長文置き場

備忘録

声優アニメディアとよもやま話

前回の記事から10日も経っていないが色々あった。

はてなブログ10周年のキャンペーンに当選したり(この豪運チケットで発揮されてほしいがはてなからのプレゼント嬉しい)、スペースが楽しすぎてスペース中毒になったり、3日ほど前からお絵描きを始めたりした。

 

色々あったが、直近で1番大きなトピックである声優アニメディアが本日発売されたのでその話を書いていこうと思う。

声優アニメディアで、山下さんが裏表紙&巻末特集…!

正直告知だけ聞いたときは「へーすごいじゃん!」くらいだったのだが、実際に裏表紙が公開されたらあまりにも胸にジーンと来てしまった。胸に温かいものがめちゃくちゃこみあげてきた。

本人もツイートで言っている通り、わたしも正直山下さんが雑誌の顔になるって縁遠いことだと思ってた…!(山下さんごめん) やっぱこういうのってバラエティとかでガンガン顔出ししてる人とか、アーティスト活動を活発にしている人とか、何かそういうめっちゃ華々しい活動をしている人が飾るものだと思っていたから、地道にコツコツ型の山下さんには縁遠い話だろうなと思っていた。だから実際に裏表紙の写真を見たときは、感動があった。

雑誌の中でも「何かひとつ認めていただけたのかな」と言っていたのだが、注目されていたりパッとする活躍をしていないとこういう話は来ないだろうし、編集部の方の目に留まる活躍だったってことなんだなあ。

何度も読み返したくなるような素敵な特集だったので、本当にハッピーなお仕事だったな!てか衣装が良すぎる。スタイリング大好き。いつか表紙の話もあればいいなーー!!!!!そのためにも読者アンケートを書いて微力ながら貢献したい。

 

 

ここからはよもやま話。問題提起しながら特に結論はない。

(元)声優オタクのフォロワーさんと通話したり、ブログ読んでみたりすると、わたしの周りにいる人は、今の声優業界って業界もオタクもあんまりお芝居重視してないとか芝居が真っ当評価されてない気がする(芝居以外のことばかり持ち上げられる)みたいな懸念持ってる人割といるんだなって思った。

わたしが思っているのは、若いうちにタレント性、アイドル性だけ搾取・消費し尽くされて、歳を重ねたら「もう君いらない」ってポイ捨てされるような流れにはなってほしくないなあと。もちろん最初はアイドル売りからチャンスを掴んで、今は役者として活躍している人もたくさんいるけれど、一向にアイドル売りばかりされているみたいな人もいるわけで。

それとこの人真っ当に芝居できる人なのに、アイドル人気やアイドルイメージが先行してあまり芝居を評価・着目されていなさそうでもったいないなと思う人もいる。業界という意味でもそうだけど、ちゃんと芝居を見てくれているオタクついてるのかな?って意味でも。

若い人たちは「アイドル声優」と揶揄されることもあるけど、ほぼ100%事務所の意向に沿って与えられた仕事を頑張っているだけだと思うんだよね。事務所がこうする!って言ったら、若手は逆らえるわけないので。だからアイドル声優を責めるなら本人じゃなくて事務所とか業界を責めるべきだと思う。

そうは言うものの、実際問題アイドル、タレント、アーティストどの分野をとってもそれこそ声オタ以外にも知れ渡るレベルに有名になれば別だけど、オタクは知っているレベルならそれらの分野だけでやっていくにはリミットがあると思う。まあ一般人に知れ渡るレベルに本業以外の分野で活躍している人、本業でも活躍してるけど……。

というわけで、自分が好きだと思う声優さんには本業で評価されてほしいと思う気持ちは声優オタクは誰しも一緒なんじゃないかな。わたしはもちろんそうだし、本業が評価されないうちに、それ以外の分野で持ち上げられたところで……と思っている。

 

山下さんの話をすると、彼は同年代の声優の中では割と変わった立ち位置の人なんじゃないかと思っている。なんせ山下さんと同年代の人は猫も杓子も覇権アイドルコンテンツに出たというのに全く出演しなかった。だからアイドル・タレント売りのメインストリームから外れたところにずっといる印象がある。役者としてはド真ん中のルート歩いてると思うけども。

冒頭で山下さんに表紙系の仕事は縁遠いと思っていたのはこれが理由。というか30歳前後のある程度名前の知られている声優で、特集組まれてたくさん写真撮られて「緊張しました…!」ってコメント出てくる人本当いないと思う。山下さん何かと緊張するって言ってるけどさ。正直な話、山下さんと同年代の30歳前後の声優ってめっちゃボリュームゾーンなのに、こんなんで(失礼)よく今まで若手声優戦国時代生き抜いてこれたな!?って思う。それだけ1つ1つの仕事で地道に成果出してきて、事務所も役者として活躍できるよう考えて売り出してくれてるからだろうなって思っている。

事務所の売り方だったり、本人のキャラクターや方向性も相まって、山下さんは若手声優の中では、業界からも芝居を見てもらえているし(やたら芝居以外がフォーカスされているタイプではないという意味で)、オタクも芝居を聞いて好きになった人が多いんじゃないだろうか。少なくともわたしは、山下さんを好きでいる中で、必要以上に芝居以外が着目されてもどかしいと感じたことはほとんどないし、とても居心地が良い。

山下さんがそういう環境の中にある要因の1つとして、やっぱり事務所の采配が光っていたことは大きいと思うので、わたしが大沢事務所を信頼しているのはこれが理由である。

 

以前フォロワーとのスペースで「王道過激派」「その職業に就くこと以外考えられないほど一点特化型が好き」という過激な思想を露呈してしまったのだが(今の声優業界の流れと相容れなさすぎる)、山下さんのそういう感じが好きである。というか山下さんはこうやって雑誌で綺麗な写真撮ってもらったり(ありがたいです)、アイドルパフォーマンスしてるときも良いけれど、芝居してるときが1番最強にカッコ良く見える。そこが好き。てか今まで真面目に書いてきたのに、ここで一気に厄介オタクっぽくなったな……。

 

何か話がまとまりなくなってきたからこのへんにしておく。

日曜日のフォアレが楽しみだな~~~~~~!!!!!!!!!