長文置き場

備忘録

2021年4月新規に買ったBLCDまとめ

過去作を聞きながら、新規も買っているという状態なので、とりあえず新規作の感想をまとめる。今月の新規は全部脇目当てだな~~~。

 

 

リバース(小野友樹×興津和幸)

あらすじ引用しといてアレだけど、正直リバースはあらすじ読まずに原作→CDの順番で触れるのが1番面白いと思う。なので買おうか迷ってる人はこんな記事読まずにとりあえず原作だけでも読んでください。オメガバースの設定が上手く話に組み込まれている上に、サスペンス要素ともちゃんと両立させていてマジで大好き。

「俺がΩだったなら、お前を幸せにできたのに―――」

BL界屈指のストーリーテラーが贈る、後悔と欲望入り交じるミステリアスオメガバース

小説家の円と警察官の吐木は、同じ施設で育った"同志"で"番"。
円はフェロモン分泌が異常で番以外の人間もそのフェロモンを感知してしまう上、
番関係を結んだことで遺伝子変化が起こり、
一般の抑制剤も効かなくなっている――そう、[振る舞っている]。
何も知らない吐木は円を支える為と出世を蹴り続け、
所轄への異動初日に担当することになったのは、Ωを狙ったレイプ事件。
そんな中、円は発情期に入り
強烈なフェロモンを発しながら吐木を求める――まるでΩ のように……。

【ドラマCD】リバース | アニメイト

 

キャスト

化野円:興津和幸
吐木幸村:小野友樹
鷺沼四朗:熊谷健太郎
漣:八代拓

 

これはCD化が告知されたときに原作を知って読んでみたら、本当に面白くて大好きな作品になったので、めっちゃ楽しみにしてた!

本編の感想に入る前に。これわたしの環境のせいかもしれないんだけど、なんか全体的に音質があんまり良くなくて、キーンってしてたりくぐもって聞こえたり聞きにくかった。

 

本編はもうね原作がめちゃめちゃ面白いしド安定キャストなので、2枚組で濃いストーリーながら一気に聞けた。文句なし。

円は表に感情を出さないタイプで(シンエヴァ見てきたばかりだったから綾波みたいだなと思った)、興津さんこういう引き出しすごい。そしてΩを演じてるときの円は絡みシーンのとき本当に頑張ってる感すごくて、楽しくなさそうだし壁も感じるし、そこのお芝居が本当に良かったなあ。特典CDの終わりでやっと吐木に「好き」と言うほど、言葉には表さないんだけど、間違いなく吐木への愛がなきゃああはできないって行動にはハッキリ表れている感じが本当に絶妙なキャラクターで好き。

吐木のおのゆもよかった!てかおのゆって本当"α"声だなと聞きながら思っていた。全てに説得力がある。いやもうメイン2人はド安定すぎて、良かったとしか言えんのよな……。大好きな原作なのでバッチリ決めてくれる2人がキャスティングされて本当に良かった。

 

でもわたしは熊ちゃんの話がしたい!!!!正直リバースだとメイン2人も気になってたけど、鷺沼が誰になるのかが1番気になってた。熊ちゃんって決まったときは「うわあああ!?!?!??!?」ってなった。

ここで話題に出してる時点で、あとはクレジット3番目だし熊ちゃんがインタビューですごく話しにくそうにしてるあたりからも(ネタバレありのインタビュー聞きたかった……)、育ちの良いワンコ系の後輩と見せかけて今回の猟奇殺人事件の犯人役。原作読むと「犯人お前かよ!?!?!?」ってなるほど意外性ある。CDだとあんま伝わらないだろうけど、この事件死体がグロさは控えめだけど猟奇性が伝わってくる感じのやつなので、そういうことしちゃう犯人。

というわけでシリアルキラーな熊ちゃんが聞けるだけでマストバイ。もうこれが聞きたくて買ったようなもん。どういう風に演じてくるのかな?って楽しみにしてたんだけど、ついに本性を出して円を拉致監禁したあたりとか、ひたすらに甘く優しく話しているのがめっちゃ不気味でゾッとした。でも彼は彼で円とは違う意味でβとしての引け目をこじらせてしまっているので、そのあたりの切なさも随所に滲む演技が本当に素晴らしかった。

もう本当に熊ちゃん大好きオタクとしては、この熊ちゃんを聞いてほしいからリバース買ってくれ!!!と言いたい。メインキャスト2人の好演も素晴らしかったし、話はめっちゃ面白かったし、満足の一作。

 

みだらな猫は甘く啼く(中島ヨシキ×斉藤壮馬)

これは単体で書いた。

mito-913.hatenablog.com

話はひたすら虚無で死んでしまったが、女に嫌われる女みたいな当て馬を演じる山下さんは最高だった。あとこれはフリトが1番面白い。

 

そんなに言うなら抱いてやる(佐藤拓也×寺島拓篤

にやま史上一番の“罪なオトコ”を描いたヒット作がドラマCD化!


昼は冴えないヒラ社員、夜になれば視線ひとつで腰を砕く“男たらし”。
ワンナイトを愛する男・裏川忍は、2つの顔を使い分けていた。
けれど、いけ好かない営業部の“プリンス”・表屋ヒカルが馴染みのゲイバーに
ノンケのくせに何故か通い始め、身バレを恐れる忍は夜遊びもできない。
冴えない昼の姿と同一人物と気づかずにヒカルは自分を狙っているらしい。
それならば――。

「1回くらい遊んでみるか?…安心しろよ。俺セックスうまいから」

正体を知らぬまま、ヒカルは忍に惹かれていき……。

【ドラマCD】ドラマCD そんなに言うなら抱いてやる | アニメイト

 

キャスト

裏川忍:佐藤拓也

表屋ヒカル:寺島拓篤

冬也:益山武明

ももき:小林千晃

みずき:市川蒼

マスター:竹内栄治

 

大沢の双子が聞けると聞いてだけど、原作が安心と信頼のにやま先生だし、メインキャストも間違いないだろうということで、迷わず購入。

マジでいくら山下さんの演技が良かったとはいえ、みだ猫のシナリオがあまりにも虚無すぎてダメージを受けていたのだが、それが一気に回復した。本当に期待通りの面白さだった!!!!

もう数々の作品でもう知ってるし言うまでもないのだが、サトタクさんがあまりにもハマりまくっていて「天才!?!??!」を何度連呼したかわからない。罪なオトコモードがマジで良い声すぎて、この役をこんなに説得力をもって演じられるのはサトタクさんだけだなって思った。

終盤に会社でヒカルに正体バレしたあたりからがもう最高で、「ヒカル、俺今どんな顔してる?」「抱きたいって、顔してる」「正解」のくだりが本当に大好きで、「正解」の言い方がめちゃめちゃカッコよくて!!!!!!!もうこっから全部色気ヤバくて最強にカッコいい。冒頭からめっっっっっちゃカッコ良いのに、色気の上限どこ????ってなるくらいどんどん色気が増していくから本当に天才。ヤバい。「ヒカル」って何度も名前呼ぶんだけど、呼び方がもう色気やばすぎて、これで呼ばれたら確かにヤバいなって思った。

相手役のてらしーはBLで聞くのは初めてだったんだけど、光属性キラキラプリンスぶりがこちらもすごいハマってた!冒頭はやや嫌味っぽいんだけど、性格が悪いというよりはキラキラしすぎて嫌味っぽいみたいな、素直さとか育ちの良さが隠しきれてない感じがめちゃめちゃ良かった。

もうヒカルは終始チョロ可愛さがすごくて、駆け引きしようと思うとチョロいしおバカなんだけど、無自覚に忍を煽っちゃうときの可愛さがもうたまんなかった。めちゃめちゃ可愛いのに、あざとく狙った感じのない天然な感じの言い回しが最高に可愛かった!

フリトでドラマCDでガッツリ絡むのはこれが初めてと言っていたんだけど、そうとは思えない掛け合いの良さだったなあ。あと終始2人とも仲良さそうで、面白い原作で一緒にお芝居できて嬉しい!楽しい!って感じが伝わってきてニコニコした。

 

そして大沢ツインズ。いや普通に可愛すぎて脳が溶けた。そこそこ出番がある脇やってるときの千晃くんに外れない説実証されてしまう。まあにぎやかし役だしねくらいの気持ちでいたし実際にぎやかし役なのだが、第一声の「にんに~~~ん!!!」「なにのむっ」が衝撃の可愛さでおしまいになった。脳が。ここ可愛すぎてめちゃめちゃリピってる。ロスバの蜜也くんのときもそうだけど、千晃くんのテンション高いにぎやかし役本当に可愛くて好き。

蒼くんもこういう飄々としているというか、茶化しベースで話しているような感じの役すっごいハマるよね。めっちゃ可愛かったなあ。

 

4月は過去作も含めて色々BLCD聞いて充実してた!!!

今回買った3つは脇目当てだったけど、メインはもちろんめちゃめちゃ嬉しいけど、脇で良い感じの動きしているのも大好きなので、脇を堪能できて楽しかった!5月は三兄弟しか買う予定ないけど、去年9月の男はじオルコンぶりの山下さんの攻め楽しみすぎる!!!!!