長文置き場

備忘録

Jazz on the clock/Luxiem がリリースされたぞー!!

www.youtube.com

 

Jazz on the Clock!!

Jazz on the Clock!!

  • Luxiem
  • ジャズ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

Luxiemの新曲が来たぞーーーーーーーーーーーー!!!!!!

6日前からカウントダウンされていて、引っ越し作業にも身が入らないくらいに楽しみにしていた。MVの前に音源のみがサブスク解禁されたのだが、深夜1時半すぎに発狂して眠れなくなるなどした。

 

わたしのツイッターを見てくれている人なら察してくれている人がいるかもしれないが、突然わたしのブログに現れた"Luxiem"について。

彼らはにじさんじENに所属している男性Vtuberである。にじさんじENとは主に英語を用いて配信を行う人たちが所属しているにじさんじ英語圏支部みたいな感じ。

そしてLuxiemとはEN4期生の5人のこと。メンバーは上の写真右からMysta Rias(ミスタ・リアス)Luca Kaneshiro(ルカ・カネシロ)Vox Akuma(ヴォックス・アクマ)Ike Eveland(アイク・イーヴランド)Shu Yamino(闇ノシュウ)。要するに海外の男性Vtuberグループ。英語圏という特性上、彼らの国籍はアメリカ・イギリス・オーストラリア・スウェーデンとバラバラである。

この曲はハーフアニバーサリーで発売されたもので、デビューしてから半年しか経っていないのだが勢いがものすごい。どれくらいすごいかと言うと、現在彼らはスパチャ額ランキングトップ10の常連で、どの日どの週で見ても誰かしらトップ10入りしてるし、日によっては5人全員トップ10入りしていたりもする。つまりあくまで数字だけ見るならば、今最も勢いのある男性ライバーグループの1つと言っても過言ではないと思う。

 

わたしは不慮の事故でこの界隈に来たにわかオブにわかなので(経緯に関しては別の記事で)、英語圏のライバーだからマイナーだと思っていたのだが、勢いエグすぎ人気すぎて笑うしかない。ちなみにわたしはLuxiemに関しては特にこの子!という推しはいなくて(完全にフラットというわけでもないけど……)、箱としての完成度の高さとバランスの完璧さを愛しているところがある。

このところグループの理想の人数は7人(次点で6人)だと思っていたんだけど、やっぱりスーパー戦隊セーラームーンを見て育ち、SMAPや嵐が覇権を握った時代を知っているオタクとしては5人組で"正解"のバランスを叩き出されるのに弱いんよね……。5人それぞれがソロでもバチバチに個性が光っていてかつ5人集まったら無敵系。

 

長い前置きはさておき感想。

デビュー曲のHope in the darkと比べると、5人それぞれの個性とか得意分野が歌割に存分に活かされている感じがしてHitDよりこちらの方が断然好き。ヴォックスは低音を活かした台詞パートとか語り掛けるような感じのパートが多いし、アイクはひたすらハイトーンが炸裂しててめっちゃ気持ちいい。この2人はすごくわかりやすい歌割。1Aでずっと下ハモ入れてるのヴォックスかな?下ハモめちゃくちゃ良い。上と下がしっかりしてるのは間違いない。

シュウくんは、もう聞いた後ずっとシュウくんの歌声がメロいメロいとひたすら言っていたのだが、みんな言ってると思うけど、サビのがなりが最高……。胸がギュンッってなる。あと「君の声が響く世界だ」のところ良すぎて「ここ誰!?!?!シュウくん!?!?」ってなった。Hope in the darkで唯一日本語パートがないから、JonCだと唯一の日本語パートを担当してるのすごく良い。

シュウくんのがなりが良すぎるの次にめちゃくちゃいいじゃん!?って思ったのが、1Aの"Oh crying everyday is such a waste"のところだったのだが、ここのミスタマジで良すぎじゃない?ミスタラップパートも好きだけど(ラップ映えする声質だと思う)個人的にはここのパートが1番好き。ミスタの歌声めっちゃ良いじゃん……って思った。

あとルカは言うまでもなくサビ前の"Oh, come on baby I wanna get down With your body on me"が死ぬほど好き。ミスタも褒めてたけどマジで全文同意ここ大好き。ルカって他の4人と比べてそこまで声質の主張強いと思わないんだけど、喋ってるときも歌ってるときも決めるときビックリするくらい色っぽい声になるところある。正直HitDのときは埋もれ気味だなと思ったので、今回はキラーフレーズをバッチリ決めていてたまんないっすね……。

 

曲自体の感想で言うと、最近不穏でダウナーで攻撃的なイキリソングが大ブームでそういうダークな曲ばかり聞いていたので、こういうひたすら明るくて陽気でキャッチーで初見でもノれる曲新鮮だな~!!って思った。だからデビュー曲でいったらHope in the darkよりStuck In the Abyssの方が好きだし。あれ浮奇くんの甘くて柔らかな声から繰り出される攻撃的なラップパート神なんよな。あとOBSYDIAのBlack Outもダークでたまらん。Luxiemだけじゃなくて他のEN勢も見てるオタクだよ!!!

閑話休題

この曲本当にひたすら明るくてノリノリでイケイケで全部サビみたいな曲で、これはマジで歌い手自体が人気者でイケイケな状態じゃないと説得力出ないよねって感じの曲だなと思った。もっと複雑怪奇で歌唱力を要求される曲はたくさんあるんだけど、この手の曲を説得力もって歌えるところにLuxiemのパワーを感じる。曲調もそうだし歌詞も自信と希望に満ち溢れてるんだよね。飛ぶ鳥を落とす勢いがあるし、もうすぐ何か大きなものを掴めると思わせるような上昇気流の真っただ中にいる高揚感と、向かうところに敵はない全能感を感じてすごくエモい。でもこれだけジャンル渡り歩いてきたらわかるけど、高揚感も全能感も刹那性とセットなので、どこか胸がキュってなる感じもある。

 

あとこの曲を聞いて思うのは10年前のJ-POP、10年前のアニソンっぽいなってことで、何かまだ色々分かりやすかった頃の音楽みたいだなあって思う。もちろん音楽知識皆無だからわかりやすいノリやすい曲!って思うだけで、めちゃくちゃオシャレで凝った曲だとは思うんだけど、音楽的にどうのこうのじゃなくてひたすらエンタメ性に全振りで楽しめればいいんだよ!!!みたいな頭空っぽで楽しめる感じがすごく好き。やっぱりこういう曲を歌えるLuxiemは強い。てかわたしみたいな日本人オタクが聞いてて懐かしさを感じる曲を、英語圏の人らがやっている面白さめちゃくちゃあるな。

 

Luxiemのチャンネルも新設されたことだし、個人の活動はもちろんグループでのコンテンツもめちゃくちゃ楽しみーーー!!!!

最近よく聞いている曲(2022年5月~6月)

ここ最近音楽に対する"自我"がやっと芽生え始めていて開拓が楽しい。基本的に「不穏」「ダウナー」「攻撃的」「けだるげなボーカル」みたいな要素のある曲が好きだと気付いた。

 

MONSTA X

相変わらずMONSTA Xの楽曲を聞きまくっている。

7年活動しているだけあってアルバムの数がすごくて全く聞き終わる気がしないのだが、1ヶ月にアルバム10枚以上聞き漁っていて、特定のアーティストのアルバムをこんな夢中になって聞き漁るの初めてだなあとなった。

 

モネクのパブリックイメージといえばこんな感じだと思うが(これはパブリックイメージの全てが詰まっている動画)

www.youtube.com

こういうイキリ散らかし治安終了曲以外もめちゃくちゃあるし、異様に曲幅が広い。むしろアルバム聞いてるとそんなに治安終わってる曲多くなくない?ってなる。爽やか系、しっとりミドルテンポ系、洋楽系とかかなり色々やっているし、ブチ上げ曲もあるけどチル系の曲もかなり幅広い。

まあわたしはパブリックイメージド真ん中のイキり散らかしているモネク大好き芸人なのでこういう曲ばっかり聞いている。

www.youtube.com

 

 

www.youtube.com

 

イキり曲しか貼ってないせいで異常に曲幅が広いグループなこと何も伝わってないけど、イキり曲好きすぎるから許してほしい。

イキりにも陽キャのクラブノリっぽい感じと、路地裏のアンダーグラウンドな感じと雑に分けて2種類あると思ってるけど、モネクのは圧倒的後者。マジでクルクンしか勝たん。ジュホンの一音一音が重たくて切れ味の鋭さ満点の攻撃的ラップと、チャンギュンのアンニュイでハスキーな低音ボイスから繰り出される低いところから這ってくるようなダウナー攻撃的ラップ、どちらもたまらんし相性が良すぎる。クルクン攻撃性の種類は違えど、路地裏っぽい重たくてダークな雰囲気によくハマるところは共通している印象。

モネクの面白いところはここで終わりじゃなくて、クルクンでブチ上げて蹂躙した後、鬼神のような顔でハイトーンを炸裂させる声量バカデカ歌うまボーカルキヒョンがいるところだと思う。キヒョンのボーカルって優等生的というか、多分基礎にひたすら忠実な癖なくまっすぐとした歌い方をするタイプなんだけど(これを徹底的に磨き上げているからこそ聞きごたえあるボーカルだと思う)、それでいて治安悪いダーク系の曲でもボーカルがピッタリハマっているが面白い。真正面から切り込んでくる感じ。

あとモネクは基本的に綺麗系の歌声のメンバーが多いので、最初ラップから始まるような曲だと、治安が終了しているAメロからボーカルメインの綺麗系なBメロに繋がる緩急も聞いてて面白い。

 

BEASTMODEと大同団結を貼ったあたりからお察しの通り、アルバムでいったらFatal Loveがめちゃくちゃ好き。モネクのアルバムで1枚選ぶなら断然これ。

music.apple.com

タイトル曲のLove Killa'もメンバー自作曲もそれ以外もとにかくぶっ刺さる曲が多くて大好きな1枚。あとTake.2 We Are Hereとか、One Of A Kindとか、NO LIMITも好き。最新作のSHAPE of LOVEもめちゃくちゃ好き。SHAPE of LOVEでいうと、ヒョンウォン作のWildfireとBurning Upがワンツーで好きなので、もっと曲作りで前に出てきてほしいなーと思っている。

Wildfire

Wildfire

  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

ヒョンウォンは舌ったらずで幼い印象のする特徴的な歌声なので(綺麗系のボーカルが多いグループなので1番聞き分けしやすい)、メインボーカル向きではないと思っていたんだけど、その声が1番活きるのが本人自作曲っていうのが良い。Wildfireはヒョンウォンの歌声の浮きっぷりがすごく面白い曲で、浮いている人の歌い方が1番しっくりくるのがまた面白い。

あとNO LIMITのMercyもめちゃくちゃめちゃくちゃ大好き。

Mercy

Mercy

  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

ヒョンウォン、幻想的で浮世離れした雰囲気のある曲にマジでハマる。Mercyの系統あまりにも好きなので、こういう方向性の曲もっと作ってほしい。

 

あとメンバー自作曲というかソロワークでいったらチャンギュンの曲かなり好き。正直グループの曲で聞くチャンギュンの曲ってそこまで刺さりが良いわけじゃなかったんだけど(Night Viewは好き)、ソロ曲めっちゃ好きでビックリした。

www.youtube.com

このサムネとGOD DAMNという曲名からオラオラゴリゴリ系を想像していたんだけど、全然違ってビックリした。大人っぽくてとろけた感のあるチル系ソング。真っ先にSixTONESのlove u...を思い出した。チャンギュンのソロ曲この手の曲の宝庫なので、こういう曲たくさん浴びたい人にめっちゃオススメ。

ドラッグやお酒の香りがめっちゃするMVだけど、曲自体もそういうのをキメて脳がふわふわしてあまりよく考えられない意識混濁感をイメージさせるサウンド。トラックの色っぽさとチャンギュンの歌声の色っぽさが相乗効果になっててまどろみ感がすごい。

DUALITY - EP

DUALITY - EP

  • I.M
  • 韓国ヒップホップ
  • ¥917

music.apple.com

全部好きだけどHappy to Dieが1番好き。

結構一気に書いたけど、これでもまだまだ聞けてない曲いっぱいあるという……。ある程度数聞くと、新規開拓より好きな曲を聞きこみたい欲求が出てきてアルバム聞くペースが落ちる。とはいえ別に急いでいるわけでもないのでのんびり聞いていきたい。

あと最後にこの曲を貼っておく。

www.youtube.com

読み方は「オンシミ」。ミニョクの地元の郷土料理。何も考えたくない何も考えられないときにかけると捗る。めちゃくちゃリピってる。ミニョクはこういうコミカルなアプローチの曲がバッチリハマるのが強い。トロット(演歌)調のコミカルおふざけソングで、K-POPでもこういう弾けた曲あるんだ……となった。関西系のジャニーズを通ったオタクにはかなり馴染みの良いノリの曲だと思う。

 

その他色々

Sub Urbanの新アルバムがきた~!!!

HIVE

HIVE

music.apple.com

10曲入っていて25分という驚愕の短さ。長くても3分9秒で2分台の曲がほとんど。これに慣れると3分台でも長いし、4分台5分台とか超大作やんってなる。なので気付いたら全部聞き終わってる。

Sub Urbanはありとあらゆる不穏サウンドが聞けるところが最高。不穏なのに聞き心地が良い。本当にボーカルさえも楽器の一部でただた音を楽しんでいる感じが強い。DIAMONDとRABBIT HOLEがお気に入り。DIAMONDはうわーーー何この音!?!?ってなる。トラックが面白すぎる。RABBIT HOLEはイチオシ曲なのでリンクを貼っておく。

Sub Urban - RABBIT HOLE [Official Audio] - YouTube

マジで好き……としか言いようがない。アウトロもめちゃくちゃ好き。不思議の国のアリスっぽさ。ものすごく良いアルバムだったので、これからも彼の楽曲を追っていきたい。

 

 

SixTONESの新曲ダイジェストが来ていた。

SixTONES – わたし nonSTop digeST / Watashi nonSTop digeST - YouTube

K-POPの大盤振る舞いに慣れると、ジャニーズ出し惜しみしすぎだろ!!!となるけど、たった数秒程度の試聴で「絶対好きやん」と思わされてしまう悔しさ。ちなみにカップリング曲は公式サイトでもうちょい長めの試聴が聞ける。てか公開範囲の違う試聴音源が公式サイトとyoutubeで点在してるの不便だから1つにまとめてほしい。公式サイトにもyoutubeより長い試聴音源があること知ってる人どれだけいるのかな……。

文句は置いといて感想。いや正直ライブ音源はいいかな~~……と思ったけどたった5秒程度のライブ版WHIP THATでめちゃくちゃ欲しい!!!!ってなってしまった。あとストのカップリングはとにかく英語詞が多くて日本語詞が多いとビックリするレベルなのだが、今回は王道J-POP要素が強い曲が揃っている感じ。

散々英語詞たっぷり曲を浴びせられてきたからこそのオンガクがめちゃくちゃ刺さる。いやこんなん好きじゃん………。これジェシーの歌い出しもマジで良すぎるんだよね。あと上記の通り最近韓国語とか英語とか母国語でない歌詞の曲ばかり聞いているので、やっぱり直感的に理解できる日本語曲沁みる……ってなった。

あとはシアターは絶対好きだし、毎度前回のシングル曲のremixを入れるのがストの定番なのだが、共鳴のremix今までで1番好きかもしれない。

 

それとストは6月1日の仙台公演に行ってきた!元は3月に開催される予定だったのが、直前にあった地震で新幹線が動くなっちゃってコロナ以外の理由で中止になることなんてあるのか……!と衝撃を受けた。ともあれ無事に振替が開催されてよかった。

幸運なことに席がものすごく良くて、人生初のアリーナ席だった。花道横のメンステが肉眼で見られる席でこれを当ててくれたフォロワーへの感謝が止まらない。真駒内でもスタンド1列目でかなり良い席だったので、今回のツアーの座席運は絶好調だった。

とはいえ個人的にストは楽曲が好きで追いかけている部分が大きいので、ファンサ興味なくて2回ともうちわ持っていかなかったし、野鳥の会もほとんどしていなくて、好きな楽曲生で聞けてノれて最高!みたいな気持ちで現場に参加していた。こういう楽しみ方できるグループって良いなあと思った。

 

 

最近のんびりでも新しい楽曲を開拓できてホクホク。

2022/5/21

山下誠一郎さん、30歳の誕生日おめでとうございます!

 

山下さんのオタクになってから、とりあえず山下さんの30歳の誕生日まではオタクしていたいと思っていたのだけど、無事にこの日を迎えられてよかった。

ネタができるたびにその都度ブログに書いて消化しているから、誕生日といっても改めて何を書こうか迷っていたのだけど、30歳というキリのいい数字だし(?)、今を逃したらもう書けないと思うので、山下さんのお芝居の好きなところでも書こうかな。ツイッターで散文的には何度も書いてきたことなので初出し情報そんなにないけど、ちゃんと整理して書き残しておく。

 

 

・感情表現が丁寧

華Doll*1S5巻の眞紘のお芝居に衝撃を受けてオタクになったので、結局ここが1番好きなんよなあ。このあたりの病んでいる眞紘の演技はいつ何度聞いても圧巻すぎる。ヒステリックにならなくても、フラットな口調なまま情緒不安定とどん底の自己肯定感を表現できるすごさ。

わかりやすく喜怒哀楽のどれかに当てはまらない複雑な感情は複雑なまま、何層にも感情が混ざり合った感じが伝わってくるし、本心とは裏腹の言動をするツンデレキャラでは本心とは裏腹のこと言っていることが伝わってくるし、そういう丁寧さが本当に素晴らしいといつも思っている。

ハイテンションでごり押すような芝居の仕方をしないところもすごく好きで(元々そういうことを求められる役なら別)、むしろ山下さんはローテンションな口調での感情表現の引き出しが本当に多いと思う。静かに怒っている、静かに泣いているのがめちゃくちゃ刺さる。「跪いて愛を問う」で正己くんのバイト先に乗り込んだときの悠生くん怖すぎた。口調は淡々としていたけれど激怒しているのが伝わってくる。あとチャラチャラした口調で話す人が急にマジトーンになったときの怖さとか、低音ダウナーで感情表現豊かみたいなわけのわからん芸当とか、最後に結ばれたときの相手への愛しさが溢れる感じとか、全部最高である。

泣き芝居だけど、昔とあるブログで読んだ「可愛いは庇護欲と加虐心の間」という文章が今でも忘れられないのだけど、それでいったら山下さんの泣き芝居は本当に可愛い。もちろん役やシチュエーションによって変化は加えているけど、基本的に女優泣きかってくらいのシクシク泣きが最高ですよね。

 

・心地よい

さっきの話と繋がる部分もあるのだけど、山下さんの芝居はお芝居でもナレーションでもめちゃくちゃ聞き心地が良い。決める場面では決めるけれど、抜くときはちゃんと抜くので抑揚が気持ちいい。

あと山下さんの芝居はうるさくないのが好きだとずっと思っているのだが、そう感じる理由の一つに感情と感情の繋ぎがスムーズなところがあるのかなと思う。繋ぎの上手いメドレーみたいな。感情の波のつけ方もジェットコースターじゃなくてエレベーターみたいな感じ。変にブツ切りになることなくトーンが上がって下がる。86の21話のライデンがシンにブチ切れるシーンなんかはボルテージの上がり方が綺麗すぎて謎の聞き心地の良さを感じる。

 

・SE職人

台詞以外の言葉にならない声とか音の仕上がりもすごい。息遣いでいえば、やっぱりわたしは眞紘を思い出してしまう。Special Packege2のやつ。このときの眞紘は絶賛病んでいるのだが、口調はいたっていつも通りを装っている。でも話す前に眞紘自身すら気付いていないくらいのささやかさでため息をついたり、自嘲するかのような息が入っていて、だから元気なフリがフリなのが隠しきれていない痛々しさがすごい。

ここからが本題なのだが、わたしが山下さんのSEを絶賛しているときは大体BLCDのときの話である。リップ音とか舐める音がマジで最高で究極に疲れたときはSEしか聞きたくなくなる。SEに関しては本当に色っぽい音出してくれてると思うんだよね……。ちゃんと音に熱っぽさも乗せてくれるし、魔彼の特典CDの熱っぽいSE最高だった……。

リップ音でいうと、今更気づいたんだけど攻めと受けではリップ音の感じ当然違うので最近はそのへんを味わうのがめっちゃ楽しい。攻めのときはカッコよくて受けのときはマジで可愛い。最近だとみなと商事コインランドリーで、高校生時代の湊さんが先生にキスをして逃げるシーンがあったのだけど、唇を離すときに漏れる息の甘さがマジで最高すぎてめっちゃリピった。あれだけで甘くてほろ苦い思い出だったのかわかるし、そもそもあれだけの軽いキスシーンですらわかる山下さんのキス演技の上手さ。最高。

 

・アドリブ

普段の不器用で真面目そうな人柄からは全く想像できんレベルでアドリブが面白い。朗読劇や舞台でアドリブをすれば客席がドッカンドッカンウケるし、毎度手を叩いて笑ってしまう。ゆっくりじっくり言葉を紡ぐような話し方をするのに、アドリブになったときの頭の回転の速さと発想力は何なのかマジで謎。素でボケるときは結構空回りしがちなのに、お芝居の最中のアドリブではドッカンドッカン笑いを誘っているのはドシンプルにカッコ良すぎるんだよね……。

これで思い出すのは去年夏のSpiral*1とか、86の夜公演とか、スタマイの夜公演。それと今年3月にあった男プリステではそれまで結構アドリブを入れていたのに、配信ありの千秋楽ではアドリブを控えていたバランス感覚もすごく好きなところだった。

 

・モノマネ

監督生ならご存じの話だけど、めちゃくちゃモノマネ上手いのヤバい。エースに関しては山下さんじゃなくてエースがモノマネしてる感ちゃんとあるところ好き。エースのモノマネシリーズどれもクオリティ高すぎるんだけど、アズールとフロイドがかなり衝撃度高かった。元の声質全然違うんだけど、特徴捉えるの上手すぎてマジで似てる。フロイドは一瞬本人の声流してるのかと思った。あと別作品だと天晴爛漫で小雨が天晴のモノマネをするところがあるけど、あれも声質全然違うのに半端なく似てる。

直近で言うと芝居の話ではないけど、イベントで山下さんが帰りの電車の中でたまたま小林千晃くんと会ったときに、youtubeに夢中すぎてしばらく隣にいたことに気付かなかったというエピソードを話していたのだが、そのときの千晃くんの声真似がまあまあ似てた。本当に耳がすごく良いんだろうなあと思わされる。

 

 

細かい部分だともっと色々あるけど、よく感じるポイントでいうとこのへんかな。声優に求められることがすごく多くなった時代だからこそ、こうして純粋に芝居で魅了してくれる役者さんに出会えたことはすごく幸せなことだなと思うし、今まで芝居に惚れこんで誰かのオタクになるってことを知らなかったアイドルオタクがこんなんになるんだからすごい。

声優として脂が乗るのって30代以降、40歳前後くらいだと思っていて、そう思うと30歳なんて全然若いじゃないかと思うし、20代の時点でこんなに素敵なお芝居を浴びていたら30代以降の山下さんのお芝居はどんな素晴らしいことになっているのか今から末恐ろしいし楽しみでしかない。歳を重ねたからこそできる今までにない役がどんどんきてほしいのもあるし、まだまだ生意気可愛い弟系とかそのへんにいそうなティーンエイジャーの役も聞きたい!!!こういう役できなくなる前にいっぱいやって!!!という気持ちがせめぎあっている。贅沢な悩みである。

お芝居が素晴らしいだけでもうお腹いっぱいなのに、作品や役への誠実さとか、読解力解像度感受性の高さからゆえの言葉も本当に信頼するしかない。このへんのエピソードだけでも一本記事書けるレベル。理想を押し付けるようだからあんまり人に対して「完璧」って言葉は使いたくないんだけど、でも役者としての山下さんって本当に不満感じるところない。どんな作品、どんな小さな役でもマメに告知してくれるところもめっちゃ好き……。

ということを書いて、以前もらったマシュマロを思い出した。

私も山下さんのオタクで山下さんのお芝居のオタクなのですが、好きになってからずっと変わらずお芝居が最高って思い続けられるのは、実はめちゃめちゃ幸せなのかなとつくづく思います。あと山下さんご本人で言うと、絶対見て!とか買って!とか来て!とか自身や作品について強い言葉を使った宣伝をしないので(ラジオとかなら言っても誰も何も思わないだろうに)、自分の距離感で好きな作品や好きなお芝居を探せるのがいいなぁと思います。

https://marshmallow-qa.com/messages/d9fb2bbc-25f6-4f38-822c-ee54e284745b

本当にこれ!!いつだってこの人の芝居が最高だと思わせる芝居をしてくれるし、わたしにも好みはあるので作品が刺さらなかったとかキャラがタイプじゃなかったということはあるのだけど、でも山下さんの芝居でガッカリさせられたり肩透かし食らったことがないからオタクし続けているんだと思う。今のところ全然飽きないし。盲目と言われそうだけれど、2年近くも芝居に関して盲目でいさせてくれるの上等すぎる。本当にありがたいことですね。

 

この一年も山下さんにとって実りある幸せな一年になりますように、そして今後ますますのご活躍をお祈りしています。

*1:今年別の組み合わせでSpiralを見たけど、多分ほぼ台本通りに進行していたから山下さんどれだけアドリブブチこんでたんだ……って思った

K-POP無知マンだけどMONSTA Xがやばい

この数日で2022年こんなはずじゃなかったオブザイヤーな出来事が起きたので、記録しておこうと思う。

結論から言うと、MONSTA Xにハマりそうです。

前回の記事と重複する部分もあるが、ここ1週間の経緯をまとめてみる。

 

こんなはずじゃなかったと言うくらいなので当方K-POPに関しては全くの門外漢で、何なら自分には一生縁がないと思っていたジャンルだった。でも付き合いの長い信頼フォロワーにK-POPのオタクが数人いるのでここ3年ほど常に受動喫煙はしていたのと、K-POPのオタクのブログもいくつか読んでいたから、タイトルには「無知」って書いたけど全くの知識0というわけではなかった。0.1くらいは知識ある。

 

 

mito-913.hatenablog.com

前回の記事にも書いたのだが、MONSTA X(以下モネク)の存在自体は数年前から知っていた。わたしがこんなことになり、受動喫煙元のフォロワーが過去のツイートを調べてくれたのだが、どうやらわたしのTLに初めてモネクの名前が登場したのは2019年の春頃のようだった。「筋肉がすごい人がいる!!!」とあるフォロワーがウォノちゃんを好きになったのだが(彼は脱退しているので上のツイートにはいない)、最終的にフォロワーは別のグループのオタクになり、その受動喫煙を浴びた別のフォロワーがウォノペンになっていた。

そして2019年の秋頃に色々あり「フォロワー大丈夫!?!?」と思ったことも鮮烈に記憶に残っている。その結果ウォノちゃんはグループを脱退することになったのだが、フォロワーはモネクもソロになったウォノちゃんの活動も追っていた。なので相変わらず7人の情報がTLには流れていたと思う。とはいえ特に気に留めることもなく、ウォノちゃんはいつも刺激的なセルカをあげたり衣装を着たりしているなあということだけが印象に残っていた。この受動喫煙はめちゃくちゃ楽んでいたし今もそうである。

そんな受動喫煙期間が2~3年続いていたが、今月に入りフォロワーが「新曲出したのでよかったら聞いてください」とLOVEのMVを貼っていて、試しに見てみたらめちゃくちゃ気に入った話は前回の記事に書いた通りである。全ての要素が聞き手を気持ちよくさせるあまりにも天才の曲。

www.youtube.com

 

 

LOVEがぶっ刺さった後の話。わたしはモネクだとShoot Outが好きだったので久々にMVを見ていた。

www.youtube.com

これ久々に甘辛のバランスが絶妙すぎてめっちゃMVのセンス良いじゃん!!!!って感動した。治安の悪さと幻想的で甘い部分が混在していてめっちゃ好き。というかわたしこの曲のこと他の奴らなんか蹴散らして俺らが天下獲ったるでって曲だと思ってたんだけど、数年越しに字幕つけて聞いてみたらラブソングでビックリした。いやこれ韓国語ネイティブ以外で曲だけ聞いてこれがラブソングだって思う人0人だろ。こんないかついラブソングある? しかもラブソングはラブソングでも激重男の厄介ラブソングっぽいので結構歌詞には叙情的な表現が多い。殺意が強すぎるラップパートでも結構エモいこと言ってる。ビックリした。

ちなみに初めて見たときサビの直前に出てくるお耽美金髪碧眼美青年に衝撃を受けて(サムネの人)「これ誰!?!?!?!?!?」と聞いたら「ヒョンウォンだよ」と教えてもらったので、彼の顔と名前だけは一致していた。

 

 

ここで終わればこんなことにはならなかったのだが、フォロワーの「LOVEと同じくジュホンが作った曲でGAMBLERも好きなのでよかったら」というツイートを見て、素直に見てみることにした。今思えばこれが良くなかったと思う。

www.youtube.com

これ最初に聞いたときあんまり刺さらなかったんだけど、サビの「All in 했다면 다 이기는 game 일 벌리는 대로 판은 이미 race」ってフレーズがキャッチーで耳に残っていたので、日を置いてもう一回見てみたらいやめっちゃええやんとなった。曲めっちゃいいし何より「顔の綺麗な男たちが濃いメイクしてるの、最高…!?」となってしまった。

元々男性の濃いメイクがそんなに刺さらなかったというか、日本でもV系とか2.5次元とか濃いメイクをするような界隈でオタクをしたことがなかったので馴染みがないとかもあり、K-POPのスタイリングはあんまりハマらないなあと思っていた。あと黒髪厨(1度も染めたことのない黒髪と、染めたことある人の黒髪は違うとか言いだすタイプ)だから派手な髪色にバチバチカラコンみたいなのもあんまり……って感じだった。

なのにこのMVで濃いメイクの良さに気付いてしまい「全員イエベ秋みたいなメイク最高!(バカの感想)」とキャッキャし、濃いアイシャドウに真っ赤なルージュに釘付けになっていた。メンバーの顔ばかり見ていたのでこのMVが潜入捜査官が違法賭博の現場を抑える的な筋書きであることに気付いたの15回目くらいだと思う。

そのうち「名前はわからないけど最高にイカしたお兄さん」と思いながらMV見るの何かムズムズするなと思い、ちゃんとメンバーを覚えようと思い始めた。フォロワーのツイートやメンバー一覧を見ながら覚えた。パッと見いかついお兄さんたちだけどよく見ると顔の系統はかなりバラバラなので個体識別には苦労しなかったが、韓国人の名前に馴染みがなさすぎるし似たような響きが多くて顔と名前を紐づけるのに苦労した。韓国人の名前めっちゃ混乱しない…!?

 

そしてMVやアルバムの曲を聴き漁った。歴が長いから曲たくさんあってまだ全然digりきれていないけど、あれもこれもそれも良い曲じゃん!!!!となりアーティストとしてもめっちゃ良いと思った。最近ダウナーで不穏な感じがあって低い音がデンデンデンッってくるような攻撃性の高い重ため曲を求めているところがあって、何かその感じにハマってくれる曲が多いというか……音楽に詳しくないので全然上手く説明できないのだが。ダウナーな攻撃性を求めたわたしが最近ハマったアーティストはSub Urbanです。

Sub Urban - PATCHWERK (with Two Feet) [Official Music Video] - YouTube

Sub Urban - Isolate [Official Lyrics Video] - YouTube

 

まだまだ魅力を完全に理解したとは言い切れないけど、パッとわかりやすいところでモネクはラップラインがマジで良すぎると思う。ラップラインのラップが大好きすぎるんだが?聞き始めの頃はジュホンのラップがあまりにも激ヤバオブヤバすぎて「この人のラップが上手すぎる……」しか考えられなかったが、曲を聞きこみ始めるとチャンギュンのラップもあの声質が大好きなのでめっちゃ癖になるし記憶に残る。低音ダウナーハスキーボイス最高。方向性の違う攻撃性と尖り感があるので、聞いててめっちゃハイになってしまうんよな。

 

 

以下良いなと思ったMVを貼ってみる。

www.youtube.com

「Love Killa'」とか曲名だけでオタク絶対好き曲枠なのがわかるな……と思ったら思った通りだった。スタイリングの雰囲気とかMVの色調がGAMBLERと似ててめっちゃ好き。ただ恋愛ソングにしては歌詞があまりにも不穏すぎるし、どう考えても作詞家の先生が愛憎こじらせて殺し愛に発展するカプにハマっていたとしか思えない。

あと基本的にラップラインはここに来るまでに人殺してきましたみたいな顔でパフォしてるなと思うのだが、これは特に顕著で悪人面すごすぎて笑ってしまう。でもこれはMVが元々ヴィランたちなコンセプトなんだっけか。

 

 

www.youtube.com

シティポップ感強めの軽快な曲でめっちゃ洋楽っぽい。それでいてなんか宇多田ヒカルtravelingを思い出すような懐かしさもちょっと感じる。このMVについてフォロワーが「スティーブアオキヒョンが豪邸で7人を囲っているMV」と言っていてもうそれにしか見えなくなった。

あとこの曲がサンプリングされているNight Viewもめっちゃ良いよね。てかFATAL LOVEの曲全部好き。

Night View

Night View

  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

 

 

www.youtube.com

日本語曲。そのせいかJ-POP感というかLDH感をめっちゃ感じる。MVを見るとこの人たちの歌っていることがわかる……なぜ……!?という違和感がすごい。それはそれとしてサビで大きくビートチェンジ?するのあまりにも癖になる。前振りもなく突然ビートチェンジするの最高かよ。真剣に聞くとカタコト感は否めないけど、流し聞きしてると全然気にならんレベルだしK-POP慣れしてない人にもとっつきやすい曲だと思う。キヒョンの突き抜けるハイトーンボーカル最高だなあ。

 

 

www.youtube.com

頑張って映像からストーリーを理解しようと試みたものの終盤の浴槽のシーンで思考停止して何もわからなくなった。どういうことなんですか? この話をしたらミニョクとヒョンウォンについて補足したいことがあるとフォロワーがスペースでエピソードを教えてくれた。

2人は今の事務所とは別の事務所で練習生をしていたのだが(オタク大好きグループ結成前から付き合いがあるコンビ)、その事務所が倒産して他の事務所を探すことになった。ヒョンウォンは地方出身で実家から通うのが大変だったので、ミニョクが俺の家来なよと実家に一時的に住まわせてあげて同居することになった。だけど部屋にはベッドが1つしかなかったので2人で1つのベッドに寝ていて、ミニョクは寝相があまり良くなくて布団を奪ってしまうので冬場ヒョンウォンは大変だったという話だった。

途中まで「ふーんよくあるアイドルの同居話ね、そんなんじゃ驚かないよ」と思いながら聞いていたけど、ベッドの件でそんなことある!?!?!?!?!?と腰抜かしてしまった。この話を踏まえてMV見るとまた違うよということで教えてもらった話だった。

 

 

www.youtube.com

マジでこれめちゃくちゃ聞いてる。ジャニオタのみなさんは絶対に好きなので聞いてください。一生聞いてるんだが? いかつい男たちが爽やかな衣装着て爽やかで可愛いラブソング歌ってるのあまりにも"良さ"しか感じられない。ソロパートを繋いでいく形式なのも大好き。これはチャンギュンのソロパート聞くために聞いてる。あまりにも好きでしょ。可愛い曲に低音ハスキーボイスが癖になるし、ここの歌詞良すぎるし、ウォノちゃんとの絡みあんまりにも可愛い。

これをジュホンとIMが作詞して、ジュホンが作曲なのもあまりにも良すぎる。

 

爽やか可愛い曲だとウォノちゃんが手掛けた「ノルハダ」という曲もあるのだが、普通に聞いてる途中にボロ泣きして最後まで聞けなかった(?)今も聞けてないのだが……。ウォノちゃんの作る曲優しくて繊細な心が反映されすぎだと思う。

www.youtube.com

 

他にも色々好きな曲あるけどとりあえずこのへんで。

もちろん曲を漁る以外にも「曲聞くだけじゃなくバラエティ漁ってしまったら終わり」「好きなケミできたらマジで終わる(関係性オタクのため)」「Vライブ入れたら破滅」と言いながらアクセルとブレーキを両方全力で踏む日々を送っている。でも少しずつメンバーのキャラクターの解像度が上がってしまっているのがヤバい。

今まで日本のコンテンツにしか触れたことがなかったから、韓国アイドルにはビックリするポイントがたくさんあるのだが、これは別の記事にしようと思う。とりあえず年功序列が強いのと、オタクにめっちゃ愛してるよとか他のグループによそ見すな!って言ってくれるのとか、あまりにも無料コンテンツが多いのにめっちゃビビる。やめようやめようと思いながら指が勝手にペンサやヨントン(ビデオ通話)のレポを漁ってしまっているのだが、フォロワーから「ビハインドとかバラエティ漁る前にヨントンのレポ漁るのはマジでダメだと思う」って言われてわろた。K-POP、公式からの供給量が異常なのでオタクからのアイドル供給もあるから情報の洪水すぎる。

 

 

冒頭に書いたようにK-POPには完璧に門外漢だけど、フォロワーからの受動喫煙とか、オタクのブログをよく読んでいるので、兵役とか魔の7年*1という概念は知っていて。今のモネクはそれが同時に降りかかっている状況だということが即堕ち2コマのスピード感でわからされて、グループの存続に揺れている真っ只中だと思うから、このまま彼らのコンテンツを浴び続けて愛着を持っていいものだろうかと躊躇する気持ちがないといえば嘘である。もう残された時間は短いかもしれない。

でも過去を振り返ってみて、アイドルとしてのその人を推したいと思ったときには既にその人はアイドルをやめていて、せめてあと半年早く出会っていればラストライブくらいは行けたかもしれないのにと悔やんだことがあった。だからまあ、ギリギリの滑り込みだったとしても現在進行形に立ち会えているだけいいんじゃないかと考えている。とはいえ寂しい結末を告げるニュースがきたら普通にショック受けると思うんですけど……。

てかそれよりジャニーズにボーイズグループにLDH、声優のオタクを渡り歩いてきた経験則が全然役に立たねえ~~!!何も勝手がわからない!!オラワクワクっすぞ!!!!の気持ちが強すぎる。わたし基本的に同じ界隈で複数の推し作れない病なので(この病治したい)、常に全く未知の新しい界隈を求めていてるのだけど、そもそも生産国が違うコンテンツなんて未知の極みじゃん!!!!楽しい!!!!

全然勝手もわからない、何の先入観もないからこそ、素直にアイドルって尊い、わちゃわちゃしてるところが可愛い、この人たちがどんな人なのかもっともっと知りたいってワクワクと好奇心が抑えきれない。ここ数日彼らの動画をほぼ1日中見ているし、こんな気持ちになったのは本当に何年ぶりだろう?もう枯れていたと思っていた感情がよみがえってくる1週間だった。まあつまりは、とりあえず今はこのワクワクと好奇心の赴くままに身を任せてもいいんじゃないかと思っている。7年活動しているだけあって、どこから崩せばいいのかわからないくらいコンテンツが膨大にあるし、それに触れていくだけでもしばらく楽しめそう。

 

 

微妙に煮え切らない感じになったのは、言うてもまだふわふわしているからで、ちょっとこの先どうなるかわからない。とにかく今は未知のコンテンツたのしーーー!!!!という気持ちがめっちゃある。別に狙っていたわけではなく本当に昨日知ったことなのだが、今日が7回目のデビュー記念日だそうなので煮え切らなくても今日あげたかった。7周年おめでとうございます。これからも彼らの未来に幸がありますように!!!

 

 

あとマジでK-POP無知すぎるしコンテンツ膨大すぎて何をしていいやらなのでもし読者で有識者の方がいたら情報提供していただけるとすごく助かります。

marshmallow-qa.com

*1:韓国では事務所の契約期間が7年なので、ここで再契約しないメンバーが出たり解散してしまったりすることから

2022/5/6 最近聞いた音楽

ここ数か月くらいでよく聞いていた曲まとめ。ここ最近はTLの受動喫煙で知った曲が当たりが多くてホクホク。

 

 

FAKE ME FAKE OUT/Da-iCE

www.youtube.com

TLで曲名を見かけて何となくつべで検索してみたらイントロから絶対好きなやつだった。Da-iCEだと元々FAKESHOWが大好きなのだが、FAKEとつく曲に外れないな……と思った。作詞作曲を髭男の藤原聡さんが手掛けている曲で、わたしが令和にして髭男の曲を1曲も聞いたことのない人間なのでこの点に関して何も言えることはないのだが、とにかく気合いが入った曲なんだなということはわかる。めっちゃオシャレ。

あと花村想太くんの突き抜けるハイトーンボイスがマジでエグい。歌上手すぎやろ。このやんちゃな少年性をゴリゴリに残す歌声良いなあ。

 

INFERNO/Sub Urban & Bella Poarch

www.youtube.com

これはマジで一時期取りつかれたようにリピっていた。てか今でもかなりヘビロテしている。マジでヤバいから聞いてほしい。洋楽は全く詳しくないが、適当に見ていたインスタのリールでBGMで使われていたのをきっかけに知った。とにかくめちゃくちゃに中毒性が高い。2分15秒ととても短い曲なので延々とリピってしまう。ヤバい。最初こそ「こんな中毒性高いトラック作ったの誰!?!?」とトラックの方ばかり気を取られていたが、歌詞も聞き心地いい単語が並べられていてすごく良い。特に男性ボーカルのパート聞き心地の良さがエグい。英語の発音気持ちよすぎ!!!ってなる。

そしてこの曲のトラックとMVを作り、ものすごく聞き心地の良い英語の発音をするのはSub Urbanだとわかったので、彼の曲をめちゃくちゃ漁っていた。PATCHWERKとIsolateが好き。

ちなみに2人ともTikTokでバズったアーティストなので若者の間では超有名人。

 

UH OH!/Sub Urban feat.BENNE

www.youtube.com

6月に発売を控えたSub Urbanの新アルバムの1曲。MVがあるしコラボしてるってことはこれがリードトラックかな。これもすごく良かった。彼の曲の特徴は幻想的でダウナーでけだるげな中に不穏さや攻撃性があるところだと思うのだが、この曲でも健在。パッと聞いた感じポップなのだけど、何か不安にさせられる感じが癖になる。てかMVがめちゃくちゃ悪趣味で笑う。彼は動画クリエイターとしての側面もあるようなので、MVがどれも死ぬほど凝ってるし世界観強め。

INFERNOでも思ったけど女性ボーカルとの相性マジで良い。柔らかでけだるげな歌声なので、ハスキーでカッコ良い系の女性ボーカルとすごく噛み合っていて聞き心地が良い。

 

いけないボーダーラインワルキューレ
いけないボーダーライン~album version~

いけないボーダーライン~album version~

  • provided courtesy of iTunes

シェリル・ランカとワルキューレがお互いの持ち歌を交換するカバーアルバムが出たときにカバーの方を聞いて「めっちゃ良いじゃん!」ってなった曲。カバーも原曲も好き。原曲でいえば全てを美雲が歌っている本当のオリジナルよりも、2番がフレイアソロになっているアルバムバージョンの方が好きなのでこっちを貼った。

オシャレで凝った曲も好きなんだけど、何かこういう複雑怪奇な曲疲れたな……って思ったときにキャッチーでわかりやすい曲が多いワルキューレを気分転換で聞きたくなる。「いっちゃうかもね」がキラーフレーズすぎる。ブチ上がる。

 

How are you/INI

www.youtube.com

フォロワーがオタクをしていてあまりにも辛いことが立て続きすぎて、突然西洸人(左の黒髪の人)に沼落ちした結果受動喫煙した一曲。SixTONESのlove u...にめちゃくちゃ系統似てる。こういうオシャレで淡々とした感じでまどろんだ感じのある曲調何て言うんだろう?西くんのラップ聞き取りやすいしめっちゃ良い声で好きなのだが、フォロワー曰くダンサーとしての経験はあるけれど、特にラップの経験はない人らしくてビックリした。

 

LOVE/MONSTA X

www.youtube.com

マジでめちゃくちゃ聞いてる。全ての構成要素が聞き手を気持ちよくさせる天才の曲。聞きこめば聞きこむほど癖になる。MONSTA X(以下モネク)はフォロワーが数年オタクしているので、実は存在自体はそこそこ前から知っているグループである。そして正確に言えば主に受動喫煙をしているのはモネクというより元メンバーのウォノちゃんなのだが……。ウォノちゃんは毎度「そうはならんやろ」なセルカや衣装で楽しませてくれるので楽しく受動喫煙させてもらっている。

話がそれた。ラップがエグくてわろてしまう。サビのシャッシャッやばすぎて何?ってなった。シャッはshotだった。そう発音するのエグすぎるやろ。異常にラップが上手い人がいるのだが、その人こそこの曲を作ったジュホン氏なのがエグい。多分色々手の込んだ楽曲だと思うが、鋭く異常に上手いジュホン氏のラップと、ハイトーンのキヒョン氏のボーカルが分かりやすいパンチラインでめっちゃ気持ちいい。なんかHIPHOPなんだけど、R&Bっぽくなったりメロウな繋ぎがあったりめっちゃ面白いんだよねこれ……。

 

モネクといえば、Shoot Outが好きで結構聞いてたなーということを思い出した。久々に見てみたらMVの出来が良すぎてビックリした。

www.youtube.com

曲の始まりはあまりにもいかついしここに来るまでに数人殺してきたような顔をしているメンバーもいて、いかついアウトロー路線かと思わせておいて甘い要素も混ぜてくるのがセンス良すぎる。それにしてもこのMVのヒョンウォン氏のパートはあまりの美貌に度肝を抜かれるのだが、いかつく始まってるからあの甘いルックスが強烈に印象に残るのはあると思う。ビジュアル担当の正しい使い方を見られるやつ。

 

Blue Flame/LE SSERAFIM

www.youtube.com

韓国の音楽番組でのパフォーマンスを公式がつべにあげてくれるシステムマジで神。日本も見習ってくれ。これは宮脇咲良推しフォロワーからの受動喫煙である。A面?の方はさほど刺さらなかったのだが、こっちはめちゃくちゃ良い。何だろうこの感じ!?夜のドライブで流したい感じの曲。新しいのにちょっと懐かしさを感じるような。めちゃくちゃ良い。宮脇咲良さんのことは宮脇プロと呼んでいるのだが、マジで"可愛い"の貫禄がすごい。伊達に3回デビューしてねえな……ってなる。個人的にはチェウォンちゃんが可愛いと思う。

ただわたしは韓国の女性アイドルのパフォーマンスをまともに見るのはこれが初めてなのだが、みんな怖くなるくらい細い。ちゃんと食べてる?通り越して絶対まともに食ってねえだろ!!!!って思ってしまう……。

 

Valentine Eve's Nightmare/luz

www.youtube.com

わたしはあんスタの中でもこの曲が5本指に入るレベルに大好きなのだが、めちゃくちゃ良いカバーだった。原曲よりもキーを高くしているので、セクシーさよりもオシャレさと疾走感が増していて何だか別の曲を聴いているような感覚。すごく新鮮だったし、曲の別の魅力を引き出す良カバーだと思う。フルで聞きたいレベルだった。

 

 

音楽だけは年々ストライクゾーンが広がっていくので楽しい。やっぱり現代はHIPHOPに馴染めるようになるとグッと広がる。きっかけをくれたヒプマイとパラライに頭が上がらない。

2022/5/5 雑記

ここ数日カラッとした気持ちの良い天気が続いていて、睡眠を貪るには最高の日和すぎてずっと寝ている。現場行くかスタマイするか寝ているかしていない。ほぼ寝ている。そんなわけで雑記集。

 

 

山下さんがこういう企画に呼ばれるのめちゃくちゃビックリした。こういう役者としてではなく山下さん個人として出る企画あんまり縁がないと思っていたので……。

そして令和なのにYOASOBIをまともに聞いたことがない人間だったため、この告知を見て初めて「夜に駆ける」を聞いた。今はこういう曲が流行るんだ……以上の感情を何も抱けなかった平成のオタクだが、キーが変わったりアレンジが入ったりすると聞こえ方が全然変わると思うので蓋を開けてみるまでが楽しみ。

てか夜に駆けるについてフォロワーが「フィギュアと混ざる」と言っていてめっちゃわかるってなった。夜に駆けるを思い出そうとしても絶対フィギュアが脳内で流れてしまう。フィギュアの方が夜に駆けるよりも後に出た曲なので、夜に駆けるっぽい感じでとオーダーされた曲なんだろうと思った。

YOASOBI「夜に駆ける」 Official Music Video - YouTube

SixTONES – フィギュア [YouTube Ver.] - YouTube

わたしは何かしらキャラクターを背負っているときの役者としての山下さんが好きなので、こういう個人企画ってそんなにテンション上がらないんだけど、でもこういう個人企画に呼ばれるくらいにならないと、キャラクターを背負っていない本人の名前の価値が高まっていかないと、上昇していけない世界*1なのはものすごく感じているので、呼ばれたこと自体に価値があるやつだなと思っていた。今貼った「フィギュア」の歌詞に「ショーウィンドウに並ぶ僕ら 代替不可であれよフィギュア」というフレーズがあるのだが、こういうことを考えているとめっちゃ刺さるフレーズ。

 

 

次は華Doll*。先月発売されたICONで2ndシーズン終了ということで。

2ndシーズンになってからLoulou*diと交互の発売になったことで1stよりも発売に間が空いたりだとか、1stと比べると今後の展開への布石・繋ぎの意味合いが強いストーリーだったとかでモチベが失速気味。1stは(一見)寄せ集めのメンバーがぶつかったり支え合ったりしてデビューを目標に頑張るという軸があったので、ドラマチックだったしストーリーに波があってかなり楽しかったのだけど、2ndはあまり話が進展したとは思えず。明かされたこともあるけど、やっぱりそうかと驚きはなかったので……。でも話のクオリティは落ちていないと思うし、今後への助走期間であることは明らかなので繋ぎのシーズンと考えればこんなもんかなという。

あと公式が推しているコンビが全然性癖に刺さってないからモチベ失速してるのは絶対ある。こういうの公式と好みが合えば楽しいけど、合わないと微妙な感じになるよねえ……。でも眞紘と刹那の関係はめちゃくちゃ好きだから今後すごく気になる。既に数百万回言われているだろうけど、Might beは眞紘のこと歌った曲だと思う。

楽曲も6人時代から数えれば20曲近く出しているので仕方ない部分はあると思うが、2ndに入ってからはどれも凝っていてオシャレな反面ちょっと似たような曲が多い印象。アルバムボーナストラックのinfractionはジャジーな感じの今までにない曲で7人になってからの1番好きだったな。これがサブスクで聞けないのが残念……。

ただ3rdからはAnthos*とLoulou*diのドラマがもっと交わるのではないかと思っているし(むしろ本格的にクロスしてほしい)、早いところ眞紘と亜蝶の直接対決が見たい。どんどんしたたかさや安定感が増している眞紘と、逆に感情の振れ幅が大きくヒステリックさが目立つ亜蝶の絡みは面白いことになりそう。そしてゆくゆくはAnthos*とLoulou*diのキャスト全員集めたイベントやってください。

 

 

こちらに感想は付け足したのだが、改めてみな商のことも。

正直そんなに期待していなかったというとアレだが、BLCDをある程度聞くようになるとこういうプラトニック系の絡みシーンが全くないような作品に食指伸びにくくなるんだよね!不思議。エロのないありきたりな話とエロのあるありきたりな話だったら後者の方がいいという理屈と、ここ半年くらいの山下さんのBLはプラトニック系が割と続いていたので食傷気味なところもあり。男はじくらいの濃厚な作品が続いていたときにこれならまだ気分転換にもなるけどね……。

当初の予想通りこれはBLCDとして聞くと非常に物足りないけれど(話はやっぱりありきたりなので)、BL要素のある一般作品くらいの気持ちで聞くとちょうどいい。どうも話の感じからして日常ものの要素が強くて、はよくっつけ!!!と思いながら見る作品というよりは、両片想いの2人が織りなす日常を楽しむ作品のような感じがする。縦糸よりも横糸重視なのかな。こういう進展がスローテンポな作品はドラマCDよりもアニメやドラマの方が映えそうだなと思った。30分の尺だとしたらAパートで1話、Bパートで1話みたいな。

ただ今の山下さんが湊晃というキャラクターを演じるのはすごく聞いていて面白かった。やや誇張気味なところもあるけれど、ちゃんとアラサーしているアラサーのキャラクターで、相手が男子高校生というのもあってアラサーの年齢感が強調されていたように思う。それを30歳目前の山下さんが演じるのがすごく面白い。

シンと同い年のように聞こえたらダメだからある程度大人感は出ないといけないし、かといって大人すぎても湊さんのまだまだ青臭いところを拾いきれないので、今の山下さんだから演じられる役だなあと思った。キャラ設定は全然違うけれど86のライデンもそうだったなあ。若手だとBLに限らずアニメでも10代の役を振られることが多いと思うので、アラサーのときにアラサーのキャラが振られるってよくある話でもないがする。そういう意味で良い役もらってるんだなあと思わされた。

 

そんなこと言いながら1番リピっているのはDK時代の湊さんが出てくる回想シーンである。30秒程度しかない回想シーンめちゃくちゃリピっている話をフォロワーにしたら「これが本物の飢餓状態*2なんだ……」と哀れまれてしまった。ツンデレ生意気な感じが異常に可愛い。山下さんは元の声質は全く可愛い系ではないのに台詞回しで可愛く聞かせるの本当にすごい。

この回想はツンデレ生意気な口を叩きながらも、想いを寄せている先生に突然キスしてそのまま走り去るというシーンなのだが、この軽いキスシーンだけでわかる山下さんのキスSEの上手さよ……。ビックリしたし鬼ほどリピってる。唇を離したときに漏れる吐息の甘さが最高。ずっと聞ける。このSEだけで甘いけどほろ苦いキスだったんだなってことがわかる。SEって台詞ではない分注目されにくいけど、SEの上手い下手で没入感が全然変わってくるので、そこも的確に決めてくれる山下さんの芝居マジで最高だなーーー!!!ってなった。

あとこのシーンの山下さんはめちゃくちゃBL演技してる感じがした!これはわたしだけが思っている可能性が高いのだが、山下さんって特に受けだと第一声から受けなのがわかる(男に抱かれるシーンが想像できる)演技をするなと思っているのだが、現在軸の湊さんは受けなのにBL演技の感じ全然しなかったな。作品の雰囲気に合わせて、BLっぽくしすぎないようにしたんだろうか。みな商が一般作品っぽく感じたのは、山下さんからBL演技を感じなかったからかもしれない。これ本当に調整してたんだとしたら、その山下さんのバランス感覚めちゃくちゃ好きだな……。

 

 

単独の記事にするほどでもない方を1つの記事にまとめたのだが、みな商の話とか普通に独立させてもよかったな。でも「雑記」として書く方が肩の力抜いて書ける分、正直な言葉が出てくる感覚があるので(どうせ読まれてないやろという気持ち)、このスタイルはやめられない。

*1:ここで言う「上昇」は大きな作品の大きな役をたくさん掴めるようになること

*2:常に山下さんのBLCDに飢えている

フォアレーゼン 茨城公演

 

正直単独で記事書くつもりなかったけどめっちゃ楽しかったから書く。

本当は確か去年の秋頃上演される予定だったものが今になった演目。フォロワーと「キャストが俺ら向け」「賄賂積んだかもしれん」と大喜びしたことが懐かしい。

 

話の舞台は江戸時代(幕末に近い)の水戸藩。色んな陣営の思惑が入り乱れる話なので、演者が3人に対して登場人物は10人前後いた気がする(メインキャラとしては5人くらいかな?)。だから兼ね役が多くて、特に何も予習していないと少し全体図の把握に時間はかかった。1人が正反対の立場の役柄を兼ねていたりもしたのだけど、でも思ったほど混乱しなかったのは整理された脚本と演者の力だなあと思った。全く予習せずにいったから何もわからなかったんだけど、史実に沿った話なんだね。

3人しかいないしキャストごとに感想を書いていく。

 

まず崚汰くん。

終演後フォロワーとずっと「崚汰くんヤバかったですよね!?!?!?」「崚汰くんが優勝」と大盛り上がりした。上手い人ということは知っていたのだが、生でガッツリお芝居を見るのは初めてだったので、開幕度肝抜かれた。マジでエグい。

まずナレーションの上手さがすごかった。第一声「声めっっっっっちゃ良いな!!!!」からの「ナレーションうっっっっっま!!!!」だった。歴史ものなので、まず前提知識として説明しなければならないことが多いし、難しい言葉や聞き慣れない名前も多いので、下手すれば退屈で眠たい説明台詞にしかならなかったと思うのだが、崚汰くんのナレーションは素晴らしく聞き心地が良かった。ランチ食べたばかりの午後公演だったけど、全然眠くならなかった。そこに感動した。

1時間という尺の都合上ナレで説明するだけで済ませる場面も多いので、ナレがかなり肝になっていて、ここが下手だったら他が上手くても退屈な物語と化していたところをやりきっていたのは本当に素晴らしかった。

それでいてキャラクターも複数人演じていたのだが、ナレからキャラ、キャラからナレへの秒速切り替えもすごかった。クールビューティー系から、中年っぽい感じ、老人っぽい枯れた感じ、引き出しの多さがすごいし、そのへんの切り替えは崚汰くんが1番上手かったなーと思った。涼しげにナレしてたかと思えば、次の瞬間必死な形相で山野辺に状況を訴えるおじいちゃん兵とかになってたりするからマジでヤバかった。ちなみに崚汰くんだとアスクレピオス先生のトーンが大好きなわたし、"男"のトーンに大歓喜していた。「この声しゅき……」しか考えられなくなった。

3人の中では最年少、23歳でこの仕上がりエグいて……と恐れおののいていた。隙のない仕上がりにはこの若さで……と思ったけど、芝居が全体的にギラギラしていたのは若さだなあと思ってニコニコしていた。

あとアフトで山下さんが崚汰くんのことべた褒めしていたし、トイレで崚汰くんに告白までしたそうなのだが、その気持ちメッッッッチャわかる!!!!ってなった。本当に圧倒されたし、強烈なインパクトだったな……。

 

次、千晃くん。

演技の感想の前に。忠義と三左衛門は別の人にやらせた方がよくなかった?って思っちゃった。忠義は山野辺の忠臣で、三左衛門はこの作品(山野辺視点)での悪役で立ち位置が真逆のキャラクターなのだが、それを絵のない朗読劇でやられると個人的にその都度頭を切り替えないといけないのが感情移入をぶつ切りされる感覚があった。どちらも重要なキャラクターな分、どちらかに集中させてほしかった感。千晃くん自体はどちらのキャラクターもしっかり演じきっていたと思う。

千晃くんはこの1年とか1年半ほどでだいぶ特色とか得意分野を感じられるようになってきて、とにかくまっすぐで意志も気も強そうな感じが根っこにあるなと思う。なのでとにかく自分の目指すことにまっすぐなキャラクターであればハマる、善悪は問わないっていうのが今回の朗読劇で思ったことかな。最近主人公がすごく多いけど、悪役らしい悪役もかなりハマっていて面白かった。主人公にピッタリなあのまっすぐな感じが、そのまま悪に反転する感じが新鮮だったし、悪役でもまっすぐだからこそ目的のために手段を選ばない役にハマっていたと思う。

忠義はいわゆる千晃くんがよくやりそうな役という印象。殿にまっすぐな忠誠を誓う家臣。この作品は山下さんと崚汰くんがバチバチ言わせていた場面が多かった印象があるが、忠義が最期瀕死になりながらも敵の首を折るシーンなんかはめちゃくちゃカッコ良かったし印象に残ったので、自分の見せ場ではちゃんと爪痕を残して蚊帳の外にならない存在感があったのがすごく良かった。

 

最後に山下さん。

山野辺というキャラクターの解釈が難しくて、観劇直後はなかなか感想を言語化するのが難しかったのだが、一日おいてまとまってきた感がある。

山野辺の解釈が難しかったのは、ノー予習だったのでこれがハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、彼をどういう風に捉えていいのかがわからなかったからだった。わたしの結論としては、彼は群像劇の主人公的な感じで捉えた方がしっくりくる。彼は結局三左衛門の策略にハマった挙句城や家臣たちを失い、奥方を取り戻すこともできず、最後廃人になるという何も成し遂げられなかった男なので、ヒーロー的な主人公として見ようとするとしっくりこなくなる。これは単に山野辺の出番が多いだけの物語として俯瞰的に見る方がしっくりくると感じた。

とはいえ観劇中は山野辺の掴めなさにどうもフワフワした印象しか残らないところがあったのだが、山下さんがアフトで「あまりヒロイックになりすぎないようにした」「掴みどころのないどっちつかずさを意識した」ということを言っていてかなり合点がいった。このフワフワした感じは狙ったものだったんだなと。やっぱり山下さんそういうパワーコントロール上手いし的確よなあ……。もっと山野辺を悲劇の主人公としてヒロイックに描けるのにそうしなかった山下さんのバランス感覚すごい好きだし、だからこそ歴史において絶対的な正義や悪はないというメッセージが伝わりやすかったと思う。

そんな難しい立ち位置の山野辺を破綻させず演じていたのがすごいなと思った。主人公っぽいけど全然主人公じゃない感じを絶妙なバランス感覚で表現していたというか。山下さんって決めるべきところはバシッと決めてくれるけど、逆に決めるべきでないところを決めない力を抜く上手さがあると思う。崚汰くん演じる"男"に対して、敵の罠と分かっていても奥方のために敵陣に向かうことを力説している場面とかの微妙に響いてこない感じとかね!結局彼のその選択のせいで大勢の家臣の命と城が失われることになったから、あそこは別に響いてこなくていいんだよな。大事な場面で情に流されて誤った判断をしてしまう人間の愚かさへの風情とか愛しさはあったけど。

最後の廃人になる演技は薄気味悪くて哀れでめっちゃ好きだった。子守歌めっちゃぞわっとした。山下さんはダウナーで爪痕残してくる感じが好きだ……ローテンションでの感情表現の引き出しがめっちゃ多いと思う。好き。

 

 

こんな感じかな!全体の話をすると、ただただ上手い人ばかりでめっちゃ良かったって思った。上手い人同士の芝居だと掛け合いに火花が見えるというか、芝居と芝居のバトルみたいな感じがして見ていてめっちゃ楽しかった。座組って足し算じゃなくて掛け算で、良い役者と良い役者が揃うと相乗効果でものすごい熱量のものが生まれるというか。逆に上手くない人が来ると他がどんなに良くても×0で0になったり。何かそういうことを思うような作品だった。

崚汰くんが開幕トップギアで剛速球を投げまくっていたように思えたし、何なら途中まで一人勝ちしている気すらしたのだが、それに2人が押し負けないし対等に火花散らしてる感じがすごくワクワクしたし、最後まで見終わると対等なパワーバランスの3人だったなという印象が残った。マジで良かったし生で浴びられて本当に良かった。自分がこれまで見てきた朗読劇の中でも上位に入る良さだったな!

 

書き始めて自分の中でも上手く言語化しきれていない部分があって、思ったこと考えたこと全部書ききれてはいないのだけど、これ以上書くと本格的に取っ散らかりそうなので(既に取っ散らかっているが)、とりあえずこのへんで。