長文置き場

備忘録

最近聞いたBLCDまとめ 20/10/21

感想がたまってしまったので今回はまとめて。

 

男子高校生、はじめての第8弾(山下誠一郎×小林裕介)

男子高校生、はじめての 3rd after Disk~Dear~

先輩の演奏が大好きです、そう言って音楽室の八雲の元へと毎日のように押しかけていた江純。
しかし今日はいつもよりやけに控えめな態度だった。

「…… 僕、ここに来るのは、今日で最後にします」

突然の江純の言葉に八雲は動揺し、隠していた想いと苛立ちを抑えきれず … 。

https://www.animate-onlineshop.jp/pd/1489825/

 

本編とアフターまとめてのレビュー。アフターは第8弾のカプのトラックだけ単体買いしたので、他のカプは聞いてない。

初の男はじシリーズ。男はじはマジでエロしかないと聞き、最初はビビっていたけれどBLCDにある程度慣れたので普通に聞けた。

マジで最低限の導入以外はエロしかなかった。あまりにも潔い姿勢なので、人気シリーズなのもうなずける。あとBLCDにしては安くてビックリした。その分収録時間が短いのだけど、尺の8割か9割はヤッているので物足りなさはない。人気なのもうなずける。

 

このカプねーーーーーー、何がアレって攻めがめちゃくちゃ気に食わなくて困った。山下さんの声は低めで男前でめちゃくちゃカッコいいけど、性格はマジで気に食わない。

何というか令和の時代にそれは不器用じゃなくて単に自分勝手で傲慢なだけやぞと思わされる。最初無理やり受けのことを襲ったことについて、結果両想いだったからであんま悪びれてねーだろお前!!!もっとそれでも受け入れてくれる受けの心の広さに感謝しろ!!!と思った。「欲しいものがあったら無理やりにでも奪うべきだな」はない。

あとアフターのときもヤるなら退院してからにしろ!体に障るかもしれないだろ!気遣えや!って思った。病院というシチュエーションはもちろんそそるのだけど……。

でもそれに反して受けのキャラはめちゃくちゃ好き。おっとりした箱入りお坊ちゃまなのだが、結構肉食系。イヤイヤ言いながらノリノリ。大人しそうな感じから積極的にに乱れていく感じがめちゃくちゃ好き。

 

ついキレてしまったが、このカプの良さは山下さんと小林さんの掛け合いの熱さ、相性の良さだと思う。山下さんは低音男前声でカッコいいし、小林さんは可愛いけどたまにハスキーなのがめっちゃ好きで、単体でももちろんすごく良かった。でも掛け合いの熱さこそ1番の魅力に感じた。アフターとか収録めちゃめちゃ盛り上がってたんじゃないかと想像してしまうくらいの迫真さと白熱ぶりが伝わってきて本当に良かった。なので、攻めが気に食わない奴じゃなかったら完璧なんだよなこれ……。

本当に相性良いなと思わされる2人だったので、この2人の組み合わせは他作品でも聞きたいなあと思った。

 

オオカミくんは怖くない(熊谷健太郎×野上翔)

肉食人種の一途なオオカミ×草食人種の寡黙なウサギ

動物から独自の進化を遂げた獣人が暮らす世界。
オオカミの志狼は派手な見た目のせいで誤解されやすいが、硬派で一途。
そんな志狼は褐色肌が目を引くウサギの宇佐美に恋している。
肉食人種ゆえ警戒されていたものの、
宇佐美を変質者から助けたことで志狼にだけ無防備な姿を見せてくれるようになる。
しかし宇佐美に発情期がきてしまい――?

https://e-fifth.net/faca0300/

キャスト

宇佐美黒兎:野上翔
吠崎志狼:熊谷健太郎
獅子堂王我:木島隆一
司馬駿匡:伊東健人

 

最近熊ちゃん好きすぎる。受け演技の天才ぶりは散々浴びまくったので、では攻めはどうだろうと思い購入。

多分これがストレートな熊ちゃんな使い方なんだろうだなと思わせる役柄だった。硬派で誠実な役柄にすごくよく合っているのだけど、それでいて色気や包容力を感じさせるスパダリボイスほんと好きだなあ!

相手役の野上さんは、前回聞いた三兄弟のルイだったり、BL以外だとsideMの四季くんとか元気で明るいキャラのイメージが強かったので、クールで寡黙でツンとした感じは新鮮だった。基本寡黙でツンとしているのだけど、絡みシーンになるとエロカワになる感じがめちゃくちゃ良かった。

 

話としてはピュア可愛い系で、絡みシーンも最後に数回あるだけで少なめ。これはわたしがエロ多め作品に適応してしまったせいもあるけれど、BLCD聞いてて初めて「もっと絡みシーン聞きたかった……」と思った。熊ちゃんも野上さんも普段の感じから、そういう雰囲気になり本番になりのときは色気出る感じが超良かったので!相性良かったなあと思った。この2人も他作品でも聞きたい組み合わせだった。

脇役の2人は某作品を思い出さずにはいられなかったけど、木島さんはもっとトーン高めの方が自然さがあって好きだなあと思った。伊東さんの口うるさい委員長系は安定してハマるなあ。それぞれ別の方向から、志狼と黒兎の関係性を見守っているのが良かった。

 

男子高校生、はじめての第3弾(竹内良太×興津和幸)

文化祭最終日の夜の生徒会室。
副会長 ・ 北谷映一が居眠りから目を覚ますと、玩具の手錠で拘束されていることに気づく。
手錠をかけたのは、ひとつ年下の会計 ・ 参納秋彦。

「これから俺は、あなたが逃げ惑っても仕方がないことをします」

思いつめた眼差しで強引にキスをしてくる参納の唇に、
映一は思い切り噛み付いて抵抗するが …… 。

「好き」 の矢印が交錯する生徒会室で起きた謀の行く末は ―― ?

【ドラマCD】男子高校生、はじめての ~第3弾 生徒会役員の密かな謀~ アニメイト限定盤 | アニメイト

富豪刑事を見て「やっぱ興津さんの声良い!」とBLCDをポチってしまったのだが、届くのが待ちきれずポケドラで男はじを購入してしまった。データだと買った瞬間聞けるのが良い。

方々で男はじの興津さんはめっちゃ良いという感想を見かけていたので、ワクワクしながら再生ボタンを押した。

 

良いなんてレベルじゃなかった。

 

聞き終わった後出てくる言葉は「すごい」「やばい」「何だこれ」だった。

話はあってないようなものだし何だそりゃというところもあるが(でも個人的にはキャラにイライラしない分第8弾よりマシ)、興津さんの演技で全部ねじ伏せるスタイルなので細かいことはどうでもいいのである。

最初の無理やり犯されているときの嫌がっている感じとか苦しそうな感じから、両想いということがわかってからの甘くてトロトロで色気爆発する感じから、事後の疲れてふわふわした最中とはまた違う色っぽい喋り(これたまらなく良い)になるのとか、とにかく変化していく過程の演技がすごすぎる。

途中のイラマでめっちゃ苦しそうにしてるところなんか、聞いているこっちも苦しくなるような生々しい演技で、あれ絶対実際に何か口につっこんでなきゃあんな声出なくないか!?と思った。とにかく演技のテクがすごすぎる。圧巻。

 

攻めの竹内さんも決して悪くはなかったというか良かったのだけど、キャラ設定だったり脚本だったりで良い声も演技も良い方向に向かわなかったなという印象が強い。てかこのシリーズまともな攻めは作れないんか?って思った。まだ2作しか聞いたことないのでアレなのだけど……。

セリフ回しが推しにハァハァしてるときのアイドルオタクか?みたいな感じで、ちょいちょい正気に戻っちゃうんだよなあ……これは脚本が悪い。

とはいえ総合的にはすごく良かったので、アフターも聞いてみたいと思った。