長文置き場

備忘録

アイドルタイムプリパラ 感想

WITH3rdに備えてようやくアイドルタイムプリパラを完走したのでその感想。

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アイドルになりたいと思っていた夢川ゆいは、自分の住む町に「プリパラ」ができると知り、大喜び。そんな時、ゆいの通う学校に転校してきたのは、パラ宿でトップアイドルとして知られる真中らぁら。ところが、らぁらはシステムエラーでプリパラチェンジしても姿が変わらなくなっていた……。はたしてゆいは、自分が望むアイドルになれるのか?そして2人はパパラ宿のプリパラをアイドルでいっぱいにすることができるのか?!

 

山下さんを追いかけようと思ったときに、アイパラが必修科目である雰囲気はすぐに察知していた。ただアイカツとプリリズとプリパラの違いもわからないほど近年の女児アニメに疎く、長寿アニメだし、しかもググったら「プリパラは1期から見た方がいい」と知恵袋に書いてあり、いやさすがに200話近くあるのは厳しくないか???(しかも山下さん出てくるの最終シーズンだし)と後回しにしていたのをやっと見た。

ようやくと重い腰をあげたのはWITH3rdのこともあるけど、付き合いの長いフォロワーがタイミングよくアイパラを見始めたことだった。4期で主人公が変わったから3期までしか見てないという話は聞いていたのだが、見始めたら面白かったようで、そのフォロワーが毎日楽しそうにアイパラ実況をしていたことに影響されたのが1番デカい。ありがとうフォロワー。

 

前置きが長くなってしまったが感想。

アイパラから見ることについてなんだけど、プリパラシステムだとか前作からのキャラクターについてはほとんど説明されないので戸惑う部分もあるものの、話を理解することに特に問題はなかった。ただこれ絶対前作から通しで見ていた方が感動するんだろうあというポイントはあったので(終盤の展開とか)、やっぱり1期から順番に見るのがベストだなとは思った。

言うて前作見てないのに終盤のドレッシングパフェのとこ爆泣きしてたけど。ずっと競い合ってきたライバルが助けにいく展開熱すぎんか???

 

ストーリー全体の感想

〇狂気がすごい

まずびっくりするのがこれ。もっと前にWITHのアルバムのドラマパートは聞いてたんだけど、突然軍隊の掛け声みたいな野太い「いいぜ!いいぜ!」という歓声があったり、全ての単語がパ行になっていることに度肝を抜かれていたのだが、本編はもっとすごかった。

アイパラについては、まず何の説明もなく主人公が炊飯ジャーを持ち歩いていることに「????????」となった。それ以降もプリパラに行く道を作る!とかでひたすら道を掘ってるとか、メェェ~~~のあたりとか、そふぃ関連全般とか、ゆいちゃんがユメってるときの映像大体意味わからないし、とにかくキャラクターも展開も狂気満載でこんなのを女児が見て頭おかしくなってしまわないだろうか……と心配になった。ただ話が進むにつれ、何がまともで狂気なのかわからなくなってくる。感覚の麻痺。

女児向けアニメなのにセンスのぶっ飛んだ大人が好き放題やっているとしか思えない狂気の数々なので、フォロワーが「終盤マジでずっと泣ける」と言っていた言葉をにわかには信じられなかった。

あと女児向けアニメって基本1年もので話数が多い上に、1話完結の本編に関わらない日常回がめちゃめちゃ多いから一気見するときってここがネックになってくる。一気見しようとするとダレがちというか。でもアイパラは(てかプリパラ全体そうなんだろうけど)、狂気に次ぐ狂気なので日常回も刺激的でダレることなく見られたのがすごくよかった。

 

〇なのに要所要所でしっかり泣かせる

こんなにふざけるときは全力でふざけて、決めるところはしっかり王道に決めてくるギャップの激しい作品ないだろうなと思わされるくらい、真面目になるべきところはすごく真面目。アイドルというテーマについても、夢やトモダチについても、すごく誠実に希望を持って描いていて、何かもうその眩さと温かさにめちゃめちゃ泣けてくるというか……。そしてとにかく肯定力がすごい。

地獄委員長とかしゅうかとかガァララとパックとか、最初ちょっといけ好かなかったり主人公を妨害してくるキャラクターほどアホほど泣かされた。彼女らの過去とか想いとかそういうのでアホほど泣いてたし、彼女らをゆいちゃんとからぁらとか、話全体として決して否定しないし、違う考えを持った子とか間違ったことをしちゃった子に対して説教くさいこと言わないのがめっちゃ良いなと思った。「こっちの方が楽しいから一緒に楽しもうよ!」くらいの感じで、上から目線じゃなく対等に寄り添おうとしていて「み~んなトモダチ!」の看板は本物だ……と思った。

あとわたしの女児アニメ経験値ってセーラームーンCCさくらおジャ魔女どれみしかかなく。特におジャ魔女どれみなんかは、子ども向けでそれを扱うのかってくらい大きくなってやっと理解できる難しい話とかも結構していて、そのあたりの人間ドラマがめちゃめちゃ泣ける。

でもアイパラはひたすら「夢」と「トモダチ」の話をしていて、難しい話全然してなかったのにめちゃめちゃ泣いてしまうのがすごく新鮮な体験だった。コメディパートでは大人の悪ふざけでは????って思うくらいぶっ飛んでるのに、要所要所でまっすぐなドラマを描いていて本当に素晴らしい作品だなと思った。

 

〇3Dライブがすごい

これはすごいとしか言えない。実際見ればわかる。

プリパラは出てくる女の子たちも衣装もみんな可愛いので(しかも可愛いにも色んなバリエーションがあってすき)、とにかく毎回のライブシーンが楽しかった。

ただただ可愛くて楽しくてクオリティがすごいライブシーンなのだが、あれって基本的にずっと同じ映像が流れていて(回によってメイキングドラマが変わることはある)、CD音源で、それは変わらないはずなのに、終盤とかライブシーンでボロボロ泣いてしまう。何度も何度も見てきた全く同じ映像なのに、話の流れと噛み合うと涙腺への攻撃力が半端ない。

MY☆DREAMの「Belive My DREAM!!」なんか正直初めて聞いたときは可愛いなーくらいで特に刺さっていなかったのだが、繰り返し聞くうちにある回でサビ聞いたときになんかめっちゃ泣けてきて、ラスト5話くらいではこの曲のイントロがかかるだけで自動的に泣く状態にまでなった。

 

好きな回

9話:おしゃれスタジオはじめたっての

「プリパラは女の子の夢が叶う場所」と何度も言われているけど、アイドル以外もアリなのかー!となった回。ちあこ可愛い。親衛隊の仲間から友情かプリパラかどっちを選ぶの?と迫られ、どっちも大切で選べないからどっちもいらないって答えるちあこ良い子なんだなって思った。

 

12話:打て!アイドルグランプリ

初期の神回。スランプ状態になったにののために、足をケガしてもパフォーマンスをやり遂げるゆいちゃんがアイドルの鑑すぎてめちゃめちゃ泣いた。

 

15話:ミーチルみちる

みちる名作回多すぎんか???みちるが、アイドルになることを断るためにあろまたちの部屋に赴くも、あろまが朝まで考えた衣装を見てアイドルになることを決意するくだりめっちゃ好き。ジーンときた。

あとみちるの「GOスト♭コースター」が大好きで大好きでずっとリピってたし、ライブシーンになるたび毎回かじりついて見てた。

 

16話:あの地獄にさよならを

23話:地獄アイドル始めちゃいました!?

これは前後編のようなものなのでまとめて。ここまでずっとゆいたちを妨害してきた流れがあったからこそ、地獄委員長が夢を思い出してアイドルになる過程がグッときた。他の子に否定された反動でその夢を嫌いになってしまう、あるよなあ……。でもその子たちもしっかり和解できてよかった。アイパラは因縁を残さないのがいい。

 

20話:ハッピー米バースデー

夢川兄妹尊い回。わたしはCCさくらの木之本兄妹が好きで桃矢くんが1番好きなキャラなので、夢川兄妹好きにならんわけがなかった。ショウゴはめっちゃお兄ちゃんだし、ゆいちゃんはめっちゃ妹だなって感じのエピソードで好き。今まで頑なにゆいちゃんのことを認めてこなかったからこそ、誕生日プレゼントがエスコートなのがめちゃめちゃグッときた。

 

35話:未知とのミーチル

これはマジで神回。みちるとミーチルでキャラクターが激変するのは、ミーチル自体がみちるの夢そのものだったからっていう種明かしが最高すぎる。右肩が重かったのもそこに夢を隠していたからで、全部が綺麗に収束していくのが見事。みちるとミーチルのシーンはマジで号泣してた。

 

41話:しゅうかとガァララ

42話:ディア・マイ・トモダチ!

こんなん泣かずに見られるわけなくない!?ずっと友達なんていらないと思っていたしゅうかと、夜にしか起きられず友達がパックしかいなかったガァララが仲良くなるの尊すぎる。ファララとガァララの交代システムは悪。

ガァララの「しゅうかが怒るのはイヤ!いつもニコニコがいい!しゅうかがニコニコだとガァララもニコニコで、一緒にいるとすごく楽しくて……」のセリフに号泣。お互いを想い合っているのに仲直りに一歩踏み出せないのを見たみあが妹のためにするライブもめちゃめちゃ姉妹愛を感じて好きだった。

 

45話:決戦!ゆいvsしゅうか

正直この回から最終回までずっと泣いてたんだよね……ずっと号泣してた。しゅうかのメイキングドラマでボロ泣きしてて「もうしゅうかの勝ちじゃん……」って思ったしゆいの勝ち筋マジで見えなかった。

こういうとき大体想いの強さで対決みたいな感じになりがちだけど、しゅうかの方がゆいちゃんより想いが強いのは明白で。だからこそ夢の強さじゃなくて大きさで対抗してきたのがすごいなって。ゆいちゃんの夢の力だったり、それで多くの人に影響を与えてきたことはもう散々描写されてきたからこそ「みんなが幸せなプリパラ!誰一人寂しかったり、悲しかったりしない。ユメハッピーでユメスマイルなプリパラ!」と夢に掲げる説得力が半端なくて、これはゆいの勝ちだ……って思わされた。これってしゅうかの夢への想いの強さが劣っていたのではなくて、しゅうかの夢すらも実質内包してしまうゆいちゃんの夢の大きさがすごいって話なので、ストーリー展開の手腕が凄まじいなと思った。

あとこの回でエスコートするショウゴがアイドルモードのショウゴじゃなくて、素のお兄ちゃんモードだったのが好き。

 

47話:パックでパニック!大暴れ!

パックの悲しみ根深すぎて死ぬほど号泣した。自分でもドン引きするくらい泣いてしまった……。そもそもガァララはファララみたいにたくさんの子と友達になりたいと思っていたけど、パックはガァララさえいればそれでよくて、でももう2人ぼっちには戻れないのマジで悲しかった。なんか2人の友情エピソードは他の子たちと同じように美しくて尊いのでパックが2人ぼっちに執着する気持ちわかるなーってなってしまうし、自分だけが相手の特別でありたかった気持ち責められんのよな……。

 

50話:夢のツバサで飛べマイドリーム!

正直45話以降全部神回だし号泣しっぱなしなので終盤の話全部選びたいけど、実質最終回を。この回もはや24分間泣きっぱなしだった。記事書くために見返してたんだけど、2回目でもボロボロに泣いてしまうのでダメです。本当にプリパラの曲ってどれも夢と希望に満ち溢れてるなって思いました。

 

まとめ

WITH3rdに備えてという理由で見始めたけど、何かもう純粋に作品をエンジョイしてしまった。WITHの曲って本編だとGiraギャラとチクタクのカバーしか出てこないので、アニメ見なくてもライブ楽しめるだろうし、見なきゃわからない要素もさほどないと思ったのだが、単純にめちゃくちゃ話のクオリティが高い名作アニメなので見ないよりは見た方が人生が豊かになるという結論になった。

成人済みの男児や女児からも愛される作品である理由が実際見てよくわかった。アイパラ完走して前シーズンも気になったので、昨日から1期の視聴を始めている。

あと夢川ゆいちゃんめちゃくちゃ好きだしパパラ宿のみんなの話もっと見たいのに、ゆいちゃんのシーズン1期しかないのなんでなんですか??????????