それまでアニメは1年に1作品か2作品くらいはリアタイするくらいだったのが、声優オタクになった今、6作品も見ている。人生で1番アニメをリアタイしている。それぞれについて所感を書いていこうと思う。
作品の隣の()はこの記事を書いている時点で視聴済みの話数。
- ひぐらしのなく頃に業(5話)
- 池袋ウエストゲートパーク(4話)
- 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima(5話)
- 憂国のモリアーティ(4話)
- A3!(16話)
- 禍つヴァールハイト -ZUERST-(4話)
ひぐらしのなく頃に業(5話)
去年かおととしくらいに旧アニメを見て面白かったので、視聴決定。
放送前の時点ではこれがリメイクなのか新作なのか明かされていなかった。1話見たときに「リメイクじゃん」と思い、リメイクなら見なくていいやと視聴を切ろうとしたら、2話で完全新作ということが判明したので視聴続行。
編の名前も旧版の鬼隠し編から鬼騙し編になっており、今やっているのは綿騙し編。旧版と似た流れのようで違う展開になっておりすごく面白い。割と流し見的な感じでゆるーく見ていたら、ネットにすごい考察めっちゃ転がってて面白く読んだ。
声優陣も正直1話の時点ではさすがに15年以上経ってたら当時の声出すの厳しいか……と思ったが、回を経るごとに違和感がなくなっていったので気にせず見られる。キャストの人たちが声を思い出したのか、わたしが慣れたのかはわからない。
旧作を履修済みの人も、業が初の人も楽しめる作りになっているし、どういう結末になるのか楽しみだ。
あと旧アニメのOP良すぎてリメイク版どうなるんだろと思ったら、業のOPもめちゃくちゃ好き。
池袋ウエストゲートパーク(4話)
原作もドラマも履修していない。
率直に言えば、主演が熊ちゃんじゃなかったら間違いなく1話切りしてた。
ザックリ言うと、主人公のマコトが街のトラブルを解決する1話完結ものなのだが、登場人物のインパクトが弱く(ギャングものなのに……)、かといって個別エピソードで魅せるほど1話1話のクオリティが高いわけでもなく、ただただ淡々と進んでいくのでどこに面白さを感じればいいのかよくわからない作品という印象。
ただ、酷評されるほどではない。ドラマ版が伝説すぎてそれと比較されてしまったり、ドラマ版が原作だと勘違いしている人がいたり、そのへんはすごく気の毒だなと思ってしまう。
でも個人的には最新話は今までで1番好きだった。話が面白くなったというよりは、ゲストの大塚芳忠さんパワーと言ってしまえばそれまでなのだが……。ああいう救われないビターな話は結構嫌いではなかった。もしかしたらエピソードによって面白さが変わるタイプの作品なのかもしれない。
あと主演の熊ちゃんはめちゃめちゃ良すぎるのでささやかながら応援という意味も込めて視聴続行していきたい。4話のモノローグめっちゃ雰囲気出ててやっぱこの人は上手いなあと思いながら聞いていた。
『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima(5話)
死ぬほど笑えるのでとにかく見て
原作のストーリー自体「???」となることがままあったので、アニメも期待していなかったのだが、思わず二次オタではないフォロワーにも大プッシュしてしまった。ニコニコ動画で映えるタイプの作品。正直1話か2話で切るだろうなあと思っていたのが、1話見て絶対最後まで見るわと思った。
とにかく死ぬほど笑える。深夜に声出して笑ってる。正直4話以降オモシロ狂気成分が薄くなっているのが心配なのだが、特に3話まではマジで声出して笑える。また金曜(実質土曜)の0時という放送時間も最高で、1週間の疲れがぶっ飛ぶくらい面白い。
原作履修勢でもわけのわからないポイントが点在しているので、全く知らない人でも楽しめる。ラップバトルで本当に爆発するのとかゲラゲラ笑う。
どうやってオチをつけるのか全く読めないので、何やかんやこれからの展開も楽しみ。
憂国のモリアーティ(4話)
今期イチ推し。今期で1番楽しみにしていて、今期で1番面白いと思っている。毎回「あと2時間やってくれ」って言ってる。
とにかくキャストがすごい。キャストを見てくれ。
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ:
アルバート・ジェームズ・モリアーティ:
ルイス・ジェームズ・モリアーティ:
小林千晃
セバスチャン・モラン:日野聡
フレッド・ポーロック:上村祐翔
ジョン・H・ワトソン:小野友樹
良い声しかおらん!!!!!!!!!!!!
スーパー良い声大戦でも始まるのかと思った。まあ実際そうなのだが……。言うて書いてる時点では三兄弟しか出てきてない。三兄弟しか出てきてないけど良い声力がすごい。四方八方から聞こえてくる美声に、翌日月曜の鬱も吹き飛ぶ。
で、話も普通に面白い。一言でいえば19世紀イギリス版必殺仕事人で、モリアーティーを主人公にする上で犯罪コンサルタントという立場を必殺仕事人として描く発想すご…と思った。わたしは地獄少女大好きマンなのでこの手の話はテンションブチ上がる。ここからホームズ陣営とどう絡んでいくのかとか、先の展開が楽しみで仕方ない。
あとOPが死ぬほどカッコいい。畠中くんめちゃくちゃ歌うめーな。
A3!(16話)
分割2クールの作品なので、秋単体としては4話目。原作は2部までプレイ済み。ところどころ端折られている部分もあるが、原作に忠実にアニメ化されており、展開もわかっているので頭空っぽにして見られる。
A3は推しは三角で組単位では冬推しなのだけど、1部でダントツ面白いのは秋だと思っている。左京さんは属性てんこ盛りだし、万里vs十座の衝突は王道に面白いが、秋の魅力は何といってもそんなアクの強い3人に負けない臣と太一の存在感だと思う。異邦人とか異常に面白いし。アニメ化されんけど。臣と太一の例のスチルのシーンは早く見たい。
この後に控える冬も正直1番納得できない部分が多い話ではあるが、ゲームのとき同様多分つむとたぁのところで全部許すんだろうな……幼馴染大好き……。
禍つヴァールハイト -ZUERST-(4話)
あんまり話題になってない気がするけど、めっっっっっちゃ面白い。どこかでCMを見て面白そうだなーと思っていて、調べてみたら好きなキャストがたくさんいたので見ることにした。
原作はソシャゲ。でもソシャゲのストーリーをなぞるのではなく、アニメの終わりがゲームにリンクするようになっている*1と監督が言っているので、アニメから入っても全く問題なし。Fate/stay nightに対するFate/Zeroみたいな位置づけなんだと思う。
運送屋のイヌマエルと帝国軍の新米兵士レオカディオのW主人公ものと考えていいのかな。話は重火器の密輸が禁止されている世界で、レオが積み忘れた荷物と勘違いして(親切のつもりで)イヌのトラックに密輸武器を積んでしまい、そこからイヌが密輸組織の一員と勘違いされ軍に追われてしまうところから始まる。もうこの時点で面白そうじゃない!?めちゃくちゃ面白い。その後イヌがパニックになって組織の仲間を助けるつもりでレオの兄貴分を殺してしまう。で、人殺しの罪も背負うことになる。
総括すると全部レオのせいなのだが、監督の言う通り海外ドラマみたいな展開でめちゃくちゃ面白い。ソシャゲ原作だがキャラクターよりストーリーで魅せるタイプ。現時点どうあがいてもしんどい展開しか待ち受けていない気がするが、絵柄の可愛さなのか何なのか、今のところあんまり重々しくなりすぎず見られる。話が進んだらどうなるかわからないが……。
余談だが、このやたら良い声してるの金髪キャラの声優は誰なんや……と思いながら見ていたら、鈴木崚汰くんだった。将来有望でしかねえ……。
以上6作品を見ている。禍つ~以外は放送前から見ようと思っていた作品で、正直どれか切るんだろうなと思ったのだが1作品も切ることなく視聴続行している。意外と見られるものなんだなーと思った。全部見終わった感想もあげられたらあげたい。