長文置き場

備忘録

【BLCD】彼のいる生活 感想

最近BLCD感想書いてなさすぎて書き方忘れちゃってたけど、これは書かないわけにはいかない!!!!発売日まであたためていた感想記事ようやく出せる!

 

「夏川好きだよ。世界でいちばん」
胸キュン大渋滞♡

 

大学デビューをもくろむ夏川涼太はひょんなことから
キラキラオーラをまとった幼馴染、田中一仁と同居することに。
性格良し、ルックス良しの超優良物件の一仁にはなぜか彼女が居ない。
原因探しに付き合う夏川だったが、ダメ出しする箇所ナシ!
そんな折、一仁の意味深発言によって状況は一変し……!?
意識しまくりの二人暮らしの行方は――?

胸キュン大渋滞な幼馴染の恋模様をドラマCD化♡

https://e-fifth.net/spsite/karenoiru/

 

〇キャスト

夏川涼太:小林千晃
田中一仁:鈴木崚汰
春名圭太:古川慎

 

いやーーーーーーーもう本当に聞けるときを待ってた!!!!!

フィフスさんって発売日の前の週の土日にフラゲさせてくれるので、届く前日は頻繁に発送完了メール確認してた。それくらいワクワクドキドキの作品だった。

メインが2人ともBL初メインかつ、どちらもマジでマジでメインを待ち望んでいた2人だったのでもう本当にドキドキだった。千晃くんにしろ崚汰くんにしろ普段のお芝居はきっちりやってくれる方だとアニメなりソシャゲなりでわかっていたので、絡みシーンがどうなるんだろうというただその一点で胃を痛める日々だった。

 

まずは結論から。

初メイン同士なのにドラマパートは言うまでもなく、絡みシーンも事故っていない奇跡みたいな作品だった。

もちろん拙かったり粗い部分もあったのだけど、ちゃんと「可愛い」「エロい」「爆萌え」な要素も入っており、大事故という最悪の想定が杞憂になったのでもう本当に一安心した。いやブログも手紙も書く気起きないくらい事故ってたらどうしようって聞くまでマジで不安だったので……。

言うまでもなく本編のドラマパートのお芝居は2人とも素晴らしかった。文句のつけようがない。

 

まず本編から。

BLCDを少し聞き慣れてくると、この点の王道ピュア系BLって話がよっぽど面白いとか、キャストが両方めちゃくちゃ好きとかじゃないとCDで聞くには退屈してくるタイプのお話で。原作が王道少女漫画的な感じの作品なので、良い人しか出てこないし予想通りに事は進むのだけど、そんな話を手に汗握るようにドキドキ聞ける体験そうそうないなって思った。

本編に関しては何の心配もしてなかったけど、いや本当に2人とも上手いよね……。ほとんど千晃くん視点で進行していくのでモノローグが大量だったのだが、知ってたけど、演技うめえ……ってなってた。モノローグが上手い人は信頼できる*1。千晃くんはすごく綺麗で澄んだ声をしている割に、まっすぐで正統派なキャラクターが似合うというか。テンションの高いツッコミシーンとかもすごく似合っていた。

本編はぶっちゃけ割と一般作でもよく聞ける感じの演技だったけれど、特典になって恋人同士になってからのときは喋り方にリラックスした甘さみたいなのが混ざっていて、そこがめちゃくちゃ好きだった。

 

崚汰くん。本編中何度「すずきりょうた!!!!!!!!!!!!!11」ってキレて叫びそうになったかわからん。やま恋のときはチャラめでコメディリリーフっぽいキャラだったので(坂くん×崚汰くんのスピンオフください)、崚汰くんの本気カッコいい演技浴びるのこえーーーー!!!って思っていた。

ほんとめっっっっっっちゃかっこいい。かっこいい。何の説明もなくても最強モテ男なのが伝わってくる声。はぁーーーすき。特に好きなのは、春名が「うちにも1人夏川がほしいなー!」って言ったときに、「だーめ」って割り込んでくるところ。この「だーめ」が本当に本当にドヤバなのでブチ切れる。

 

肝心の特典ディスク。絡みシーン。

これフォロワーさんが超熱量MAXの記事を書かれていたので、わたし書くことないなって思っちゃったんだけど……笑

本編で最後にキスシーンがあるんだけど、これがまあすっごい音軽くて。初同士だから音軽くて色気感じないのは仕方ないのか……とちょっとこの先の特典CDが不安になった。そういえばブリラジで崚汰くんが「収録のとき唇乾いてたからリップ音がちょっと……」みたいなことを言っていたのを思い出して、やっぱそうなのかぁと思った。

 

そんな風に凹んだのもつかの間、特典CDからめっちゃ覚醒しててビックリした。いや普通にキレた。崚汰くんちゃんとリップ音、しかも深めのやつが出ててめちゃめちゃ良かった。ブリラジで言ってたこと嘘じゃん!!!!!!ってキレ倒していた。最初は優しくやってるんだけど、途中でスイッチ入ってガツガツ攻めちゃう感じもバッチリで本当に最高だった。

てかこれ2人とも両方に言えるんだけど、本編→特典トラック1→特典トラック2って話が進むたびに、手探り状態からコツを掴んだ!と言わんばかりにSEや絡みシーンがめっちゃ良い感じになる。この感じが夏川と一仁にめちゃくちゃリンクしていて、ある種生々しさを感じるような演技になっていてマジでグッときた。初メイン同士だから起きる現象というか。

 

で、千晃くん。いやマジのマジで心配してたんだけど、蓋を開けたら普通に可愛いじゃんってなってビッッッッっクリした。人間ってあまりにも大きく予想を(いい方向に)裏切られると喜びより先に呆然となるしかないことを知った。

最初こそ本当に不安すぎて「やだやだやだやだ」「聞けない無理」とか言いながら一時停止ボタン連打してたんだけど、トラック2の1人でするシーンがアホほど可愛く、大丈夫かもしれんと思いそこからは一息で最後まで聞いた。

SE周りとか拙い部分や初めてゆえの不安定さや不慣れ感もあるのだが、そこは作品に救われている感じがする。初受けって事故ってなくて、悪くないレベルならもう及第点だろうと思っているのだが、悪くないどころかちゃんと可愛いしトロトロ感も出ていたので、めちゃめちゃ優秀な人来ちゃったな……と思った。

正直性癖に刺さるか刺さらないかっていったら、刺さってはいなくて……。そういう点で性癖ポイントはあんまり高くつけられないんだけど、でもこれから先場数踏んでもっと力量つけたらある程度どんな性癖のオタクも刺せるお芝居になると思うし、それを期待できる人だなっていうのはめちゃくちゃ思った。

まあ言っても、夏川くんの「いれてほしい、です」が最強レベルに可愛すぎて他の拙いところ全部許した。わたしが一仁なら次の瞬間めちゃくちゃにするね。そう思える演技だった。

 

キャストインタビューだったり、フリートークで「先輩方みたいな上手い演技じゃないかもしれませんが……」とか「聞くに堪えない部分もあるかもしれませんが……」とか言ってるんだけど、全然そんなことなかったから2人とも自信を持ってほしいということを声を大にして言いたいと思った。確かに歴戦の先輩方と比べて全く遜色ないとまでは言えないけれど(ドラマパートはマジで遜色ない)、そんなに謙遜しなくていいよー!!!!自信持って!!!と言いたくなる素晴らしい出来だったのは間違いない。

それでいて今の2人だからこそ出せる初々しい雰囲気が作品にとてもマッチしていて、そこがすごく今これをリアルタイムで聞けて良かったなって思った。本当にこんなに優秀で有望な若手2人のメインデビューをリアルタイムで見届けられたことがマジで幸せで、BLCD好きになって良かった……って噛みしめている。

これからもBLCDでもたくさん活躍してほしいし、千晃くんにはしばらくこのまま受けの場数いっぱい踏んでほしいし、崚汰くんも先輩たち抱き散らかしつつ受けもやってほしい。期待に胸が膨らむなーーーー!!!!!!

 

最後に書きそびれてしまった脇の古川さんの話。

終始ドキドキしながら聞いていたので、古川さん出てきたときの安心感異常すぎて笑ってしまった。やっぱ良い声だし古川さんの存在感めっちゃ好きだなーと思ったので、メイン2人が場数を踏んだ暁にはいつかこの3人で3P出してください。

*1:別の作品で、メインキャストがモノローグとセリフを切り替えできてなくて「マジか……」ってなった経験があるので