長文置き場

備忘録

2020年現場まとめ

2020年現場納めをしてきたので総括記事。

2020年は現場行きまくるぞ!と意気込んでいた去年はまさかこんなことになってしまうとは思わず、ある種現場に行けることを当たり前と思っていたけれど、当たり前が1番幸せなんだなあ……と実感した年だった。

とはいえさっき去年と今年の現場数を数えたところ、去年34現場今年20現場とあんまり減っていなくて驚いた。まあ去年は社会人1年目で上半期はあまり行けなかったというのがあるのだけど……。あと今年の現場の3分の2は1~3月に行ったもの。

それと現場数を数えてみて思ったのは、電子チケットの現場ってチケットが手元に残らないから別のところにメモしないと数え漏れしちゃうこと!ひたすら自分の記憶とチケットケースを頼りにしていたのだが、どこかにリストアップしておきたい。

 

前置きはこのくらいにして振り返り。今年はコロナの影響もあり現場が色々変遷している……。

 

1月

ガッタンゴットンGO ツーショ会(東京)

昔すぎてすっかり忘れていた。マジで遠い昔のようだ。

2020年は初っ端から推しの休養から始まり、推しは喉をやってしまっていたため、推しは喋らずオタクが一方的に喋るという形でのツーショ会だった。制限はあるものの、当時のツイッターを振り返ると結構楽しんでいたし、過去イチ撮れ高が良かった。

マジで辻森ちゃん撮れたのが超絶嬉しかったんだよなあ……。去年の新喜劇でも始まる前に散々文句を言っていたのを、辻森ちゃんを見た瞬間「最高!!!!!神!!!!!!」と3秒で手のひら返ししたレベルなので、本当に写真に収められてよかった。ウインクももらえて嬉しかった!

 

マリスタ昼・夜

これはこまちゃんが天海由梨奈ちゃんとやっているニコ生のイベント!チケットが余っていたので行った。最初2人の歌から始まって「推しの歌聞けてないからこれが2020年初歌だ……」と思ったりなどした。内容はほとんど番組の延長線で、オーソックスなバラエティイベントだけどめちゃくちゃ楽しかった。楽しかったので当初昼だけの予定だったのが夜公演も当日券で足した。夜めちゃくちゃ楽しかった。

あと何度見ても駒田航さんの脚の長さとスタイルオバケぶりにはビビる……。

 

2月

季刊ボイメン サイン会

確かこのへんからコロナの話がチラホラ出始めていた。でもこの頃は事態がそれほど深刻ではなかったため、オタク全員マスク+消毒液で接触イベをやれた時期。本当接触イベとか次いつできるんだろうね……地下だとバリバリやっているみたいだけど。

わたしマジで接触下手くそなんだけど、このときは過去イチ普通に喋れすぎたので逆にインパクトに残らない回になった。でも当時のメモを見るとつじバについて会話したらしく、つじバに行けると信じて疑わなかったあの頃……となってしまった。

 

文豪ノスタルジアお渡し会 心斎橋

この日大阪行くんだよねとツイッターで言ったら、関西フォロワーがご飯しませんか?と誘ってくれて、そのフォロワーとの1~2年ぶりの食事もかねて行った。せっかく大阪に来たのに九州料理の店で食事したことが面白くて記憶に残っている。

遠征+接触イベとかマジで今では考えられねえ。でもこのときもまだオタク全員マスクして消毒すればOKみたいな基準でやってた。こまちゃんはめちゃくちゃ陽キャでビビるんだけど、でも陽キャだからこそのコミュ力とレスポンスの速さでめちゃくちゃ話しやすいんだよね~……楽しかった!

 

コマスタ1stイベ 昼夜

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番組自体がめちゃくちゃ好きだったからものすごく楽しかったな~!!!

特に夜はなんかみんなハイになっていて、ブチ上がっているフロアみたいになっていた記憶がある。たまたま周辺に神尾さんのオタクが多くて「ヒィィィ……」「ア゛ア゛ア゛…!!!」といううめき声(誇張抜きマジでこう)をあげて死んでいく様を近くで見れたことが最強に楽しかった。オタクってマジで死ぬ時のうめき声こうなんだ……。

 

つじワ

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行くの2年ぶりだった。なんか就活とか就職した関係で遠征しにくくてなかなか行けなかった。あと行けるときに限って当たらなかったり。てかつじワめっちゃ倍率高くない?

喋ることはできるけど歌うことはまだという段階だったので、ひたすら動画見ていた気がする。ボイワは定期公演なのでゆるい心持ちで取り組んでいたのかと思いきや結構真剣に頭を悩ませて取り組んでいたみたいで、グッときた。

 
嵐が丘 17日・19日

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正直原作を知らなかったのだが、これ登場人物たちがみんなヒスっててテンション高くてめちゃくちゃ見ていて楽しい作品だった。

 

3月

ボイメンステージ 諦めが悪い男たち~NEVER SAY NEVER~

これはもうねえ……すごすぎて今年の現場の中でも強烈な存在感を放っているやつ。当時も感情とパッションが溢れすぎてクソ長記事めっちゃ書いた。

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この舞台の何がすごいって「メインキャストが2人失踪した状態で幕を開けるかどうか」でキャストと裏方がずーーーっと言い合っている作品なところ。この頃って徐々に色んな現場が中止になっていた頃だったので、2時間ほぼずっと幕を開けるかどうかを議論する話はあまりにもタイムリーすぎて死ぬほど刺さった。こんな現実にリンクする結果になったの偶然なんだよ!?ふぉーちゅんマジで"持ってる"って思った。あのタイミングでこの作品を見れてマジで良かったと思う。

でもそれを抜きにしても無駄なところもダレるところもなく、本当に最初から最後までテンポよく楽しめる作品だった。

 

9月

はいここからから9月まで飛ぶ。半年現場がなかった。この間に色々あったので様変わりしている点がある。舞台界隈は結構早く現場再開していたイメージだけど(マジで現場が本職だもんね……)、観測範囲ではアイドルや声優界隈の現場が再開していくのは夏の終わりから秋頃だった。

朗読劇・タチヨミ

松野太紀さんが主宰されているオムニバス朗読劇。2回見に行った。

普段若手声優の現場にばかり出没しているので、中堅~ベテランメインの現場はめちゃくちゃ新鮮だった…!中井和哉さんとか置鮎さんとか吉野さんとか、マジで画面の向こうの人で一生生で見ることなんてないと思っている人がゴロゴロいてたまげた。

本当に中堅ベテランの力を見せつけられたというか、1番印象的だったのが序盤のコメディ話が連続するところ。正直コメディって2回目ネタ分かってるから楽しめるかなあと思っていたのだが、アドリブがエグすぎてずっとゲラゲラ笑っていた。積み重ねたキャリアってダテじゃない!!!!!と思った。大筋を崩さない程度に、笑いを仕込めるところには最大限仕込んでいくバランス感覚がすごいなと思った。

 

あとわたしがこの現場に来たのは野島健児さんと新垣樽助さんの演技を生で見たかったからなのだけど、2回目見たときにこの2人おの二人芝居があって大当たりじゃん!!!!!と思った。でもって、1回目見たときにこの話好きじゃなくて。お涙ちょうだいが前に出すぎだし話のテンポが悪いなあ……と思っていたのだけど、演者変わると全然違うね……!!!!!2回目この公演見たときはこの話が1番好きだった。終盤とか魂震えたもんマジ。

逆に1日目大好きな話が、1日目のキャストがしっくりきすぎて2日目「うーん…?」ってなったりしたので見に行ったどっちの回にも良いところと微妙に思う点があった。

たまには若手以外の演技を浴びるのも良いなあと思った。

 

10月

どうにかなる日々 舞台挨拶

コロナで現場行くにも二の足を踏んでしまう日々だったのだけど、久々に告知見た瞬間秒速でチケット申し込んでいた。

2020年最も生で見たかった人は山下誠一郎さんだったので生で見れて今年のミッション達成したわ……と嬉しさに浸った。でも隣にいた櫻井孝宏インパクト強すぎて(生で見れると思わないじゃん!?!?!?!?)、実際ふわっとした初エンカウントだったが……。

映画の内容はnot for meというか面白い点や良い点も頭ではわかるけど……みたいな感じだったのだが、山下さんの使い方はめっっっっっっちゃ好きだったので満足した。出番はめっちゃ少なくてセリフも3つか4つくらいしかなかった気がするのだが、話のトリガーを引く役だったので印象には残るし、残り香のような存在感がめっちゃ好きだった。

 

11月

ボイメン BARI BARI★PARTY 東京公演

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 マジであまりにも若手声優にうつつを抜かしすぎて、今まで散々降りる降りる詐欺かましてきたけど今回は割とガチだったし、マジで降りるオタクは宣言せずフェードアウトするって言うけど「マジだな」って実感した。というわけで楽しめるかどうかわからなくて、これがラスト現場になるかもなあと思いながら参加した。

結論だけ言うと、降りないけどコロナ禍以前の熱量で応援するのは難しい。もうゆるオタ?ライトファン?みたいな感じ。これは別にネガティブな意味ではなく、自粛期間中に好きなもの増えすぎたけどお金も時間も有限なので以前のようにボイメン最優先のオタ活は物理的に難しいみたいな話。

 

12月

WITHステ 11日夜公演

こっそり行ってた。想像以上の激戦で一応複数公演申し込んでいたけど1公演しか取れなかった。あまりにも情報仕入れてなさすぎて当日までこれがステ+ライブ形式なのか、ミュージカルなのか分からなかったのだけどミュージカルだった。

予習用に聞いたアルバムのドラマCDが、なんか世界観?がものすごくて(開始数秒で「え?wなに?wなにこれ?w」ってなってた)、これがプリティシリーズ……と洗礼を受けていたのだが、ステのストーリーはあまりぶっ飛んだところはなく王道の話だった。ドラマCDを聞いておけば話の理解は問題ないし楽しめるけれど、シリーズやWITHをずっと追いかけてきた人ほど感慨深いステージなのだろうなあ……と思った。

 

元々WITHについては楽曲ファンだったので(9月か10月くらい狂ったように好きにしてI-I-Z-Eをヘビロテしていた)、生で好きな楽曲を見れたり、新曲を聞けたりしてすごく楽しかった!役者とはいえ体全体を使った芝居って本業じゃないはずなのに(本職俳優の方もいたかな?)、すごい仕上がっていて驚いた。しかも歌だってサビ部分は被せだったけど、それ以外は生歌だったし、何かもうすげえ……という言葉しか出なかった。

ちなみにわたしはWITHならアサヒが好き。テーマカラー赤の太陽属性アイドルなのでまあ……いかにもわたしが好きって感じですね……。

てか生で好きにして~が聞けなかったのでめちゃめちゃ未練が残った。絶対聞きたい。でもGiraギャラは生で見れて嬉しかった。

 

大沢男子会

1部配信、2部現地参加。

最初会場の名前をググったとき、ガチ会議室でビビった。そもそもここイベントで使われたことがあるのか……?と思った。チケット発券して番号見ても、前方後方くらいの大ざっぱなことしかわからなかった。元のキャパが激狭なこともあり倍率もそれなりだったと思うが、片方だけでも現地参加できてよかった。

狭い観測範囲の話なってしまうが、名前を掲げていないだけで事務所イベとか事務所企画みたいなパターンは見たことがあるが、ハッキリ名前を掲げて行うタイプのものは見たことがなかったのですごく新鮮だった。

 

これ当日知ったことなのだけど、この3人ってキャリア的に1番先輩なのは山下さんだけど、最年長は蒼くんでめちゃくちゃビックリした。見えねえ。

というわけで1番後輩であり最年少の千晃くんはちょいちょいタメ口が出るのに、蒼くんは年下の先輩である山下さんにゴリゴリ敬語を使うという面白い構図が見られた。多分これは仕事での接点の多い少ないの差だと思う。

とはいえそこまで芸歴差や年齢差がある3人でもないので、事務所括りにありがち後輩が先輩に気を遣いすぎて気まずい&それを良いことに先輩が自由奔放になりすぎるみたいないたたまれなさのない、ゆるくてリラックスした雰囲気のイベントなのがすごくよかった。でも最後のコーナーで真面目な演技論もちょっと聞けたりして、すごくお得な気分だった。

なんかぱっと見3人とも大人しそうなタイプに見えるのだけど、口を開けば意外とよく喋るというか、みんなほどよくボケるし、誰かが喋りすぎたり喋らなすぎたりすることもなく、すごく心地よく見られるイベントだった。

 

あと第2回開催おめでとうございます!やったー!まあイベントの専用アカウントがある時点で察してたけど!でもこんな早くから2回目から確定して嬉しいよー!

次はもっとキャパ広いところでやってほしい。お願いします。

 

まとめ

今年マジで声優イベントばっか行ってるな!?こんなに若手声優にうつつを抜かすつもりはなかった。まあこの情勢だと拠点が名古屋で名古屋でのイベントが多かったり、全ツで遠征の必要が出てくるアイドルの推しより、東京で開催される声優イベントの方が回数行っちゃうよなあと。年内は遠征しないと決めていたので。

こんな情勢になってしまい、楽しみにしていた現場がいくつか潰れてマジで殺意が沸いたこともあった。推しの誕生日公演が潰されたことは本当に度し難い。1年1回の楽しみだったのに…。来年は30歳という節目の歳なので絶対現地参加したいのだけど、ワンチャン開催されても席間引くようだったら当たる気がしなくて厳しい……。

 

と、ここまでは約2週間前に書いていた文章なのだけど、今ボイメンくんちょっと大変なことになってるね……8人中6人陽性はさすがにビビった。テレビでも報道されたようで母親から「お前の好きなグループ大丈夫?」と聞かれた。

しかもうち5人は無症状感染で、よしぴに症状があったから感染がわかったようなものなので、これで全員無症状だったらと思うとちょっと恐ろしい。もちろん何もなくても定期的にPCRはしているだろうから、気づかずばらまき続けるなんてことはないと思うのだけど。

声優にうつつ抜かしているわたしが言えたことではないのだけど、徐々に観客入れてライブができるようになったのにグループで感染者が出ちゃって、年末年始の仕事が飛んじゃうってオタク以上に本人たちがイヤになるよなと。本当に3歩進んで2歩下がるというか……。とりあえずみんな年末年始はゆっくりして、また元気な姿を見せてほしい。

 

こういうことが起きるとやっぱりこの状況下で現場へ行くというのは、オタクもタレントもどんなに対策したところで感染は起こりうるというリスクを承知した上でのことなのだと改めて実感した。

正直9月10月11月くらいは徐々に有観客で現場が再開し始めて、Go toトラベルがありながらも感染者数は夏から横ばいだった(と記憶している)から、まあ行っても大丈夫やろ!みたいな気持ちがなかったと言えば嘘になるので(もちろんちゃんと対策を取った上で行ったけれど)、本当にこれは油断で慢心だなと反省した。

 

来年の現場はどうなるんだろうなあ……。とりあえず1月の現場のチケットはあるけれども。正直冬の間は当分また緊張感のある状況が続くと思うので、こちらも十分な対策を取って、現場に行ける喜びを噛みしめながら1つ1つを大切にしていきたいと思う。

幸運なことに今年は9月以降何度か現場に足を運べたし、生で見たいと思っていた人は生で見られたので(山下さんは何が何でも絶対生で見たいと思っていたけど、最後の最後で千晃くんも生で見られたのはラッキーだった)、そこはすごく嬉しかった。

本当に事態が早く収束するといいな。ライブでコーレスしてえ!!!!!!!!!!!!!!!!!