめちゃくちゃアイドル人気が高いのはそういうところも一因じゃないかと考えている。

 

Vtuberってなんか本職アイドルよりもアイドル的というか、何のプロフェッショナルでもないという点でアイドルよりもアイドル的だなってなる。いやもうこのご時世「何のプロフェッショナルでもない」をアイドルの定義とすることが古いんだけど……。でも「推し」文化の普及で、どんなジャンルの人であれアイドル視されるし偶像崇拝されるってことがわかりやすく浮き彫りになってくると、アイドルって何のプロフェッショナルでもないと思ってたけど、アイドル視され偶像崇拝されるプロフェッショナルだよなって思った。でもVtuberはその点ですらもプロではなくて、何のプロでもないという意味でのアイドル性をすごく感じる存在だなと思った。

あと究極のところスキルとかは二の次で、好きになってもらったもん勝ちみたいなところも。2019年に発売されたユリイカの「日本の男性アイドル」という特集でゴールデンボンバー歌広場淳さんが語っていたこの話がすごく好きなので引用する。

 僕はアイドルの仕事というのは、"好きになってもらう"ことだと思うんです。その一言に尽きる。

 たとえばAKB総選挙で一位になる人というのは、そのときグループ全体でいちばんかわいかったのか、いちばん歌が上手かったのか、ダンスが上手かったのか……と考えていくと、なにかに優れていたということよりも、いちばん人に好かれたからセンターなんだと思うんですよ。歌が下手なところがいいとか、ポンコツなところが魅力とか、そういうパターンはいくらでもある。共通しているのは究極的に言って好きになってもらうことなんです。

ユリイカ 2019年11月臨時増刊号 総特集◎日本の男性アイドル

Vtuberもまさしくこれだと思っている。登録者数が多いとか、スパチャ額が多いとか、そういう人たちって何らかのスキルに優れていたからじゃなくて、単純にそれだけ多くの人に好かれたからその位置にいるんだよね。スキルに優れていることに意味がないわけではないけど、アイドルやVtuberってそれすらも「みんなから好かれるため」に収束していくけど、これがシンガーとかダンサーとか役者なら優れたスキルはみんなから好かれるためじゃなく「作品をより良くするため」に必要なものだから、ここが違うと思う。でも先述した通り、Vtuber偶像崇拝されるという点でもプロではないので、だから色々問題が起きるんだろうなとも思う。言ってもプロのアイドルですら心身が不調になってしまう例をいくつも見ている。

つまり何が言いたいかといえば、Vtuberのコンテンツを消費するなら生身の人間をアイドル消費し偶像崇拝していることに自覚的であるべきだなって。これは自戒なのだが。本職アイドルは本職アイドルですごく大変だしオタクとの距離感はそれぞれなのだが、大手企業であれば一定の距離感はあるし事務所が間に入ってくれる印象もあるのだけど、Vtuberって本当にオタクとの距離が近くてオタクが良くも悪くも直接意見を言えちゃうのと、そのくせ界隈自体が新興すぎて諸々が未成熟ゆえに事務所にメンタルケアのノウハウとかなさそうだなとか、よほどの大事でないと事務所が動かなくて個人で対処しないといけない領域が大きい印象があるので、これでオタクも偶像崇拝に無自覚的ってなるとライバーにとってかなりハードモードでは?と思ってしまう。そういうのも含めてこのあたりに改善の兆しが見えないと、活動者がひたすら消費され消耗していく様子を見ていくことになるようで、長居したり深入りするにはしんどい界隈な気がする。オタクの意識もそうなんだけど、これは業界の成長もだいぶ求めたいところなんだよね……。

 

あとVtuber界隈って時間感覚がめちゃくちゃ速いなって思った。にじさんじは最初の契約期間が2年だから2年を怖がるオタクが多いという話を聞いて、K-POPの7年か?*1って思った。乱暴な比較だけど、K-POPにおける7年がにじさんじだと2年って考えるとだいぶ時間感覚短くない?日本の10年20年平気で活動するアイドルを見ると、K-POPの7年すら短いなって思うのに。

だからあらゆることが短期間で起こるし、短期間で判断されやすい印象。素早く結果を出すことが求められるというか。大器晩成型とか生まれにくいんじゃないかと思う。でも2年が一つの区切りになるとしたら、あらゆることがハイスピードで進むのも納得。これは持論だけど早く売れた人には早く売れた人なりの苦労があり、異常な速度で売れっ子に登りつめた人ってどこかで歪みや反動が出るだろうなって思ってしまう。時間をかけてじっくり地盤を作り上げてきたわけではないので。あとハイスピードでめまぐるしく変わる環境に心がついていくかとか考えてしまう。そのへんをケアし相談できる部門が事務所にあればいいけどねえ……みたいな。自分のあらゆる活動が常に数字で可視化され(ch登録者数とか同接数とか)、他者や過去の自分と容易に比較できる環境で、そのケアをライバー間に期待するのはちょっと難しいんじゃないかなって思う。同期なんかは1番身近な競争相手でもあるし。

これを踏まえると数打ちゃ当たる方式でガンガンライバーを増やすスタイルあんまり好きになれないんだよね……。それだけ1人あたりの事務所のサポートが手薄になるってことなので。もっと1人1人に手をかけられる体制であってほしいとENだけ見てても何となく思う。

 

こんな感じでVtuber界隈って色々考えさせられるなと感じながらゆるおたをしている。本当はもっと色々考えていることはあるのだが、このへんにしておく。3ヶ月オタクしてるだけでもこれどうなんだろ?って思う部分があるので、「Vtuberわたしは楽しいと思ってるけど積極的には勧めない」って周りのオタクたちに言っちゃうんだよな!!!

*1:韓国のアイドル事務所は契約期間が7年で、ここでメンバーが全員再更新に至らなかったり、グループが解散したりもするので魔の7年と呼ばれオタクから恐れられている