長文置き場

備忘録

1泊2日北海道弾丸遠征冒険記

4月9日から10日にかけて一人北海道弾丸遠征をしてきて、自分のオタク人生の中でもかなり濃厚な2日間だったので記録に残しておく。遠征の記録がメインで、現場の感想はサラッと。気力があったら現場の感想も書こうと思う。

中身としては4月9日にSixTONESのツアーの夜公演に参加し、4月10日に86の1周年記念イベントに昼夜参加した。遠征慣れしている人が読んだら、当たり前のことでオロオロしたり驚いたりしているなと思われるかもしれないが、わたしにとっては大冒険だったのであたたかい目で読んでほしい。

 

1日目

経緯

ここは箇条書き。

  • SixTONESのツアーに申し込んだのは年末で、当初はフォロワーが当ててくれた宮城公演のみ当選していた(中止になっちゃったけど)
  • 86のイベントが発表され、昼公演の円盤先行に申し込み当選する
  • その後ストの北海道公演に復活当選したため、急いで便を確保する
  • 復活当選した段階では86のイベントの開演時間が発表されていなかったため、それに合わせて便を取ることはできなかった
  • 86イベの開演時間が発表されるも、早朝北海道を発たないと昼公演には間に合わず、フォロワーとの観光の時間も考えて昼公演参加を断念
  • 行けなくなった昼公演を譲ろうと考えたが、本人確認が厳しくリセールもなかっため*1譲ることができず死にチケに
  • 9日当日、フォロワーが体調不良気味ということで行けなくなり急遽一人旅に
  • 一人旅なら観光よりも死にチケ回避を優先させたかったので早朝に北海道を発つ弾丸遠征を決行

こんな感じ。色々ありすぎた。

そもそもわたしのスペックとして、北海道遠征はこれが初めてで飛行機自体に不慣れだった。最後に乗ったのは高校の時の修学旅行以来で搭乗手続きの記憶はほぼなかった。何かあったときに怖かったので空港に出発2時間前に着くように予定を組んでいたほどだったのだが、これは正解だった。

 

前日~羽田空港到着

前日に既に色々ありすぎてヤバかった。ボイメンに関して衝撃的すぎるニュースが飛び込んできて、翌日はストだというのにボイメンのことしか考えれなかったし、フォロワーとずっとボイメンの話をしていた。ボイメンで頭がいっぱいになっている中に、フォロワーから体調ヤバいからもしかしたら明日行けなくなるかもという連絡が来て更にてんやわんやした。

 

当日になって今回は見送るという連絡が入り、支度しないといけないけど予約の変更や諸々の手続きもしないといけないでパニック。旅行にソワソワして早起きしすぎるという遠足前の小学生メンタルで何とか助かった。これでアラーム通りに起きていたらもっとヤバかった。こうして北海道遠征初で飛行機に不慣れなのに当日急遽一人旅することになってしまったオタクが誕生した

となるとチケットが1枚余るので、空席作るのイヤだなあと思いツイッターで譲渡に出すことに。てかジャニーズで定価+手数料で譲渡すると当日チケでも秒で通知鳴りやまなくなるので笑う。譲りたい人の条件は色々あったものの、焦っていて未成年・取引垢不可しか条件を提示できなかったので、文章にはないけどこちらが知りたい情報をあらかじめ記載してくれる人は非常に好感が持てた。大量の応募来るといちいち「これはこうですか?」って聞くの面倒くさいんだよね。最初から札幌在住ですとか札幌にいますとか言ってくれる人めっちゃ助かった。

ただそもそも焦っているところに譲渡の対応というタスクを増やしてしまったために、メガネと翌日分のコンタクトレンズを忘れるという大ポカをやらかしたので、支度の最中じゃなくて空港に向かう最中に募集ツイ出しておけばよかったなと反省。空港に行く間はずっと譲渡の対応をしていたので空港に着くまであっという間だった。

ちなみにジャニーズの同行者登録は一度登録してからの変更が簡単だったのでそこはすごく良かった。

 

羽田空港~新千歳到着

乗るのは14時発の便だが12時に羽田空港に到着。予約済みの航空券の発行や手荷物を預けるまでは10分以内で終わってめっちゃ簡単だった。このあたりは他の人がやるようにやれば大丈夫だった。土曜日ではあったものの特に連休でもなかったので空港は非常に空いていた。ここから旅行用のスキンケアを買ったり、コンタクトを使い回すための洗浄液を買うなどしていた。羽田空港何でもあって助かる。

ご飯も食べた。

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出たきた瞬間アツアツすぎてブクブクしていたのが良かった。おいしかった。

2時間前に着いていると必要なものを調達してのんびりご飯食べても余裕があるくらいだったので(混雑具合にもよるけど)、かなり余裕を持って空港に到着していて本当によかった。札幌についてからはブラブラしている時間全くなかったし。

 

出発40分前くらいに手荷物検査を受けた。めちゃくちゃ空いていたので数分で終わった。羽田空港だと搭乗待合室にもレストランやお土産屋があったのすごく良かった。ここまで来ればあとは乗るだけなのでもう安心。すごく空いている状態なら空港1時間前に着いても時間余りそうだなと思った。さすがに30分前到着はややキツいけど。

そして搭乗!

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飛行機に乗るのン年ぶりとかなので、乗った瞬間ワクワクとほんの少しの不安感があった。離陸の瞬間はマジで楽しかった。アトラクションだった。思いのほか滑走するじゃんと思っていたし車に乗っている感覚とほぼ変わらなかったのだが、離陸の直前急激にスピードアップしてからのワクワク感がすごい。

これが羽田を発ってすぐの景色。

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こっちは新千歳近くの景色。

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東京はビルがぎゅうぎゅうにひしめきあっていて、北海道に入るとほぼ全面田んぼでたまに住宅がある光景なのめっちゃ面白かった。着陸するために高度を落としているときのふわっと感がまあまあ怖かった。アトラクションでも落ちているときのふわっと体浮く感覚が苦手なのだが、体がふわっとしてるときってその直後大けがするか死ぬかだから生物的な本能として恐怖感じるよなーと考えていたりした。

あとキットカットもらった。帰りにももらえた。

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真駒内アリーナ到着

新千歳空港に着いたのが15時40分。開演は18時なので、ホテルに荷物を置く時間も考えると全然時間の余裕がなかった。当初の予定ではすすきのにホテルを取っていたのだが、早朝に北海道を発つなら空港に近い方がいいと千歳のホテルに変えていた。今思えばすすきのにホテルを取っていたらバスと電車どっちがいいんだろう!?と迷ってしまっていたと思うが、千歳なら電車一択になので選ぶコストが減ったのは助かった。というか北海道の電車高くない!?りんかい線か!?あと乗るとき指定席の列車もあって、これに乗っていいの!?ってめっちゃビビった。

そして指定された入場時間である17時~17時半には間に合いそうもなく、真駒内駅から会場までのバスも時刻表わかんねえどうなってるんだ!?スムーズに乗り継ぎできるの!?と不安で、同行者の方に会場じゃなくて真駒内駅で落ち合ってもらっていいですか?と頼み込んだ。快く対応してくれて本当に助かった。

真駒内駅に到着したのが17時23分。駅から会場まではシャトルバスが何本も出ていて、17時半発が最終だと同行者の方に教えてもらったので本当にギリギリ。シャトルバスに乗るところまでくるとようやく一息つけるという感じ。

 

会場入り~公演

バス停から少し歩いたところに会場があった。敷地の入口から会場の入り口までも少し歩いた。入口にある座席ガチャ。結果はバクステ寄りのスタンド席。初めて来る会場だったため、バクステ寄りのスタンド席ってことは結構遠いなと思い同行者の方に「遠い席ですみません!」と謝った。でもその後席番を見て「あれ、これスタンド最前じゃね……????」と気づく。

本当にあまりにもヤバすぎる席だった。外周が目と鼻の先だった。あまりにも近すぎる。今までに行った全ての現場を思い返してみて、最前に入った経験は何度かあるが、こんなに近いのは生まれて初めてかもしれない。実は以前にも1回これまたストの横アリでスタンド最前に入ったことがあるのだが、横アリとは全然違った。

真駒内のスタンド最前は客席と外周の距離が近いのはもちろん、高低差があまりないのもヤバい。横アリはもっと高低差があった気がする。ステージの見え方からしても、さすがにメインステージは遠いが双眼鏡を使えばハッキリ見える距離で、センステはやや遠いものの肉眼でメンバーの顔がハッキリ判別できたし(双眼鏡じゃなくて舞台用のオペラグラスで十分レベル)、バクステは完全に肉眼でハッキリ見えた。バクステは真横から見る形だったのでフォーメーションは分かりにくかったが、真横を見ながらパフォーマンスしてくれることも多々あったので満足。総合して双眼鏡いらん席だった。

身を乗り出せば触れるくらいの距離にメンバーみんな来てくれたのでヤバかった。セトリやパフォーマンスどうこうを考える余裕などなく、近さとメンバーの存在そのものに圧倒された。圧倒されすぎて現実の出来事だと受け止め切れなくて、今でもあれ夢では……?って思っている。至近距離をゆっくり通過していく北斗くんに気を取られていたら、横から近づいてくるジェシーと慎太郎くんに気付かなかったみたいな事案が発生していた。

みんながみんな現実離れした顔の美しさとスタイルの良さだったので、現実を現実と認識できなかった。顔小さすぎてビビり散らかす。骨格どうなってんだ?驚きがある一定ラインを超えると声も出せず瞳孔かっぴらいて固まることしかできないんよね。発声禁止じゃなかったとしても声出せなかった思う。

 

というわけでメンバーについての簡易感想。

ジェシー:映像で見たまんまのジェシーがいる……!ってなった。全体的にノリノリで楽しそう。陰キャでも怖くならないタイプの陽キャ

○きょも:高貴なオーラがヤバすぎる。一目でわかる平凡な庶民との格の違い。色白小顔すぎるし顔立ちの造形美が現実離れしすぎてる。マジで作画が少女漫画。それでいて結構ファンサに応えていて、ファンサして沸くオタクの様子を見てニコニコした。

○じゅりくん:めっちゃ細い。オーラがパリピすぎてマジで間近に来られると陰キャなので本能的にビビり散らかしてしまう。心底震えた。

○北斗くん:顔が恐ろしく綺麗。てか骨格がめちゃくちゃ綺麗なのでは?骨ばってる感じがいい。顔小さすぎて意味わからん。

○髙地くん:詳細は割愛するが髙地くんがメロすぎてヤバい。顔が恐ろしく小さい。基本メンバー来るとビビり散らかすんだけど、こーちくんは来るとホッとできる雰囲気があまりにメロくて危険を感じた。後半の衣装ドツボすぎて双眼鏡で追ってた。

○慎太郎くん:角刈りはモチベ上がらん!!!と思ったが、近くに来られると圧倒的造形美にねじ伏せられる。ヤバい。角刈りヤンキースタイルだが、歌声はあのメロい甘々キャラメルボイスなので別の人がアフレコしているのでは?と思ってしまった。

 

というわけで未だに夢としか思えないので記憶がふわふわしている。こんなん詳細な感想書けん。3年ぶりの現場参加で浴びていいもんじゃなかった。てかこんなに近い景色をもはや知りたくなかった。知る前には戻れないじゃんこれ……!

 

ホテル

終わったのが20時半とかだったので、この時間になると店もやっていないし探す気力もなかったので、安定のコンビニ飯。せっかく北海道に来たのにもったいないことをしている気持ちでいっぱいだったが仕方ない。

そして大浴場があるビジネスホテルだったので入るっきゃないじゃん!と思い、大浴場に入った。なおメガネを忘れているので裸眼視力0.1以下なのに裸眼で大浴場まで移動した。マジで何も見えなくて草。もう23時をまわっていたので全然人いなかったし、途中わたし1人だけになって貸し切り状態になってた。少しだけスペースしたのち、ベッドに入ったら10分かからず爆睡していた。

 

2日目

東京に戻ってきてからはそんなに記録するようなことは起こっていないので簡素に。

ホテル~羽田空港

6時にアラームを設定していたが、無事6時に起床。ベースメイクのみを済ませてチェックアウト。搭乗手続きももう勝手がわかっているので怖くない。ちょっと早く着きすぎたので、待っている間アオアシを見ていた。面白かった。

窓際の席を取ったものの、1日目以上に翼にドンピシャの席で全然景色見えなくてわろた。

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雲海はめちゃくちゃ綺麗だったなーーー!その日は曇りだったから、雲を突き抜けたら青空が広がっていたのも感動した。ただマジで翼の真横で何も見えなさすぎるし日差しきついのでほぼボーっとしていた。

そういえば離陸するときに航空会社のスタッフさんがスカイマークを選んでくれてありがとう!って内容のプラカードを下げてお手振りしてくれたので、こっちもお手振りすればよかったなって思った(?)。

 

空港~東京ドームシティ

86のイベントには余裕を持って到着。アイメイクをしたり朝食とったりお土産を買ったりした。やっぱ東京に着くと安心する。札幌にいたときよりバタバタしないで済んだし。東京は暑いと聞いていたが、駅を歩いていると上着着ていないどころか半袖の人までいて「そんなに!?」ってなった。地上に出てわかったが「そんなに!?」な暑さだった。夏じゃん。

久々に東京ドームシティに来たのだが、入口のセブンイレブンとかを見て、ジャニーズのコンサートで来たり、ボイメンで来たり、リリイベのためにラクーアに来たりした思い出たちが次々とフラッシュバックしてきたヤバすぎた。ここあらゆる規模のアイドルがお世話になるところだよね……。

開場がおしていたのと、本人確認をキッチリやるシステムで入場に割と時間がかかっていたので、オタクたちが夏日で日差しの強い中屋根のないところに並ばされていている光景があり、完全にリリイベに参加していた光景が浮かんできてエモさで死んだ。開演1時間前に集合するように公式に書いてありさすがに早すぎでしょって思ったのだが、割と入場に時間がかかっていたので妥当な時間だったんだなとわかった。

 

男女比が本当に綺麗に半々くらいだったので、普段女性しかいない現場にばかり行っているオタクとしては新鮮だった。確かプリパラの現場もそんな感じだったなー。ただ今回のイベントはライブパートのときは立ってOKだったのだが、男性がいる現場だと真ん中の列だとしても容易に埋もれが発生することがわかった。昼とか円盤先行だったのに端すぎるのと、男性オタクで埋もれてしまったのでライブはほぼ何が起こっているのか見えず。朗読劇も上手側はほぼ見えないような位置だった。円盤先行の後にも抽選や一般販売をするんだったら、こんな席を円盤先行で売るなとは思った。

とはいえイベントは本当に大満足の中身だった。アニメ系イベって円盤先行なら円盤代+チケット代で実質2万とかかるのに、トークとバラエティコーナー主体で少しオリジナル朗読劇やって……って形式が多い気がするが、86は名場面を集めた生アフレコとOPEDや挿入歌のライブが主体だったのがものすごく良かった。トークは前半後半の合間と最後の挨拶くらい。夜の部ではさすがに最後の挨拶めっちゃ長かったけど、キャストの作品への真剣な想いや愛情が感じられる挨拶だったので「こういう話を聞きたいんだよ~!!!!!」って思った。

昼公演が終わったときもう16時回っていて、夜公演の入場列形成が16時55分だったので、合間時間1時間もなくて笑った。ただ前日北海道で疲れているのと、昼が相当濃厚だったので、これは胃に何かいれておかないとマズい!と思いサンマルクに駆け込んだ。

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あとここでモバイルバッテリーが死んだのでチャージスポットにも行かないといけなかった。忙しかった。86のイベントは本当に楽しくて濃厚で、これはもしかしたら感想書けるかもしれないので頑張りたい。

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総括

というわけで怒涛の2日間を過ごしていた。今日有休とっておいてよかった。今日1日家でゆっくり過ごして、じわじわと本当に現実に戻ってきちゃったな……という実感が沸いている。とはいえそんなに虚無感に陥ってないのは、今週の土日も両方現場だから。やっぱり現場って最高だね!!!!!!

今回急遽1人で北海道遠征したことにより、色々自信がついたしもう飛行機も空港も怖くないぞ!って思えた。ただ弾丸すぎてせっかくの北海道を全く満喫できなかったことが非常に悔やまれるので、絶対にリベンジしたい。楽しかったな~!!!

*1:楽天チケットで紙チケでとったらリセール対応しているのは電子チケのみで、リセールがあったとしても詰んでた