Crystal break

平成ライダー沼に足を取られてしまった人間のブログ

ダブルミンツ 感想

f:id:mito_913:20170612191222j:plain

 

ダブルミンツ見に行っていきました~!

ちなみに原作も知らないしキャストも片方がボイメンの子ってことくらいしか知りません。ボイメンについても主に名古屋で活動してるメンバーに小林豊がいるグループってことしか分かりません。

その上都内では1件の映画館でしか上映してないこの映画を見に行ったのは「何か面白そうだったから」です。爆音上映とかIMAXで見たいがために地元じゃない映画館に足を運ぶことが何度かあったから、行く手間もまあそのときと同じくらいかな~と思ったし、何よりあらすじが面白そうだった。男同士の愛憎とか共依存大好きマン!あとは前からボイメン履修したかったからその取っ掛かりになればみたいな下心がなかったとは言わない。

 

私は洋画でよくある同性愛ものとかセクシャルマイノリティについて扱った映画は普通に見られるんですが、BL漫画の実写化となると何だか見ていてむずかゆい感じがして苦手です。生身の男性がファンタジー男性を演じているのって何か…何か…見ていて気まずいんだよ!みたいな。

だけど流れてくる感想とかあらすじ見て「多分この映画はそういうんじゃないんだろうな」と思ったので観に行きました。実際本当にそんな映画じゃなかった。

 中村明日美子先生は同級生でめっちゃ有名だし商業BLさっぱりな私でも知ってるし、もしBL実写映画って苦手だな…と思って避けている人がいるなら全然そんなことはないから見に行ってほしい。本当ヒューマンドラマの雰囲気に近いし、甘々なラブシーンとか全然ないです。バイオレンス。

私の見た回だと男性のおひとり様も少しいたんだけど、男性が見ても居心地が悪くなる映画では全然ないと思うし、BLが苦手な女性でもこういうハードな世界観が好きなら入り込みやすいんじゃないかなと思いました。ていうか本当全然BLって感じじゃないんだよなあ。もっと多くの人の目に触れていい映画だと思う。

ここからネタバレ感想行きます!!!見てない人はブラウザバックで。

 

 

 

 

 

 

 

 

この話はイチカワミツオという同姓同名の男2人の物語で、SEとして働くミツオの元にみつおから「女を殺したから何とかしろ」という電話が来て久々に再会することになるところから始まります。

あらすじにもこのやりとりが書いてあったし、この殺人の隠蔽とか逃走とかそっちの話がメインになるかと思いきやこの殺人事件はあまりにもあっけない形で尺の3分の1くらいで解決しちゃうんですよね。ビックリした。でも原作が短編を繋ぎ合わせた感じらしいので納得しました。

 

それでみつおは自分が殺したくせに隠蔽工作全部ミツオにやらせてるし、2人の学生時代の話が挿入されてうわあ~こういう絶対服従関係苦手だな…と最初はちょっと思ったんですが。どうやらそうじゃないんですよね。ミツオはミツオでみつおのことを求めてるというか。それでみつおの方も単に自分の言うことを絶対に聞いてくれる都合の良い奴と思っている感じでもない。

ていうかあの電話の時点で「こんな無茶苦茶な要求を断れないって相当の弱み握られてるんだろうな…」と思ったら、高校時代に単に主従の契りをしただけ。え? だったらあの電話無視すればミツオは平和に過ごせたやーん!!!!でもそうはしなかったところがこの2人の関係のミソなんですね。

 

 

でも途中何だか話がよくわからなくなっちゃって。話のメインだと思っていた殺人事件はあっさり解決しちゃうしこの話ってどこに向かってるんだろうって。どう終わるのかな?って。

もうひたすらに2人を取り巻く環境が危なくなって、元から末端とはいえヤクザのみつおはともかくミツオの方が佐伯に目をつけられてお使いとかやらされちゃうし。どんどん後戻りできないところまでいっちゃうからすごく見ていてヒヤヒヤした。今思えば後戻りできるタイミングなんかいっぱいあったのに、自分から関わりに行ってるんですよね…。

 

すごく印象的だったのがミツオが「俺たちは元は1つの存在でそれを真っ二つにされた半身だから、お互いを焦がれているんだ(正確な言い回しうろ覚え…)」というようなことを言ったときに、みつおが「片割れ同士が1つになって俺たちどこへ行くんだよ。どこへ行けるっていうんだよ」と言うシーンです。

ずっとこの話どこへ向かってるんだろう…と思っていたんだけど、このみつおのセリフ聞いて、これってどこへも行けない2人の話だったんだなあってすごくストーンときて。どこへも行けないわけじゃないんだけど、求め合っていた半身が1つになったはずなのにそれで幸せになるどころか2人を取り巻く状況は再会する以前より悪化する一方なんですよね。どんどん光の世界に戻れなくなってるというか。でもこの2人はもう運命共同体だから、どんなに光から遠ざかったとしても危ない道を選ぶとしてもお互いを失って生きてはいけないんだろうなあって。

それもちゃんとした理屈があるわけじゃなくて、2人はもうそういう運命の元に生まれてきたんだから仕方ないなっていう感じが好き。

 

ヒヤヒヤさせるシーンはすごくあるんだけど、基本的には静かなテンションでずっと見ていたんですが、やっぱり最後のみつおの「俺と一緒に死ねるか?」ってセリフはめっちゃギュウウウンときた。いや、こういう話だとは分かっていたんだけど、2人とも分かりやすい直接的な言葉では表してこなかったから最後のこれがすっごくグッときたなあ。

ミツオの答えはないままこのセリフを最後に映画が終わるんですが、原作ではミツオの答えあったみたいですね。何でカットしちゃったんだろう。そうは言っても答えは予想つくけどさ…。

 

見終わった後は何かもうとにかくすごい映画だったなってことしか言葉が出なくて。話はダークかつバイオレンスだし、キャスト陣のパワーも強いからすごく心にのしかかる感じがあったんですよね。重かったから見終わった直後は「これ正直1回で十分だわ…」と思ったけど、今思い返して見るとやっぱもう1回見たいな!!!って思う。これおとといみたんだけど、おととい見たのにセリフの言い回しとか薄れてるもん…。それに話の全体像を知った上で見たら色々と気づくことありそうだもんなあ。

 

あと最後に主演2人の感想。

ミツオ役の淵上さん。もう超色っぽかった!!!!IROKE!!!!(小学生並みの感想)

ミツオは本当に最初の最初だけ気弱で冴えない感じの男って感じだったんだけど、死体埋めた帰りに車内でキスしたときとか、刑事の取り調べ受けてるときの「こいつただもんじゃねえな」って雰囲気の変わり具合がすごくて、もうずっと何考えてるかわからない良い意味で気味の悪い感じがすごく好きだった。

口調が物騒なみつおよりずっと肝が据わってるし底が見えなかったんだけど、かといって物語を好転させるほどの力も存在感もなくてその絶妙な塩梅が良かったなー。あとはよく見る感想だけどみつおの断髪式のDVD見てる時の表情。本当に見ているこっちが吸い込まれそうなくらい瞳がブラックホールでめちゃくちゃインパクト強かったです。

 

みつお役の田中さん。最初は「ボイメンの子かー。演技お手並み拝見!」くらいに軽いノリだったけど、もうあの存在感は演技がどうとかじゃなかった。私の好きな海外俳優が「役者って客に演技が上手いって思われたら負け」というようなことを言っていて、私も本当の名演って客に演技していることを忘れさせるような、本当にそこに役として生きていると客に思わせることだと思うけど、田中さんの演技まさにそんな感じだった。本当にみつおなんだもん!!!

顔はコワモテだし口調は物騒なんだけど、何となくどこか可愛いところがすごく好き。それは殺す殺すと言いながら実際に人を殺してしまったら耐えきれなくなってしまうギャップとか最高だったなあ。

本当に私何も知らずに見てたらこの人のこと「めっちゃ上手い俳優さんだな!」って絶対思ってる。アイドルって…絶対に…気づかない…。あの後ボイメンの曲をつべでちょこっと見てみたんだけど、田中俊介さん双子のご兄弟とかいらっしゃいます?絶対みつお演じてた人と同一人物じゃないんだよ…絶対同一人物じゃないよ…。

あと私はジャニーズに推しがいるので、アイドルを応援する身としては推しがこんなハードな作品でハードな役を最高の演技でこなしたらメチャクチャ誇らしいだろうなーーーー!!!ってすっごい思った。羨ましい…。死ぬほど羨ましいから、彼を推してる人本当に堂々とドヤ顔で誇って大声で自慢していいと思う…。それくらいの素晴らしい演技でした。

 

 

見に行った当日はすごく暑い日で映画館に行くまでも着いたときも人ごみで、足はサンダル擦れで歩くたび激痛にさいなまれるというコストを払っても素直に「この映画見れて良かったなあ」と思います。

あとは…ボイメンの曲ちょっと履修してみるかなあ~~~。未だにどの曲聞いたらいいんだろうとか思ってる。頑張ります。

洋画まとめ3

またまた洋画感想まとめです。

 

・レオン

レオン 完全版 [Blu-ray]

レオン 完全版 [Blu-ray]

 

 

名作名作と言われすぎているとかえって手を出すのに腰が重くなってしまうんですが、これは本当に名作と言うしかなかったです。非の打ちどころのない100点満点の脚本じゃないですかこれ!?

何百回何千回と言われたことだと思うけど、ナタリー・ポートマンの年齢が絶妙すぎて素晴らしい。1歳2歳違っただけで成立しないような空気感で監督のキャスティングセンス最高か…。大人の階段を一歩上りかけの子供みたいな雰囲気がすごく良いですよね。

しかもレオンとマチルダの関係がもう描き方1ミリでも間違えたら気持ち悪いロリコン話になってしまうのに、全くいやらしさがない上に感動すら誘うんだからもうすごい。殺し屋としては一流だけど精神的には未熟なところのあるレオンと、家庭環境ゆえに大人びているマチルダの交流がもう…!マチルダの方が精神年齢が上のように思えるからこそ、2人の関係が単に疑似親子とか疑似兄妹みたいにならなくて(そういう要素が全くないわけでもないと思う)、男と女の関係に見えるのも本当に上手い。マチルダはレオンにキスとかねだったりするんだけど、でも本当にいやらしさがないんだよなあ。すごい。

悪役のスタンスフィールドもめっちゃ強烈で良かったです。あの気味悪くて気持ち悪い感じがたまらない!冒頭でマチルダの家に押しかけるシーンほんとに好き。レオンとマチルダの絡みはいやらしい感じがないのに、スタンとマチルダの絡みは「お前とっととマチルダから離れやがれ!」と思うようなゾワッとする空気感があるのとかすごい。あとゲイリー・オールドマンって若い頃見るとチャラついた印象があるのに、今は落ち着いた雰囲気の渋いおじさまって感じで全然イメージが繋がらないんだよなあ…。

レオンを失ったマチルダのこれからは想像もつかないけど、マチルダが他に愛する人ができたとしてもレオンのことを忘れることは一生ないんだろうなあ…。寂しいけど余韻のある素晴らしいエンドでした。

 

アバウト・ア・ボーイ 

アバウト・ア・ボーイ [Blu-ray]

アバウト・ア・ボーイ [Blu-ray]

 

 

歳の差交流映画その2。シングルマンで天使のような絶世の美少年ぶりを見せつけてくれたニコラス・ホルトくんの子役時代の作品ですが、このちょっとぷにっとした冴えない男の子があんな絶世の美少年に育つなんて想像できねえ…。面影は確かにあるんですけどね。

父親の印税収入で働かずに女遊びに興じつつ独身貴族を謳歌するウィルと、学校ではいじめられ家に帰れば鬱状態の母親がいるマーカスとの交流話なんですが、この映画は交流があってお互いに少しは成長するんだけど、2人を取り巻く環境が劇的に良くなったわけではないところが好きです。お互いに少し成長して少し周りの見え方が良くなってきた程度で終わっているさじ加減が良いなあと思いました。

この映画でウィルがもう独身貴族の理想形のような生活を送っているんだけど、途中で1人の生活は今まで通りすごく充実しているはずなのに中身が空っぽな自分に気づくところはちょっと刺さるものがありました。今まで人付き合いの面倒ごとは避けてきたけど、渋々マーカスと付き合っていたら好きな女性に出会ったときにマーカスのおかげで話題ができるところとか。そういう困難を乗り越えて人は中身が充実してくるんだよなと思わされました。

最後の山場のようなシーンで、今まで自分のことしか考えていなかったウィルがマーカスの代わりに泥をかぶるところは見ていて心が痛くなるんだけど、でもウィルが前とは変わったシーンでもあるのですごく印象的です。ここで2人ともみんなから冷やかされるだけで決して喝采を受けるわけじゃないところがこの映画のミソだなと思います。

個人的にはこの映画は心温まる話というよりは、自堕落な生活をしているときにそんな自分を見つめ直さないとなあと思わされる映画でした。

 

フォーン・ブース

 

私はこの映画の脚本を務めたラリー・コーエンセルラーが大好きなので、同じ電話もののこちらも前から見てみたい映画でした。

携帯電話片手にあちこち走り回っていたセルラーとは違って、こちらは公衆電話がキーアイテムなので、1時間半ずっと主人公が公衆電話から動きません。場面転換はほぼありません。だからこそ主役のコリン・ファレルの熱演が凄まじかったです。

嘘と見栄で固めた主人公がどんどん電話の男に追い詰められていくんですけど、嫌な男ではあるんですけどべらぼうに悪人というわけでもないし(そういう人山ほどいるよね…)、コリンファレルの熱演も相まって肉体的にも精神的にもボロボロになっていくのが見てて辛かった…。でも最後に電話の男の命令ではなく、自分の意思で奥さんに全てを告白するシーンは気持ち的に盛り上がりがピークになった素晴らしいシーンでした。

こちらはセルラーと違ってスッキリした終わり方をしないので、そこがちょっとモヤモヤした映画でした。でも発想としてはとても面白い映画だし、1時間半で終わるので一見の価値は間違いなくあると思います。

 

・ノッキン・オン・ヘブンズドア

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア [Blu-ray]

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア [Blu-ray]

 

 

見終わった後ずっと涙が止まらない涙腺崩壊映画でした…。

とある病院で余命幾許もないと診断された二人の若者。天国で流行しているという海の話をするために、海を見たことがないルディとマーチンは車を盗み、病院を脱走し海へと走り出した。途中で犯した強盗の罪により警察と車を盗まれたギャングの双方から追われる立場となった二人が海で見たものとは―。(wikipedia)

いやもうあらすじ見るとめっちゃエモい話なんですけど!最高にエモいけど、終盤までほとんどマーチンとルディと抜けてるギャング2人組、警察とのドタバタ劇が繰り広げられるので笑いどころがかなりあります。アホなギャングコンビがすごく良い味だしていて好きです。物騒な話な感じはするけど、ドタバタ劇はコメディタッチなので銃撃戦があっても弾は当たらないし誰も死なないので安心です。バイオレンスなシーンもありません。2人は強盗を繰り返すんだけど、いい歳した男2人が死ぬ前に最後に思いっきりやんちゃしてる感じなので、不思議と温かく見守れるんですよね。

中盤までは結構笑いながら見ていたんですが、終盤20分くらいはもうずっとボロボロ泣いていました。マーチンとルディの友情が最高すぎる…。荒っぽいマーチンと内気で臆病者のルディっていう正反対の組み合わせは王道で最高なんですけど、後半マーチンが発作を起こしたのに発作を止める薬が切れてしまって、薬を手に入れるために内気なルディが薬局で初めて銃をぶっぱなすシーンはめちゃくちゃ泣きました。あとずっと2人は犯人と人質のふりをしていたんだけど、マーチンが母親に車を送った直後に発作で倒れてしまって(ここの親子のシーンも死ぬほど泣いた)、救急車で搬送されるときにルディが「僕は彼の友達なんだから乗るに決まってんだろ!」って叫ぶシーンも死ぬほど泣きました。そのあと意識を取り戻したマーチンとルディが顔を見合わせるシーンもめっちゃ良いですよね…このあたりになると涙腺がガバガバすぎてダメです。

余命わずかの男2人が主人公なので結末は大方の予想通りなんですが、明るさとか爽やかさの方が強いんですよね。悲しさや切なさからくるオーソドックスな感動ではないんですが(もちろんそれもある)、それでも見ている間ボロボロ泣いてますからね。

本当に素晴らしいとしか言いようのない名作映画で、「良い映画見たなーーー!!!!!」ってずっしり思わされる作品でした。

 

・コードネームu.n.c.l.e.

 

個人的にバディものってそんなにハマらないし、ガイ・リッチー監督ってシャーロック途中で挫折したんだよなあー!と思いながら見たら、想像の5000倍くらい面白かった。めちゃくちゃ面白かった。最高。

キザで女好きのソロと無愛想で頭に血が上りやすいイリヤのコンビは想像以上に良かったです。…というかヘンリー・カヴィルあまりに顔良すぎません!?!?!?話は本当に面白いしキャラクターもみんな個性的でインパクトがあったんですが、そう思いながら2時間ずっとヘンリー・カヴィルの顔が良すぎる…」って思ってました。マネキンかな?ていうかこの人めっちゃマット・ボマーに似てますよね。最初勘違いしました。めちゃくちゃ顔が良くて女好き設定だし色気が凄くていちいち死ぬ。

でもイリヤも超可愛いんだよな~~!!てか196cmで屈強な男の名前がイリヤって…幼女かな?*1 建築士のフリをしているから戦闘能力を隠さないといけないのに、チンピラたちに絡まれているときに握った拳がブルブル震えているシーンはめちゃくちゃ笑いました。

紅一点のギャビーもいい味出してたし60年代ファッションが本当に目の保養になるし、終盤あたりにひょっこり出てたヒュー・グラントインパクトありましたね。こういう役やるんだ…と思ったw ビジュアル全盛期の頃よりは老けたなあ…って感じするけど、それでも存在感はまだまだ健在だなあと思いました。

同じ時期に公開されたキングスマンって個人的な印象としては20点とか30点のシーンもあるけ300点とか500点も叩きだす最大瞬間風速型だと思ってるんですけど、こっちは2時間安定して80~100点って感じ。中だるみが全くなかったし、2時間が本当にあっという間でした。キングスマンの続編が決まったんだから、アンクルの続編も絶対作ってくれ頼む…。

 

 ・スルース

スルース 【探偵】 [DVD]

スルース 【探偵】 [DVD]

 

 

ジュード・ロウの色気がとんでもない映画」と聞いて借りたんですけど、マジでジュード・ロウの色気がとんでもない映画だった…。

いやマジで恐ろしく顔が綺麗だし色気もすごいし、老若男女あらゆる人間を誘惑できるのでは?と思ってしまうくらいだった。あの凄まじい美貌から放たれる色気たっぷりの小悪魔フェイスはほんとにすごい。やばい。そりゃ妻の浮気相手だとしても「金やるし何でも好きなことやっていいから私と一緒に暮らそう」って言ってしまう。

お話としては妻に浮気された男が浮気相手を自宅にゲームを仕掛けながら色々駆け引きをしていく…みたいな感じで、場所は全然動かないですしキャストも2人しかいません。確か元が舞台だったんですよね。何だか近未来感のある家ですごく淡々と話が進むのでずっとフワフワした気持ちで見ていました。2人の駆け引きがメインなんですが、スリリングさはなく本当に淡々としている感じでした。でも淡々としすぎてお話的な面白さはあんまり感じられなかったかなあ…というのがこの映画の印象です。

 

イヴ・サンローラン

イヴ・サンローラン [DVD]

イヴ・サンローラン [DVD]

 

 

人生初のフランス映画なんですけど、フランス語の響きすっげえ~!!!!!どこかでフランス語は愛と芸術を語る言語って聞いたけど本当にその通りだと思った…。

それでまず主役のピエール・ニネくんがすごいんですよ!私イヴ・サンローランって名前しか知らなくて顔も知らなかったんですけど、この人が存在していたらこんな感じなんだろうなあ…ってくらい繊細で内気な天才デザイナーがハマっていました。というかずっと本人映像を見せられているような気分になっていました。ビジュアルとか表情とか仕草が全てがそれっぽい!でも役に入ってないと普通に今風の美形だし、役のときと顔つきが全然違うので役の作りこみ具合に本当に驚きました。

元々繊細な気質なのに若くして重圧を背負わされ荒んでいくイヴを隣で支えているピエールの献身的な愛が本当すごいんですよね…。イヴは毎晩どんちゃん騒ぎをするし愛人も別につくってそれについて2人で大モメもするんですけど、ピエールはイヴにずっと寄り添っているのが本当に感動するんですよね。なかなかできることじゃないと思います。あと2人がモメていたときにイヴがピエールに言った「彼のことを愛している。でも生涯の男は君だ」ってセリフがめちゃくちゃ印象的です。

出てくる服はどれもオシャレで素敵だし、やっぱり何よりピエール・ニネくんの本人の生き写しのような演技が素晴らしいし名作だなあと思いました。イヴ・サンローランについてはもう一本映画があるので、そっちも見てみたいなあ。

 

 

 

*1:名前聞いてイリヤスフィールを思い浮かべた人は仲間だよ

ブリジット・ジョーンズの日記 感想

 

ブリジット・ジョーンズの日記 [Blu-ray]

ブリジット・ジョーンズの日記 [Blu-ray]

 

 

恋愛映画はあまり見ないタイプなのでこれも見るか迷っていたんですが、コリン・ファースヒュー・グラントの取り合わせはさすがに良すぎるでしょ…という気持ちに負けました。しかもこの時期って2人ともビジュアルが全盛期なので、本当にキャスティングありがてえ…ありがてえ…。こんな最高の英国おじさん2人取っ捕まえて少女漫画みたいなファンタジーラブコメやってくれるとかイギリスほんとセンスある…。

あと有名な話だけど、コリンとヒュグラって若い頃に同性愛映画に出てたり、その後ラブコメで成り上がっていったと思ったら、同じタイミングでスパイ映画に出たり面白いくらいに経歴が似ていてビックリするよね。加えて本人同士は同い年かつ誕生日が1日違いで、ブリジットでの共演以来仲良く喧嘩してる関係っていう偶然にしてもできすぎてねえ!?って感じなのがすごい。事実は小説よりも何とやらだなあ。

 

話は脱線しましたが、この映画の中身は完全にファンタジーです。リアリティがどうとか考えたら負け。頭を空っぽにしてコリン・ファースヒュー・グラントの良い男加減に脳みそ溶かすぜ!くらいの意気込みじゃないとダメ。ほんと冷静に頭動かしたら、主人公別に全然努力もしてないのに何でこんな良い男2人に言い寄られてるの?とか主人公のどこが好きなん?とかなります。でもとかいいつつブリジットが憎めないキャラなのが絶妙なんだよなあ。ダメダメではあるんだけど、変に拗らせてないところが良いよね。かといって脳みそお花畑でも前向きの押しつけでもなくて自然体なところが見やすいキャラクターでした。

 

ヒュー・グラントはダメ男をやらせたら右に出る者はいないって言われ方をよくされているけど、この映画を見てその通りだな!って本当に思いました。ダニエルって本当にクズな男で本命がいるのにブリジットと浮気するし、そのくせ本命に振られたらブリジットに泣きつくし、嘘言ってマークのこと不当に貶めるし、どうしようもなさ極まるキャラクターなんだけど何か憎めないんですよね。もうあの魔性のタレ目で「君以外の女性となんて上手くやっていけないよ…」って泣きつかれたらなびいてしまうからね!女の本能に訴えかける力がある。

 

マークはいやもう最高でしたね。イケメンで高身長で金持ちで将来有望の弁護士っていう女の理想を全部詰め込んだ完璧超人キャラなんですけど、これ日本だったらあまりにファンタジーすぎて駆け出しの若手俳優がやるような役ですよ!これをコリンがやってるのが最高~~~!!!最近よく年上の男の人ってもてはやされてるし本当にパーフェクトスペックなのでは!?スーツすごい似合うし…堅物な役めっちゃ似合うし…最高…。堅物な男が最後にほぼ下着姿のブリジットと街中でキスするシーンは普通に死んだよ。最高だよねあれ。

 

あと見せ場の1つにマークとダニエルの喧嘩シーンがあるんですけど、あまりにもカッコよくなさすぎて最高ですよね。お互いに喧嘩慣れしてない感がすごくて、キックするときも全然脚あがってないし、掴みかかったはいいもののその後モタモタしてるしめちゃくちゃ笑いました。でも弁護士と編集長のおじさんが喧嘩慣れしてる方が違和感あるのであれで大正解。

 

本当はまとめ記事の一部だったんですが思いのほか文章が捗ったので単独で記事にしてしまいました。こうしてみると結構楽しんで見てますね!楽しかったよ!2も見たいな~!

洋画感想まとめ2

暇を持て余した大学生なので洋画をドバっと見ました。なのでそのまとめ感想です。まとめのラインナップはこちら。

裏切りのサーカス

シングルマン

少年は残酷な弓を射る

アイデンティティ

・モネゲーム

マンマ・ミーア!

これらのネタバレガンガンに書くから見てない人は画面閉じてください!

 

裏切りのサーカス

裏切りのサーカス スペシャル・プライス [Blu-ray]

裏切りのサーカス スペシャル・プライス [Blu-ray]

 

 

カチっとしたスーツに身を包んだカッコいい英国紳士がいっぱい出てくる映画なので女子的にはそれだけで最高!と言いたくなる映画ですね。主役のゲイリー・オールドマンは激シブだし存在だけで映画の格が上がってる感すごいし(もちろん脇を固める人たちも豪華すぎてやばいんだけど)、キングスマンであまりのカッコよさに脳が秒で溶かされたコリン・ファースはやっぱりここでもカッコいいし、金髪ストレートのベネネはビジュアルが新鮮で最高でした。いつものクルクルヘアのベネネもいいけど、ストレートにしてると変な色気があってヤバいよね…。

 ただ話は完全に初見殺しだったので見ている間何度も心が折れそうになりました…。これ何の予習もなしに1回目で理解できる人がいたら天才だと思う。絶対無理。1回目は見終わっても登場人物の顔と名前が一致しなかったもんな…。予習なし+字幕で見た1回目なんてベネネが同性愛者なこととヘイドンとジプリーがデキてることしか理解できなかったからね。でもその分2回目で見える景色が全く変わるので、2回目が本当に楽しいし2回目こそが本番の映画。

本当に説明が最小限の映画なので行間を読む必要がすごく多くて、正直2回見たくらいでどうこう語れるくらい理解はできてないんですけど、でもまた見たいと思わせるすごく不思議な映画だったなあと思います。行間を読む映画だから全体的に演技も抑え目なんだけど、それでも名演ぶりをいかんなく発揮するキャストたちは本当にすごかったです。

 

シングルマン

シングルマン コレクターズ・エディション [Blu-ray]

シングルマン コレクターズ・エディション [Blu-ray]

 

  

以前にツイッターシングルマンおススメだよ!みたいなRTが流れてきた記憶があってずっと頭の中に留まっていた作品なんですが思い切って見てみることにしました。内容は大人向け(中高年向けっぽい感じがする)ですが、監督選りすぐりの綺麗な男と美しい映像が楽しめるのでもう軽率に見てほしい…。

トーリーは至ってシンプルで長年の恋人を失った主人公が自殺を決意した最期の1日を描くというものです。主人公は同性愛者なんですが、話的には同性愛はエッセンスでしかないし、主人公の置かれてる状況って普遍的なものだから厳密には同性愛映画ではないのかなあとは思うんですが、撮り方がすごいそれっぽいんですよね!美しい男たちを集めて美しい服を着せて艶めかしく撮るみたいな。この映画ってジョージの心境と映像がリンクしていて、ジョージにとって良いことがあれば画面の色彩が鮮やかになるんですね。そこが今までありそうでない表現で綺麗だなあと思ったんですが、ジョージが綺麗な男を見て性的に見てしまうところもバシバシ伝わってきました。調べてみたらやっぱり監督がそういう嗜好のある方でなるほど…と思ったり。もちろんコリン・ファースの目の演技生々しすぎってのはある。特別目力強いってわけじゃないし至って穏やかだけど、あれは間違いなく獲物を見つけた肉食動物の目ですよ!そういうのもあって男性が見るには微妙な居心地の悪さがあるのかもしれないなあと思いました。

この映画には選りすぐりの綺麗な男が出てくるんですが(マジでみんな良すぎ)、やっぱり1番印象的だったのはケニーかな。というかあまりに顔が綺麗すぎて「だ、誰だこの絶世の美青年は…!?」ってなりました。*1さらさらした金髪に白い肌に透き通る碧眼ってまさに天使としか形容できないんですけど、あの白いもこもこの服もとても良かった…。個人的にはラストシーンの扇情的すぎるほどの真っ赤な唇が忘れられないんだけど、あれって実際にジョージにそう見えていたってことだよね…。

この映画のラストは理不尽というのは言いすぎですが、運命に抗えない無力感的なものを感じますが、でも冒頭のシーンでジョージがジムの死体にキスするところから始まって、スーツを着たジムがジョージの死体にキスするところで終わるっていうのがめちゃくちゃ好きです。すごく綺麗。

 

 ・少年は残酷な弓を射る

少年は残酷な弓を射る [DVD]

少年は残酷な弓を射る [DVD]

 

 

タイトルとあらすじからこんな話だろうなとは思ったけど…エズラミラーくん綺麗だし見てみよう!と軽い気持ちで見たら完全に心がバッキバキにされました。何かもう…ホラーだったなコレ…。

いかにも惨劇という風に描かれているし、ケヴィンの存在はフィクションだから誇張されたものにはなっているけど、こういう親子って珍しくない気がしますね。結婚して子どもを産んで一人前の幸せって風潮あるけどこの映画見るとひっくり返されますね!当然子どもを産んだらその後数十年間付き合っていかないといけないわけだし、大きな責任が伴うことを忘れちゃいけないんだよなあと思いました。とはいえこれ見ると「子ども生むのこわ…」って思わずにいられない。周りはそう迫ってくるけど!こんなん見たら怖いよ!

確かに旅行でハイになったノリでつくったけど本当は子どもなんか生みたくなかった、ケヴィンに対して「あなたが来るまではお母さんは幸せだった」とか言ってしまうエヴァは無責任というかそれはダメだろう!と思うんだけど、一応彼女なりに苦労や努力はしていたわけで、でもその苦悩を分かってくれる人がいなかったかのも親子関係が泥沼になった原因でもあるのかなあと思います。でもそんな複雑すぎる母子関係を父親が察しきれるわけもなく…。

結局ケヴィンはエヴァに振り向いてほしくてあんな凶行に及んだのかなあと思っています。色々ねじ曲がってはいるけど。でもエヴァの方も息子が凶行を犯して居づらいどころじゃない街に留まり続けているし(本当に無責任な親ならすぐに逃げてる)、この親子の物語はここからがスタートなんだなあと思いました。

 

アイデンティティ

アイデンティティー [Blu-ray]

アイデンティティー [Blu-ray]

 

 

重たい映画を連続して見ていたので「見終わった後に何も残らない映画が見たい…」という思いつきで見てみました。話の筋としては嵐のせいで足止めを食らった男女が泊まったモーテルで次々と殺人事件が起き…というオーソドックスなクローズドサークルものです。

どんでん返しもので有名なんですが、タイトルと冒頭にある多重人格の囚人ということで多重人格が絡んでいるな?ということは想定できるので、真相にそこまで驚いたわけではありませんでした。でも囚人の頭の中で行われていた人格同士の殺し合いってことはさすがに分からなかったけど!種明かしされてみればなーんだって感じだけど、これを思いついたのはすごいなあと思います。

でもラストはエドを残した方がもっとインパクト強かったんじゃないか?と思います。あれで男の子が黒幕じゃなかったとしても、男の囚人の精神に女性の人格が残るって違和感あるし…。思うところはありましたが、1時間半を潰すにはもってこいの映画でした。こういうどんでん返しミステリー映画はもっと見たい。

 

モネ・ゲーム

モネ・ゲーム [Blu-ray]

モネ・ゲーム [Blu-ray]

 

 

軽い映画が見たい第2弾。ていうか本当に軽い映画だった…!すがすがしいくらいに大ざっぱで度胸のあるテキサス娘と服装はきっちりと決めているけどダメダメなイギリスのおじさんの組み合わせが何とも面白かったです。でも短い尺にまとめているせいで、人物や関係性の描写が駆け足でラスト「あれあれ???」ってなりました。

結局キャメロン・ディアスコリン・ファースの2人がアラン・リックマンを出し抜いて終わるんですが、出し抜いて2人の間にも信頼生まれてハッピー!となるほどアラン・リックマンの役が悪者に見えないんですよね。というかアラン・リックマンが悪者(という言い方はキツいかな)なのかコリンが拗ねてるだけなのか分からなかった…。あと最後の日本人との絡みは「えっえっ?」ってちょっと戸惑ったなあ。結局彼らはグルでアランをハメるためにバカを演じてたってことなんだよな?

ウダウダ書いたけど何と言ってもこの映画1番の見どころは、コリンファースの美脚ですよ!!!!シングルマンのときも思ったけど、50代とは思えぬ美脚っぷりがすごい。188cmの長身は伊達じゃないなあ脚が長くて綺麗すぎるなあ。

 

マンマ・ミーア!

 

abbaは母親が車で流しているのをよく聞いていて知っている曲がいくつかあったので見てみたかった作品です。やっぱり知っている曲が次々と流れてくるのはいいですねー!ほとんど知らない曲がなかった。どれも聞き馴染みがある曲でスッとノリについていきやすかったです。

話自体は「明日は結婚式だから自分の出自をハッキリさせたい…お母さんの日記を読んだら父親候補が3人いる!全員呼んじゃえ!」って主人公の異常な思い切りの良さに頭がクラクラしますが深く考えたら負けです。下手したら晴れの舞台が泥沼だぞこれ!

これが物語の始まりなんですが、主人公よりお母さんの方がよく目立っていた印象ですね。題名にもなっているMamma mia!とかabba最大の代表曲であるDansing Queenはお母さんが歌ってましたし、娘よりそもそも歌ってる回数が多かった。娘の友人は冒頭にしか出ていた記憶がないけど、お母さんの友人はめっちゃ目立ってたし、いい年した熟女たちが童心に戻ってバカ騒ぎしているところは見ていて楽しかったw 母親役のメリル・ストリープのハスキーな歌声がカッコよくてすごく良かったです。

個人的に好きなのはdansing queenとエンディングです。美しい大自然をバックに歌って踊るっていうのは映画でしかできないことなんですけど、私はきらびやかなステージの上できらびやかな服を着ながら歌って踊っているのが好きなので*2、エンディングなんか特に大好きです。キャストクレジットのThank you for the musicへの流れもすごい良いですよね。

あと関係ないけど、この映画でもコリンがゲイ役をやっていて笑ってしまった。本当にゲイ役多いなこの人!

 

今回はこんな感じです。まだまだアウトプットできない映画があるから早めに書き上げたいです。

*1:演じているのはニコラス・ホルトくんって俳優さんなんですね…覚えておこう

*2:このへんの好みはムーラン・ルージュの影響です

キングスマン 感想

 

 

昨日キングスマン2のポスターが公開されて、キングスマンを見返したくていてもたってもいられなくなったのでゲオに駆け込んだのでその感想です。

 

f:id:mito_913:20170402001030p:plain

 

スーツ+メガネのコリン・ファースが激激萌えすぎて死ぬ

 

ツイッターでは散々言っているんですが、私はスーツ・メガネ・黒髪は性癖三種の神器だと言っていて、最近海外コンテンツにハマっている関係で黒髪への執着はかなり薄れてきているんですが(欧米人の金髪はこの世の宝)、スーツとメガネは本当に好きなんですね。それでスーツとメガネの似合う品のある男性はもっと好きなので大体死んでました。

とにかくもうコリン・ファースのスーツ&メガネの似合いっぷりが尋常じゃなくて、あまりに似合いすぎてスーツ以外の服装だと違和感覚えるレベルに似合うんですよね。188cmの高身長だからめっちゃスラっとしてカッコいいし、顔立ちが派手派手しくないから*1、メガネ姿がすごくハマりますよね。

というかコリンの上品で毅然としていてめちゃくちゃハンサムなのに良い男感出すぎてないところがもうめちゃくちゃ好きなんですよ!!何ていうかパッと見地味に見える感じ?実際良い男でしかないですけど。若い頃の写真も見たけど、歳重ねた今の方が枯れた雰囲気がめちゃくちゃ色気あって魅力があり余る…死ぬ…結婚して…。

 

話が脱線したので元に戻します。とにかくコリン演じるハリー・ハートの魅力がすごいんですよ。話としては英国紳士のハリーが悪党をバリバリ倒していくというのではなく、エグジーの成長物語の方が主軸だと思うんですが、だとしたってハリーに目が釘付けになってしまうんですよね。パリっとしたスーツをキメてメガネかけた英国紳士のお色気おじさんが眉一つ動かさずに男の子の夢とロマンが詰まった道具を振り回してバッタバタ相手を倒していくんだもん…おっさんフェチの女子じゃなくたって目がハートになるよ…。

特に中盤の教会大虐殺シーンはこの映画のハイライトで、カッコよさが頂点に達していたシーンだと思います。いやほんとここのハリーはカッコよすぎてヤバい。これに入る前の「私は神に背いて、中絶クリニックに勤めているユダヤ系黒人男性と性交しています」ってセリフが最高。そして乱れて落ちる前髪の色気がすごくて死ぬ。画面のフェロモン値が高すぎる。死ぬ。個人的な好みとしてはせっかくコリンに暴れさせるならもっと血ドバドバだして返り血まみれにして…って思わなくもないけど、あまり血が出すぎると重くなっちゃうのであの演出で良かったと思います。でもコリンいつか血なまぐさい悪役やってくれ…。

 

個人的にはハリー退場後の展開は結構テンションダウンしちゃって、もっとハリーとエグジーの関係を掘り下げてくれたら良かったのになあと思いました。彼らの関係がもっと掘り下げられていたら「ヨッシャ!かたき討ちだ!!!」ってなるんですけど、エグジーってハリーといるよりマーリンといる方が長かったよな…って感じなので、ちょっとそのへんの繋がりが微妙に感じたかなあ。

でも威風堂々をBGMにした花火シーンはあまりの悪趣味具合に2周目でも大爆笑しました。あれ爆発シーンをそのまま流すより悪趣味だよなあ!これから威風堂々を聞くたびにこのシーンが思い出されることになるんだな…。

 

悪役サイドは文句なしに魅力的だったーーーー!!!やってることはえげつないのに血と暴力が嫌いなヴァレンタインとか義足が怖すぎるガゼルとかコミカルな魅力があってすごく良かったです。

 

続編が気になりすぎるキングスマンだけど、日本で公開されるのいつだろう…来年かな…。

同時期に公開されたスパイ映画のコードネームu.n.c.l.e.もめちゃくちゃ面白かったのでこちらの方も感想書きたいです。

*1:特に目の印象が強い人がメガネかけると装飾過剰になりがちだと思う

ハンニバル ドラマ版 感想

 

HANNIBAL/ハンニバル DVD BOX

HANNIBAL/ハンニバル DVD BOX

 

 

 マッツ・ミケルセンと濃厚なブロマンスが見られると聞いて軽率にS3まで完走しました。

もう!!!本当に!!!!グロ耐性のある全ての腐女子に見てほしいドラマ!!!!!

 

 あらすじは、主人公のウィル・グレアムは動機や犯行を再現できる特殊な共感能力を持っていた。その能力を買われFBIの捜査に協力することになるものの、能力ゆえに精神的に不安定なウィルを心配してFBI捜査官のジャック・クロフォードは精神科医を紹介するが、その精神科医が人食い殺人鬼ハンニバル・レクターで…!?というお話。

 

 ハンニバル・レクターの逮捕前のお話ということになっていますが、原作や映画版を知らなくても十分に楽しめます。知っている人なら分かるネタもあるので、知っている人も知らない人もドラマハンニバルを見よう!

 

~ここがヤバいよハンニバル

・主人公ウィルとレクター博士の歪んだ関係(めっちゃ拗らせてるし病んでる)

・回が進むごとにズブズブ深まっていく2人の相互依存(「君なしじゃ生きられない」)

・相互依存でズブズブだし愛憎でドロドロ

・ウィルを手に入れるためなら他人をハメたり人殺しは朝飯前だし、ウィルが大好きすぎてウィルが愛を向けるもの全てを奪って壊したい博士の独占欲

・顔の綺麗な男が軽率に全裸になったり裸で拘束されたりする圧倒的フェチズム

 

 これ読んでピンときてくれた人は今すぐハンニバルを見よう!絶対に後悔はさせない!huluとdtvで配信中だ!

 雑なダイレクトマーケティングタイムはここまでで、ここからS3最終回までのネタバレ!!!腐女子が書いた感想だからそういう表現があるのとか色々察してほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーズンごとの感想。

シーズン1

 ウィルと博士の出会い編。前半はレクター博士が関わらない単発回が多くて、異常犯罪をウィルが解決していく感じ。何と言っても芸術的で手の込んだ死体アートがたくさん出てきて、S1が芸術的!って感じが強かったと思います。ほぼ毎回のように出てきたもんね…。芸術的すぎて一周回ってあまり怖くないので、グロ度も1番控えめかなと。(当作品比) でも5話の天使に見立てた死体と、7話の目くり抜いて串刺しにするやつはマジ勘弁。

 あとハンニバルは死体アートが出てくるだけじゃなくて、それを美味しそうに調理してくるシーンがたくさん出てくるんですけど、マッツ・ミケルセン本当にカッコイイ~~~!!!!!本当に高級レストランで出てくる料理がいっぱい出てくるし、色合いが鮮やかで美しいから何が使われているか分かっていても「食べてみたい…」と思ってしまいます。でも結局のところって人肉ってどんな味するんだろう!ちゃんと調理すれば本当に美味しいのかな?

 それで、S1はウィルがなすすべもなくハンニバルにハメられて精神崩壊していくので、見ていてとても辛い…。しかもこのあたりのヒュー・ダンシーの演技すっごくて、表情とかこれ本当に正気の人ができる表情なの…ってくらいすごい。安心と信頼の英国クオリティはさすがすぎる。

 まだこの頃はレクター博士が周囲のキャラより数十手先にいるので、全てが博士の思うまま、ウィルが精神病院に入れられてS1終了という結末になってしまいました。キリも後味も良くない……。

 

シーズン2

 ウィル、博士へ怒涛の反撃編。私はS2が1番のめりこんで見ていました。S1と3は完走に1週間前後かかったと思うんですけど、S2は2~3日で見終わりました。1日5話ペースで見てましたね。

 S2はまず掴みが最高でしたよね。博士vsジャックの死闘シーンで始まり「えっどういうこと!?」って思わせておいて、話は2週間前に戻るって始まるの最高じゃないですか!?というか2週間で起こった出来事なんだよなS2…すげえ…。

 S1だと死体がドーン!と出てくるだけなんだけど、S2、3になっていくとシンプルに痛そうなシーンとか犯行の過程が映ってくるので何度目そらししながら見たか…。「これジョジョ5部で見た!!!!」と大声で叫びたくなるビヴァリーの死体とかインパクトヤバかったんですけど、やっぱりメイスン・ヴァージャーが圧巻だった。基本何かを考える前に人が死んでいくドラマなんだけど、メイスンは「このクソ兄貴早く誰か殺してくれ」ってずっと思ってて、でもあんなことになると思わなくないですか!?自分で顔の肉ちぎって犬に食わせてるのさすがに「ざまあ!!!」より先にイヤアアアアアアア!!!!って叫びそうになった。

 一方のウィルとレクター。博士、S1で散々なことをやったくせにのこのこウィルに会いに行くし本当に救いたいと思ってるし(一体どこの誰がウィルをハメたんだ…)、これは「僕らに友情の光は百万年かかっても届かない」とか言われちゃうわけだよ!当然だよ!でもレクターめげない!しょげない!諦めない!でもこのあたりとか本当にお前何がしたいんだ…ってなるよね…。恋するおじさんめんどくさすぎ…。

 博士にハメられてからウィルがだいぶしたたかになって、向こうに殺人者送り込んだり自分に好意を持っていることを利用してハメようとするあたりとかすごいよね。ウィル強くなったな…博士の影響かもしれないけど…。多分こういうところがますます博士を好きにさせちゃうんだろうな。どんどん自分と近い人間になっていくんだもんなウィルが…。それでだんだんとお互いに矢印が向いていくから、ついには間に別の女性を挟んだ疑似セックスシーンとか挿入されるわけだし…。あまりの暴力的な婉曲表現にさすがに腐女子の私でも最初理解が追い付かなかった……斬新……。

 それで最終決戦なんだけど、もうヤバいオブヤバい。S2はこのシーンを見るために見続けたんだなあと感慨にふけるほどすごい。博士がウィルを抱き寄せながらナイフで刺すシーンはため息しか出なかった…。あそこの博士本当に愛おしげにウィルを抱きしめるし、ずっと悲しそうな表情してるのが切ない。それより前のシーンを見ても、博士はウィルと新生活を始める気満々だったし嬉しそうだったし、ウィルのために「実はアビゲイル生きてたんだよ!」ってサプライズまで用意してたんだからなあ…。愛した分だけ絶望が深いってことだろうな。でもこんな仕打ちされても文句言えないくらいのことをウィルにやってきてるからね。だけどウィルの策略は失敗し、またもや博士大勝利エンドなのにちっとも博士が嬉しそうじゃない。ウィルを手に入れるまで博士の戦いは終わらないんだなあ…。

 でも一方のウィルの方も博士への思いが憎しみ100%でもなさそうな感じなんですよね。博士が自分のことを理解できるのはウィルだけと思うように、ウィルもまた自分の危ないところをひっくるめて理解できるのは博士だけって風に思っているというか。その特殊な共感能力ゆえなのか、元々本質が博士に似ているのか分からないけど、どんどん博士側の人間に寄ってるしなあ。ていうかこいつら本当に面倒くさいな!ウィルとレクターがウダウダと大好き大嫌いを行ったりきたりしてる間に、死人や死にかける人間がバタバタ出てくるんだからとんだ迷惑カップルだ…。

 

シーズン3

 あなたが気づかせた恋があなたなしで育っていく編。もうこのシーズン3は最終回ですべて許した。

 シーズン2はウィルと博士の攻防戦が面白くて2~3日くらいで見終わったんですが、シーズン3は正直展開の遅さにダレちゃって消化ペースもすごくダラダラしてました。(ロンパV3に熱中してて視聴中断していたせいもあるけど) S1はサイコスリラー、S2はウィルと博士の心理戦がメインになっていたと思うけど、S3はウィルと博士が好きだ嫌いだってずっとウダウダ言ってる感じなんですよね。それで周りの女性陣は「もう好きならサッサと認めちゃいなさいよ」って呆れてるみたいな。もはや恋愛ドラマだということを隠そうともしてないよねS3!でも結局このドラマって1番描きたいのはウィルとレクターの関係性であってその他は舞台装置なんじゃないかと思うし、妥当な展開じゃないかな!?

 とはいえレッド・ドラゴン編は正直ダレました…。元々そういうドラマなんだけど、詩的表現とイメージ映像のラッシュでダラハイドのキャラが頭の悪い私には全く分からなかった…。その割には彼のシーン多いからね。難しい講義をずっと聞いてる感じだった。でもただ1つ言えるのは、ダラハイドはウィルとレクターの愛を決定的なものにする舞台装置であり、でもってレッド・ドラゴン編はこのドラマ最後のビッグラブイベントだということ!何かもうそう思ってる…絶対そうだよ…。

 もうラストシーンに関しては「美しい」「最高」「神展開」以外の感想がないんですけど、いやもう本当に最高では…?公式が最強の同人誌すぎる(?) いやほんと…2人の共同作業(殺人)からのハグからの心中って…こんな…こんな展開を公式が用意してくれるの控えめに言って神じゃないですか…?これ絶対ツイッターで闇の腐女子がこんな展開のBL読みたーい!ってツイートしてるやつですよ。しかもこんな展開を英国の妖精と北欧の至宝が演じてるの神すぎ…。常に最高の神作画ありがとうだよ…。

 レクター博士から重すぎる愛を向けられるもののずっと拒んできたウィルが最後にやっと受け入れるところとかもうここまで見てきて良かった…って思いました。そりゃ日々ウィルへの飢えを痛みのように感じ、姿を見るだけで満たされる状態*1だったんだからな…。エモすぎるよ博士…。しかもウィルにこっぴどくフラれたら投降しちゃうし…。いくら逃げ切ったところで、ウィルが追いかけてくれなかったらそんな生活に意味なんてないしね。

 私はこの2人に関してベデリアさんがウィルに言った「彼と共には生きられず、彼なしでも生きられない」ってセリフがもうめっっっっちゃ好きで、何て美しい関係なんだろう…ってため息が出ました。あまりに破滅的な関係。結局ウィルはハンニバルを殺すには自分ごと死ぬしかないと思って心中したんですよね。人を殺してしまったのもあるし、レクター博士自身だけじゃなく自分の中にいる彼ごと殺そうとしたんだとも思うし、やっぱり彼なしじゃ生きられないから。もう考えれば考えるほど破滅的で美しいなあ…。いやもうこんな結末見せられたら神ドラマって言うほかないですよ…。

 何だかんだ言ってハンニバル面白かったからシーズン4も見たいんだけど、シーズン3の終わり方があまりに綺麗すぎるから、このまま終わりでもいいと思ってしまう。もう本当に素晴らしい萌えをありがとうだよハンニバル…最高のドラマ…。

 

 

*1:今シーズンはベデリアさんの腐女子の気持ち代弁ウーマンぶりがやばい

文アル始めました

 

f:id:mito_913:20170201194512j:plain

 

 年末くらいから文アルをやり始めて(実際に始めたのは11月中旬くらいで放置してた)、今はfgoが暇なのでバリバリやっています。年末に再開したのは「この時代にグリリバと子安が因縁あるキャラやってるんですか!?」っていう理由です。今は一体西暦1990何年なんだ…。でも本格的に周回し始めたのがイベント終わる3日前とかで露伴先生取れなかったよ…紅葉先生ゴメン。絶対双筆真髄させたいので運営ちゃん潜書に追加してくださいお願いします。一週間触った感じの雑感。

 

○良いと思ったところ

 ・ポチポチが少ない

進軍or撤退を選ぶときしかポチポチしなくていいのが楽。画面から目を離せる時間が刀より長いからながら作業がしやすい。

手紙システム

キャラ→キャラへの手紙が読めるのに加えて食糧か墨もらえるの最高でしかない。しかも手紙届く時間間隔も変更できるとかさすが。ここの収入源は地味に大きい。

アイテム

経験値・ドロ率アップアイテムが課金で買えるとかすごい。しかも50円やばない?スナック菓子より安い。ソシャゲにしても課金ってそれを手に入れるのに費やす時間をショートカットする対価だと思っているので、金で効率が買えるのは素晴らしいなあと思った。

イベント時のボス確

 これ神じゃないですか!?!?ブラゲで1番悩まされるのボスマスに行かないことだと思うんですが、イベントだと特定の文豪入れるとボスマス100%なのがすごい。なお通常の潜書だとボスマスにたどり着くのに2~3日かかることもあるからそのへんは通常運転のブラゲだ!

 

直してほしいところ

イベント中のフリーズの多さ

せっかく潜ったのにフリーズして更新すると失敗扱いになるのが…。でもしないときは全然フリーズしないから時間帯の問題なのかなあ。

別のタブ見てるとロードが進まないところ

最大限資源ぶっこんでも20分、30分が出てくるところ

個人的に1番変えてほしい部分です。400突っ込んだらせめて2時間未満は弾いてほしい。ひたすらに虚無感がヤバい。

負傷イラストのバリエーションもっと増やして

強欲かつすけべな司書でごめんな。

 このくらいかな?でも文アル運営なら徐々に直してくれるやろという期待はある。運営ちゃん頑張ってほしいです。

 

以下キャラについて。 

 

f:id:mito_913:20170201194548p:plain

 

今のところ一軍はこのメンバーですね。手さぐり状態でプレイしてるからあんまりレベリングが捗ってない!とはいえ今回のイベントの3章は経験値が上手いので、北原一門入れてたらグングン育ったし、レベル20まで遠いなあ…と思っていたら花袋くんがもうすぐ20に届きそう!

というか銃×3+弓パがこのゲームの最適解では?ってくらい捗る編成。銃と弓強い。

 

f:id:mito_913:20170128141803p:plain

 

推しでいうとこのあたりです。一軍と全然メンツ変わってないね!

コータロー先生

普通にこの手の優男っぽい感じ好き。飄々としてるけどスマートで品ある感じ。カジュアルな感じの服装もめちゃくちゃポイント高い。あとバニーちゃんみたいなトーンのモリタマサカズ最高では?

鴎外先生

この手のゲームに大川さん珍しくない!?と思って育ててます。硬派で取っつきにくい感じなのに日課クリアすると「貴方もなかなかに研究熱心だ」とか言ってくれるのがヤバい。貴方呼び最高かよ。何かこういうキャラいると雰囲気締まって良いですよね。

花袋くん

1回声聞いた時から「ジョニィ…ジョニィの声だ…」とジョニィ(ジョジョです)の面影を重ねてしまったので育てました。いつしか幣図書館ではレベルトップに。連続クリティカルキメられたときとかあまりの頼もしさに「最高…」と拝みそうになりますね!

朔先生

私は!!!!!彼が目当てで!!!!このゲームを始めた!!!!!もうただただ可愛さ余って可愛さ100倍みたいなキャラでセリフが全部幼女か事案かメンヘラってる。いや久々に野島健児の声聞いたけど、可愛いの演技がめっちゃ手が込んでる。脳が溶ける。何かもうセリフ全部最高だから聞いてくれ。あと朔先生ググったけど本人がすごい目のパッチリしたイケメンでビックリした。

 

このキャラデザと声優にしか言及してないあたりから私の教養のなさが分かると思うんですが、多分元ネタが分かったらもっと楽しいんだろうなあ…。でも最近ラノベすら読まないマンだから文学のハードル高え…詩なんてもっと読めねえ…。

そもそも文豪の名前見て「ああ中高生の頃に読まされたな」と思ってしまうから教養のないオタクはダメ。

 

扱ってる題材が題材だけあって、萌えがゲーム内だけで自己完結してないですよね。あくまでゲームは導入で、もっと供給が欲しかったら本人たちの史実のエピソード調べてくださいみたいな感じ。元ネタ要素がめちゃくちゃ多いゲームだから、ゲーム内のキャラと文豪本人の境界線がすごく曖昧で、キャラに萌えたいなら史実にも触れないと片手落ちというか。だからこんなに人気がまったりしてるんだろうなあ。本人との密着率が高すぎてあまり軽率に二次創作BLできないし。

こういう特殊性があるから文アルは刀ほどそんなに爆発的には流行らないとは思う。二次創作のハードル段違いすぎるし…。

 でもこのまったりさは心地いいし、fgoの合間にやっていく感じでやっていきたいと思ってます。ちなみに朔先生の制服はとったよ!やったあ!