長文置き場

備忘録

スタンドマイヒーローズ in サンリオピューロランド 

昼夜参加してきたのでサクッと感想。アーカイブ配信もあるよ!

 

 

山下さんが演じているキャラクターの中でも、神楽亜貴ちゃんはめちゃくちゃお気に入りのキャラクターなのでこのイベントを楽しみにしていた。あと人生初ピューロだった。

 

尺的にはコンパクトなイベントで、1部が1時間ほど、2部が1時間20分ほど(1時間半はなかった)だった。流れとしてはトーク→朗読劇→即興劇→ポチャッコ・シナモンとのジェスチャーゲームというもの。コンパクトながら満足度は高いイベントだったのだが、唯一言えば昼夜で朗読劇は変えてほしかったかなぁ。そこ以外は満足。

 

 

まずは1部の感想から。

最初に今回の山下さんのスタイリングめっちゃ好きだった。自前だよね?わたしは常々山下さんは明るい色の服を着ているの方が好きだし、むしろ暗い色より明るい色の方が似合うと思っているのだが(黒を筆頭に暗くて重たい色ばかり着てくるよね~~~~)、今回は亜貴ちゃんをイメージしたのか、淡くて薄い水色のトレーナーでこれこれこれこういう色よ!!!!ってなっていた。山下さんみたいに黙っているとクソ真面目に見えて、濃くてハッキリした顔立ちでない人はパステルカラー着て明るく爽やかに見せた方がいいのよ!

 

イベントの中身の話。まず登場時のツンデレ亜貴ちゃんで「は?天才?」ってなっていた。開幕パンチが強い。これは袖で言っていたのかな?山下さんの姿を見るたび、何であんなに可愛くて可愛い爆萌えツンデレお姫様の声がこの人から出るんや……ってなるよ(?)

トークでは演じた当初と今でキャラクターの印象で変わったことはありますか?という質問の回答が印象に残った。山下さんは「演じた当初は神楽より年下だったのが、神楽の歳を追い越した今になって、歳を重ねるたびにこういうときにはこういうことを言ってしまうよねみたいな神楽の気持ちがわかるようになってきた(ニュアンス)」と答えていた。演じるキャラクターの年齢追い越すのエモくね? これぞ長寿コンテンツの醍醐味な気がするし、若手声優だと10代の役を演じることが多いと思うので、演じている中で役の年齢を追い越すのはなかなかできない体験かもしれないなと思った。

 

朗読劇は4人でそれぞれのキャラのピューロに来たときの様子のタレコミメールを紹介していくストーリー。ここにはいないキャラクターたちにもしっかり触れている内容。何かこのメンツだと亜貴ちゃんしか一貫したツッコミ役いなかったの面白かった!w

ただダイジェスト的に色んなキャラクターのピューロでのはしゃぎっぷりを紹介していくストーリーなので、内容としてはかなりあっさり。せっかくの謎メンツなので、4人の絡みにフォーカスあてても良かったと思うけど、3年ぶりのイベントだしここはお祭りみたいだと思って。てか書いた後にコラボイベプレイしたから気づいたけど、これピューロイベの後日談になってるんだ!めっちゃ納得!

 

続いては胸キュン即興劇コーナー。2人1組に分かれそれぞれ彼氏役・彼女役になり小道具を使いつつお題に沿った即興劇を披露していくというもの。なお感染症予防の観点から先攻チームが1度使った小道具を後攻チームは使えない。1部でのチーム分けは山谷くん・柿原さんの警視庁チームと、しらいむ・山下さんのRevelチーム。

警視庁チームのお題は「キャラクターと一緒に写真撮るのを恥ずかしがる彼女を励ます胸キュン台詞」で、Revelチームは「彼氏そっちのけでキャラクターとのグリーティングに夢中になる彼女を振り向かせる胸キュン台詞」だった。これ胸キュンじゃなくてコントになるのは安定の流れだったけど、どちらも面白かったなー!!!

先攻チームがしらいむをキャラクター役に指名してたんだけど、しらいむの動きが面白すぎて全然2人のやりとりが頭に入ってこなかったw

後攻チームはしらいむが彼氏、山下さんが彼女を演じていたのだが、山下さんの「悠介とは毎日会えるけど、クロミとは今しか会えないの!」というセリフが謎にオタク感情への解像度が高くてめっちゃ笑った。基本みんな裏声で話すし一斉に喋るので誰が何を言っているのかわからないカオス空間だった。

 

最後はポチャッコ・シナモンを交えたジェスチャーゲーム。ポチャッコとシナモンがジェスチャーする側で、キャスト4人が回答者。ジェスチャーゲームってよほどのことない限り誰がやっても面白い鉄板コーナーよなと思っていたが、案の定ゲラゲラ笑っていた。シナモンの可動域が狭すぎて、ほぼポチャッコしかまともにジェスチャーできておらず「シナモンの情報量が……」とキャストに言われていてめっちゃ笑った。柿原さんとか2部になってもずっとシナモンいじってたよねwww シナモンのビリヤードは2部でもずっといじられていたし、めちゃくちゃ可愛かったwww

 

お次は2部。

トークだとキャラクターと似ている部分は?という話が面白かったかな。山谷くんに「誠一郎くんは毒吐くイメージ全然ない」と言われて「自分があまり毒吐けないからこそ毒吐くのが楽しい」と答えていたのが印象的だった。毒舌亜貴ちゃんもそうだし、BLCDでちょいちょい演じる傲慢な攻めといい、山下さんは硬派で誠実そうな人柄や声質からは想像できないような役にバチっとハマるの面白いよね。

特に亜貴ちゃんみたいな生まれが良くて努力家で才能あるがゆえにプライド高く(要するにお姫様系)そこからくるツンデレ毒舌キャラって、ここに山下さんをキャスティングしたcolyに頭上がらない。センスありすぎやろ。てか山下さんはあの声からは想像できないかもしれないけど、古き良きお姫様系のツンデレもできることもっと知られてほしい(?)亜貴ちゃんみたいな系統のキャラクターもっと聞きたいんだけど!

話がそれた。神楽について、そのストイックさに自分が影響される部分もあるし、自分の憧れを乗せたキャラクターだと語っていたのもすごく印象に残った。

 

朗読劇は両部共通。アドリブも特になかったので両部で大きな差異はなかった。話の流れが分かっている分1部よりもよりお芝居に意識できたというか、マジで亜貴ちゃんの声が聞こえる……ってなってた(?)台詞回しとかいつもゲームで聞いている大好きな亜貴ちゃんそのままだ……と当たり前のことを噛みしめていた。神楽亜貴ちゃんの声って本当に山下誠一郎さんから出てるんですね……????

 

お次の即興劇。今回のチーム分けは1部からシャッフルして、先攻の柿原さん・しらいむペアと、後攻の山谷くん・山下さんペアに。先攻チームがピューロでのプロポーズ、後攻チームはジュースを服にブチまけて落ち込む彼女を励ます彼氏というお題。

先攻チームが使った小道具を後攻チームは使えないというルールを悪用し、先攻ペアが小道具を無理やり全部使っていて悪い先輩すぎてめちゃくちゃ笑ったwww 

小道具使えない中でエチュードどうするのかな~~山下さんなら何かやってきそうだけどな~~とワクワクしていたら、開幕彼女役山下さんの「さっき何か変なバカップルにあたしの持ってたグッズ全部取られて、その衝撃でジュースこぼしちゃった」「何なのあいつらサイテー!!!」というアドリブで、めちゃくちゃに笑ってしまった。笑いと共に拍手も起こっていた。いやこんなの天才的な話の始め方すぎるじゃん……!そこから柿原さんとしらいむもバカップル役でエチュードに参戦してきて、結局4人のコントになり、小道具が使えない縛りプレイからこの流れを作った山下さんすご……!となった。

これ何度も言っているのだが、山下さんは素で話しているときはおっとり系で熟考しながらじっくり言葉を紡ぐタイプの印象がある。あとシャイだからなのかボケが空回りしたりすぐにボケを取り下げがちだな(もっと自信持って貫いていいよ!って思ったりする)と感じることも多いのだが、こと芝居になると的確に周囲の流れや状況を読んで瞬時にアドリブを繰り出してくるので毎回ギャップに驚く。役者モードになると普段より頭の回転の速さにめっちゃバフ乗ってるよね????あと先輩に対しては緊張しいなイメージもあるけど、86では大先輩のアドリブに真っ先に切り返したり、今回も先輩を巻き込むようなアドリブをしていて、そこの度胸?もギャップよなあ。何かこういう役者モードにオンになる場面めちゃくちゃカッコ良くて好き。

 

そして最後はポチャッコとシナモンとのゲームコーナー。1部とは変わり、みんなでジェスチャーを合わせるゲーム。衝立をしてお互いのポーズが見えないようにして、それぞれポーズを取り、ポチャッコかシナモンのどちらかと合えばOKというルール。

これがめちゃくちゃ面白かった!!!!!!!面白すぎて途中涙が出てしまった。1部ではまともだったポチャッコがここで大ボケをかますようになり、ポチャッコの独特なボケとシナモンの可動域の狭さにより難易度が鬼のように上がってしまっていて本当に笑えた。「バスケ」がテーマで俺自身がゴールポストだ!のポチャッコは本当に笑った。その発想はなかった……。

バスケゴールのボケが面白すぎて(あれウケ狙いじゃなくて割と真面目に考えたやつじゃないかと思ってる)、なんかキャストのポチャッコのボケへのハードルが上がっちゃって、2問目のポチャッコめっちゃ頭抱えてたの可愛かったな!w 3問目の「アフタヌーンティー」のポチャッコの俺自身がケーキスタンドだ!と、シナモンの俺自身がアフタヌーンティーだ!のWボケめちゃくちゃ最高だったwww

声優イベントなのにサンリオの2人が出てくるコーナーでは、本当にこの2人のインパクトが強すぎたのさすがっす……という気持ち。表情は変わらないし喋らないのに、動きだけで表情や感情がわかるの本当にすごいなと思ったし、わたしはもちろんだけど、成人男性であるキャストも可愛さにメロメロになってたのすごくわかる……。山下さんは限界オタクと化してたし、ポチャッコやシナモンの動き真似してたの微笑ましかった。

今までサンリオとはあまり縁のない人生を送ってきたのだが、今回のイベントでサンリオキャラクターのことも好きになれて、そういう意味で本当に良いコラボイベントだったなと思った。今回はただただ現場に行くためだけのピューロで全然満喫できていなかったので(この前の北海道と全く同じパターン)、またリベンジしたいなと思った。ミーグリ行きてえ!

 

というわけでめちゃくちゃ楽しいイベントだった。今月は先週からハイカロリーな現場が立て続いていたので、こういうゆるゆるとした可愛さと癒しに満ち溢れたイベントすごく体に染みる。これが4月ラスト現場なのだが、締めの現場としてもちょうどよかった!来週の土日は久々にゆっくり休めるけど、GWになったらまた現場なのでしばらく忙しそうだな!