長文置き場

備忘録

オタク遍歴を振り返ってみる

 ここ数か月でフォロワーさんのオタク遍歴をまとめた記事をいくつか読んで、他人のオタク遍歴の話なんでこんな面白いんだろう……と思い、自分も書いてみるか!と思い立った。

 ここ最近何人も新しく仲良くなったフォロワーさんもいるので、今更自己紹介がてら。てかこれ絶対年齢バレる。めっちゃ長いよ。

 

 

幼少期

 物心ついたときにはスーパー戦隊のオタクだった。きっかけはまるで覚えていない。

 特にハリケンジャーからゴーオンジャーくらいまでが1番熱心に見ていた時期で、全話ビデオに録画してもらっていたし(もう世代が出る……)、お気に入りの回は擦り切れるほど見た。暇さえあれば見ていた。

 あと自分が生まれた頃とかそれより前の作品をレンタルして見るのも大好きで、よくツタヤに通っていた。なので個人的に戦隊は90年代後半から00年代前半あたりの作品に特に思い入れがある。大好き。あと子どものくせに東映公式の撮影エピソードを読むのも大好きで、このあたりからオタク気質が滲み出ている。

 ただ小さい頃は戦隊と名がつけば何でも見ていたのだけど、大きくなるにつれ自分の好みとか刺さる刺さらないの感覚を自覚するようになったので、最終回まで見れないことが続いて結局フェードアウトすることになる。これが中学校くらいまでの話。

 

 ちなみに戦隊以外にはあまり興味を示さなかったので、アニメはおジャ魔女どれみセーラームーンしか好んで見ていた記憶がなく、漫画もドラえもんしか読まないような子どもだった。今でも二次元のキャラクターより三次元の人間に熱中してしまうのは、こんな幼少期を過ごしていたからだと思う。

 

 

オタクへの覚醒

 ぶっちゃけ幼少期の時点でもオタク感があるが、いわゆるアニメだったり声優に詳しくなるようなサブカルチャーのオタクに覚醒したきっかけとなったのは、仮面ライダー電王だった。あんまり電王の話しないけど(今見ると他のライダー作品の方が好きだから……)、でも間違いなく人生変えられたレベルの作品。

 さっき戦隊の話したけど、仮面ライダーは見てないなかった。理由は単純、暗いから。だから(パッと見は)めちゃくちゃ明るい戦隊のようなノリの電王は見事にクリーンヒットした。そして先述したように、東映公式の撮影裏話を読み込むような子どもだったので、ここで「声優」というものを知ってしまった。ここからヒーローしか知らなかったわたしは道を踏み外していくことになる。

 というわけでわたしが人生で初めて好きになった声優は鈴村健一さんである。そしてこの頃鈴村さんは銀魂沖田総悟を演じていて、まあこれもデカかった。わたしたちの世代って、銀魂BLEACH・リボーン・Dグレが四天王だった時代だったじゃないですか?ちなみにわたしの学校ではリボーンが1番強かった。

 それで鈴村さんってコミュ力トーク力の鬼みたいな方なので、交友関係が広いというか、どんな方と絡んでもとにかく面白いので、とにかく爆速で他の声優さんの名前も覚えていった感がある。ここから二次元声優オタクへの道を突き進むことになった。

 

中学時代

 特に中学時代は流行った作品大体かじってた気がする。ヘタリアとかうたプリとか。あとボーカロイドもめちゃくちゃ流行っていたし好きだったけど、歌ってみたも含めて1年くらいしかハマってなかったな……。初めて聞いたボカロ曲が「ワールドイズマイン」なのでボカロの親はryo。ボカロといえばryoだと思ってる。てかワイズマ12年前の曲でひっくり返った……。あと「悪ノ娘」とか「悪ノ召使」とか「magnet」とかがめちゃくちゃ流行っていた時代だったなー!

 平成ライダーでいえば電王で入り、キバで脱落して、Wで戻ってくるという王道パターンをやっていた。でも今見たら好みでいえばキバ>電王だし、当時はWが好きすぎて受け入れられなかったオーズの方がWよりも好き。

 それフォーゼにドハマりしてたな!全話録画してたし何度も見返してた。この頃は明るい作品を好きになりがち。あとフォーゼで初めて吉沢亮の顔を見たときの衝撃は忘れない。

 乙女ゲーをやっていたのもこの頃かな?遙かとか薄桜鬼とかVitaminとか。VitaminはXもZも間違いなく完走してて、薄桜鬼も多分完走した記憶がある。遙かは難しくて挫折してしまった……。薄桜鬼やっているとき、何でこんな文字読むだけゲーム性0のゲームがあるんだろう?ってガチで疑問だったんだけどマジで若かったな……。

 

高校時代

黒子のバスケ

 高校時代の前半は完全に黒子のバスケだった。最初に書いたように戦隊が好きだったので、キャラデザの戦隊っぽさに見てみよーと思って1話から見ていたのだが、あるとき突然バズっていた。エンドカード事件懐かしいね……あれでめちゃくちゃバズった気がする。

 本格的にハマったきっかけは、スーパーでたまたま本誌を立ち読みしたら陽泉戦で、しかも、むっくんが「もうやーめた」って試合放棄したのを氷室さんが泣きながらブン殴って、それでむっくんが覚醒する回だったこと。涙で覚醒って何これ……!?!?!?と衝撃を受けて、単行本を揃え始めた。今思えばわたしの末っ子厨や黒髪厨はもうこの時点で始まっていたのかもしれない。

 あときっかけは覚えていないけど高校時代GRANRODEOをめちゃくちゃ聞いていたので、氷室さんのCVきーやんで沸いたなあ。むっくん鈴だったし。

 

ジャニーズ期

 ただ飽き性なわたしは黒バスも1年くらいしか続かず、その後にハマったのがジャニーズだった。これマジで言ったことないやつだと思うんだけど(当時繋がってたフォロワーなら覚えてるかも)、ジャニーズにハマったきっかけはNEWSのチャンカパーナだった。テレビで流れているのを聞いてキャッチーすぎて頭から離れなかった。アイドルに対する性癖の原点が関ジャニ∞だったので関ジャニ∞からみたいな感じでずっと話してたけど実はその前にNEWSが好きだった期間がある。数か月レベルですごい短かったけど。

 それで関ジャニ∞にハマったのは、当時のフォロワーに安田担がいたから。でもってそのフォロワーは安田担かつやすば(安田くんとすばるくんのコンビのこと)のオタクだったから、「desire」って曲がとにかくヤバいみたいな話をしていて、それに興味をひかれた気がする。じゃなきゃ初めて買ったエイトの円盤が京セラのカウコンにはならん*1

 それでカウコンを買い見事に打ちのめされた。ただの関西の面白いお兄ちゃんだと思っていたら歌上手い、曲ヤバい、すごすぎ…!?ってなった。あとパッと見カラッとしているのに内情知るとめちゃくちゃ湿度高いというかウェットというか。そういうギャップにやられた。

 そして無事に丸山担になった。好きだったのは短い期間だったとはいえ、マルちゃんはわたしのアイドルの性癖の原点・始祖とも言える存在である。ってこれ言うとフォロワーが「(察し)」みたいなリアクション取ってくる。最初がマルちゃんなの業が深いのわかってるから!

 わたしが初めてコンサートというものに行ったのもエイトだった。Jukeboxだった。ビーストの演出がすごくて、文字通り東京ドームで双眼鏡構えて自担のケツ追いかけるオタクになっていた

 

大学時代

 大学時代というか高校時代に被るんだけど、高校時代の終わりから大学入ってからは平成ライダー熱がピークだった。それはわたしが指定校推薦で受験をする必要がなく、でも友達はみんな受験組だったので、1人で時間を潰せるものは…?ということでふと平成ライダーラソンをすることを決意したのがきっかけ。この頃とにかく時間だけはたくさんあった。

 ここで久々にニチアサリアタイに復帰することになる。1番思い出に残ってるのは仮面ライダードライブ。作品が好きだったというより実況がとにかく楽しかったし、放送中も放送終了後もドライブをこじらせてるオタク本当に面白くて好き。

 好きな作品としては時期によって変わるし選べないんだけど3つ選ぶなら、龍騎・キバ・オーズで安定かなあ。綺麗に井上敏樹小林靖子になってしまったが。基本やっぱ平成1期が好きかなあ。小さい頃は明るい衝突の少ない話が好きだったんだけど、大きくなると刺激が欲しくなるから人間関係ぐちゃぐちゃだったりシリアスな方が好き。

 

 今に通ずる話でいえばサービス開始直後に刀剣乱舞はやっていた。好きだったのは乱ちゃんだった。男の娘が好きというわけではなかったけど、山本和臣さんのあの高くてハスキーな声たまらんくて……。大体同時期だったと思うんだけど美男高校地球防衛部を見ていたこともあり、愛着持って使っていた記憶が確かにある。ちなみに地球防衛部は今になって若手声優界隈に出戻る前に摂取していた唯一の若手声優コンテンツだった。とはいえアニメが好きだっただけで、中の人にはさほど興味が出ず若手声優オタクルートには入らなかったのだが。

 同じ人多いと思うけど、初めて山下誠一郎さんの声を聞いたのは薬研だった。色白儚げショタから放たれる男前低音のギャップすごすぎて、みんなざわついていた記憶があるしめちゃくちゃ薬研ニキ人気があったような……。ただ当時は若手声優まるで興味がなかったので、キャラデザと声のギャップがすごい程度の印象しかなかった……。

 

 あと大学時代にハマっていたのは洋ドラ・洋画。その頃わたしはジョジョをきっかけにして、加瀬康之さんにハマっていた。加瀬さんは意外とアニメにもちょいちょい出てるんだけど、基本吹替畑の人なので出演作見ようと思った流れで洋画デビューを果たした。それまで洋画を見たことはまるでなかった。ちなみに後々加瀬さんは大沢事務所所属ということを知り、もうこの頃から大沢事務所に足向けて寝られねーじゃん!!!となった。

 それで最初は吹替目当てに見ていたのがなんかだんだん洋画見るのが普通に楽しくなってしまい、加瀬さんとは関係なしにとにかく気になったものを見まくっていた。この頃あたりにhuluとかNetflixとかサブスクが普及し始めたのでそれをフル活用していた。

 洋ドラに関しては人気作になるととにかく死ぬほど長いので時間を持て余した大学生にはぴったりすぎるコンテンツだった。1番ドハマりしていたのは「クリミナル・マインド」。S8の途中まで見たような…?サイコパス博覧会ドラマなのでよくもまあそんな殺し方思いつくな……みたいな感じだしそれが面白くもあるのだが、そういうゴア要素薄い回の方がお気に入りの回多かったりする。S4が個人的に好きな回がマジで多い。

 あとはSHERLORKとか(映画版はハマらなかったがBBC版は大好き)、ハンニバルがめちゃくちゃ好きだった。

 

 思い返せば二次元や声優に興味はないもののアニメは結構見ていた。これもサブスクが普及したおかげ。ジョジョにドハマりして自由に使える時間は全てジョジョの視聴に使っていたり(5部が1番好き)、あとは地獄少女とか、HELLSINGとか、コードギアスとか、カードキャプターさくらを見ていた。地獄少女は2期が1番面白い。あとおジャ魔女どれみを一気見したりもしてたな。大学卒業までに全シーズン完走はできなかったけど。基本90年代とか00年代アニメを見ていたので、若手声優の知識は増えなかった。

 

BOYS AND MEN(大学生~社会人)

 こればっかりは話が長くなるので独立項目にする。

 出会いは2017年の夏。きっかけは映画のダブルミンツだった。平成ライダーで繋がっていたフォロワーの影響なのだが、このフォロワーは普段すごくクールで淡々としたツイートをする人という印象だった。その人は田中俊介くんのオタクでもあったので、ダブルミンツを見てものすごくハイテンションなツイートをしていた。このときに「普段クールなフォロワーをこんなにも狂わせる映画ってどんなだろう?」と興味を持ち、見に行った。

 映画は本当にとても面白かった。ただこの時点ではそれでボイメンにハマるかといえば、ボイメンは別にしっくりきていないという感じだった。でもこのことがなければボイメンにハマることがなかったのは間違いない。

 

 転機があったのは7月。きっかけは覚えていないのだがこの頃関ジャニ∞に再燃していた。エイトはツアーを秋冬頃にやるイメージだったのだが、この年は夏開催だったので即FCに入ってもチケットの申し込みに間に合わないことが判明した。ちなみに結果として優しいフォロワーさんが譲渡してくれたことにより、この年のコンサートに行けることになった。そしてそれが7人の関ジャニ∞の最後のツアーだった。

 閑話休題。完全に不貞腐れたわたしのところに、ボイメンが東京でライブするらしいという情報が飛び込んできた。それがSUMMER STATIONだった。不貞腐れていたのでもう行ったれ!!!と思い行ったのが全ての始まりだった。

 曲もペンライトの振りもまるでわからなかったのだが、MCがとにかく面白かった。わたしはMCが面白いことはグループを推す上での絶対譲れない条件で、どんなに顔が良く歌やダンスが上手かろうとMCが下手なグループは推せないので、MCが面白いボイメンには一瞬で虜になってしまった。

 

 それでわたしはテーマカラー赤色の辻本達規くんを推すことになるのだが、これが完全に接触落ちだった。塩対応とか初見殺しとか言われるけど、わたしは完全に接触落ちだった。何が良かったのか、「顔」である。

 忘れもしない2017年8月1日の渋谷マルイ。その日のわたしは田村侑久くん(たむたむ)の接触を楽しみにしていて(フォロワーが「たむたむは行っとけ」って言ってたから)、辻本くんはそのついでだった。ついでのはずだったのだ。

 それが待機スペースの階段から目の前に通されたときに、あまりにも顔がカッコ良すぎて少女漫画でよくあるキラキラフィルターが見えた。床が抜け落ちるような衝撃だった。顔がカッコイイしか考えられなかったので「めちゃくちゃカッコいいですね!」としか言えず、中身のある会話をしたわけでもないのだが、顔がカッコよすぎて少女漫画の王子様みたいだったというただ一点だけで大きく爪痕を残された。ステージの上ではあんなに芸人みたいで作画コロコロコミックみたいなのにだよ!?とにかくダメだった。

 この時点で「推し!!!!!」と思ったわけではないのだが、その日を境にわかりやすくMVやテレビを見てもまず辻本くんを探してしまうようになり、ついに降参することになる。うるさい三枚目キャラやってるからこそ、スンッって涼しげに澄ましてるときがめちゃくちゃカッコいいのよ……。

 

 そこからはもうズブズブである。同じCDを何十枚も積んだり、炎天下や吹雪吹きすさぶ屋外で何時間も待ったりして現場に通った。あとファンレターも出しまくった。もちろんガチの人と比べたら全然だけども。そしてボイメンは名古屋拠点のグループなので、東京都民はただの地方民でしかない。遠征は必須だった。ここで「チケ代より交通費の方が高い」とか「学校終わりにそのまま舞台行けるのはめちゃくちゃ恵まれている」などを知った。

 ただ遠征ジャンルなのに学生時代は母親が厳しく遠征を許してくれなかったので、「友達の家に泊まる」など嘘をついて遠征したり、しょっちゅう喧嘩もした。完全に遅れてきた反抗期だった。あと4単位がかかったテストを翌日に控えているのに、名古屋遠征して夜行バスで帰宅からの即登校してテストというアホなこともした。単位はとれた。

 金遣いも当然ヤバくて、金銭面のやらかしは結構した。現金がない→カード使う→引き落とし額がヤバい→現金がないを永遠にループしていた。カード代引き落とされたらほとんどお金が残らないとか普通だった。今だから言うけどこの頃リボ払いしてた。結局完済したのは社会人になってからなので、リボ払いはやらない方がいい。わたしは一生しない。

 

 そんな感じでいわゆる推しを推すオタクを全力で経験させくれたのがボイメンであり辻本くんだった。もう些細なことで沸いたりキレたり救われたり病んだり大変だった!

 最初の1年目というか好きになった半年くらいは盲目新規ハイで何でも楽しいんだけど、2年目くらいになると新規ハイの反動か逆にイヤなところが過剰に目について、呪詛を吐き散らすオタクになっていた。マジで最悪。当時のフォロワーにはご迷惑をおかけしました……。この頃ナゴヤドーム公演へ向けての動きが増え始めたので余計ピリピリしていた。何でピリピリしていたのかというと、キャパが無謀だったから。埋まる見込みなんてなかったけど、まあこれが事務所の常套手段だった。とはいえ今思えばオタクがピリピリして何になるって感じだけれども。でも2年目は落ち込むことも多かったけど、今でも色褪せない神現場もいくつもあったのでインパクトが強く、熱量がピークな1年だった。お酒の席で話したいネタが多いのもこの年。

 3年目になると、ナゴヤドーム公演が終わったのを機に憑き物が落ちたかのようにメンタルが安定した。この頃社会人デビューを果たしたので仕事でヘトヘトで、ボイメンのこと考えられなくなったのもあった。でも惰性ってわけじゃないけど、このへんになると特別ブチ上がることがなくても「特に降りる理由がないので降りない」みたいな状態になっていた。

 

 なんかボイメン降りようと思ったこと何度もあったし、推し変しようと思ったこともあったけど、そういうときに限って最前が当たるとか、接触で神回だったとかが起こり、引き止められてたんだよなあ。そういう運やタイミングもあって何だかんだ今でも熱量だいぶ落ち着いたとはいえ、ボイメンも辻本くんのことも好きなんだよなあ。

 あとは2017年も2021年も辻本くんの良さがマジで変わらん。好きになった頃の魅力が今でもそのまんまある。月並みな表現しかできないんだけど、仕事に対してもオタク含めて関わる人に対しても、素直でまっすぐで誠実なところが好きでね……。月並みなことしか言えんけど。それと天邪鬼でアイドルらしいことしろって言われるとできないのに、超がつく末っ子気質だから自然体がアイドルみたいなところ。愛されるのが上手い。狙ってない天然の愛嬌と可愛げがある。

 

 若手声優オタクになったとはいえ、ボイメンの動向気にしちゃうし、メンバーのSNS見ては面白がったり、ボイメンのオタクと話すのも楽しいので、まだしばらく彼らのことを追っていたいと思う。

 

社会人

 あとはもうご存じの通り二次元と声優界隈に出戻ってくる。

 出戻るきっかけになったのはあんさんぶるスターズ!だった。でも、あんスタにたどり着いた理由はかなりヘンテコなものだった。ある日、TLを見ていたら「ウォズ*2のキャラソンがめっちゃアリプロっぽい」というツイートを見つけた。特にジオウを見ていたわけではなかったのだが、何となく試聴が転がっていないかとツイッターで検索をかけた。そしたらアリプロ繋がりだったからか、Valkyrieの魅惑劇のリンクが貼られたツイートを発見した。そういえば結構前話題になったな!と思いだし、Spotifyで聞いてみた。そこから1ヶ月くらい延々とValkyrieのアルバムだけを聞き続けていたと思う。

 曲をヘビロテするうちに、さすがに本編を履修した方がいいかな……?と思いあんスタを始めたのが全てのきっかけだった。結局半年ほどでやめてしまうのだが、おわかりの通り流星隊が好きである。鉄虎くんが好き。そうしたらフォロワーに「鉄虎くん山下次郎と中の人同じだよ」と教えてもらい、ウッッッッソ!?!?!??と腰を抜かすお決まりのアレもやった。

 そこからヒプマイとかSideMとかA3とかもう流行りジャンルはとりあえずいっちょかみするオタクになった。ただやっぱり元が二次元のオタクでないせいか、どれもむちゃくちゃドハマりするレベルには至らなかった。ライブ円盤は買ったけど。

 

 やっぱりわたしは三次元のオタク。二次元に来たところで結局三次元である「声優」に目がいってしまう。最初は駒田航さんが好きだった。オタクっぽいことしてたの3~4ヶ月くらいだったけど、ラジオ聞いてたしニコ生見てたし現場(朗読劇とか接近とか番組イベ)も行ったし手紙も出してた。このときには辻本くんでオタク経験値だいぶ貯まってたからこういう行動に出るのは早かった。

 学生の頃はボイメンだけで精いっぱいだったのに(てか破綻してたけど)、学生の頃と違って積みたいだけ積める上に、なおこまちゃんの現場行く余裕もあるという。マジで社会人って最高だなと思った。

 

 追うのをやめちゃったのは、こまちゃんのこと役者じゃなくてアイドルとかタレントとして消費してしまっているなっていう後ろめたさがずっとあって、結局それが晴れなかったから。もちろんこれはわたしの受け止め方の問題であって、こまちゃん本人はマジで何も悪くないし、何かイヤなところがあったからやめたとかでは全くない。だから今でも普通に好き。

 なので華Doll*とか三兄弟おにいちゃんの恋はこまちゃんがきっかけで触れた作品だった。経緯の説明めんどくさくてぼかしてたけど真相はこう。だからこまちゃん好きになってなかったら、山下さんとも出会っていなかったので今のわたしは存在しなかった。あとBLCDめっちゃ聞くオタクにもなってなかったかも。そう考えると、全てのことに意味ってあるんだな。まあ三兄弟に関してはもうその時点でふんわり山下さんのことは好きだったので、こまちゃんいる上に山下さんもいるしヨシキも好きだし最高じゃん!みたいなノリで買った。マジで初めて聞いた作品がこれで大正解だった……。

 

 こまちゃん追うのやめて数か月はちょうどコロナでバタバタ現場が消えて行ったのもあり、マジで虚無期間だった。ツイステドハマりしてたからpixiv巡回とかしてたけど、現場厨だったから全然満たされなくて。おうち大好きインドアマンだと思ってたのにこの頃はさすがに家での過ごし方全くわからなかったなあ。

 それが華Doll*5巻で山下誠一郎さんとかいう演技がドヤバな人がおる…!?と認識してからの話はもう散々しているので割愛する。自粛期間ひたすら山下さんのBLCD聞きまくってたら虚無が一気に消えた。アニメも見るようになったし。ありがとう山下さん。

 あと正直明確なきっかけよくわかんないんだけど、同時に小林千晃くんのことも追いかけることになった。山下さんがツイッター開設したから、何となく千晃くんも開設してほしいなーって思ってたら開設されて、人となりを知れるラジオとかないのかなあと思ったらラジオが始まったので、自然とチェックするようになってしまった……。

 

まとめ

 書き始めて思ったのは、マジで社会人になるまでのわたし飽き性すぎると思う。短期間でわーーーー!!!っとハマって一気に冷めるみたいなオタクだった。それが社会人になってから同時並行で推すってことが上手いことできるようになったのと(収入が増えたからが1番デカい)、別に熱量がピーク時より落ちたからってオタクやめなくてもいいってことを知った。常に動向追いかけなくても、推しになんかあったら教えてってスタンスでその時々で面白いことしてる人だったりコンテンツを追いかけるって風にすると、すごく掛け持ちしやすい。あとやり方気に食わねえって思ったら、落ち着くまで別の人や作品のこと考えるとかってするとストレス溜めずに済む。

 というかピーク時の辻本くんへの熱量が凄まじすぎてしばらく1つの対象に対してあのレベルの熱量が出せないから複数推しできてる説はある。2018年頃の辻本くんに対する熱量レベルのパワー当分出せる気しない。マジで気が狂ってたし色んなことが破綻していた……。でもそれだけ燃え上がれる経験ができたのはすごく良かった。

 

 とにかく思いつくままに羅列した記事なのでとにかく読みにくさブン投げているし、これだけ書いてもまだ書き漏らしていることはあるのだが、それはおいおいということで……。今までちゃんとしたオタク遍歴振り返り記事書いたことないので楽しかった!

*1:セトリがめっちゃオタク向けで全然初心者向けじゃない

*2:仮面ライダージオウのキャラクター