長文置き場

備忘録

2022/4/24 雑記

怒涛の現場ラッシュが終わり、久々にのんびりとした土日を過ごしている。また来週から現場ラッシュ月間が始まるが……。

 

 

85.5区の最終回に山下さんがゲストで出演するとのことで見ていた。

声優がバラエティをしている姿に全く興味が沸かないので、こういう番組ってほぼ見ないんだけど、86はちゃんと真剣に作品の話をしてくれて好きなので最初から最後までちゃんと見た。今まで入ってなかったチャンネル会員にもなった。

太っ腹にも先週のイベントの映像を出してくれて、それを見ながらイベントや作品を振り返るという流れだった。やっぱり現地にいるときは目の前で起こっていることに圧倒されすぎて、落ち着いて見返してみて初めて気付くようなことが短い映像の中に色々あった。イベント参加直後だとまだ熱気を引きずっているので、1週間後のほどよく熱気が冷めた今見返すというのもちょうどいいタイミングだった。

生アフレコのときにちばしょがポケットに手を入れていたのとか*1、山下さんの耳の後ろあたりに右手をあてるのとか、気付いていたけどあれが癖とまでは思い至れなかった。こういう気付きがあるの面白いな。オタクとしても声優さんがアフレコしているときの姿はそうそう見る機会ないし(朗読劇とはまた違うよね)、キャスト自身も自分がアフレコしているときの姿を見ることはないそうなので、アフレコ中自分はこういう表情してるんだ!癖なんだ!と言っていた様子は面白かった。

生でお芝居をするといっても、絵がある生アフレコと、絵がなく自由度の高い朗読劇では違う技術が要求されていると思うから、生アフレコ本番一発で噛まずにちゃんと絵にはめるのはプロの技だなあとしみじみ思った。

イベントを振り返りつつ、バラエティコーナーもしつつ、最後はワイワイとした雰囲気で終わったのだが、イベントのときよりも寂寥感が強くてビックリした。アニメが終わるときならともかく、アニメのニコ生が終わる時にこんな気持ちになるんだ……と。正直85.5区は山下さんがゲストにきた回しか見てなかったのに。

 

86のイベントに参加したときに、夜の部の最後の挨拶でキャストの複数人が涙で声を詰まらせながら挨拶をしていたことに驚いた記憶がある。みんなそれぞれ売れっ子だから担当している役は多くて、決して新人が初めて掴んだ大きな役というわけでもないのに。それなのに1つの作品にここまで愛情を注げるんだなと。

そんなことをニコ生を見て今度は自分自身にも思った。言ってもわたしは周りと比較するとそこまで86についてはガチ勢ではなくて、考察もできないし、ただただすげー……と圧倒されていただけの視聴者だった。なのにキャストや制作陣の熱にあてられたのか、この作品の展開の終わりを見届けることにすごく寂しさを覚えている。

 

近年作品を見ることを「履修する」と表現するけれど、履修という表現だと見終わることを目的にしているというか、1回見て一通りどんな話なのかを知ることができたら終わりというニュアンスをすごく感じる。何度も見返して話を深く味わい考えるといったニュアンスは「履修」という言葉にはないと思う。これはサブスクの普及で過去から現在に至るまでの膨大なコンテンツに触れられる環境が整った現代特有の表現だなと思う。次から次へと新しいコンテンツが生まれるから、1つ1つのコンテンツにじっくり腰を据えて向き合っている余裕がない。どこか「こなす」ような感覚になってしまう。

このあたりはここ最近よく考えていることで、山下さんのオタクになって1年半ほどが経っているけれど、作品に向き合う姿勢がどこかただ「視聴済みの作品を増やす」ことになってはいないかと。役者以上に視聴者たる自分がたくさんの作品に触れていく過程で「こなす」感覚になっているんじゃないかと考えていた。もう少しゆっくり立ち止まって1つの作品を味わう余裕を持ちたいし、作品に対する咀嚼力を鍛えたいなあと思う。なんか作品に向き合う筋肉弱ってるよなあ。ここ数年アイドルのライブに行くことだけがオタ活の全てだったからと言い訳させてほしい(?)

なんかこれ山下さんの作品に向き合う姿勢に影響されてる感じめっちゃするな。作品の一視聴者、読者として山下さんの姿勢は憧れるんだよねえ。わたしは無駄にダラダラした文章を書きがちなので、山下さんのシンプルな文章で核心をバシッと突ける読解力とか着眼点とかそういうのめっちゃ欲しい。読解力あるオタクになりてえなあ!!!

 

アニメ86の展開の終わりを見届ける過程でこういうことをめっちゃ考えていたし、考えさせられた作品だったな。そういう意味で出会えてよかったと思える作品だった。

 

 

話は大きく変わって。

 

わたしのツイッターを見てくれている方は知っていると思うが、ここ数日後宮の烏面白すぎbotになっている。これしか言えない。現在6巻の途中まで読み終わっている。こんなに爆速で読み進める予定ではなかったのだが……。

元々原作の名前自体は知っていて、表紙がすごく綺麗で気になっていたので、いつか読みたいと思っていた作品だった。そんなところにアニメ化のツイートを見かけたのだが、何というか話題性全振りのキャスティングじゃなさそうなところ気に入った!って思った。それで俄然気になったので原作を購入することにしたらドハマりしてしまった。

一言でいえば後宮のお悩み解決ものである。原作は全7巻でどの巻も4編の中編からなっている。ひょんなことから不思議な術を使える寿雪のもとに時の皇帝である高峻が訪れ、彼の依頼を解決したことから寿雪のもとに次々と依頼が舞い込んできて……というお話。単純にお悩み解決ものとして後宮の人間模様が面白いし、出てくるキャラクターたちはみんな重たい過去を持っているので、そういう縦糸の部分もすごく面白い。

寿雪は招魂という死者の魂と一度だけ交流できる術が使えるので、死者が絡む話が多く、1巻や2巻はどれもしんみりして切ない中編ばかりで好き。3巻以降だと本筋が本格的に動き出すので、しんみりとは違う感じになってくる。

 

まだ最終巻まで読んでいないので、寿雪と高峻の関係がどのような結末を迎えるのかはわからないけれど、6巻まで読んでも2人があまり恋愛恋愛していないのがいい。もうここまできたら友達エンドか、この関係性に名前はつけられないけどかけがえのない人みたいな終わり方してほしいなぁ。烏妃であるがゆえに孤独の運命を背負っていた寿雪を救うのが結局恋愛であるってなったらありきたりすぎてつまんないなと思ってしまう。これはわたしの好みでしかないが。

ちなみにわたしのお気に入りキャラクターは2巻から本格的に登場してくる温螢(おんけい)。温螢はみんな好きでしょ!?衛青は終始寿雪にツンツンしているのだが、温螢は柔和で穏やかで忠誠心の強い寿雪の護衛。ザ・従者。温螢のキャストめちゃくちゃ気になるよぉ……。多分温螢出るところまではアニメやると思うので。温螢、淡海という2人目の寿雪の護衛が登場すると更に魅力増すんだけど、淡海出るところまではやらなそうだなあ……。護衛コンビめっちゃ好き。

 

原作を踏まえた上で改めてティザーを見てみたのだが、寿雪の声がちょっと意外だったことを除けばみんなめっちゃイメージ通り。寿雪もうちょっと威厳ある感じなのかと思ったら思いきり若々しい少女の声でビックリしたけど、でも寿雪の成長物語でもあるのでこのアプローチでも納得。

これ言ったことなかった気がするんだけど、実は八代さんのツンツンした演技が結構好きである。衛青は高峻の忠実な宦官なのだが、そういう忠臣としての側面よりも寿雪へのツンツンぶりが印象に残るキャラなので(寿雪に接するときは基本不機嫌)、めっちゃ好きな感じになりそうだなあ。

あとティザーの時点で作画の美麗さが半端じゃないので、何とか最後まで美麗さを保って完走してほしいな……。制作間に合わなそうだったら総集編で時間稼ぎしてくれてもいいので!(?)あと原作が中編集とはいえ、どのエピソードも本筋に関わることばかりなので、エピソードのカットはされないと信じたい……。

 

アニメを見たら更にドハマりしそうな予感がするので、10月が本当に待ちきれない。もう10月までスキップしたい。

*1:これだけだと態度悪そうな感じがするが、生アフレコでシンを演じるのにはエネルギーがいるので自分が1番リラックスできるポーズでいたかったとのこと

スタンドマイヒーローズ in サンリオピューロランド 

昼夜参加してきたのでサクッと感想。アーカイブ配信もあるよ!

 

 

山下さんが演じているキャラクターの中でも、神楽亜貴ちゃんはめちゃくちゃお気に入りのキャラクターなのでこのイベントを楽しみにしていた。あと人生初ピューロだった。

 

尺的にはコンパクトなイベントで、1部が1時間ほど、2部が1時間20分ほど(1時間半はなかった)だった。流れとしてはトーク→朗読劇→即興劇→ポチャッコ・シナモンとのジェスチャーゲームというもの。コンパクトながら満足度は高いイベントだったのだが、唯一言えば昼夜で朗読劇は変えてほしかったかなぁ。そこ以外は満足。

 

 

まずは1部の感想から。

最初に今回の山下さんのスタイリングめっちゃ好きだった。自前だよね?わたしは常々山下さんは明るい色の服を着ているの方が好きだし、むしろ暗い色より明るい色の方が似合うと思っているのだが(黒を筆頭に暗くて重たい色ばかり着てくるよね~~~~)、今回は亜貴ちゃんをイメージしたのか、淡くて薄い水色のトレーナーでこれこれこれこういう色よ!!!!ってなっていた。山下さんみたいに黙っているとクソ真面目に見えて、濃くてハッキリした顔立ちでない人はパステルカラー着て明るく爽やかに見せた方がいいのよ!

 

イベントの中身の話。まず登場時のツンデレ亜貴ちゃんで「は?天才?」ってなっていた。開幕パンチが強い。これは袖で言っていたのかな?山下さんの姿を見るたび、何であんなに可愛くて可愛い爆萌えツンデレお姫様の声がこの人から出るんや……ってなるよ(?)

トークでは演じた当初と今でキャラクターの印象で変わったことはありますか?という質問の回答が印象に残った。山下さんは「演じた当初は神楽より年下だったのが、神楽の歳を追い越した今になって、歳を重ねるたびにこういうときにはこういうことを言ってしまうよねみたいな神楽の気持ちがわかるようになってきた(ニュアンス)」と答えていた。演じるキャラクターの年齢追い越すのエモくね? これぞ長寿コンテンツの醍醐味な気がするし、若手声優だと10代の役を演じることが多いと思うので、演じている中で役の年齢を追い越すのはなかなかできない体験かもしれないなと思った。

 

朗読劇は4人でそれぞれのキャラのピューロに来たときの様子のタレコミメールを紹介していくストーリー。ここにはいないキャラクターたちにもしっかり触れている内容。何かこのメンツだと亜貴ちゃんしか一貫したツッコミ役いなかったの面白かった!w

ただダイジェスト的に色んなキャラクターのピューロでのはしゃぎっぷりを紹介していくストーリーなので、内容としてはかなりあっさり。せっかくの謎メンツなので、4人の絡みにフォーカスあてても良かったと思うけど、3年ぶりのイベントだしここはお祭りみたいだと思って。てか書いた後にコラボイベプレイしたから気づいたけど、これピューロイベの後日談になってるんだ!めっちゃ納得!

 

続いては胸キュン即興劇コーナー。2人1組に分かれそれぞれ彼氏役・彼女役になり小道具を使いつつお題に沿った即興劇を披露していくというもの。なお感染症予防の観点から先攻チームが1度使った小道具を後攻チームは使えない。1部でのチーム分けは山谷くん・柿原さんの警視庁チームと、しらいむ・山下さんのRevelチーム。

警視庁チームのお題は「キャラクターと一緒に写真撮るのを恥ずかしがる彼女を励ます胸キュン台詞」で、Revelチームは「彼氏そっちのけでキャラクターとのグリーティングに夢中になる彼女を振り向かせる胸キュン台詞」だった。これ胸キュンじゃなくてコントになるのは安定の流れだったけど、どちらも面白かったなー!!!

先攻チームがしらいむをキャラクター役に指名してたんだけど、しらいむの動きが面白すぎて全然2人のやりとりが頭に入ってこなかったw

後攻チームはしらいむが彼氏、山下さんが彼女を演じていたのだが、山下さんの「悠介とは毎日会えるけど、クロミとは今しか会えないの!」というセリフが謎にオタク感情への解像度が高くてめっちゃ笑った。基本みんな裏声で話すし一斉に喋るので誰が何を言っているのかわからないカオス空間だった。

 

最後はポチャッコ・シナモンを交えたジェスチャーゲーム。ポチャッコとシナモンがジェスチャーする側で、キャスト4人が回答者。ジェスチャーゲームってよほどのことない限り誰がやっても面白い鉄板コーナーよなと思っていたが、案の定ゲラゲラ笑っていた。シナモンの可動域が狭すぎて、ほぼポチャッコしかまともにジェスチャーできておらず「シナモンの情報量が……」とキャストに言われていてめっちゃ笑った。柿原さんとか2部になってもずっとシナモンいじってたよねwww シナモンのビリヤードは2部でもずっといじられていたし、めちゃくちゃ可愛かったwww

 

お次は2部。

トークだとキャラクターと似ている部分は?という話が面白かったかな。山谷くんに「誠一郎くんは毒吐くイメージ全然ない」と言われて「自分があまり毒吐けないからこそ毒吐くのが楽しい」と答えていたのが印象的だった。毒舌亜貴ちゃんもそうだし、BLCDでちょいちょい演じる傲慢な攻めといい、山下さんは硬派で誠実そうな人柄や声質からは想像できないような役にバチっとハマるの面白いよね。

特に亜貴ちゃんみたいな生まれが良くて努力家で才能あるがゆえにプライド高く(要するにお姫様系)そこからくるツンデレ毒舌キャラって、ここに山下さんをキャスティングしたcolyに頭上がらない。センスありすぎやろ。てか山下さんはあの声からは想像できないかもしれないけど、古き良きお姫様系のツンデレもできることもっと知られてほしい(?)亜貴ちゃんみたいな系統のキャラクターもっと聞きたいんだけど!

話がそれた。神楽について、そのストイックさに自分が影響される部分もあるし、自分の憧れを乗せたキャラクターだと語っていたのもすごく印象に残った。

 

朗読劇は両部共通。アドリブも特になかったので両部で大きな差異はなかった。話の流れが分かっている分1部よりもよりお芝居に意識できたというか、マジで亜貴ちゃんの声が聞こえる……ってなってた(?)台詞回しとかいつもゲームで聞いている大好きな亜貴ちゃんそのままだ……と当たり前のことを噛みしめていた。神楽亜貴ちゃんの声って本当に山下誠一郎さんから出てるんですね……????

 

お次の即興劇。今回のチーム分けは1部からシャッフルして、先攻の柿原さん・しらいむペアと、後攻の山谷くん・山下さんペアに。先攻チームがピューロでのプロポーズ、後攻チームはジュースを服にブチまけて落ち込む彼女を励ます彼氏というお題。

先攻チームが使った小道具を後攻チームは使えないというルールを悪用し、先攻ペアが小道具を無理やり全部使っていて悪い先輩すぎてめちゃくちゃ笑ったwww 

小道具使えない中でエチュードどうするのかな~~山下さんなら何かやってきそうだけどな~~とワクワクしていたら、開幕彼女役山下さんの「さっき何か変なバカップルにあたしの持ってたグッズ全部取られて、その衝撃でジュースこぼしちゃった」「何なのあいつらサイテー!!!」というアドリブで、めちゃくちゃに笑ってしまった。笑いと共に拍手も起こっていた。いやこんなの天才的な話の始め方すぎるじゃん……!そこから柿原さんとしらいむもバカップル役でエチュードに参戦してきて、結局4人のコントになり、小道具が使えない縛りプレイからこの流れを作った山下さんすご……!となった。

これ何度も言っているのだが、山下さんは素で話しているときはおっとり系で熟考しながらじっくり言葉を紡ぐタイプの印象がある。あとシャイだからなのかボケが空回りしたりすぐにボケを取り下げがちだな(もっと自信持って貫いていいよ!って思ったりする)と感じることも多いのだが、こと芝居になると的確に周囲の流れや状況を読んで瞬時にアドリブを繰り出してくるので毎回ギャップに驚く。役者モードになると普段より頭の回転の速さにめっちゃバフ乗ってるよね????あと先輩に対しては緊張しいなイメージもあるけど、86では大先輩のアドリブに真っ先に切り返したり、今回も先輩を巻き込むようなアドリブをしていて、そこの度胸?もギャップよなあ。何かこういう役者モードにオンになる場面めちゃくちゃカッコ良くて好き。

 

そして最後はポチャッコとシナモンとのゲームコーナー。1部とは変わり、みんなでジェスチャーを合わせるゲーム。衝立をしてお互いのポーズが見えないようにして、それぞれポーズを取り、ポチャッコかシナモンのどちらかと合えばOKというルール。

これがめちゃくちゃ面白かった!!!!!!!面白すぎて途中涙が出てしまった。1部ではまともだったポチャッコがここで大ボケをかますようになり、ポチャッコの独特なボケとシナモンの可動域の狭さにより難易度が鬼のように上がってしまっていて本当に笑えた。「バスケ」がテーマで俺自身がゴールポストだ!のポチャッコは本当に笑った。その発想はなかった……。

バスケゴールのボケが面白すぎて(あれウケ狙いじゃなくて割と真面目に考えたやつじゃないかと思ってる)、なんかキャストのポチャッコのボケへのハードルが上がっちゃって、2問目のポチャッコめっちゃ頭抱えてたの可愛かったな!w 3問目の「アフタヌーンティー」のポチャッコの俺自身がケーキスタンドだ!と、シナモンの俺自身がアフタヌーンティーだ!のWボケめちゃくちゃ最高だったwww

声優イベントなのにサンリオの2人が出てくるコーナーでは、本当にこの2人のインパクトが強すぎたのさすがっす……という気持ち。表情は変わらないし喋らないのに、動きだけで表情や感情がわかるの本当にすごいなと思ったし、わたしはもちろんだけど、成人男性であるキャストも可愛さにメロメロになってたのすごくわかる……。山下さんは限界オタクと化してたし、ポチャッコやシナモンの動き真似してたの微笑ましかった。

今までサンリオとはあまり縁のない人生を送ってきたのだが、今回のイベントでサンリオキャラクターのことも好きになれて、そういう意味で本当に良いコラボイベントだったなと思った。今回はただただ現場に行くためだけのピューロで全然満喫できていなかったので(この前の北海道と全く同じパターン)、またリベンジしたいなと思った。ミーグリ行きてえ!

 

というわけでめちゃくちゃ楽しいイベントだった。今月は先週からハイカロリーな現場が立て続いていたので、こういうゆるゆるとした可愛さと癒しに満ち溢れたイベントすごく体に染みる。これが4月ラスト現場なのだが、締めの現場としてもちょうどよかった!来週の土日は久々にゆっくり休めるけど、GWになったらまた現場なのでしばらく忙しそうだな!

2022/4/15 雑記

わたし自身も、周りの人たちも、あまりにも激動の1週間だった。この1週間、1週間とは思えないほど色々あった。良くも悪くも濃密だった。でもまた明日あさってと現場が立て続くし、少し休んだらGWからまた現場。そしてなぜか来月EXILEのライブに参戦することになって草。

 

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第一声の「あ、おはよ」で優勝ブチかましてて泣いた。この山下さんめちゃくちゃ好きでしかない。一人称「僕」なのもポイントが高い。こういうありふれた日常の風景に山下さんの声って本当に馴染むよなぁ。山下さんが良すぎるのはもちろんだけど、料理をしているSEもすごくおいしそうで食欲をそそられる。ツイッターを見ていたら実際にこれを作っているツイートをいくつか見かけたのでわたしも作ってみたい。

 

 

そして86。

 

mito-913.hatenablog.com

前回の記事にもチラっと書いたけど、もうちょっと掘り下げてみる。といっても詳細に感想を言語化するにはあまりにもカロリーが高すぎるイベントだったので簡易的に。

現場に足繁く通うようになってたくさんの現場を経験していると、ただもんじゃないガチの熱気がある現場とたまに遭遇する。もちろんどんな現場も楽しいのだが、肌感覚でこの盛り上がりは尋常じゃねえ……!って感じるときがある。86はまさにこのタイプの現場だった。熱気が普通じゃなかった。

イベントの形式としては、アニメの名場面集生アフレコ→トーク→ライブコーナー→挨拶という流れだった。生アフレコとライブコーナーがメインディッシュで、トークの尺はさほど長くない。これは結構変わったタイプのアニメイベントだった気がする。個人的にあまりにもバラエティ色が強いイベントだと、それわざわざアニメの冠つけてやる意味ある????円盤代+チケ代で実質2万円もとって????と思ってしまうので、この形式めちゃくちゃ好き。

生アフレコは昼と夜で共通部分と回替わり部分があった。山下さんの見どころが多かったのは夜だけど、実は台本通り真面目にやっていた昼の方が好き。セオのブチギレシーンとかフレデリカとキリの決着シーンとか昼の方が好きなシーン多かったんだよな。現場でマジで滅多に泣かないオタクなんだけど、フレデリカとキリのシーンは耐えきれず泣いてしまった。

夜で言ったら死刑台のシーンが聞けるとは思わなかった。あの後アニメの方も見返したんだけど、アニメと比べるとイベントだと最終回まで経た状態だから声が渋くなっていた気がする。ここのシーンは「死刑台に上るのは決まってても上り方は選べるだろってそういう話だ」のリズムのつけ方がめっちゃ好き。生で聞いても聞き心地が良かった。

夜では内田夕夜さんがかなり自由奔放にアドリブを入れていたのだが(昼での宣言を有言実行してて笑った)、真っ先に山下さんが切り返していたのはめっちゃカッコ良かった。本当にこの人アドリブに強いな……と改めて実感した。

 

ライブパートは2~3曲くらいかな?と思っていたのだが、体感30分以上あった気がする。かなりガッツリライブパートがあった。あと結構ペンライト持ってきていた人がいて驚いた。どれも好きだけどアルケミラとavidがめっちゃ好き。CD音源より歌声に力ありすぎてマジで体の芯から震えたし鳥肌立った。

声優オタクだけど声優の存在感ばかり強くなりすぎないイベントが本当に良い作品イベントだと思っているんだけど(作品を作っているのは声優だけじゃないから)、ライブパートもしっかり尺取って、アーティストの楽曲という方面からも作品に浸れるコーナーを設けてくれる86イベント本当に信頼できる。

 

最後の挨拶なんだけど、雰囲気が完全にニチアサのファイナルイベだった。なんか新人でこれが初めて掴んだ大きな役だとか、出世作だとかならこういう雰囲気になるのもわかるんだけど、売れっ子で他にも抱えている役がたくさんある人たちが次々と声を詰まらせ泣いていく光景本当にすごかった。売れっ子の若手揃いの2クールアニメでこんな雰囲気になることってあるのかな? それだけこの作品は関わった人たちからたっぷり愛されて、オタクも含めて関わった人を熱狂に巻き込むだけの力があったんだなと実感させられた。そういうキャスト側の熱や愛はもちろんなんだけど、それを大人しく聞いているだけのオタクからも熱気めちゃくちゃ感じたんだよね。ものすごい時間だった。

山下さんのオタクのブログなので、山下さんについて。1番印象に残っているのは、夜の部でエルンストのアドリブを返したときに、自分の中にライデンが生きてるんだって思ったという話。わたしは山下さんの演技を聞いていて、アドリブをして遊び始めたときに役を完全にモノにしたんだなと感じるのだが、この感覚的外れでもなかったな?と思えた瞬間だった。なんかキャラでアドリブしてるときの山下さんって、1番山下さんと演じているキャラクターとの境界線が消えたなって思うんだよね。シンクロ率100%みたいな?

あとはやっぱりちばしょにもらい泣きしてたのがめっちゃビックリした。ちばしょが挨拶してるときはちばしょに全神経釘付けだったのだが、ふと横を見たら山下さんが涙を拭っていて「おいおいおいおいおい!?!?!?」ってなった。

この写真の山下さん若干まだ目潤んでると思う。

キャストの方々の挨拶を思い返してみて、原作の安里先生や石井監督、絵や音響などアニメの制作に関わった人たち、本編を楽曲で彩ったアーティストの人たち、そしてキャスト、誰が欠けてもこの作品はお届けできなかったということを言っていた人が多かった印象がある。そういった話に本当に説得力があるようなイベントで、ただ声優を前面に出すだけじゃなくて作品に関わった人全てを尊重し労うな内容で、本当に素晴らしいイベントだった。何かこういう全方面から溢れんばかりの愛情と熱気を全身で浴びられるイベントってそうそうないよね。昼夜現地参加できて本当によかった。楽しかった。

 

 

話題は打って変わって。

去年の初めと同じ、あまりにもメイン(の攻め)が来なさすぎて脇をめちゃくちゃありがたがる現象が今年も起きている。見る限り壮馬くんとサブカプなのは明白なので、これはもしや結構出番あるタイプの脇かな?となった。原作レビューを調べたところ、サブカプ(未満)だがスピンオフを待望されるほど良い感じの2人と聞き、秒速で原作を履修。そもそも若手俳優仲良し4人組みたいな感じなので結構出番はあったし、2人の関係性めちゃくちゃ良かった。メインカプより全然そそられた。これCDで聞いたら完全に少年の境界状態(※サブカプの盛り上がりが1番のクライマックスに感じる)になるやつだわ……となった。

てか壮馬くんとはメインと脇という関係では何度か共演しているけど、カプとして共演するのはこれが初めてという。BLにおける壮馬くんって、個人的には演技がというよりキャラにハマってるかハマってないかの当たり外れが激しい人の印象なので(演技以前にミスキャだから何とも……みたいなこと複数回あった)、原作読むまでちょっと身構えたけど夏目はハマると思う。

ただこの原作、言ってしまえば絵の綺麗さとエロでもってるような作品でストーリーは取ってつけというか、とにかくドロドロにセックスしたら丸く収まりましたでしかないので、漫画で読む分には目の保養になるだろうけど音声化して面白くなる……?ってとこある。メイン2人の絡みシーンが刺さらなかったら虚無CDコースのやつ……。

でもコタと夏目の告白シーン(告白シーンではない)は絶対に聞いて盛り上がるやつなので、めちゃくちゃ楽しみだし、山下さんの年下ワンコ攻めのかすかな希望がまた1つ増えた。もう1個の希望はイキガミとドナー。

 

何か最近改めて思うんだけど、BLCDってメインキャスト2人の二人三脚、デュエットのようなものなので、片方だけ良ければ良いってもんじゃないよなぁと。共演者めちゃくちゃ大事だなと感じる。だからこそメインキャストの芝居がカッチリハマる組合わせのキャスティングだったときの感動すごいよね。そこを突き詰めると、何か同じ人同じ組み合わせで回しがちみたいにもなるんだけど……。

でもってBLCDある程度枚数聞くようになると、この人の芝居は好き・上手いと思う、この人の芝居はあんまり……みたい好き嫌いがどんどんハッキリ出てくるので(場合によっては第一声で判断つく)、聞けば聞くほど高望みするオタクになる。難しいなあ。でも売れてる人はみんな上手い、極端に棒の人は下手くらいしか芝居を捉えることができなかったからと比べたら、この人は好きだけど、この人は好きじゃないみたいに自分で聞いて判別している方が、芝居とちゃんと向き合えてるなぁと思うので、そういう意味では芝居を楽しんでいるなと思える。

1泊2日北海道弾丸遠征冒険記

4月9日から10日にかけて一人北海道弾丸遠征をしてきて、自分のオタク人生の中でもかなり濃厚な2日間だったので記録に残しておく。遠征の記録がメインで、現場の感想はサラッと。気力があったら現場の感想も書こうと思う。

中身としては4月9日にSixTONESのツアーの夜公演に参加し、4月10日に86の1周年記念イベントに昼夜参加した。遠征慣れしている人が読んだら、当たり前のことでオロオロしたり驚いたりしているなと思われるかもしれないが、わたしにとっては大冒険だったのであたたかい目で読んでほしい。

 

1日目

経緯

ここは箇条書き。

  • SixTONESのツアーに申し込んだのは年末で、当初はフォロワーが当ててくれた宮城公演のみ当選していた(中止になっちゃったけど)
  • 86のイベントが発表され、昼公演の円盤先行に申し込み当選する
  • その後ストの北海道公演に復活当選したため、急いで便を確保する
  • 復活当選した段階では86のイベントの開演時間が発表されていなかったため、それに合わせて便を取ることはできなかった
  • 86イベの開演時間が発表されるも、早朝北海道を発たないと昼公演には間に合わず、フォロワーとの観光の時間も考えて昼公演参加を断念
  • 行けなくなった昼公演を譲ろうと考えたが、本人確認が厳しくリセールもなかっため*1譲ることができず死にチケに
  • 9日当日、フォロワーが体調不良気味ということで行けなくなり急遽一人旅に
  • 一人旅なら観光よりも死にチケ回避を優先させたかったので早朝に北海道を発つ弾丸遠征を決行

こんな感じ。色々ありすぎた。

そもそもわたしのスペックとして、北海道遠征はこれが初めてで飛行機自体に不慣れだった。最後に乗ったのは高校の時の修学旅行以来で搭乗手続きの記憶はほぼなかった。何かあったときに怖かったので空港に出発2時間前に着くように予定を組んでいたほどだったのだが、これは正解だった。

 

前日~羽田空港到着

前日に既に色々ありすぎてヤバかった。ボイメンに関して衝撃的すぎるニュースが飛び込んできて、翌日はストだというのにボイメンのことしか考えれなかったし、フォロワーとずっとボイメンの話をしていた。ボイメンで頭がいっぱいになっている中に、フォロワーから体調ヤバいからもしかしたら明日行けなくなるかもという連絡が来て更にてんやわんやした。

 

当日になって今回は見送るという連絡が入り、支度しないといけないけど予約の変更や諸々の手続きもしないといけないでパニック。旅行にソワソワして早起きしすぎるという遠足前の小学生メンタルで何とか助かった。これでアラーム通りに起きていたらもっとヤバかった。こうして北海道遠征初で飛行機に不慣れなのに当日急遽一人旅することになってしまったオタクが誕生した

となるとチケットが1枚余るので、空席作るのイヤだなあと思いツイッターで譲渡に出すことに。てかジャニーズで定価+手数料で譲渡すると当日チケでも秒で通知鳴りやまなくなるので笑う。譲りたい人の条件は色々あったものの、焦っていて未成年・取引垢不可しか条件を提示できなかったので、文章にはないけどこちらが知りたい情報をあらかじめ記載してくれる人は非常に好感が持てた。大量の応募来るといちいち「これはこうですか?」って聞くの面倒くさいんだよね。最初から札幌在住ですとか札幌にいますとか言ってくれる人めっちゃ助かった。

ただそもそも焦っているところに譲渡の対応というタスクを増やしてしまったために、メガネと翌日分のコンタクトレンズを忘れるという大ポカをやらかしたので、支度の最中じゃなくて空港に向かう最中に募集ツイ出しておけばよかったなと反省。空港に行く間はずっと譲渡の対応をしていたので空港に着くまであっという間だった。

ちなみにジャニーズの同行者登録は一度登録してからの変更が簡単だったのでそこはすごく良かった。

 

羽田空港~新千歳到着

乗るのは14時発の便だが12時に羽田空港に到着。予約済みの航空券の発行や手荷物を預けるまでは10分以内で終わってめっちゃ簡単だった。このあたりは他の人がやるようにやれば大丈夫だった。土曜日ではあったものの特に連休でもなかったので空港は非常に空いていた。ここから旅行用のスキンケアを買ったり、コンタクトを使い回すための洗浄液を買うなどしていた。羽田空港何でもあって助かる。

ご飯も食べた。

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出たきた瞬間アツアツすぎてブクブクしていたのが良かった。おいしかった。

2時間前に着いていると必要なものを調達してのんびりご飯食べても余裕があるくらいだったので(混雑具合にもよるけど)、かなり余裕を持って空港に到着していて本当によかった。札幌についてからはブラブラしている時間全くなかったし。

 

出発40分前くらいに手荷物検査を受けた。めちゃくちゃ空いていたので数分で終わった。羽田空港だと搭乗待合室にもレストランやお土産屋があったのすごく良かった。ここまで来ればあとは乗るだけなのでもう安心。すごく空いている状態なら空港1時間前に着いても時間余りそうだなと思った。さすがに30分前到着はややキツいけど。

そして搭乗!

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飛行機に乗るのン年ぶりとかなので、乗った瞬間ワクワクとほんの少しの不安感があった。離陸の瞬間はマジで楽しかった。アトラクションだった。思いのほか滑走するじゃんと思っていたし車に乗っている感覚とほぼ変わらなかったのだが、離陸の直前急激にスピードアップしてからのワクワク感がすごい。

これが羽田を発ってすぐの景色。

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こっちは新千歳近くの景色。

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東京はビルがぎゅうぎゅうにひしめきあっていて、北海道に入るとほぼ全面田んぼでたまに住宅がある光景なのめっちゃ面白かった。着陸するために高度を落としているときのふわっと感がまあまあ怖かった。アトラクションでも落ちているときのふわっと体浮く感覚が苦手なのだが、体がふわっとしてるときってその直後大けがするか死ぬかだから生物的な本能として恐怖感じるよなーと考えていたりした。

あとキットカットもらった。帰りにももらえた。

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真駒内アリーナ到着

新千歳空港に着いたのが15時40分。開演は18時なので、ホテルに荷物を置く時間も考えると全然時間の余裕がなかった。当初の予定ではすすきのにホテルを取っていたのだが、早朝に北海道を発つなら空港に近い方がいいと千歳のホテルに変えていた。今思えばすすきのにホテルを取っていたらバスと電車どっちがいいんだろう!?と迷ってしまっていたと思うが、千歳なら電車一択になので選ぶコストが減ったのは助かった。というか北海道の電車高くない!?りんかい線か!?あと乗るとき指定席の列車もあって、これに乗っていいの!?ってめっちゃビビった。

そして指定された入場時間である17時~17時半には間に合いそうもなく、真駒内駅から会場までのバスも時刻表わかんねえどうなってるんだ!?スムーズに乗り継ぎできるの!?と不安で、同行者の方に会場じゃなくて真駒内駅で落ち合ってもらっていいですか?と頼み込んだ。快く対応してくれて本当に助かった。

真駒内駅に到着したのが17時23分。駅から会場まではシャトルバスが何本も出ていて、17時半発が最終だと同行者の方に教えてもらったので本当にギリギリ。シャトルバスに乗るところまでくるとようやく一息つけるという感じ。

 

会場入り~公演

バス停から少し歩いたところに会場があった。敷地の入口から会場の入り口までも少し歩いた。入口にある座席ガチャ。結果はバクステ寄りのスタンド席。初めて来る会場だったため、バクステ寄りのスタンド席ってことは結構遠いなと思い同行者の方に「遠い席ですみません!」と謝った。でもその後席番を見て「あれ、これスタンド最前じゃね……????」と気づく。

本当にあまりにもヤバすぎる席だった。外周が目と鼻の先だった。あまりにも近すぎる。今までに行った全ての現場を思い返してみて、最前に入った経験は何度かあるが、こんなに近いのは生まれて初めてかもしれない。実は以前にも1回これまたストの横アリでスタンド最前に入ったことがあるのだが、横アリとは全然違った。

真駒内のスタンド最前は客席と外周の距離が近いのはもちろん、高低差があまりないのもヤバい。横アリはもっと高低差があった気がする。ステージの見え方からしても、さすがにメインステージは遠いが双眼鏡を使えばハッキリ見える距離で、センステはやや遠いものの肉眼でメンバーの顔がハッキリ判別できたし(双眼鏡じゃなくて舞台用のオペラグラスで十分レベル)、バクステは完全に肉眼でハッキリ見えた。バクステは真横から見る形だったのでフォーメーションは分かりにくかったが、真横を見ながらパフォーマンスしてくれることも多々あったので満足。総合して双眼鏡いらん席だった。

身を乗り出せば触れるくらいの距離にメンバーみんな来てくれたのでヤバかった。セトリやパフォーマンスどうこうを考える余裕などなく、近さとメンバーの存在そのものに圧倒された。圧倒されすぎて現実の出来事だと受け止め切れなくて、今でもあれ夢では……?って思っている。至近距離をゆっくり通過していく北斗くんに気を取られていたら、横から近づいてくるジェシーと慎太郎くんに気付かなかったみたいな事案が発生していた。

みんながみんな現実離れした顔の美しさとスタイルの良さだったので、現実を現実と認識できなかった。顔小さすぎてビビり散らかす。骨格どうなってんだ?驚きがある一定ラインを超えると声も出せず瞳孔かっぴらいて固まることしかできないんよね。発声禁止じゃなかったとしても声出せなかった思う。

 

というわけでメンバーについての簡易感想。

ジェシー:映像で見たまんまのジェシーがいる……!ってなった。全体的にノリノリで楽しそう。陰キャでも怖くならないタイプの陽キャ

○きょも:高貴なオーラがヤバすぎる。一目でわかる平凡な庶民との格の違い。色白小顔すぎるし顔立ちの造形美が現実離れしすぎてる。マジで作画が少女漫画。それでいて結構ファンサに応えていて、ファンサして沸くオタクの様子を見てニコニコした。

○じゅりくん:めっちゃ細い。オーラがパリピすぎてマジで間近に来られると陰キャなので本能的にビビり散らかしてしまう。心底震えた。

○北斗くん:顔が恐ろしく綺麗。てか骨格がめちゃくちゃ綺麗なのでは?骨ばってる感じがいい。顔小さすぎて意味わからん。

○髙地くん:詳細は割愛するが髙地くんがメロすぎてヤバい。顔が恐ろしく小さい。基本メンバー来るとビビり散らかすんだけど、こーちくんは来るとホッとできる雰囲気があまりにメロくて危険を感じた。後半の衣装ドツボすぎて双眼鏡で追ってた。

○慎太郎くん:角刈りはモチベ上がらん!!!と思ったが、近くに来られると圧倒的造形美にねじ伏せられる。ヤバい。角刈りヤンキースタイルだが、歌声はあのメロい甘々キャラメルボイスなので別の人がアフレコしているのでは?と思ってしまった。

 

というわけで未だに夢としか思えないので記憶がふわふわしている。こんなん詳細な感想書けん。3年ぶりの現場参加で浴びていいもんじゃなかった。てかこんなに近い景色をもはや知りたくなかった。知る前には戻れないじゃんこれ……!

 

ホテル

終わったのが20時半とかだったので、この時間になると店もやっていないし探す気力もなかったので、安定のコンビニ飯。せっかく北海道に来たのにもったいないことをしている気持ちでいっぱいだったが仕方ない。

そして大浴場があるビジネスホテルだったので入るっきゃないじゃん!と思い、大浴場に入った。なおメガネを忘れているので裸眼視力0.1以下なのに裸眼で大浴場まで移動した。マジで何も見えなくて草。もう23時をまわっていたので全然人いなかったし、途中わたし1人だけになって貸し切り状態になってた。少しだけスペースしたのち、ベッドに入ったら10分かからず爆睡していた。

 

2日目

東京に戻ってきてからはそんなに記録するようなことは起こっていないので簡素に。

ホテル~羽田空港

6時にアラームを設定していたが、無事6時に起床。ベースメイクのみを済ませてチェックアウト。搭乗手続きももう勝手がわかっているので怖くない。ちょっと早く着きすぎたので、待っている間アオアシを見ていた。面白かった。

窓際の席を取ったものの、1日目以上に翼にドンピシャの席で全然景色見えなくてわろた。

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雲海はめちゃくちゃ綺麗だったなーーー!その日は曇りだったから、雲を突き抜けたら青空が広がっていたのも感動した。ただマジで翼の真横で何も見えなさすぎるし日差しきついのでほぼボーっとしていた。

そういえば離陸するときに航空会社のスタッフさんがスカイマークを選んでくれてありがとう!って内容のプラカードを下げてお手振りしてくれたので、こっちもお手振りすればよかったなって思った(?)。

 

空港~東京ドームシティ

86のイベントには余裕を持って到着。アイメイクをしたり朝食とったりお土産を買ったりした。やっぱ東京に着くと安心する。札幌にいたときよりバタバタしないで済んだし。東京は暑いと聞いていたが、駅を歩いていると上着着ていないどころか半袖の人までいて「そんなに!?」ってなった。地上に出てわかったが「そんなに!?」な暑さだった。夏じゃん。

久々に東京ドームシティに来たのだが、入口のセブンイレブンとかを見て、ジャニーズのコンサートで来たり、ボイメンで来たり、リリイベのためにラクーアに来たりした思い出たちが次々とフラッシュバックしてきたヤバすぎた。ここあらゆる規模のアイドルがお世話になるところだよね……。

開場がおしていたのと、本人確認をキッチリやるシステムで入場に割と時間がかかっていたので、オタクたちが夏日で日差しの強い中屋根のないところに並ばされていている光景があり、完全にリリイベに参加していた光景が浮かんできてエモさで死んだ。開演1時間前に集合するように公式に書いてありさすがに早すぎでしょって思ったのだが、割と入場に時間がかかっていたので妥当な時間だったんだなとわかった。

 

男女比が本当に綺麗に半々くらいだったので、普段女性しかいない現場にばかり行っているオタクとしては新鮮だった。確かプリパラの現場もそんな感じだったなー。ただ今回のイベントはライブパートのときは立ってOKだったのだが、男性がいる現場だと真ん中の列だとしても容易に埋もれが発生することがわかった。昼とか円盤先行だったのに端すぎるのと、男性オタクで埋もれてしまったのでライブはほぼ何が起こっているのか見えず。朗読劇も上手側はほぼ見えないような位置だった。円盤先行の後にも抽選や一般販売をするんだったら、こんな席を円盤先行で売るなとは思った。

とはいえイベントは本当に大満足の中身だった。アニメ系イベって円盤先行なら円盤代+チケット代で実質2万とかかるのに、トークとバラエティコーナー主体で少しオリジナル朗読劇やって……って形式が多い気がするが、86は名場面を集めた生アフレコとOPEDや挿入歌のライブが主体だったのがものすごく良かった。トークは前半後半の合間と最後の挨拶くらい。夜の部ではさすがに最後の挨拶めっちゃ長かったけど、キャストの作品への真剣な想いや愛情が感じられる挨拶だったので「こういう話を聞きたいんだよ~!!!!!」って思った。

昼公演が終わったときもう16時回っていて、夜公演の入場列形成が16時55分だったので、合間時間1時間もなくて笑った。ただ前日北海道で疲れているのと、昼が相当濃厚だったので、これは胃に何かいれておかないとマズい!と思いサンマルクに駆け込んだ。

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あとここでモバイルバッテリーが死んだのでチャージスポットにも行かないといけなかった。忙しかった。86のイベントは本当に楽しくて濃厚で、これはもしかしたら感想書けるかもしれないので頑張りたい。

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総括

というわけで怒涛の2日間を過ごしていた。今日有休とっておいてよかった。今日1日家でゆっくり過ごして、じわじわと本当に現実に戻ってきちゃったな……という実感が沸いている。とはいえそんなに虚無感に陥ってないのは、今週の土日も両方現場だから。やっぱり現場って最高だね!!!!!!

今回急遽1人で北海道遠征したことにより、色々自信がついたしもう飛行機も空港も怖くないぞ!って思えた。ただ弾丸すぎてせっかくの北海道を全く満喫できなかったことが非常に悔やまれるので、絶対にリベンジしたい。楽しかったな~!!!

*1:楽天チケットで紙チケでとったらリセール対応しているのは電子チケのみで、リセールがあったとしても詰んでた

2022/3/28 雑記

 

 

山下さんのこういうところマジで大好きだなと思った。ライデンを演じたからこそ見える視点とか思うことももちろんだけれど、シンプルに物語の読解力が高すぎる。山下さんはわたしが感想書く前に絶対見たくないタイプの感想を出してくる。演者の前に読解力の高い信頼できる読み手だと毎度思う。そもそも読者視点で真剣に向き合わないと出てこないタイプの感想なのよな。

86のテーマとして「人間」というのはあると思っていて、人間扱いされなかった少年少女たちがどう生きるか、またそんな彼らと出会ったレーナはという部分が焦点で、そのあたりを2期のOPタイトルである「境界線」を軸に感想を構築してくるところとか物語をしっかり咀嚼した人にしか書けない文章。本当に恐れ入る。

 

この中の

これまた個人的なことですが、僕は今だからこそライデンを演じられたのかなと思うのです。

僕に今以上の経験や貫禄があったら、シンを救えてしまうような気がします。逆にもっと未熟で浅ければ、シンはおろか自らも支えられない気がします。

ここがすごく好き。山下さんはラジオに出演した際に、ライデンを演じた当初は記号的にカッコ良く頼れる兄貴で演じようとしていたけれど、それだったらこの顔に当てはまる声の人はたくさんいる、その中で自分を選んでもらったということは求められているのはそういうことではなくて、自分の役者としての未熟さ込みでライデンを演じるのには良いのかもしれないという話をしていた。この話を思い出した。この話大好きなんだよね。自分に求められている表現を理解することも役者の仕事だし、山下さんの役者としての賢さをめちゃくちゃ感じたのだが、このときのことを思い出した。

 

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(28:05~くらいからそのあたりの話をしている)

 

よく新人・若手のフレッシュさがなければ演じられない役とか、逆にキャリアを積んだベテランにしか演じられない役があるとは言うけれど、そのどっちにも当てはまらない時期でないと演じられない役もあるんだなと思ったし、視聴者視点でも今の山下さんだからこそハマった役柄だと思う。

無事86のイベントが当選したので、山下さんはもちろんのこと他のキャスト陣のお話やトークやライブがめちゃくちゃ楽しみだなあ。

 

 

そして今日はAJで「陰の実力者になりたくて」のステージがあった。

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山下さんが司会で、女性陣と共にトークをしていたのだが、女性声優に疎いわたしでもわかる女性陣の強さ……。終始和やかな雰囲気で、山下さんがつよつよの女性陣から時折イジられながら進行していく様子が面白かった。山下さんってすごく真面目そうだしパッと見堅そうに見えるけど、結構女性多めの場に馴染めるタイプですよね。めっちゃ面白い。

こういうこともあったし。

 

それは置いといて。

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PVめっちゃかっこいい!!!!!!!!!!!

山下さんのトーンも絶妙に今までなかったような感じ。トーンというかニュアンスが新鮮。転生前?のシーンはモリアーティーとかのサイコみある子をやるときの感じで(でもモリリンより冷たさを感じる)、転生後はめちゃくちゃカッコつけてて面白い。

あと何かルルーシュっぽいなって思った。これが2000年代だったら本当に福山潤さんが演じていてもおかしくなさそう。衣装がゼロっぽいのはそうなのだけど、声のカッコつけ(というか常に何かを演じている人っぽい)感とか背伸び感もルルーシュを彷彿とさせるところがある。

 

ライデンも含めてだけど、このシャドーも多分今の新人ほどのフレッシュさはなく、でも中堅ベテランというほどの熟し感もない微妙な年齢だからこそ演じられる役だろうなと思う。本当に今は今で今しか演じられない役を演じているし、この良い意味でどっちつかずさのある演技もあと数年の期間限定感がある。だからこそ今の山下さんのお芝居にリアルタイムで立ち会えることにすごく楽しさを感じる。

 

 

ふと思い返してみて、コロナ禍になってアイドルを推しても現場に行けず、キャラクター性を重視して推すことに飽きや限界を感じていて、生まれてこの方役者のオタクをしたことない、誰かの芝居を本気で好きになったことがない、一度くらい役者のオタクやってみたいと思っていたタイミングで都合よく現れたのが山下さんだった。

しかも出会いはドラマCDで、山下さんのことはふんわりと好感を持っていた程度でどんな人かは知らない、山下さんの演じていたキャラクターを推していたわけでもない(ただ話と曲が好きで追っていただけ)状態で、あまりの芝居の上手さに衝撃を受けてオタクになるという「お芝居が好き」以外の何物でもない理由で好きになった。出会い方も100点。令和で声優とこんな出会い方できるオタクいる?結構自慢である。

 

ただただ声と芝居が好きでオタクをするのはめちゃくちゃ気が楽だ。わたしは偶像崇拝に疲れていた。推しの偶像が日々肥大化していくことが恐ろしくて、早く楽になりたかった(推しは何も悪くない)。わたしが声優のアイドル化があまり好きではないのは、偶像崇拝から逃れた先でまた偶像崇拝をしないといけないのかと思うからだ。

あとはアイドル視されること、偶像としてあるべき振る舞いを求められ続けることはものすごく負担なことを事務所やオタクは自覚してるのか疑問なのと、声優のアイドル化って商業主義の結果でしかないと思ってるから、そこに理想も将来へのヴィジョンも覚悟も感じ取れなくて見ててつまんないとか色々ある。声優自体は求められていることに応えようとすごく頑張っていると思うからこそ見ていて辛いときがある。

個人的な体感として、山下さんは比較的この流れに巻き込まれずに済んでいるように見える。もちろんドルオタ的な偶像崇拝オタクってどこにでもいるので全く無縁というわけではないけれど、お芝居へのモチベーションや向上心が本人から伝わってくるし、事務所もちゃんと役者として売り出そうとしてくれていると思うから、偶像崇拝にまつわるストレス疲労感をあまり感じずに済んでいる。外見やタレント性を前のめりになって消費せずとも、声とお芝居で十分楽しませてくれている。芝居が1番のファンサだと心から思える。ありがたいことだな。

役者になりたくて声優を志した人が、周囲からの偶像崇拝に応えられなくて苦悩する様子は見たくはないし、良い芝居を届けるよりも偶像として適切に振る舞うことが求められる状況にも置かれてほしくないなと思う。

 

何かこんなお気持ちを書いていたら、山下さんのnoteのアカウントが削除されていてショックを受けている……なぜ……。好きな記事のログを取っておかなかったことめっちゃ後悔している。本人は問題があったわけじゃないから安心してとツイートしているので(何も問題ないのにアカウント消すか……?とは思ってしまうが)、良い知らせによるものだったらいいなあと思いながら寂しさに浸ることしかできない。

2022/3/24 雑記

3月終わりの雑記回。

 

86 エイティシックス

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いや~~~本当に素晴らしかった。86は2期になってからずっと泣きっぱなしだった。原作読んだ感想だと1巻のまとまり方だったりどんどん仲間たちが死んでいく緊迫感が面白くて、2巻以降は心理描写が多くてダレるかもとか思ってしまったのだが、杞憂も杞憂で2期はマジで毎回泣いていた。

元々原作が面白く映像映えする作品だったのに加えて、アニメスタッフの原作への解像度が高くて再構成だったりアニオリシーンのセンスが素晴らしかったので、アニメはアニメとして原作とはまた違う魅力のあるメディアミックスにだったと感じた。というわけで、山下さん出演作の中でもかなり面白い部類に入る作品だった。ベスト3には入るし、おススメの作品を聞かれたら真っ先にあげる作品の1つになった。重たいけど。

シリアスなストーリーに加えて、演出の一つ一つに意味合いがこめられている作品でもあるので、ラジオやニコ生になるとキャストの考察合戦が繰り広げられるのも大好きだった。その考察合戦を聞くのが好きで、86の番組は山下さんがゲストに呼ばれた回は割とちゃんと見ていた。

アニメのイベント正直優先度が低いのだが、86は普段の番組の様子を見ていても面白い話が聞けること間違いなしなのでかなり楽しみにしている。前日に突然の北海道遠征が入り既に取った昼が行けなくなり、夜の部申込中だが。当たってほしいなあ。

ちなみにアニメでの興津さんの声と演技がありえんほどカッコ良すぎたのでヴィレム好きになりました。

 

夢100

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先日TLに夢100のイベントツイートが流れてきて、そういえば山下さん出てるのに見てないなと思い何となく見てみた。この手のアニメにストーリーは期待していないが、こういう頭空っぽにして見られるやつ見たくなるときあるよね。2日で完走した。

てっきり若手声優大放出アニメかと思いきや、全然中堅ベテラン勢の方が多かった。山下さん(っていうとこれ山下大輝さんもいるからややこしいんだけどw)はレギュラー陣の中では1番若手なのでは?ってくらいのキャスティング。基本的に2話完結方式で、色んな国を巡って豪華声優陣のゲストキャラが出てくるスタイル。

途中の海賊編で軟派でスマートな諏訪部さん、気が強く喧嘩っ早い森田さん、無口クールでツンデレな櫻井さんがゲストキャラに出てくるのだが、もうこのあたりは2000年代の空気が強烈すぎて笑ってしまう。メインキャラに生真面目で正義感の強い主人公然とした鈴村さんいるし。2000年代アニメでは?

 

山下さんの話をすると、ここではケガレマルというエセ京都弁の少年を演じている。後半で数話くらい出てくるキャラかなと思ったら、レギュラーキャラなので出番は多くないものの毎話出てくるので嬉しい。山下さんの関西弁、めっちゃ新鮮。悪役で人をバカにしたような感じの喋り方をするし、終盤あたりになると慣れてきてノッてきたのか楽しそうに演じているなあという雰囲気がする。

キャラクター自体の癖が強めだけど、聞き慣れない関西弁と、山下さん的にも恐らく話し慣れない関西弁(他に関西弁のキャラ知らない)なのもあって、台詞回しの独特さとか癖感がかなり強めな気がする。山下さんの芝居の独特さが割と強烈に出てるやつだと思う。

見どころとしては、11話の首絞めのシーンがとてもとても好き。好き。かぶしゃろにも絞められあるけど、個人的にはこっちの絞められの方が好き。

山下さんのこういう折に触れて過去作に言及してくれるところ本当に好き。助かる。

 

 

あとスタマイイベントが両部当たったので、山下さんが生で亜貴ちゃんを演じているところが見られる……!?!?とワクワクしている。亜貴ちゃんのときの山下さんの演技、かなりだいぶ好きな部類に入るのだが、それと同時にあんなに可愛い可愛いツンデレお姫様な亜貴ちゃんの声が山下さんから出ているわけが……と疑う気持ちもあるので、それを確認できる機会ができてめちゃくちゃ嬉しいな!!!!

山下さんのオタクになってから1年半以上経過したのだが、何でこんなに山下さんの芝居は飽きないのかなあ!第一声で五臓六腑に染み渡るし、噛んだら噛んだ分だけ味が出るのを感じるし、同じところを延々に擦り続けても楽しい。

山下さんのオタクから、わたし宛に「好きになってからずっと変わらずお芝居が最高って思い続けられるのは、めちゃめちゃ幸せなのかなとつくづく思います」という内容のマシュマロが届いて、ただただ同意することしかできなかったのだが、そんな幸せを噛み締めながら今日もオタクをしている。おわり!

最近聞いていた音楽(2022年3月)

この1ヶ月くらいで聞いていた曲を羅列していく。

 

共鳴/SixTONES

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久々にCDをフラゲした。ここ最近音楽CDどころかBLCDすらフラゲしてなかったので……。ちゃんと3種買ったよ。MVのセンスはアレだが曲はバチバチにカッコいい。うやむや、Rosyに引き続きインターネット音楽色強めの曲だし、MVの文字の感じニコニコ動画で死ぬほど見た。SixTONES、うやむやから完全にボカロ路線に味をしめた感があるのだが、これからもガンガン味をしめてほしい。

youtubeでは2番カットされたものがアップされてるのだがこれは2番がめちゃくちゃいい~!!!!2番の「頂上の地位くれてやったっていいわ」「存在意義奪ってみなさいな」の慎太郎くん→北斗くんの流れがマジで最高。ブチ上がる。あとこの2人でいえば、ラスサビでほくしんWセンターになるがめちゃくちゃ好き。やっぱほくしんセンターはアツい。

 

FASHION/SixTONES

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Strawberry breakfastを思い出すような明るいオシャポップ。というか男性がただただファッションを楽しむだけのMVって結構珍しいんじゃないかと思った。女性ならよくあるコンセプトだなと思うけど。CDには各人のソロバージョンのMVもついてくるのだが、これがDVDのみでブチ切れるなどした。何で金払って無料で見れるyoutubeより低い画質の映像見せられないといけないんだ?????慎太郎くんのビジュアルがメロ散らかしていて完全に優勝していたので、これをBlu-ray画質で見られないのは損失。高画質の映像データは持ってんだろ!!!!金出すからよこせや!!!!

 

Gum Tape/SixTONES

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チル系の失恋ソング、ははーんこれは慎太郎くんのソロを期待していいですね?と思ったらがっつりメインボーカルで腰を抜かした。慎太郎くんと樹くんがメインで、いつもメインボーカルのきょもじぇはサブというかなり革新的な歌割の曲。どんどん歌割は平等になってきたけど、こういう歌割の曲が出てくるのを見るときょもじぇ以外のメンバーがガッツリメインになる曲がこれからどんどん出てきそうなのでめっちゃ楽しみ。

そして誰もが全編英語洋楽風シリーズを想像したと思うのだが、ほぼ全部日本語。ここもビックリした。日本人のアーティストで全編日本語詞でビックリするって何?という話だが。関ジャニ∞のI to Uにめっちゃ似てると思う。

まあ予想通り慎太郎くんはこの手のチル系失恋ソングがハマることハマること……。ガッツリソロパートもあって本当に嬉しい。多分声の響き自体に切なさがあるというか、技術で演出してる感じとはちょっと違う感ある。あと慎太郎くんと樹くんは全然声質違うのにハマる曲が大体同じような気がする不思議。

慎太郎くんの「Oh~」でメンバーがどんどん声を重ねていくところマジで大好き。ほくしんの声の重なり方がめっちゃ綺麗でマジで好きだ~!!!!

あとコメント欄に「2番なかったら引っ越しソングになっちゃう」ってコメントあって笑ってしまったのだが、2番カットされて普通にキレたのでぜひフルを聞いてほしい……。髙地くんの優勝ぶりを聞いてくれ……。

 

サンタモニカ・ロリポップFANTASTICS from EXILE TRIBE

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声に出して読みたくなるサンタモニカ・ロリポップ。今流行りに流行っている80年代シティポップ系の曲。この時期に夏っぽい曲を出す面白さはあるが、曲はゴリゴリに良い。常夏の楽園感というか、ここではないどこかという雰囲気が漂っていて恋愛ソングではあるけれど聞いていると外へ飛び出していきたくなる曲でもあると思う。ここではないどこかに行きたくなる。

80年代シティポップ感はもちろん、歌詞もやや古さを感じさせるもので(これはわざとだと思う)、それなのに全体を聞くと今風で新しいのがすごいなと思う。わたしは基本的に中島颯太くんのハスキーなのに透明感のある歌声が好きで「僕は誰より甘いlolipop」の歌割は解釈一致すぎるのだが、これに関しては勇征くんのラップの良さが1番印象に残った。シティポップ系なHIPHOPとかハマりそうである。

 

For my Stella/VISTY

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ここからパラライ。正直VISTYは新チームの中で1番パッとしない印象だったのだが、音楽でボコボコに殴られた……最高だ……。正統派王道キラキラアイドルソング×HIPHOPの組み合わせが良すぎる。てかこの2つの要素って同居できるんだという驚き。

何かもうアイドルオタクは絶対好きやろこれ。キラキラしてるのはもちろんだけど、アイドルの楽曲に大事なのはキラキラの中にある切なさだと思うのだが、この曲もキラキラの中にどこか切なさを感じさせる曲で完璧。特に冒頭の憧吾のソロが優勝。「いつも誰かの影 自問自答俺は誰 照らされる側じゃなくてあの一番星になりたくて」って冒頭で鷲掴みにされる。絶対応援したくなる。その後の「君もそうだろ 暗闇もそろそろ飽きたろ」がまた良いよね……。

 

STRONGER/獄Luck

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さすがに新チームの楽曲がこれまで全部刺さりすぎてさすがにそろそろ刺さらん曲来るかもと思っていたのだが、見事にぶっ刺さりあそばせた。他のチームはクラブで流れていそうな曲ばかりだけど、これは完全にライブハウス。VISTYはアリーナかドーム。

割と大人数のチームだけど、全員に役割を見出せて個性を発揮しているのがかなり高ポイント。古川さんのメインボーカルとしての存在感は言わずもがな、メロウなBメロでアクセントを加えている立花さん、透明感ある声ながら気の強さを感じさせる声質でロックへのハマり方がいい千晃くんに、新人らしい粗削り感と爽やかさで清涼剤になっているバトリさんと、ピースが完全にハマっている心地よさがある。

誰もが悪漢奴等と被るのでは?と思っただろうけど、聞いてみると全然違っていて被ることはなさそう。アウトロー路線でいえば悪漢奴等なんだけど、個人的にはcozmezの方に似てると思う。この全方位に尖り散らかしている感じが。

 

TURN IT UP!!!!!! -悪漢SOUL FEVER-/悪漢奴等

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公開されたときは1回聞いた程度だったのだがここ2~3日めちゃくちゃ聞いているし、今では既存チームの新曲の中では1番好きである。

悪漢奴等、大体どの曲を聞いてもカシラと紗月ちゃんが優勝しているなという印象なのだがこの曲もやっぱりそう。歌い出しが紗月ちゃん、締めにカシラが黄金パターンすぎるよね。みんな上手いんだけど、マジでこの2人が頭1つ抜けて上手い。しかも紗月ちゃんは切り込み隊長としての上手さで、カシラは締める者としての上手さなのよ……。紗月ちゃんの「地獄の底から天国の果てまで」のところ好きすぎ。

カシラというか近藤孝行さん、マジで上手すぎませんか? 他にも上手いキャストめっちゃいるんだけど、大体はアーティストとしての上手さだと思うのだけど、近藤さんはそれに加えてキャラクターで歌う声優としての上手さも飛び抜けてるんだよな。カシラのラップには独特の抑揚があるのだけど、それがHIPHOPとしての抑揚の気持ち良さであり、カシラの口調(芝居)としての抑揚の気持ち良さでもあるところがいつ聞いても絶品すぎる。

あと悪漢奴等はファンを6人目として歌詞に入れてくれるのいいよね……アイドルグループであるVISTYばりのファンへの手厚さ……。

 

Bella/SixTONES

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またSixTONESに戻ってきた。これは試聴動画。

Bellaは多分今月最も聞いた曲。3~4日くらいBellaしか聞いてない時期あった。ストの曲大体好きだけど、こんな狂ったように1曲をヘビロテしたのは初めてだと思う。

Bellaは「ベラ」ではなく「ベーヤ」と読む。スペイン語タイトルなので、曲調ももちろんラテン系。レゲトンというラテン系HIPHOPソングで、何かもう最初から最後まで全てがドツボに刺さりすぎて延々と聞いていた。ちなみに上に貼った悪漢奴等の新曲もコメ欄でレゲトンって言われてた。合いの手の感じが確かに似ている。

歌詞はほぼ全編英語で、英語なら何やってもいいだろ!と言わんばかりの完全に姉ちゃんナンパして致している曲である。ド直球ワンナイトソング。これは日本語詞だと歌詞の過激さに意識持ってかれるので英語で正解。

これはもう完全に田中樹が優勝している。これ異論ないでしょ!?2番の「El amor de mi vida」が最高すぎる。2Aのラップパート全部良いのだが……。aの音の抜き方色気すごすぎる。樹くんのラップパートの中でもトップクラスに好きだ。

 

Call me/SixTONES

これもBellaと同じく僕が僕じゃないみたいだのカップリング。慎太郎くんのオキニソング。曲の中身よりもこの事実が1番しんどい。全編英語なので聞いただけではわからないが、要は好きな子には他の男がいて、でもそんなひどい男やめて俺にしときなよ諦められないよという曲である。

これはもう完全に慎太郎くんの「Remember, Remember, You got my number」のために聞いている。この甘くて切ない響き最高すぎるでしょうが!!!!慎太郎くんは、きょもジェみたいな歌唱力がズバ抜けた人だからこその感情表現とか、北斗くんの役者みのある感情表現とはまた違う、ドシンプルに声質に切なさがあるやつだと思う。Remember~が強すぎるが、Cメロの「All my love You're the only one I think about」も最高。

 

 

以上。ほぼSixTONESだった。最近ストとパラライに偏りすぎているのでもっと新規開拓したい。ちなみにパラライの新曲で1番好きなのは1Nm8のBreak Outta Here。色んなチームの曲リピるけど結局ここに帰ってくる感ある。