長文置き場

備忘録

スタマイと夜に駆けると賭ケグルイ双

ふと自分のツイートを見返したら引くほどVtuberの話しかしてなかった。なのでVtuber以外の話をする。Vtuber見ながら「可愛い」「萌え」「てぇてぇ」と思うだけの生活を2ヶ月ほど続けていたら驚くほど文章が下手になっているのだが、リハビリと思って書く。

 

ここ最近は声優オタクの人格がだいぶ死んでいて、その結果Vtuberにズブズブになったり、K-POPを開拓したりしていた。いや待てど暮らせど山下さんの新規のBLCDの話ないし(スピンオフの予定だけは積み重なっていくの草)、5~6月は引っ越しでバタバタしているうちにアオアシむちゃくちゃ溜めちゃってたし……。ツイステのモチベも完全に死んでましたね。とりあえずエースの新規が来たら絶対に引かねばならぬという使命感だけは残っている。

とはいえもうこの年数オタクしていると、誰かのオタクをしていると絶対にこういう倦怠期的な時期が来ることはわかっているので、また波が来るのを待てばいいという気持ちで他ジャンルを浴びまくっていた。

 

それで7月20日が神楽亜貴ちゃんの誕生日なので、誕生日ガチャを引いていた。スタマイやってなさすぎて石全然ない詰んだわと思ったら20連できるくらいにはあった。セール価格で石が売っていて、実家出て出費増えたから課金は……でも亜貴ちゃんへのガチャは必要経費なのでは……と渋っていたのだが、有償石のみで回せる亜貴ちゃんしか出ないガチャを見た瞬間秒で課金していた。

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有償ガチャですり抜けたときは「終わった……」と思ったが(まあすり抜けたのも亜貴ちゃんなので問題ないが)、通常のPUガチャで引けたので大勝利。スタマイマジでSSR自体は割と出るのにPUが仕事しなくて毎度すり抜け地獄なので(SSR確定演出が来ても全く安心できない)、今回はガチャの女神が微笑んでくれて本当に良かった。2枚のSSR以外にも未所持のSR亜貴ちゃん引けたので大豊作だった。

新しく引いた分は全部カドスト開放したけど、ハッピーサプライズの落ち込み自虐気味亜貴ちゃんが信じられないほど可愛すぎて発狂した。普段はあんなにプライド高い毒舌お姫様なのに落ち込むときは思い切り落ち込んじゃって拗ねちゃって何……?可愛すぎるんだが……????こういうときの山下さんってマジで第一声で可愛いを"理解"らせてくるのがマジで最高すぎ。声を高く可愛くしなくても声色で可愛さを演出するところ、好きだ……ありえんほど可愛い。同じく引いた「ドキドキの顔合わせ」も亜貴ちゃんが落ち込んでいる話で、普段より幼い感じでテディベアに話しかけてるの衝撃的に可愛すぎた。キレた。

 

ガチャ大勝利もそうなんだけど、1番ヤバいのは大接近レコードとかいうやつですね。スタマイってパートボイスだから、ホームボイスかカドストの2話目くらいでしかまとまったボイス聞けないんだけど、大接近レコード多分3分くらいあったよね……???30秒くらいだと思ってたから全然ボイス終わらなくてビックリした。1番破壊力あるのにそんなに額課金しなくても確定でゲットできるのマジで神。

藍田さんが書かれている通りなのだが、直接的でない言葉からも、文字にすれば悪態をついているような言葉からも玲ちゃんへの愛おしさが溢れている感じが可愛すぎてたまらなかった。「僕の前でだけこうなるなら、別に悪い気はしないの」と「なーに寝ながらヘラヘラ笑ってんの、ばか」が好き。山下さんのオタクになったときから思ってたけど、山下さんの「ばか」マジで最高すぎ。大好き。本気でバカにしてるやつから、友達をからかう感じから、照れ隠し、愛しい人へ向けてのやつまでマジで手数が多い……。あとソシャゲなのにリップ音まで聞けて大満足。

 

 

次にRe:collection。V漬けすぎて直前まですっかり存在を忘れていたのだが、TLを見て思い出した。通しで聞いたのは2枚目の00s-10sだけで(1番世代直撃なので……)、1枚目と3枚目は部分的にしか聞いていない。個人的に明日への扉さくらんぼ、キセキあたりが直撃感ヤバい。

夜に駆ける

夜に駆ける

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正直原曲に対してフーン今こんな曲が流行ってるんだ以外の感情がなく好きな曲補正が0だったのだが、普通に好きだった!曲の雰囲気とすごく合ってると思う。わたし声優の個人名義に全く興味がないオタクで、何が楽しいのか全然わからないんだけど、これを聞いてみてちょっとわかった。芝居って役という別人を被ってする表現だけど、歌は本人そのままの表現だからより本人が味わえるのが楽しいんだなーと思ったりした。

ちなみに3枚目だと崚汰くんの魔法の絨毯と、岳人くんの恋が好き。2枚目だと自由くんの青いベンチあまちゃんさくらんぼが最高だった。あまちゃんの30代であの歌い方が成立するのマジで強いな……。1枚目はまだ全然聞けてない。

 

フォロワーさんが「2枚目までは全部メロディわかるのに、3枚目は半分くらいしかわからない」って言ってたんだけど、それを聞いて改めて選曲見てみたんだけど、個人的には3枚とも好きな曲、知ってる曲、曲名しか知らない曲の割合はそんなに変わらなくて。でも2枚目までと3枚目で曲に対する愛着と記憶の度合いが全然違うの不思議。これがノスタルジーの差なのかな。

小学生くらいまでは音楽に対する自我がなかったので、受動的に流行り音楽を聞いていた気がする。テレビでよく流れている曲、好きなドラマの主題歌とか。だからこの時代は流行の輪に入れていた感じが気がするから、サビしか知らない曲だとしても記憶と結びついてノスタルジーを感じるというか。中学生以降になると自分で聞く音楽を選ぶようになったしオタクが重症化し始めた時期なので、ヒットソングは知ってるけど流行を外から眺めている感覚だったので、ノスタルジーが全然沸いてこないというか。

ふと今はyoutubeやサブスクで世界中の音楽が聞き放題だから、小さい頃は限られた音楽にしかアクセスできなかった20代以上と違って今の子どもたちの音楽の素養ってすごいんだろうなーと思ったりした。

 

 

次は賭ケグルイ双の話するけど、12巻までのネタバレをするから踏みたくない人はブラウザバックしてほしい。

 

マジでこれ告知見たときからメッッッッチャ楽しみにしてて。ちょうど引っ越しの準備でバタバタしていたので、原作を履修したのは今月に入ってからなんだけど、これを本当に生きがいにしてる。K-POPやVにハマって山下さんのコンテンツを全然摂取しなくなった時期があっても、でも時期が来たら山下さんに戻ってくるという確信があったのは完全にこれのおかげ。

賭ケグルイが人気作品だということはもちろん知っていたので、告知を見た瞬間山下さんの役について調べたのだけど、壬生臣葵くんは双第一部のヴィランなんですよ。黒幕!好きな役者の黒幕役にテンションが上がらないオタクなど存在しないので、ブチ上がり申し上げていた。

まず赤髪なキャラデザがめっちゃ好きだし、陽キャカースト上位で家畜にも気さくに接する好青年という表の顔だけでも大好きすぎるのだが(山下さんの演じる陽キャ好きすぎる)、ここに冷酷で人を道具か駒としか思っていない裏の顔があるのとかもう原作読んでるとき脳汁出すぎてヤバかった。アドレナリン出まくってるのが分かった。

でも葵くんの良いところって、表裏激しいゲス男なところもそうだけど、それ以上に格上に挑んで心をズタズタのボロボロにされて(妹ちゃんがお兄様は壊れてしまったって言ってた)、既に手の内にあった大切なものさえそれに気づかず自分で壊して破滅していく様ですよね。本編含めてもこんな残酷な仕打ち受けたキャラっていないんじゃないか?と思うレベル。どうしようもない救えない哀れな男。てか本編のキャラはそれでも再起のチャンスが与えられていたんだよな。葵くんは完璧にバッドエンドをキメた豆生田先輩みたいな印象ある。

これを山下さんの声と芝居で聞けるの!?マジ!?となって、自分の幻覚じゃないかと思って公式のキャスト確認しにいった……夢でも幻覚でもなく現実だった……。なのでここ最近「早く賭ケグルイ双始まってくれ」が口癖になっている。これをオタク特有の早口でフォロワーに話したら「ついに鉄オル超えのが来そうですね」って言われてわろた。山下さんのお芝居大好きだけど、好きな芝居が圧倒的にアニメ以外の媒体に多いオタクなので、アニメでヤバいやつ浴びられそうでワクワクが止まらない。人気原作だから話の面白さは保証されてるし、シリーズ構成もわたしのオタク人生はこの人と共にあると言っても過言ではない小林靖子さん*1だし。

わたしが知っている中でナンバーワンゲスい山下さんが三角オペラの山口なんだけど、これ2017年の作品だから最新版のゲス山下さん聞きたいな~~~と思っていたのでマジで嬉しい……。2017年時点でゲス演技のクオリティヤバすぎたんだから、2022年とかもっととんでもないことになってるはず。期待しかできない。はぁーーー!!!!山下さんなら葵くんの弱さとかズルさとかどうしようもない哀れさとかそういう機微も絶対拾って表現してくれる圧倒的信頼があるので楽しみでしかない。早く8月4日になってほしい。賭ケグルイ休暇取りてえ……。

*1:ニチアサ勢なので小さい頃からお世話になっていて、大きくなってから好きな回の脚本調べたら靖子ばかりじゃねーか!!!ってなった

7月に聞いていた音楽

最近リピってる音楽まとめ系の記事、重たいネタは書く気力ないけど、なんか書きたいなってときにピッタリのネタなので恒例化している。毎月このネタで書くことがあるくらいには音楽を新規開拓してるのは良いこと。

というわけで今月のまとめ。今月も先月と変わらずVtuber漬けなので、今回はVtuberの曲とかVtuberの歌枠などで知ったが100%。

 

 

Highlight/IZ*ONE

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これは浮奇くんがIZ*ONEのB面でお気に入りの曲としてあげていたことから知った。フォロワーに宮脇咲良ペンがいるのだが、フォロワー曰くこのパフォーマンスがイチオシとのことでこの動画を貼った。キラキラしていて可愛い系の曲なのだが、このパフォーマンスだと衣装の色が紫と黒で統一されていて、すごくシックで大人っぽいビジュアルというギャップが良い。浮奇くんも言っていたけど、マジでタイトル曲でもおかしくないしキラキラと可愛さとキャッチーさがある。

 

寄り酔い/和ぬか

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マジで死ぬほどリピった。めちゃくちゃ良い。ちなみにスハくんの歌枠で知りました。和ぬかさんといえば、北斗くん・髙地くんのユニット曲である「真っ赤な嘘」を手掛けた人という印象なのだが、和テイスト良すぎる。カラっと爽やかな夏というよりかは、湿度高くてじとっと重たい日本の夏という雰囲気のするところが好き。

 

Believer/Imagine Dragons

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今更言うまでも超超超有名曲。初めて知ったのはキヒョンのカバーだったけれど(ガチで名カバー)、今月はがうる・ぐらちゃんのカバーを聞いていた。もちろんオリジナルも好きだし、ドラムがわかりやすく異常にカッコ良い。最近この歌詞の和訳を見たのだけど、むちゃくちゃカッコいいなこれ。

 

Let Get It Started/ILUNA

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今週デビューしたてホヤホヤEN6期生のデビュー曲。わたしはENだとBlack OutとStuck In The Abyssのクールダーク系が大好きなので、清涼コンセプトね……と思っていたし、正直途中まで「うーん……」と思っていたけど、サビのレンくんの歌声で全部持ってかれた。割と初々しい歌い方をする子が多いので(あと落ち着いた声ゆえに清涼系に合ってない感じする子多いなって思ったりもする)、レンくんの歌唱力が際立ちまくっている。マジで最高。カッコ良すぎだし今の子の歌い方するなって感じ。あとはマリアちゃんの歌声がカワイイ~~!!!結局めちゃくちゃリピってる。

あとこれMVより先にサブスクが解禁されたのでサブスクで最初聞いたのだけど、英語話者の発音すぎて歌詞見て初めて日本語詞だとわかるパートがいくつかあったので、英語話者もこういう気持ちになってるんかな……と思うなどした。

 

BLUE SUGAR/REN ZOTTO

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浮奇くんと同じくデビュー曲とは別に自作ソロ曲を持ってくるパターン。EN2連続自分で曲作って発表しちゃう人出てくるの強すぎ。浮奇くんの場合はかなり物語音楽というか、めっちゃキャラソンっぽい雰囲気だったのだけど(歌詞の語り口が小説っぽい)、レンくんのはもっと純粋にポップスとしても聞ける感じ。音楽に詳しくないからめっちゃオシャレ!!!としか言えないのだが、コメ欄によると00年代から10年代前半くらいのパンクロックっぽい曲調らしい。1度目はふーんという感じだったのだが、2回目3回目と繰り返すとサビが頭から離れなくなる……。

 

Maria/Hwa Sa(화사)

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浮奇くんのK-POP縛り歌枠で知ったのだが、ドツボすぎてヤバいほどリピってる。7月のナンバーワン。マジで良すぎ。強くてカッコ良くて綺麗。ラテンな感じの曲調がツボだし、サビの「どうして強がるの?もう十分美しいのに」って歌詞たまんねえな。ファサ、ヨジャドルでパッとイメージする色白で華奢で透明感ある系のビジュとは全くかけ離れている感じすごく良いし、女が好きなカッコいい女感がすごすぎる。

 

罪と罰椎名林檎 Ado(cover)

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本人の椎名林檎への思い入れとリスペクトがめちゃくちゃ伝わってくる。熱量がすごい。というかこのカバー聞いて、原曲を知らない人はAdoのために作られた曲と勘違いしてもおかしくないくらいこの曲全然古さを感じないのですごい。

 

ミュウ/Rain Drops 三枝明那(cover)

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今日はマジで延々とこれを聞いていた。Vtuberにわかすぎて調べてわかったのだが、coverとあるけどソロバージョンみたいな感じかな。Rain Dropsは明那が所属しているVtuberグループで、これは彼らのために書かれた曲のようなので。

明那のことはスハくんユンくんのKRボーイズとコラボしている切り抜きで最初に知って、その後にショタコン切り抜きを見て、あーーーーーやべえ好きになりそうってなってるのが今。過去に好きになった男たちと似た匂いがするのでマジでヤバい。

明那って声的にパッション系の曲が似合うのかと思いきや(歌枠のキセキ絶妙に本家に似てて最高だった)、こういう仄暗い感じとかエモい系とか似合うのがすごくいい。なんか妙な色気と切なさをはらんでいる声ですごく好き。なんか普段ハイテンションな人がスッと真顔になった瞬間みたいな歌声。みんな言ってるけど「罪を犯したのはあなたじゃないか」の歌い方天才すぎて、初見のときマジでドキッとした。

 

テレキャスタービーボーイ/三枝明那(cover)

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明るくて軽快なメロディなのに歌詞は闇がある感じめちゃくちゃハマってる。好き。ミュウと反復横跳びしてる。

 

マジでVtuberに生活を支配されすぎている……。

にじさんじEN(Vtuber)にハマった

 

mito-913.hatenablog.com

 

こんな記事をあげたり、ツイッターでは最近チラホラ話題に出しているが、Vtuberにハマった。それもにじさんじENという海外Vtuberにハマっている。K-POPにハマってから1ヶ月も経ってないし、K-POPのこともにわかすぎてまだまだ何もわかっていないのに、また新しいジャンルを開拓してしまった……。K-POP以上に絶対にハマらないと思っていたジャンルだったし、Vtuberよくわからないしなんか苦手だと思っていたのに……。

加えてVtuberにハマる前は配信活動をしている人を好きになったことがなくて、youtuberもザッピング的な感じで見ることはあってもほぼ無知だったし、ゲーム実況も全く見たことがないくらいなので、マジでハマると思わなかったし、何でこんなにハマったのかも正直よくわからない。

 

以下経緯をまとめてみる。前回あげた記事と重複する部分もある。

 

きっかけ

そんなわたしがハマったきっかけは今バズりにバズりまくっているサロメではなくて(たまに切り抜き見るけど異常な人気の理由はよくわかる)、こちらの動画である。それまでずっとK-POPの動画を見ていたのに、なぜか突然これがサジェストされた。

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元動画はこちら。

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ふわふわで可愛いカタコト日本語からの流暢な英語に「かっっっっっこよ!!!!!!!!」となり、そこからの更に一段階低音のスウェーデン語で完全にダメだった。ただそれだけのことで、なぜか何だこの人は……と好奇心スイッチがオンになってしまい、そこから無限にサジェストに出てくる切り抜きを見まくるマンと化した。一回切り抜き見ると無限におススメされて無限に時間が溶けるのでヤバい。しかもこれが6月1日、SixTONES仙台公演へ向かう遠征の最中の出来事だったのがなお面白い。仙台に向かう新幹線の中でめちゃくちゃ切り抜きを見ていた。遠征中のハイでおかしくなったんかな?と思ったのだが、遠征から帰ってきた後から今に至るまで夢中になって彼らの配信や切り抜きを見ているので、遠征ハイではなかった。

今でも何でこんなことになったのか本気でわからない。理由が分析できない。今まで1番ハマった理由が謎。でもこの1ヶ月ずっとにじさんじENの彼らに脳を支配されている。

 

にじさんじENとは

にじさんじVtuberの大手事務所であることは有名かと思うが、ENはその英語圏支部のようなもの。主に英語を使って配信する人たちが所属している。英語を使って配信する人ならOKなようなので、上に貼った動画のアイク・イーヴランドくんのようなスウェーデン人で英語が母語ではない人とか、留学経験がある帰国子女の日本人の遊間ユーゴくん(彼は英語と日本語をごちゃ混ぜにして話す)みたいな人がいたりして、所属ライバーは国際色がとても豊か。

言語の壁がある分取っつきにくさを感じそうだけれども、全体的に日本語を学ぶ意欲の高い子がすごく多い。日本語縛りの雑談配信か日本語勉強配信のどちらかは大体やってるんじゃないかな? やっぱりVtuberは日本発のエンタメだし、大物や売れっ子のVtuberは日本人がほとんどだし、当然視聴者層も日本人が多いから、そういった面で意識はされていると思うし日本のオタクはだいぶ厚遇されていると感じる。日本語のコメントやスパチャ頑張って読んでくれる子多い。

中にはネイティブレベルに流暢に日本語を喋る子もいて、ENの中でもトップレベルに上手い闇ノシュウくんだとこんな感じ。

youtu.be

タイトルから日本語強者感が伝わってくる。シュウくんはもはや英語が上手い日本人なのか日本語が上手い外国人なのかわからんレベル。あとペトラもめちゃくちゃ上手いよね。この2人は別格レベルで上手いけど、スパチャの文章くらいは読めるとか、簡単な会話ならできるくらいだと該当する人は増える。

 

というか言語の壁がある点を除けば、ENはJPよりも取っつきやすいのではないかと思う。1つは歴史の浅さ。EN1期生がデビューしたのは2021年5月なので、ENはまだ発足してから1年ちょっとしか経っていない。1番新しくデビューしたNoctyxに至ってはまだ4ヶ月である。すぐに彼らを知らなかった時間より彼らを知ってからの時間の方が長くなるだろうし、リアルタイムで立ち会えなかったイベントや出来事もまだまだ少ない。あと彼らの活動のほぼ全てがyoutubeにあるし、歴史が浅い分有名なエピソードやよく擦られるネタはすぐ把握できるんじゃないかな。もちろん言語の壁は立ちふさがるけど、有名エピとか有名なネタは誰かしらがありがたい和訳切り抜き動画作ってくれてるし……。

2つ目に規模感。にじさんじでいえばJPライバーは100人を超えているそうだが、ENは男女各10人ずつの合計20人しかいない。なのでオタク側としても全体像を把握しやすい規模感だし、ENメンバーはよくENを「本当の家族みたいだ」と言うのだけどすごくアットホームな雰囲気が漂っている。でも少なすぎず多すぎずの人数だし男女混合な分、人間関係の湿度感もちょうどいい感じ。これがオール同性だったらまた空気感変わってきそうだけども。

Vtuberはほぼ毎日のように長時間配信しているし、息をするように他のライバーとコラボ配信をするので、真面目に追いかけようと思ったら現在の供給を追いかけるだけで大変、1人を知るために他のライバーのことも知り配信をチェックしないといけない(他のライバーの配信にお邪魔するパターンもよくある)となると、歴史が浅く箱の人数が少ないのはかなり取っつきやすいと思う。

 

好きな子たち

EN男子メインに見ているので、その中から特に好きな子たちをあげてみる。「推し」というほどガッツリ追っている子はいなくて、他と比べるとツイッターや配信スケジュールチェックしてるとか、配信や切り抜きを見ている頻度が高いとかそのくらい。

 

Ike Eveland(アイク・イーヴランド)

Ike Eveland【NIJISANJI EN】 - YouTube

玄関マットになった人。本配信も何やかんや見ている頻度高い。アイクはとにかく可愛い。弟系な甘えた可愛さというよりは、可愛い先輩の概念だと思う。ぱっと見のビジュとか喋り方は落ち着いた印象を受けるんだけど、実際感情表現がかなり豊かなのがめちゃくちゃ可愛い。スウェーデン語の暴言助かる。先輩って意外と子どもっぽいところありますよね……って感じ(?)

そしてかなりガチオタくんだったり(特にボカロ愛とニコニコ老人会ぶりがすごい)、パルクールにハマっていたとか、色々コスプレをしていたり、ロリータ女装経験があったり(可愛さに自信ありげだった)、オタクを喜ばせる情報がとにかく多くてズルい。あと歌声がめちゃくちゃ好き。自分で曲も作れるし音楽激強いマン。

 

Shu Yamino(闇ノシュウ)

Shu Yamino【NIJISANJI EN】 - YouTube

シュウくんに関してはずっと「メロい」しか言ってない。圧倒的メロ枠。声がマジで好き。シュウくんに関してはダメなツボがギュンッってなりがち。理系男子っぷりとか、機械に強いことからShupport(Shu+Support)として仲間に頼られている頭の良さとか、喋り方笑い方などから滲み出るお育ちの良さ清楚っぷりとか、何から何までツボ。死ぬ。あとリスナーに対する塩対応ぶりもギュンッってなる。諸々のかわし方がスマートでメロいし、こういう塩対応でも柔らかな印象なのがさすが姉と妹に挟まれた男……ってなる。

でもこんなシュウくんも罰ゲームとボイスからは逃れられないので普段とのギャップで死んでる。ボイスには手を出すまいと決めていたのに、シークレットボイス2を聞いて無事に死んだ。

 

Alban Knox(アルバーン・ノックス)

Alban Knox 【NIJISANJI EN】 - YouTube

ドルオタ人格がギュンギュンになる。自分に可愛いの需要があることが分かった上で可愛いムーブしてくれる神対応っぷりとか、努力の鬼で日本語が異常なスピードで成長している。日本語1日4時間勉強しているとEN仲間が話していた。ヤバい。あとオタクに対する気もかなり回る方な気がしていて、よくそんな配慮された言葉が出てくるなあと感心してしまうこと多い。

とはいえゲラで笑い方があまりにも豪快なのとか、クソデカオーバーリアクションとか、常に元気でハキハキとした喋り方をするので初見で好きになっちゃう。サニーと可愛く兄弟やってるところも好きなんだけど、ふーちゃんやミスタといるときの純粋度テスト27点な悪ガキぶりが好き。あと低めのトーンで喋っているときがマジでメロいしわたしはアルバーンは生粋のtopだと思っている。

 

Uki Vioketa(浮奇・ヴィオレタ)

Uki Violeta 【NIJISANJI EN】 - YouTube

NoctyxはLuxiemと比べると柔らかい印象の人が多いけれど、浮奇くんはかなりパンチが強い!声がすごく柔らかくて甘いウィスパーボイスだし(能登麻美子さんを思い出す)、テンションが一定なタイプなので独特の柔らかさはあるのだが。だがそんな癒し系な声の印象に反して口は悪くFワードが頻繁に出るし下ネタがえげつない。でもFワードを口にするときも物静かにキレてるのが面白い。笑うときも大声で笑うよりはめっちゃ息多めの引き笑いをするので、基本的にゆったり物静かな喋り方でうるさくなく耳に優しい。

浮奇くんはなんかこうブレないキャラがあるのが面白くて好き。ハーレム作ろうとしてるところとか(shuukiとVIOLOTOが好き)、ツイッターでのやりたい放題っぷりとか、センシティブキャラ突き進んでいるのが見ていて楽しい。あと浮奇くんを見ていると、欧米圏は日本より進んでるなあと思う。日本人からは絶対出てこないキャラだよね。

 

まとめ

というわけでこの1ヶ月わたしのオタクライフはVtuber一色になった。といっても全然ゆるおたなのでこの人の配信全部追いかけようみたいな気持ちはなくて、面白そうな配信をやっていたら見てみるくらいだし、Vの配信は作業用BGMにもってこいなので流し見していることも多いし、切り抜きもガンガン活用している。それくらいの温度感でもめちゃくちゃ楽しめるから助かっている。

特にわたしみたいな多ジャンル掛け持ちオタク的には、現場がない分金がかからないのと(グッズ欲がマジでなくてとにかく現場に1番お金かけたいタイプのオタク)、お金はかからないけど時間は無限に溶けるのがありがたい。あとわたし最近引っ越して色々バタバタしていてガッツリ作りこまれた高カロリーコンテンツを摂取する気力がないので、特にVtuberの動画を見るのが捗っている。ハマってよかった。

 

Vtuberにハマった理由とか色々考えているのだけど、今はまとまらないのでまた別の記事に書く。

6月頃に聞いていた音楽

相変わらずジャンルの偏りが激しいし若干7月に聞いた曲も入ってる。

 

踊/Ado

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今更?と言われそうだが良いものは良い。Stray Kidsのバンチャンがこの曲を聞いて驚いている動画を見て知った。みんなAdoのボーカルに注目がいきがちだけど、曲作る人だと色んなジャンルの曲がミックスされていてかつ次の展開が予測不能なところに驚きがあるみたいで面白かった。

あとギガPめちゃくちゃ有名人らしいんだけど、ギガP自体も作った曲も全然聞き覚えなくて「???」となっていたのだが、ちょうどわたしがボカロ聞かなくなった頃から投稿し始めていた納得した。(ボーカロイド老人会)

 

シビュラ(Sibyl)/wotaku feat. 初音ミク

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サジェストされたので何となく聞いてみたらめちゃくちゃ好きだった。ひたすらに急かすようなメロディがたまらん。コメント欄を見た感じ英語圏のパーティーにやってきた日本人のシリアルキラーという設定の曲のようで永遠の厨二なのでこういうの大好き。あと「暗いけど愉快、愉快だけど暗い曲」というコメントもあってすごくわかる。歌い手は楽しそうにしている曲だけど、起こっている出来事は物騒。歌ってみただと水槽さんが好き。あとwotakuさんの他の曲だとshantiが好き。

 

Hope in the dark/Luxiem

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ここから怒涛のにじさんじENゾーン。EN男子のデビュー曲だったらStuck In The Abyssの方が好きだし、LuxiemだったらJazz on the clock!!の方が好きなのだが、異常に耳に残るので大正解のデビュー曲だと思う。みんなそれぞれ衣装やモチーフに統一性はないのに5人横並びになったときのパーフェクトなしっくり感。

なんかLuxiemの曲はジャニオタ人格と二次オタ人格の両方がくすぐられる曲なんよなぁ。底抜けに明るくてわかりやすく盛り上がる感じ。全編英語だけどザ・J-POPという感じがするし、最近の日本のアイドルソング全編英語詞珍しくないのでJ-POPの感覚で聞けてしまう。

 

Stuck In The Abyss/Noctyx

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6月に知った曲の中でナンバーワン好き。ずっとリピってる。LuxiemはかなりJ-POP寄りなのだけど、こっちはややK-POPっぽさがある。でも最後でめっちゃ洋楽みが増す不思議な曲。Luxiemと比べると攻撃的でオラついた感じが強いけど、強い意志を感じさせる曲でめっちゃカッコいい。

これはサニーのパートが全部良すぎる。声良すぎか?喋ってるときはふわふわ柔らかボイスなのに歌声がカッコ良すぎる。あと声真似が得意なだけあってセリフがマジで上手くてわろた。でも個人的には浮奇くんがめちゃくちゃ最高。甘くて柔らかいウィスパーボイスなのに、誰よりも攻撃的に聞こえる歌声たまらん。浮奇くんあの声だからバラード系が映えるんだけど、淡々と攻撃的な感じドツボなのでそういう系の歌声いっぱい聞きたいと思った(?)

 

Deja Vu/浮奇・ヴィオレタ

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他のEN勢だとこれまでのストーリーを漫画仕立てにしているのを何回か見たけど、浮奇くんの場合は歌ってことなのかな。

最初聞いたときあんま刺さらなかったけど、2回目聞いてめちゃくちゃ良い曲じゃん!!!ってなった。こういうファンタジックでしっとり綺麗系曲は間違いなくハマりますよね……。すごくアニメの挿入歌っぽい。あと浮奇くんの声マジで能登麻美子さん思い出す。声が細くて柔らかくて癒し系の独特なウィスパーボイスが。すごく女性っぽい響きの声してると思う。

これ浮奇くんが作詞作曲した曲ということで歌えるだけじゃないのが強い。歌枠でも思ったけど、そりゃこんな特徴的な声してたらとは思うけど、自分の強みが活きる曲わかってるよね……。

 

Black Out/OBSYDIA

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最初東方かと思った。オシャレですごく今っぽいダークな曲なんだけど、ニコ厨がうずくような雰囲気もあると思う。ヤンデレっぽい感じがあって全体的に不穏さが漂っているのがたまらない。可愛い声×不穏な曲はみんな好き。特にセレンのハツラツさのある歌声が好きですね。あと「センパイ(senpai)」という言葉は英語圏では「気持ちに気付いてくれない人」という激エモな意味があることを知った。

あと曲はもちろんのことMVのクオリティめちゃくちゃ高くてめっちゃ好き。限られた立ち絵の中でも曲の雰囲気を汲み取ったオシャレなMVになっていて、映像もめちゃくちゃたまらない。

 

We △re The Future/BAE

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パラライはcozmezしか勝たん!と思いながらBAEは毎回大好きだから悔しい。しかもBAEの中でも1,2を争うくらい好きかも。今回は夏準vs東夏の兄弟対決があるからか夏準のパートが多め。そのせいか何かいつもと雰囲気が違う気がする。いつも余裕たっぷりにサラッと歌っている夏準が、感情こめて歌っている感じが新鮮だしハイトーンめちゃくちゃカッコいい。2A夏準の「運ぶ命と書いて運命」からのパートあまりにもカッコ良すぎて大好き。

 

オンガク/SixTONES

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あのジャニーズが2番カットとはいえカップリングまでyoutubeに音源あげてくれたことに驚いた。今回のシングルの中で断トツ好き。合唱曲にありそうなくらいの爽やかなザ・J-POPなのだが、SixTONESが歌うとすごく新鮮だし(これがカップリングなのがスト感ある)、こういう曲もバッチリ歌いこなすのがすごい。ジェシーの歌い出しでもう優勝。歌い出しが神な曲に外れなし。

あと最近マジで英語曲ばかり聞いてたので日本語詞がめちゃくちゃ刺さる。「時代や老いも君と見たいな」良すぎる。

 

冬のはなし/センチミリメンタル

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浮奇くんの歌枠で知った。今日ずっとこれ聞いてる。「ギヴン」のアニメの挿入歌で合ってるかな?海外の男性VtuberからBLアニメの挿入歌知るってめっちゃおもろいな……。

日本語詞は意味がわかるからぶっ刺さるpart2。作品を知っていたらもっと刺さるんだろうけど、作品知らなくてもめちゃくちゃ良い曲。明るくない曲だけれど、痛みを抱えながらも前に進んでいく系の曲でそれがかえってめっちゃ切なくて刺さる。この作品は高校生ものだけど、いい意味で高校生が書いたみたいな歌詞がめっちゃ好き。

 

アイデンティティ/GUMI×初音ミク

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シュウくんの歌枠で知った。マジで流行の曲知らなすぎて海外のVtuberから日本の曲を知る日本人オタク。とにかく中毒性がある。めっちゃ好き。

 

何やかんや音楽発掘できているので満足。7月も色んな曲に出会いたい!

Jazz on the clock/Luxiem がリリースされたぞー!!

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Jazz on the Clock!!

Jazz on the Clock!!

  • Luxiem
  • ジャズ
  • ¥255
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Luxiemの新曲が来たぞーーーーーーーーーーーー!!!!!!

6日前からカウントダウンされていて、引っ越し作業にも身が入らないくらいに楽しみにしていた。MVの前に音源のみがサブスク解禁されたのだが、深夜1時半すぎに発狂して眠れなくなるなどした。

 

わたしのツイッターを見てくれている人なら察してくれている人がいるかもしれないが、突然わたしのブログに現れた"Luxiem"について。

彼らはにじさんじENに所属している男性Vtuberである。にじさんじENとは主に英語を用いて配信を行う人たちが所属しているにじさんじ英語圏支部みたいな感じ。

そしてLuxiemとはEN4期生の5人のこと。メンバーは上の写真右からMysta Rias(ミスタ・リアス)Luca Kaneshiro(ルカ・カネシロ)Vox Akuma(ヴォックス・アクマ)Ike Eveland(アイク・イーヴランド)Shu Yamino(闇ノシュウ)。要するに海外の男性Vtuberグループ。英語圏という特性上、彼らの国籍はアメリカ・イギリス・オーストラリア・スウェーデンとバラバラである。

この曲はハーフアニバーサリーで発売されたもので、デビューしてから半年しか経っていないのだが勢いがものすごい。どれくらいすごいかと言うと、現在彼らはスパチャ額ランキングトップ10の常連で、どの日どの週で見ても誰かしらトップ10入りしてるし、日によっては5人全員トップ10入りしていたりもする。つまりあくまで数字だけ見るならば、今最も勢いのある男性ライバーグループの1つと言っても過言ではないと思う。

 

わたしは不慮の事故でこの界隈に来たにわかオブにわかなので(経緯に関しては別の記事で)、英語圏のライバーだからマイナーだと思っていたのだが、勢いエグすぎ人気すぎて笑うしかない。ちなみにわたしはLuxiemに関しては特にこの子!という推しはいなくて(完全にフラットというわけでもないけど……)、箱としての完成度の高さとバランスの完璧さを愛しているところがある。

このところグループの理想の人数は7人(次点で6人)だと思っていたんだけど、やっぱりスーパー戦隊セーラームーンを見て育ち、SMAPや嵐が覇権を握った時代を知っているオタクとしては5人組で"正解"のバランスを叩き出されるのに弱いんよね……。5人それぞれがソロでもバチバチに個性が光っていてかつ5人集まったら無敵系。

 

長い前置きはさておき感想。

デビュー曲のHope in the darkと比べると、5人それぞれの個性とか得意分野が歌割に存分に活かされている感じがしてHitDよりこちらの方が断然好き。ヴォックスは低音を活かした台詞パートとか語り掛けるような感じのパートが多いし、アイクはひたすらハイトーンが炸裂しててめっちゃ気持ちいい。この2人はすごくわかりやすい歌割。1Aでずっと下ハモ入れてるのヴォックスかな?下ハモめちゃくちゃ良い。上と下がしっかりしてるのは間違いない。

シュウくんは、もう聞いた後ずっとシュウくんの歌声がメロいメロいとひたすら言っていたのだが、みんな言ってると思うけど、サビのがなりが最高……。胸がギュンッってなる。あと「君の声が響く世界だ」のところ良すぎて「ここ誰!?!?!シュウくん!?!?」ってなった。Hope in the darkで唯一日本語パートがないから、JonCだと唯一の日本語パートを担当してるのすごく良い。

シュウくんのがなりが良すぎるの次にめちゃくちゃいいじゃん!?って思ったのが、1Aの"Oh crying everyday is such a waste"のところだったのだが、ここのミスタマジで良すぎじゃない?ミスタラップパートも好きだけど(ラップ映えする声質だと思う)個人的にはここのパートが1番好き。ミスタの歌声めっちゃ良いじゃん……って思った。

あとルカは言うまでもなくサビ前の"Oh, come on baby I wanna get down With your body on me"が死ぬほど好き。ミスタも褒めてたけどマジで全文同意ここ大好き。ルカって他の4人と比べてそこまで声質の主張強いと思わないんだけど、喋ってるときも歌ってるときも決めるときビックリするくらい色っぽい声になるところある。正直HitDのときは埋もれ気味だなと思ったので、今回はキラーフレーズをバッチリ決めていてたまんないっすね……。

 

曲自体の感想で言うと、最近不穏でダウナーで攻撃的なイキリソングが大ブームでそういうダークな曲ばかり聞いていたので、こういうひたすら明るくて陽気でキャッチーで初見でもノれる曲新鮮だな~!!って思った。だからデビュー曲でいったらHope in the darkよりStuck In the Abyssの方が好きだし。あれ浮奇くんの甘くて柔らかな声から繰り出される攻撃的なラップパート神なんよな。あとOBSYDIAのBlack Outもダークでたまらん。Luxiemだけじゃなくて他のEN勢も見てるオタクだよ!!!

閑話休題

この曲本当にひたすら明るくてノリノリでイケイケで全部サビみたいな曲で、これはマジで歌い手自体が人気者でイケイケな状態じゃないと説得力出ないよねって感じの曲だなと思った。もっと複雑怪奇で歌唱力を要求される曲はたくさんあるんだけど、この手の曲を説得力もって歌えるところにLuxiemのパワーを感じる。曲調もそうだし歌詞も自信と希望に満ち溢れてるんだよね。飛ぶ鳥を落とす勢いがあるし、もうすぐ何か大きなものを掴めると思わせるような上昇気流の真っただ中にいる高揚感と、向かうところに敵はない全能感を感じてすごくエモい。でもこれだけジャンル渡り歩いてきたらわかるけど、高揚感も全能感も刹那性とセットなので、どこか胸がキュってなる感じもある。

 

あとこの曲を聞いて思うのは10年前のJ-POP、10年前のアニソンっぽいなってことで、何かまだ色々分かりやすかった頃の音楽みたいだなあって思う。もちろん音楽知識皆無だからわかりやすいノリやすい曲!って思うだけで、めちゃくちゃオシャレで凝った曲だとは思うんだけど、音楽的にどうのこうのじゃなくてひたすらエンタメ性に全振りで楽しめればいいんだよ!!!みたいな頭空っぽで楽しめる感じがすごく好き。やっぱりこういう曲を歌えるLuxiemは強い。てかわたしみたいな日本人オタクが聞いてて懐かしさを感じる曲を、英語圏の人らがやっている面白さめちゃくちゃあるな。

 

Luxiemのチャンネルも新設されたことだし、個人の活動はもちろんグループでのコンテンツもめちゃくちゃ楽しみーーー!!!!

最近よく聞いている曲(2022年5月~6月)

ここ最近音楽に対する"自我"がやっと芽生え始めていて開拓が楽しい。基本的に「不穏」「ダウナー」「攻撃的」「けだるげなボーカル」みたいな要素のある曲が好きだと気付いた。

 

MONSTA X

相変わらずMONSTA Xの楽曲を聞きまくっている。

7年活動しているだけあってアルバムの数がすごくて全く聞き終わる気がしないのだが、1ヶ月にアルバム10枚以上聞き漁っていて、特定のアーティストのアルバムをこんな夢中になって聞き漁るの初めてだなあとなった。

 

モネクのパブリックイメージといえばこんな感じだと思うが(これはパブリックイメージの全てが詰まっている動画)

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こういうイキリ散らかし治安終了曲以外もめちゃくちゃあるし、異様に曲幅が広い。むしろアルバム聞いてるとそんなに治安終わってる曲多くなくない?ってなる。爽やか系、しっとりミドルテンポ系、洋楽系とかかなり色々やっているし、ブチ上げ曲もあるけどチル系の曲もかなり幅広い。

まあわたしはパブリックイメージド真ん中のイキり散らかしているモネク大好き芸人なのでこういう曲ばっかり聞いている。

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イキり曲しか貼ってないせいで異常に曲幅が広いグループなこと何も伝わってないけど、イキり曲好きすぎるから許してほしい。

イキりにも陽キャのクラブノリっぽい感じと、路地裏のアンダーグラウンドな感じと雑に分けて2種類あると思ってるけど、モネクのは圧倒的後者。マジでクルクンしか勝たん。ジュホンの一音一音が重たくて切れ味の鋭さ満点の攻撃的ラップと、チャンギュンのアンニュイでハスキーな低音ボイスから繰り出される低いところから這ってくるようなダウナー攻撃的ラップ、どちらもたまらんし相性が良すぎる。クルクン攻撃性の種類は違えど、路地裏っぽい重たくてダークな雰囲気によくハマるところは共通している印象。

モネクの面白いところはここで終わりじゃなくて、クルクンでブチ上げて蹂躙した後、鬼神のような顔でハイトーンを炸裂させる声量バカデカ歌うまボーカルキヒョンがいるところだと思う。キヒョンのボーカルって優等生的というか、多分基礎にひたすら忠実な癖なくまっすぐとした歌い方をするタイプなんだけど(これを徹底的に磨き上げているからこそ聞きごたえあるボーカルだと思う)、それでいて治安悪いダーク系の曲でもボーカルがピッタリハマっているが面白い。真正面から切り込んでくる感じ。

あとモネクは基本的に綺麗系の歌声のメンバーが多いので、最初ラップから始まるような曲だと、治安が終了しているAメロからボーカルメインの綺麗系なBメロに繋がる緩急も聞いてて面白い。

 

BEASTMODEと大同団結を貼ったあたりからお察しの通り、アルバムでいったらFatal Loveがめちゃくちゃ好き。モネクのアルバムで1枚選ぶなら断然これ。

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タイトル曲のLove Killa'もメンバー自作曲もそれ以外もとにかくぶっ刺さる曲が多くて大好きな1枚。あとTake.2 We Are Hereとか、One Of A Kindとか、NO LIMITも好き。最新作のSHAPE of LOVEもめちゃくちゃ好き。SHAPE of LOVEでいうと、ヒョンウォン作のWildfireとBurning Upがワンツーで好きなので、もっと曲作りで前に出てきてほしいなーと思っている。

Wildfire

Wildfire

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ヒョンウォンは舌ったらずで幼い印象のする特徴的な歌声なので(綺麗系のボーカルが多いグループなので1番聞き分けしやすい)、メインボーカル向きではないと思っていたんだけど、その声が1番活きるのが本人自作曲っていうのが良い。Wildfireはヒョンウォンの歌声の浮きっぷりがすごく面白い曲で、浮いている人の歌い方が1番しっくりくるのがまた面白い。

あとNO LIMITのMercyもめちゃくちゃめちゃくちゃ大好き。

Mercy

Mercy

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ヒョンウォン、幻想的で浮世離れした雰囲気のある曲にマジでハマる。Mercyの系統あまりにも好きなので、こういう方向性の曲もっと作ってほしい。

 

あとメンバー自作曲というかソロワークでいったらチャンギュンの曲かなり好き。正直グループの曲で聞くチャンギュンの曲ってそこまで刺さりが良いわけじゃなかったんだけど(Night Viewは好き)、ソロ曲めっちゃ好きでビックリした。

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このサムネとGOD DAMNという曲名からオラオラゴリゴリ系を想像していたんだけど、全然違ってビックリした。大人っぽくてとろけた感のあるチル系ソング。真っ先にSixTONESのlove u...を思い出した。チャンギュンのソロ曲この手の曲の宝庫なので、こういう曲たくさん浴びたい人にめっちゃオススメ。

ドラッグやお酒の香りがめっちゃするMVだけど、曲自体もそういうのをキメて脳がふわふわしてあまりよく考えられない意識混濁感をイメージさせるサウンド。トラックの色っぽさとチャンギュンの歌声の色っぽさが相乗効果になっててまどろみ感がすごい。

DUALITY - EP

DUALITY - EP

  • I.M
  • 韓国ヒップホップ
  • ¥917

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全部好きだけどHappy to Dieが1番好き。

結構一気に書いたけど、これでもまだまだ聞けてない曲いっぱいあるという……。ある程度数聞くと、新規開拓より好きな曲を聞きこみたい欲求が出てきてアルバム聞くペースが落ちる。とはいえ別に急いでいるわけでもないのでのんびり聞いていきたい。

あと最後にこの曲を貼っておく。

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読み方は「オンシミ」。ミニョクの地元の郷土料理。何も考えたくない何も考えられないときにかけると捗る。めちゃくちゃリピってる。ミニョクはこういうコミカルなアプローチの曲がバッチリハマるのが強い。トロット(演歌)調のコミカルおふざけソングで、K-POPでもこういう弾けた曲あるんだ……となった。関西系のジャニーズを通ったオタクにはかなり馴染みの良いノリの曲だと思う。

 

その他色々

Sub Urbanの新アルバムがきた~!!!

HIVE

HIVE

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10曲入っていて25分という驚愕の短さ。長くても3分9秒で2分台の曲がほとんど。これに慣れると3分台でも長いし、4分台5分台とか超大作やんってなる。なので気付いたら全部聞き終わってる。

Sub Urbanはありとあらゆる不穏サウンドが聞けるところが最高。不穏なのに聞き心地が良い。本当にボーカルさえも楽器の一部でただた音を楽しんでいる感じが強い。DIAMONDとRABBIT HOLEがお気に入り。DIAMONDはうわーーー何この音!?!?ってなる。トラックが面白すぎる。RABBIT HOLEはイチオシ曲なのでリンクを貼っておく。

Sub Urban - RABBIT HOLE [Official Audio] - YouTube

マジで好き……としか言いようがない。アウトロもめちゃくちゃ好き。不思議の国のアリスっぽさ。ものすごく良いアルバムだったので、これからも彼の楽曲を追っていきたい。

 

 

SixTONESの新曲ダイジェストが来ていた。

SixTONES – わたし nonSTop digeST / Watashi nonSTop digeST - YouTube

K-POPの大盤振る舞いに慣れると、ジャニーズ出し惜しみしすぎだろ!!!となるけど、たった数秒程度の試聴で「絶対好きやん」と思わされてしまう悔しさ。ちなみにカップリング曲は公式サイトでもうちょい長めの試聴が聞ける。てか公開範囲の違う試聴音源が公式サイトとyoutubeで点在してるの不便だから1つにまとめてほしい。公式サイトにもyoutubeより長い試聴音源があること知ってる人どれだけいるのかな……。

文句は置いといて感想。いや正直ライブ音源はいいかな~~……と思ったけどたった5秒程度のライブ版WHIP THATでめちゃくちゃ欲しい!!!!ってなってしまった。あとストのカップリングはとにかく英語詞が多くて日本語詞が多いとビックリするレベルなのだが、今回は王道J-POP要素が強い曲が揃っている感じ。

散々英語詞たっぷり曲を浴びせられてきたからこそのオンガクがめちゃくちゃ刺さる。いやこんなん好きじゃん………。これジェシーの歌い出しもマジで良すぎるんだよね。あと上記の通り最近韓国語とか英語とか母国語でない歌詞の曲ばかり聞いているので、やっぱり直感的に理解できる日本語曲沁みる……ってなった。

あとはシアターは絶対好きだし、毎度前回のシングル曲のremixを入れるのがストの定番なのだが、共鳴のremix今までで1番好きかもしれない。

 

それとストは6月1日の仙台公演に行ってきた!元は3月に開催される予定だったのが、直前にあった地震で新幹線が動くなっちゃってコロナ以外の理由で中止になることなんてあるのか……!と衝撃を受けた。ともあれ無事に振替が開催されてよかった。

幸運なことに席がものすごく良くて、人生初のアリーナ席だった。花道横のメンステが肉眼で見られる席でこれを当ててくれたフォロワーへの感謝が止まらない。真駒内でもスタンド1列目でかなり良い席だったので、今回のツアーの座席運は絶好調だった。

とはいえ個人的にストは楽曲が好きで追いかけている部分が大きいので、ファンサ興味なくて2回ともうちわ持っていかなかったし、野鳥の会もほとんどしていなくて、好きな楽曲生で聞けてノれて最高!みたいな気持ちで現場に参加していた。こういう楽しみ方できるグループって良いなあと思った。

 

 

最近のんびりでも新しい楽曲を開拓できてホクホク。

2022/5/21

山下誠一郎さん、30歳の誕生日おめでとうございます!

 

山下さんのオタクになってから、とりあえず山下さんの30歳の誕生日まではオタクしていたいと思っていたのだけど、無事にこの日を迎えられてよかった。

ネタができるたびにその都度ブログに書いて消化しているから、誕生日といっても改めて何を書こうか迷っていたのだけど、30歳というキリのいい数字だし(?)、今を逃したらもう書けないと思うので、山下さんのお芝居の好きなところでも書こうかな。ツイッターで散文的には何度も書いてきたことなので初出し情報そんなにないけど、ちゃんと整理して書き残しておく。

 

 

・感情表現が丁寧

華Doll*1S5巻の眞紘のお芝居に衝撃を受けてオタクになったので、結局ここが1番好きなんよなあ。このあたりの病んでいる眞紘の演技はいつ何度聞いても圧巻すぎる。ヒステリックにならなくても、フラットな口調なまま情緒不安定とどん底の自己肯定感を表現できるすごさ。

わかりやすく喜怒哀楽のどれかに当てはまらない複雑な感情は複雑なまま、何層にも感情が混ざり合った感じが伝わってくるし、本心とは裏腹の言動をするツンデレキャラでは本心とは裏腹のこと言っていることが伝わってくるし、そういう丁寧さが本当に素晴らしいといつも思っている。

ハイテンションでごり押すような芝居の仕方をしないところもすごく好きで(元々そういうことを求められる役なら別)、むしろ山下さんはローテンションな口調での感情表現の引き出しが本当に多いと思う。静かに怒っている、静かに泣いているのがめちゃくちゃ刺さる。「跪いて愛を問う」で正己くんのバイト先に乗り込んだときの悠生くん怖すぎた。口調は淡々としていたけれど激怒しているのが伝わってくる。あとチャラチャラした口調で話す人が急にマジトーンになったときの怖さとか、低音ダウナーで感情表現豊かみたいなわけのわからん芸当とか、最後に結ばれたときの相手への愛しさが溢れる感じとか、全部最高である。

泣き芝居だけど、昔とあるブログで読んだ「可愛いは庇護欲と加虐心の間」という文章が今でも忘れられないのだけど、それでいったら山下さんの泣き芝居は本当に可愛い。もちろん役やシチュエーションによって変化は加えているけど、基本的に女優泣きかってくらいのシクシク泣きが最高ですよね。

 

・心地よい

さっきの話と繋がる部分もあるのだけど、山下さんの芝居はお芝居でもナレーションでもめちゃくちゃ聞き心地が良い。決める場面では決めるけれど、抜くときはちゃんと抜くので抑揚が気持ちいい。

あと山下さんの芝居はうるさくないのが好きだとずっと思っているのだが、そう感じる理由の一つに感情と感情の繋ぎがスムーズなところがあるのかなと思う。繋ぎの上手いメドレーみたいな。感情の波のつけ方もジェットコースターじゃなくてエレベーターみたいな感じ。変にブツ切りになることなくトーンが上がって下がる。86の21話のライデンがシンにブチ切れるシーンなんかはボルテージの上がり方が綺麗すぎて謎の聞き心地の良さを感じる。

 

・SE職人

台詞以外の言葉にならない声とか音の仕上がりもすごい。息遣いでいえば、やっぱりわたしは眞紘を思い出してしまう。Special Packege2のやつ。このときの眞紘は絶賛病んでいるのだが、口調はいたっていつも通りを装っている。でも話す前に眞紘自身すら気付いていないくらいのささやかさでため息をついたり、自嘲するかのような息が入っていて、だから元気なフリがフリなのが隠しきれていない痛々しさがすごい。

ここからが本題なのだが、わたしが山下さんのSEを絶賛しているときは大体BLCDのときの話である。リップ音とか舐める音がマジで最高で究極に疲れたときはSEしか聞きたくなくなる。SEに関しては本当に色っぽい音出してくれてると思うんだよね……。ちゃんと音に熱っぽさも乗せてくれるし、魔彼の特典CDの熱っぽいSE最高だった……。

リップ音でいうと、今更気づいたんだけど攻めと受けではリップ音の感じ当然違うので最近はそのへんを味わうのがめっちゃ楽しい。攻めのときはカッコよくて受けのときはマジで可愛い。最近だとみなと商事コインランドリーで、高校生時代の湊さんが先生にキスをして逃げるシーンがあったのだけど、唇を離すときに漏れる息の甘さがマジで最高すぎてめっちゃリピった。あれだけで甘くてほろ苦い思い出だったのかわかるし、そもそもあれだけの軽いキスシーンですらわかる山下さんのキス演技の上手さ。最高。

 

・アドリブ

普段の不器用で真面目そうな人柄からは全く想像できんレベルでアドリブが面白い。朗読劇や舞台でアドリブをすれば客席がドッカンドッカンウケるし、毎度手を叩いて笑ってしまう。ゆっくりじっくり言葉を紡ぐような話し方をするのに、アドリブになったときの頭の回転の速さと発想力は何なのかマジで謎。素でボケるときは結構空回りしがちなのに、お芝居の最中のアドリブではドッカンドッカン笑いを誘っているのはドシンプルにカッコ良すぎるんだよね……。

これで思い出すのは去年夏のSpiral*1とか、86の夜公演とか、スタマイの夜公演。それと今年3月にあった男プリステではそれまで結構アドリブを入れていたのに、配信ありの千秋楽ではアドリブを控えていたバランス感覚もすごく好きなところだった。

 

・モノマネ

監督生ならご存じの話だけど、めちゃくちゃモノマネ上手いのヤバい。エースに関しては山下さんじゃなくてエースがモノマネしてる感ちゃんとあるところ好き。エースのモノマネシリーズどれもクオリティ高すぎるんだけど、アズールとフロイドがかなり衝撃度高かった。元の声質全然違うんだけど、特徴捉えるの上手すぎてマジで似てる。フロイドは一瞬本人の声流してるのかと思った。あと別作品だと天晴爛漫で小雨が天晴のモノマネをするところがあるけど、あれも声質全然違うのに半端なく似てる。

直近で言うと芝居の話ではないけど、イベントで山下さんが帰りの電車の中でたまたま小林千晃くんと会ったときに、youtubeに夢中すぎてしばらく隣にいたことに気付かなかったというエピソードを話していたのだが、そのときの千晃くんの声真似がまあまあ似てた。本当に耳がすごく良いんだろうなあと思わされる。

 

 

細かい部分だともっと色々あるけど、よく感じるポイントでいうとこのへんかな。声優に求められることがすごく多くなった時代だからこそ、こうして純粋に芝居で魅了してくれる役者さんに出会えたことはすごく幸せなことだなと思うし、今まで芝居に惚れこんで誰かのオタクになるってことを知らなかったアイドルオタクがこんなんになるんだからすごい。

声優として脂が乗るのって30代以降、40歳前後くらいだと思っていて、そう思うと30歳なんて全然若いじゃないかと思うし、20代の時点でこんなに素敵なお芝居を浴びていたら30代以降の山下さんのお芝居はどんな素晴らしいことになっているのか今から末恐ろしいし楽しみでしかない。歳を重ねたからこそできる今までにない役がどんどんきてほしいのもあるし、まだまだ生意気可愛い弟系とかそのへんにいそうなティーンエイジャーの役も聞きたい!!!こういう役できなくなる前にいっぱいやって!!!という気持ちがせめぎあっている。贅沢な悩みである。

お芝居が素晴らしいだけでもうお腹いっぱいなのに、作品や役への誠実さとか、読解力解像度感受性の高さからゆえの言葉も本当に信頼するしかない。このへんのエピソードだけでも一本記事書けるレベル。理想を押し付けるようだからあんまり人に対して「完璧」って言葉は使いたくないんだけど、でも役者としての山下さんって本当に不満感じるところない。どんな作品、どんな小さな役でもマメに告知してくれるところもめっちゃ好き……。

ということを書いて、以前もらったマシュマロを思い出した。

私も山下さんのオタクで山下さんのお芝居のオタクなのですが、好きになってからずっと変わらずお芝居が最高って思い続けられるのは、実はめちゃめちゃ幸せなのかなとつくづく思います。あと山下さんご本人で言うと、絶対見て!とか買って!とか来て!とか自身や作品について強い言葉を使った宣伝をしないので(ラジオとかなら言っても誰も何も思わないだろうに)、自分の距離感で好きな作品や好きなお芝居を探せるのがいいなぁと思います。

https://marshmallow-qa.com/messages/d9fb2bbc-25f6-4f38-822c-ee54e284745b

本当にこれ!!いつだってこの人の芝居が最高だと思わせる芝居をしてくれるし、わたしにも好みはあるので作品が刺さらなかったとかキャラがタイプじゃなかったということはあるのだけど、でも山下さんの芝居でガッカリさせられたり肩透かし食らったことがないからオタクし続けているんだと思う。今のところ全然飽きないし。盲目と言われそうだけれど、2年近くも芝居に関して盲目でいさせてくれるの上等すぎる。本当にありがたいことですね。

 

この一年も山下さんにとって実りある幸せな一年になりますように、そして今後ますますのご活躍をお祈りしています。

*1:今年別の組み合わせでSpiralを見たけど、多分ほぼ台本通りに進行していたから山下さんどれだけアドリブブチこんでたんだ……って思った