長文置き場

備忘録

アイドルタイムプリパラ 感想

WITH3rdに備えてようやくアイドルタイムプリパラを完走したのでその感想。

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アイドルになりたいと思っていた夢川ゆいは、自分の住む町に「プリパラ」ができると知り、大喜び。そんな時、ゆいの通う学校に転校してきたのは、パラ宿でトップアイドルとして知られる真中らぁら。ところが、らぁらはシステムエラーでプリパラチェンジしても姿が変わらなくなっていた……。はたしてゆいは、自分が望むアイドルになれるのか?そして2人はパパラ宿のプリパラをアイドルでいっぱいにすることができるのか?!

 

山下さんを追いかけようと思ったときに、アイパラが必修科目である雰囲気はすぐに察知していた。ただアイカツとプリリズとプリパラの違いもわからないほど近年の女児アニメに疎く、長寿アニメだし、しかもググったら「プリパラは1期から見た方がいい」と知恵袋に書いてあり、いやさすがに200話近くあるのは厳しくないか???(しかも山下さん出てくるの最終シーズンだし)と後回しにしていたのをやっと見た。

ようやくと重い腰をあげたのはWITH3rdのこともあるけど、付き合いの長いフォロワーがタイミングよくアイパラを見始めたことだった。4期で主人公が変わったから3期までしか見てないという話は聞いていたのだが、見始めたら面白かったようで、そのフォロワーが毎日楽しそうにアイパラ実況をしていたことに影響されたのが1番デカい。ありがとうフォロワー。

 

前置きが長くなってしまったが感想。

アイパラから見ることについてなんだけど、プリパラシステムだとか前作からのキャラクターについてはほとんど説明されないので戸惑う部分もあるものの、話を理解することに特に問題はなかった。ただこれ絶対前作から通しで見ていた方が感動するんだろうあというポイントはあったので(終盤の展開とか)、やっぱり1期から順番に見るのがベストだなとは思った。

言うて前作見てないのに終盤のドレッシングパフェのとこ爆泣きしてたけど。ずっと競い合ってきたライバルが助けにいく展開熱すぎんか???

 

ストーリー全体の感想

〇狂気がすごい

まずびっくりするのがこれ。もっと前にWITHのアルバムのドラマパートは聞いてたんだけど、突然軍隊の掛け声みたいな野太い「いいぜ!いいぜ!」という歓声があったり、全ての単語がパ行になっていることに度肝を抜かれていたのだが、本編はもっとすごかった。

アイパラについては、まず何の説明もなく主人公が炊飯ジャーを持ち歩いていることに「????????」となった。それ以降もプリパラに行く道を作る!とかでひたすら道を掘ってるとか、メェェ~~~のあたりとか、そふぃ関連全般とか、ゆいちゃんがユメってるときの映像大体意味わからないし、とにかくキャラクターも展開も狂気満載でこんなのを女児が見て頭おかしくなってしまわないだろうか……と心配になった。ただ話が進むにつれ、何がまともで狂気なのかわからなくなってくる。感覚の麻痺。

女児向けアニメなのにセンスのぶっ飛んだ大人が好き放題やっているとしか思えない狂気の数々なので、フォロワーが「終盤マジでずっと泣ける」と言っていた言葉をにわかには信じられなかった。

あと女児向けアニメって基本1年もので話数が多い上に、1話完結の本編に関わらない日常回がめちゃめちゃ多いから一気見するときってここがネックになってくる。一気見しようとするとダレがちというか。でもアイパラは(てかプリパラ全体そうなんだろうけど)、狂気に次ぐ狂気なので日常回も刺激的でダレることなく見られたのがすごくよかった。

 

〇なのに要所要所でしっかり泣かせる

こんなにふざけるときは全力でふざけて、決めるところはしっかり王道に決めてくるギャップの激しい作品ないだろうなと思わされるくらい、真面目になるべきところはすごく真面目。アイドルというテーマについても、夢やトモダチについても、すごく誠実に希望を持って描いていて、何かもうその眩さと温かさにめちゃめちゃ泣けてくるというか……。そしてとにかく肯定力がすごい。

地獄委員長とかしゅうかとかガァララとパックとか、最初ちょっといけ好かなかったり主人公を妨害してくるキャラクターほどアホほど泣かされた。彼女らの過去とか想いとかそういうのでアホほど泣いてたし、彼女らをゆいちゃんとからぁらとか、話全体として決して否定しないし、違う考えを持った子とか間違ったことをしちゃった子に対して説教くさいこと言わないのがめっちゃ良いなと思った。「こっちの方が楽しいから一緒に楽しもうよ!」くらいの感じで、上から目線じゃなく対等に寄り添おうとしていて「み~んなトモダチ!」の看板は本物だ……と思った。

あとわたしの女児アニメ経験値ってセーラームーンCCさくらおジャ魔女どれみしかかなく。特におジャ魔女どれみなんかは、子ども向けでそれを扱うのかってくらい大きくなってやっと理解できる難しい話とかも結構していて、そのあたりの人間ドラマがめちゃめちゃ泣ける。

でもアイパラはひたすら「夢」と「トモダチ」の話をしていて、難しい話全然してなかったのにめちゃめちゃ泣いてしまうのがすごく新鮮な体験だった。コメディパートでは大人の悪ふざけでは????って思うくらいぶっ飛んでるのに、要所要所でまっすぐなドラマを描いていて本当に素晴らしい作品だなと思った。

 

〇3Dライブがすごい

これはすごいとしか言えない。実際見ればわかる。

プリパラは出てくる女の子たちも衣装もみんな可愛いので(しかも可愛いにも色んなバリエーションがあってすき)、とにかく毎回のライブシーンが楽しかった。

ただただ可愛くて楽しくてクオリティがすごいライブシーンなのだが、あれって基本的にずっと同じ映像が流れていて(回によってメイキングドラマが変わることはある)、CD音源で、それは変わらないはずなのに、終盤とかライブシーンでボロボロ泣いてしまう。何度も何度も見てきた全く同じ映像なのに、話の流れと噛み合うと涙腺への攻撃力が半端ない。

MY☆DREAMの「Belive My DREAM!!」なんか正直初めて聞いたときは可愛いなーくらいで特に刺さっていなかったのだが、繰り返し聞くうちにある回でサビ聞いたときになんかめっちゃ泣けてきて、ラスト5話くらいではこの曲のイントロがかかるだけで自動的に泣く状態にまでなった。

 

好きな回

9話:おしゃれスタジオはじめたっての

「プリパラは女の子の夢が叶う場所」と何度も言われているけど、アイドル以外もアリなのかー!となった回。ちあこ可愛い。親衛隊の仲間から友情かプリパラかどっちを選ぶの?と迫られ、どっちも大切で選べないからどっちもいらないって答えるちあこ良い子なんだなって思った。

 

12話:打て!アイドルグランプリ

初期の神回。スランプ状態になったにののために、足をケガしてもパフォーマンスをやり遂げるゆいちゃんがアイドルの鑑すぎてめちゃめちゃ泣いた。

 

15話:ミーチルみちる

みちる名作回多すぎんか???みちるが、アイドルになることを断るためにあろまたちの部屋に赴くも、あろまが朝まで考えた衣装を見てアイドルになることを決意するくだりめっちゃ好き。ジーンときた。

あとみちるの「GOスト♭コースター」が大好きで大好きでずっとリピってたし、ライブシーンになるたび毎回かじりついて見てた。

 

16話:あの地獄にさよならを

23話:地獄アイドル始めちゃいました!?

これは前後編のようなものなのでまとめて。ここまでずっとゆいたちを妨害してきた流れがあったからこそ、地獄委員長が夢を思い出してアイドルになる過程がグッときた。他の子に否定された反動でその夢を嫌いになってしまう、あるよなあ……。でもその子たちもしっかり和解できてよかった。アイパラは因縁を残さないのがいい。

 

20話:ハッピー米バースデー

夢川兄妹尊い回。わたしはCCさくらの木之本兄妹が好きで桃矢くんが1番好きなキャラなので、夢川兄妹好きにならんわけがなかった。ショウゴはめっちゃお兄ちゃんだし、ゆいちゃんはめっちゃ妹だなって感じのエピソードで好き。今まで頑なにゆいちゃんのことを認めてこなかったからこそ、誕生日プレゼントがエスコートなのがめちゃめちゃグッときた。

 

35話:未知とのミーチル

これはマジで神回。みちるとミーチルでキャラクターが激変するのは、ミーチル自体がみちるの夢そのものだったからっていう種明かしが最高すぎる。右肩が重かったのもそこに夢を隠していたからで、全部が綺麗に収束していくのが見事。みちるとミーチルのシーンはマジで号泣してた。

 

41話:しゅうかとガァララ

42話:ディア・マイ・トモダチ!

こんなん泣かずに見られるわけなくない!?ずっと友達なんていらないと思っていたしゅうかと、夜にしか起きられず友達がパックしかいなかったガァララが仲良くなるの尊すぎる。ファララとガァララの交代システムは悪。

ガァララの「しゅうかが怒るのはイヤ!いつもニコニコがいい!しゅうかがニコニコだとガァララもニコニコで、一緒にいるとすごく楽しくて……」のセリフに号泣。お互いを想い合っているのに仲直りに一歩踏み出せないのを見たみあが妹のためにするライブもめちゃめちゃ姉妹愛を感じて好きだった。

 

45話:決戦!ゆいvsしゅうか

正直この回から最終回までずっと泣いてたんだよね……ずっと号泣してた。しゅうかのメイキングドラマでボロ泣きしてて「もうしゅうかの勝ちじゃん……」って思ったしゆいの勝ち筋マジで見えなかった。

こういうとき大体想いの強さで対決みたいな感じになりがちだけど、しゅうかの方がゆいちゃんより想いが強いのは明白で。だからこそ夢の強さじゃなくて大きさで対抗してきたのがすごいなって。ゆいちゃんの夢の力だったり、それで多くの人に影響を与えてきたことはもう散々描写されてきたからこそ「みんなが幸せなプリパラ!誰一人寂しかったり、悲しかったりしない。ユメハッピーでユメスマイルなプリパラ!」と夢に掲げる説得力が半端なくて、これはゆいの勝ちだ……って思わされた。これってしゅうかの夢への想いの強さが劣っていたのではなくて、しゅうかの夢すらも実質内包してしまうゆいちゃんの夢の大きさがすごいって話なので、ストーリー展開の手腕が凄まじいなと思った。

あとこの回でエスコートするショウゴがアイドルモードのショウゴじゃなくて、素のお兄ちゃんモードだったのが好き。

 

47話:パックでパニック!大暴れ!

パックの悲しみ根深すぎて死ぬほど号泣した。自分でもドン引きするくらい泣いてしまった……。そもそもガァララはファララみたいにたくさんの子と友達になりたいと思っていたけど、パックはガァララさえいればそれでよくて、でももう2人ぼっちには戻れないのマジで悲しかった。なんか2人の友情エピソードは他の子たちと同じように美しくて尊いのでパックが2人ぼっちに執着する気持ちわかるなーってなってしまうし、自分だけが相手の特別でありたかった気持ち責められんのよな……。

 

50話:夢のツバサで飛べマイドリーム!

正直45話以降全部神回だし号泣しっぱなしなので終盤の話全部選びたいけど、実質最終回を。この回もはや24分間泣きっぱなしだった。記事書くために見返してたんだけど、2回目でもボロボロに泣いてしまうのでダメです。本当にプリパラの曲ってどれも夢と希望に満ち溢れてるなって思いました。

 

まとめ

WITH3rdに備えてという理由で見始めたけど、何かもう純粋に作品をエンジョイしてしまった。WITHの曲って本編だとGiraギャラとチクタクのカバーしか出てこないので、アニメ見なくてもライブ楽しめるだろうし、見なきゃわからない要素もさほどないと思ったのだが、単純にめちゃくちゃ話のクオリティが高い名作アニメなので見ないよりは見た方が人生が豊かになるという結論になった。

成人済みの男児や女児からも愛される作品である理由が実際見てよくわかった。アイパラ完走して前シーズンも気になったので、昨日から1期の視聴を始めている。

あと夢川ゆいちゃんめちゃくちゃ好きだしパパラ宿のみんなの話もっと見たいのに、ゆいちゃんのシーズン1期しかないのなんでなんですか??????????

 

プリパラ全シリーズ見たので感想。(追記 2021.6.24)

mito-913.hatenablog.com

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2021年4月新規に買ったBLCDまとめ

過去作を聞きながら、新規も買っているという状態なので、とりあえず新規作の感想をまとめる。今月の新規は全部脇目当てだな~~~。

 

 

リバース(小野友樹×興津和幸)

あらすじ引用しといてアレだけど、正直リバースはあらすじ読まずに原作→CDの順番で触れるのが1番面白いと思う。なので買おうか迷ってる人はこんな記事読まずにとりあえず原作だけでも読んでください。オメガバースの設定が上手く話に組み込まれている上に、サスペンス要素ともちゃんと両立させていてマジで大好き。

「俺がΩだったなら、お前を幸せにできたのに―――」

BL界屈指のストーリーテラーが贈る、後悔と欲望入り交じるミステリアスオメガバース

小説家の円と警察官の吐木は、同じ施設で育った"同志"で"番"。
円はフェロモン分泌が異常で番以外の人間もそのフェロモンを感知してしまう上、
番関係を結んだことで遺伝子変化が起こり、
一般の抑制剤も効かなくなっている――そう、[振る舞っている]。
何も知らない吐木は円を支える為と出世を蹴り続け、
所轄への異動初日に担当することになったのは、Ωを狙ったレイプ事件。
そんな中、円は発情期に入り
強烈なフェロモンを発しながら吐木を求める――まるでΩ のように……。

【ドラマCD】リバース | アニメイト

 

キャスト

化野円:興津和幸
吐木幸村:小野友樹
鷺沼四朗:熊谷健太郎
漣:八代拓

 

これはCD化が告知されたときに原作を知って読んでみたら、本当に面白くて大好きな作品になったので、めっちゃ楽しみにしてた!

本編の感想に入る前に。これわたしの環境のせいかもしれないんだけど、なんか全体的に音質があんまり良くなくて、キーンってしてたりくぐもって聞こえたり聞きにくかった。

 

本編はもうね原作がめちゃめちゃ面白いしド安定キャストなので、2枚組で濃いストーリーながら一気に聞けた。文句なし。

円は表に感情を出さないタイプで(シンエヴァ見てきたばかりだったから綾波みたいだなと思った)、興津さんこういう引き出しすごい。そしてΩを演じてるときの円は絡みシーンのとき本当に頑張ってる感すごくて、楽しくなさそうだし壁も感じるし、そこのお芝居が本当に良かったなあ。特典CDの終わりでやっと吐木に「好き」と言うほど、言葉には表さないんだけど、間違いなく吐木への愛がなきゃああはできないって行動にはハッキリ表れている感じが本当に絶妙なキャラクターで好き。

吐木のおのゆもよかった!てかおのゆって本当"α"声だなと聞きながら思っていた。全てに説得力がある。いやもうメイン2人はド安定すぎて、良かったとしか言えんのよな……。大好きな原作なのでバッチリ決めてくれる2人がキャスティングされて本当に良かった。

 

でもわたしは熊ちゃんの話がしたい!!!!正直リバースだとメイン2人も気になってたけど、鷺沼が誰になるのかが1番気になってた。熊ちゃんって決まったときは「うわあああ!?!?!??!?」ってなった。

ここで話題に出してる時点で、あとはクレジット3番目だし熊ちゃんがインタビューですごく話しにくそうにしてるあたりからも(ネタバレありのインタビュー聞きたかった……)、育ちの良いワンコ系の後輩と見せかけて今回の猟奇殺人事件の犯人役。原作読むと「犯人お前かよ!?!?!?」ってなるほど意外性ある。CDだとあんま伝わらないだろうけど、この事件死体がグロさは控えめだけど猟奇性が伝わってくる感じのやつなので、そういうことしちゃう犯人。

というわけでシリアルキラーな熊ちゃんが聞けるだけでマストバイ。もうこれが聞きたくて買ったようなもん。どういう風に演じてくるのかな?って楽しみにしてたんだけど、ついに本性を出して円を拉致監禁したあたりとか、ひたすらに甘く優しく話しているのがめっちゃ不気味でゾッとした。でも彼は彼で円とは違う意味でβとしての引け目をこじらせてしまっているので、そのあたりの切なさも随所に滲む演技が本当に素晴らしかった。

もう本当に熊ちゃん大好きオタクとしては、この熊ちゃんを聞いてほしいからリバース買ってくれ!!!と言いたい。メインキャスト2人の好演も素晴らしかったし、話はめっちゃ面白かったし、満足の一作。

 

みだらな猫は甘く啼く(中島ヨシキ×斉藤壮馬)

これは単体で書いた。

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話はひたすら虚無で死んでしまったが、女に嫌われる女みたいな当て馬を演じる山下さんは最高だった。あとこれはフリトが1番面白い。

 

そんなに言うなら抱いてやる(佐藤拓也×寺島拓篤

にやま史上一番の“罪なオトコ”を描いたヒット作がドラマCD化!


昼は冴えないヒラ社員、夜になれば視線ひとつで腰を砕く“男たらし”。
ワンナイトを愛する男・裏川忍は、2つの顔を使い分けていた。
けれど、いけ好かない営業部の“プリンス”・表屋ヒカルが馴染みのゲイバーに
ノンケのくせに何故か通い始め、身バレを恐れる忍は夜遊びもできない。
冴えない昼の姿と同一人物と気づかずにヒカルは自分を狙っているらしい。
それならば――。

「1回くらい遊んでみるか?…安心しろよ。俺セックスうまいから」

正体を知らぬまま、ヒカルは忍に惹かれていき……。

【ドラマCD】ドラマCD そんなに言うなら抱いてやる | アニメイト

 

キャスト

裏川忍:佐藤拓也

表屋ヒカル:寺島拓篤

冬也:益山武明

ももき:小林千晃

みずき:市川蒼

マスター:竹内栄治

 

大沢の双子が聞けると聞いてだけど、原作が安心と信頼のにやま先生だし、メインキャストも間違いないだろうということで、迷わず購入。

マジでいくら山下さんの演技が良かったとはいえ、みだ猫のシナリオがあまりにも虚無すぎてダメージを受けていたのだが、それが一気に回復した。本当に期待通りの面白さだった!!!!

もう数々の作品でもう知ってるし言うまでもないのだが、サトタクさんがあまりにもハマりまくっていて「天才!?!??!」を何度連呼したかわからない。罪なオトコモードがマジで良い声すぎて、この役をこんなに説得力をもって演じられるのはサトタクさんだけだなって思った。

終盤に会社でヒカルに正体バレしたあたりからがもう最高で、「ヒカル、俺今どんな顔してる?」「抱きたいって、顔してる」「正解」のくだりが本当に大好きで、「正解」の言い方がめちゃめちゃカッコよくて!!!!!!!もうこっから全部色気ヤバくて最強にカッコいい。冒頭からめっっっっっちゃカッコ良いのに、色気の上限どこ????ってなるくらいどんどん色気が増していくから本当に天才。ヤバい。「ヒカル」って何度も名前呼ぶんだけど、呼び方がもう色気やばすぎて、これで呼ばれたら確かにヤバいなって思った。

相手役のてらしーはBLで聞くのは初めてだったんだけど、光属性キラキラプリンスぶりがこちらもすごいハマってた!冒頭はやや嫌味っぽいんだけど、性格が悪いというよりはキラキラしすぎて嫌味っぽいみたいな、素直さとか育ちの良さが隠しきれてない感じがめちゃめちゃ良かった。

もうヒカルは終始チョロ可愛さがすごくて、駆け引きしようと思うとチョロいしおバカなんだけど、無自覚に忍を煽っちゃうときの可愛さがもうたまんなかった。めちゃめちゃ可愛いのに、あざとく狙った感じのない天然な感じの言い回しが最高に可愛かった!

フリトでドラマCDでガッツリ絡むのはこれが初めてと言っていたんだけど、そうとは思えない掛け合いの良さだったなあ。あと終始2人とも仲良さそうで、面白い原作で一緒にお芝居できて嬉しい!楽しい!って感じが伝わってきてニコニコした。

 

そして大沢ツインズ。いや普通に可愛すぎて脳が溶けた。そこそこ出番がある脇やってるときの千晃くんに外れない説実証されてしまう。まあにぎやかし役だしねくらいの気持ちでいたし実際にぎやかし役なのだが、第一声の「にんに~~~ん!!!」「なにのむっ」が衝撃の可愛さでおしまいになった。脳が。ここ可愛すぎてめちゃめちゃリピってる。ロスバの蜜也くんのときもそうだけど、千晃くんのテンション高いにぎやかし役本当に可愛くて好き。

蒼くんもこういう飄々としているというか、茶化しベースで話しているような感じの役すっごいハマるよね。めっちゃ可愛かったなあ。

 

4月は過去作も含めて色々BLCD聞いて充実してた!!!

今回買った3つは脇目当てだったけど、メインはもちろんめちゃめちゃ嬉しいけど、脇で良い感じの動きしているのも大好きなので、脇を堪能できて楽しかった!5月は三兄弟しか買う予定ないけど、去年9月の男はじオルコンぶりの山下さんの攻め楽しみすぎる!!!!!

【BLCD】みだらな猫は甘く啼く 感想

「どエロ♥セフレ同士」から「あまあま♥どエロ恋人同士♥♥」になった天野とミケちゃん。
外ではツレないくせに、二人っきりになると発情した猫みたいに求めてくるミケちゃんに天野も夢中♥
だけど独占欲が強い二人には、恋人同士だからこそ気になるアレやコレがあって……??

http://dn-e.jp/shop/products/detail.php?product_id=150

 

〇キャスト

三池悠一 :斉藤壮馬

天野陸  :中島ヨシキ

田中大樹 :安田陸矢

佐久間彰人:山下誠一郎

佐久間陸人:坂泰斗

 

メインじゃないけど去年9月以来*1の山下さんの新規BLCDだーーーーーーーー!!!フーーーーーーー!!!!!やったーーーーー!!!!

というわけで感想。

結論から先に言うと、山下さんはおいしい役だしそれなりに出番はあるが、シナリオが虚無すぎるので、山下さん目当てに買う人はそれを覚悟してほしい。オススメ!!とは言えない。

 

あまりにも嬉しすぎて告知を見た瞬間考えるより先に原作を全巻購入していたのだが、正直「これを2枚組で聞くのか……?」と暗雲立ち込める感じの内容だった。

というのも新しい男なり女が出てくる→嫉妬→仲違い→なんやかんやある→仲直りセックスをひたすら繰り返しているだけの作品だったからだ。完全に話の中身なんてブン投げたエロ特化作品。原作、絵は綺麗だし確かにミケちゃんはエロいのだが、あまりにも同じことの繰り返しすぎて途中で飽きていたので、これをCDで聞くのはヤバいと震えていた。

 

そんな原作を忠実に音声化した作品なので、話の印象は原作を読んだときと全く同じだった。第2話くらいまでは、何やこの攻めどこに好きになる要素あるんや……と面白がって聞けていたのだが*2、第3話くらいで「山下さん早く出てきて!!!!!!!」と痺れをきらしてしまった。

ただ山下さん演じる彰人が登場したところで、例のループなので「またこの展開(虚無)」となってしまった。山下さんの演技はめちゃめちゃ良かったのに……。

そんな山下さんの役は、ブラコンこじらせた好きな男の前でだけ態度が変わるあざと系後輩くんで、女に嫌われる女みたいな(女ではない)計算高いぶりっこぶりがまあ良かった。天野の前では「天野せーんぱぁい♡♡」って猫なで声で話してるんだけど、ミケちゃんには悪意全開の刺々しい話し方で牽制していて、わかりやすく性格悪いキャラで好き。

山下さんって可愛い系のキャラクターを演じることもあるけど、声質自体は男前で可愛い要素あんまないから喋り方で可愛さを演出してるタイプだと思うので、裏表なく可愛いより可愛いを作ってるぶりっこ系が本当にハマるなあと思った。

天野に「試してみます?」とあざとさ全開で迫っているのも良かったし、振られた途端「ばっからし。つまんないの」と憎たらしく可愛げ0になるのも大好き……ってなった。こういう可愛げない憎たらしい話し方本当上手い。

 

そんな感じで山下さんの演技は楽しめた……けど、「αがαを抱く方法」でほとんど同系統の当て馬役をやっていて、個人的にはそっちの方が好きなので(熊ちゃんとの絡みシーンもあるし)、これならα聞いた方がいいなって思ってしまった感もあった。αもだいぶ話の中身ないけど、みだ猫よりは虚無度薄いから……。

あとフリトで壮馬くんとヨシキが「軽く引っかき回してやろうレベルとは到底思えない」「段ボール開けるカッターでワンチャン刺し違えそうだった」と言っていて、そこからの「天野せーんぱぁい♡♡」に演技が変わったそうなので、昼ドラバージョンの佐久間弟も聞いてみたかったなと思いつつ…笑

 

このあたりで他のキャストのお話も。

ヨシキはナチュラル系クズな天野めちゃめちゃハマってたなと思ったのと、なんかヨシキこういう性格に難がある攻め多くない……?今年に入ってその手のヨシキの攻めいくつか聞いてる気がする。やま恋とか過剰妄想少年とか。受けでも似たようなとこあるけど、手練れ感出すの本当上手よな。

壮馬くんはたくさん作品を聞いたわけではないんだけど、印象として、声はすごく良いし演技も良いのに役がハマってないから刺さらないことが立て続いていて。色気ないわけでもないし、アニメとかソシャゲで聞くときはすごく良いのになんでだろ??って思ってた。で、ミケちゃんもややその感じがあり(原作読んでこの受け壮馬くんかな??って思ってた)、強烈な違和感があったわけでもないけれど、わたし的には空振り感があったなあと。

あと印象に残ったのは田中役の安田くん!フォロワーさんが「後輩役の安田くんめっちゃ良い」って言ってたんだけど、聞いてみたらナチュラル系の雰囲気良いお芝居でめっちゃ印象に残った。壮馬くんもヨシキも山下さんもBL経験値高めのキャストだけど、その中にいても全然違和感がなかった。もっと他の作品で聞いてみたいなー!!

 

音声で聞きたいシーン3巻に多いから3巻も早急に音声化してほしい。弟とは別の意味でヒールな当て馬坂くんが早く聞きたい。てかわたしは3巻にある佐久間兄弟再会イチャイチャシーンが聞きたい!!!!なるはやでCD化お願いします……。

それと本編は虚無だけどフリトは声出して笑うくらい面白かった。フリトが1番面白い。「天野マジで最低だよね!?!?」と天野への悪口大会が始まったところゲラゲラ笑った。

*1:サブまで含めたらサハラ2が最新だけど、あれあんま出番ないから……

*2:あれから1巻読み返したけど、マジでどこを好きになったのかわからなかった

4月後半雑記

ここ最近それで1本記事にするほどではないけど、ブログに書いておきたい小ネタがよく増えるので、自然と雑記カテゴリの記事が増えてしまう。でもSNSがまだ普及していない頃のブログって小ネタでバンバン記事書いてたよなーと思うと、原点回帰なのかもしれない。

そんなわけで山下さん関連の小ネタ集。

 

BLは心の栄養

こんな状況だからこそすごく実感する、BLは心の栄養だと。

2年前くらいならアイドルが心の栄養だと思っていたけれど、わたしにとってアイドルってやっぱり現場に行けることが最重要なので、今の情勢だとなかなか心を満たせなくて、すっかりBLが1番の栄養になってる。

前の記事にも書いたけれど、DMMのクーポンでも、ジャンプ作品でも一気買いしようかなと思って結局商業BLめちゃくちゃ買ってた。BLって基本的に1巻完結だし、さほど頭を使う作品もないので、疲れているときとか気分が何となく下向きなときでも手に取りやすい。

 

あと三兄弟の試聴が来た!

www.youtube.com

もうね、エネルギーが満タンになっていくのがハッキリわかる。針がEmptyからFullに振れていくのを感じながら聞いてた。

これ何度も言ってるんだけど、去年の自粛生活で現場が次々消えてアニメとかゲームに触れていても、ふとしたときに何やってもそこそこの楽しさしか得られないって虚無感に襲われ続けてた。そんなときに山下さん好きになって、BLCDの楽しさを知って、出演作を大人買いしていたときは、完全にハイ状態で100%のエネルギーで何かにのめりこんでいたときだったから、本当に心が救われた。だから山下さんのBLはメンタルへの効き方が別格なんだよな。他の声優さんのBLからも、山下さんのBL以外の仕事からも得られない栄養がある。

 

本題の三兄弟の試聴は最高だった。スーちゃん前作のときは甘えん坊で末っ子でロリロリだったのに、今作だとロリ成分が薄まって大人っぽさが増していてすごくグッときた。それでいてスーちゃん特有のまどろみ感のある雰囲気はちゃんと残っていて、そのへんの匙加減が素晴らしいなって思った。もう語尾の感じから良い男になった感伝わってくるんだよなあ……前作もっとロリ強かったのに……。

特に「ランにぃにも言ってた。普通は一緒にいればいるほど理解しあえるのに、って」からキスする流れめっちゃすき。山下さんはリップ音ちゃんと上手いからすき。これはリップ音だなって思える。人によってはテープ剥がした音?ってなるときある……。

 

インタビューとか演技の話

ツイッターを見ていたら2016年の山下さんのインタビュー記事を見つけたので読んでみた。今から5年前のインタビューだけど、もうこの時点で信頼できる役者さんだったんだな……と思える記事だった。

――「orange」は未来の自分から手紙が届くというファンタジー設定はありながらも、高校生たちの日常を切り取ったような作品でもあります。極めて“自然な演技”が要求される作品だと思いますが、実際に演じられていかがでしたか?
【山下】ナチュラルさと芝居のバランスが難しいです。 “自然に”と意識し過ぎると、ある意味棒読みになってしまう。普段の日常生活では、喋っている時は抑揚を意識しないですが、アニメなど芝居では「セリフ」になるので、どういう風にしようかと考えます。(後略)

声優・山下誠一郎インタビュー アニメ『orange』で新境地「いいタイミング」 | ORICON NEWS

特にこの部分で「信頼!!!!!!」ってなった。

自然な演技と棒演技って全く別物だけど、でも紙一重な側面もあると思っているので、そのへんをちゃんと考えて役作りしているから、あの素敵な演技になるんだなぁと思いながら読んでいた。考えた上でそれを実行できてると思うからすごい。

あと「目の前は画面ですが、目の前に(ヒロインの)菜穂がいるように、自分の中でスッとせりふを落としこむようにしゃべれたらいいと思っています」も、だから山下さんの演技って本当に喋りかけてるみたいに聞こえるんだ……ってめっちゃ納得した。

作品違うけど、ツイステで「エースの話し方は本当に監督生に喋りかけてるみたい」って感想めっちゃ見たので(わたしもそう思う)、本当に有言実行なんだよなぁ。すごい。

 

この記事の話からは離れるけど、山下さんの演技って決め台詞でもないどうでもいいセリフが印象に残るところが好きで。決めるべきところで決めてくれるのはもちろんなんだけど、え?そこでホームラン打ってくる?ってポイントで高得点叩き出してくるのめっちゃ面白いなって思ってる。

またエースの話になっちゃうんだけど、5章でVDCのオーデに出ようとしたらデュースに落ちる前提で話されたときの「おいコラ、落ちる前提で話すんな」の「おいコラ」の巻き舌入った言い方超好き!って思って、ツイッターで感想検索したらここ好きな人めっちゃ多くて。普通こんな場面のこんなセリフで爪痕残されると思わないじゃん!?

スタマイの亜貴ちゃんも、ホームボイスだと「お腹空いた~!何か買ってきてくれない?」ってパシらせる台詞言い方めっちゃ好き。てか亜貴ちゃんなら「君みたいなセンスの人間に僕が食べるもの買わせられると思ってんの?」くらい言いそうなので、適当になんか買ってきてって言ってくれるのデレでは……?ってなってる。

そんな感じで、全然身構えてないシーンで面白い言い回ししてくる予測不可能性が大好きで山下さんは飽きないなぁと思う。そこで変速してくる!?みたいな。同じ役の中でもセリフによって声の高さとか緩急に変化つけてて、それでいてキャラクターを逸脱しないバランス感めっちゃ好きなんだよな。エースなんかはあんなに変化つけてるのに、ちゃんとエースに聞こえるからすごい。

 

アニメの話色々

さっき貼ったインタビューを見て、それより少し前の時期になる鉄血のオルフェンズのことを思い出したのでその話を。

これはフォロワーさんが「山下くんの出番数話しかなかったけど、めっちゃすごかった」と言っていたのに触発されて視聴した。1期だけは完走した。1期終盤で辛すぎてもうこれ以上辛いのイヤだ!!!ってなって2期はまだ見れてない。

メインキャラの関係者ではあるものの、ほとんど単発ゲストのようなキャラクターなので、オタク各位には出てくるところだけでもぜひ見てほしい。12話と13話あたりだったかな?1クール目の終盤の作中1番最初の辛い話のところ。

山下さんの演技の中でもかなり衝撃度が高かったものの1つなのだが、衝撃度が高すぎてフォロワーさんと同じことしか言えないんだよな……地雷踏まれたときと死に際の演技の切り替えがすごかった。これで当時22歳とか23歳だったんか……ってなる。

 

話飛んで今期アニメの話するけど、86がめちゃめちゃ面白い。

山下さんの出演アニメって、今まで見てきた中だと山下さんの役とか演技は好きでも話としてすごく刺さった作品がなくて。やや不満が残ったり、面白いけど刺さるほどじゃないとか。アイパラとかロードエルメロイは役も含めてめちゃめちゃ好きだけど、出番少なめだし。こればっかりは好みだから仕方ないんだけど。

でも86は原作3巻まで読んじゃったくらいすっごい面白くて毎週土曜が本当に楽しみ。ライデンという役を演じているんだけど、声がめちゃめちゃカッコいい。この手の作品の平和なシーンってその後の辛いシーンのための助走に見えちゃってアレなので、山下さんの声がカッコいいことくらいしかメンタル回復ポイントがない。

彼にまつわるお話とかはもうちょっと先だし、これからどんどん話が加速していくのですごく楽しみー!!!

 

最後に

沸いたーーーーーーーーーー!!!!!!!(cv.よしえ)

山下さんの演技生で見たい!ってずっと思ってたのでこれはマジでマジで嬉しい(※WITHステは特殊例なのでノーカン)。絶対チケット取る。てか7月跪いての発売もあるけど普通に死ぬのでは?山下さん関連の楽しみな現場たくさんあってめちゃめちゃ心がホクホク……。

とりあえずは1番直近のWITH単独が無事に有観客で開催されますように。いい加減好きにしてI-I-Z-Eを生で見せてください……*1

*1:WITHステでもステイベでも日替わり曲でわたしが入らなかった回だけで披露された実績がある

4月前半にあったことまとめ

4月前半まとめって書いたけど4月前半じゃないやつあるかもしれない。

 

男はじ動画

なんかよくわからないんだけど、8弾カプの新しい動画があがってた。一瞬新作告知か!?と思った。新作出してくれていいんですよ!!!!!!!!11

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マジで元気が出すぎる~~~!!!!!!!!!

男はじ本当に栄養すぎんか?オルコンだって何十回聞いても即エネルギーチャージできるのに新規音声とか本当……最高……ジンジャーありがとう。

しかもこの短い時間の中にこのカプの良いところ全部詰まってて天才?これ書くにあたり数日ぶりに聞き返してたけどマジで1度再生するとずっとリピートしてしまう。もう既に本編とかアフター諸々聞いたよってオタクにとっては4分半で摂取できる栄養だし、まだ聞いたことないオタクにとっても雰囲気掴むのにすごく良いと思う。

わたし山下さんのリップ音というかSE全般めちゃくちゃ好きなんだけど、youtubeで割と濃いめのキス聞けていいんですか……!?ってなった。キス厨歓喜。というかインタビュー受けてる最中におっぱじめるな。君ら本当そういうところある(※ベッド以外の場所でおっぱじめがち)。

終盤まで八雲が仕掛けがちだったんだけど、質問終わった後に江純がキス期待するところのくだりマジで好き。八雲の「んん~~~???お前……もっかいくらいキスされるかなって期待してたんだろ」大好き!!!!!!!しかも江純キス期待してただけじゃなくて見せつけようとしてたの最高。肉食系お坊ちゃまそういうとこある。

 

あと付き合う前の2人が自己紹介する動画もあったので見てみた。

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これマジで2人がよそよそしくて、本編とか上の動画視聴済みだとこんなギスギス感ある2人があんなラブラブに……って尊さが爆増してしまう。まあ八雲が一方的に壁作って刺々しいだけなんだけど。江純は先輩大好きを隠さなくて一途可愛い。

でも八雲刺々しいんだけど江純のこと嫌い100%とかではなくて、複雑な感情があること滲み出てるんよなあ。諦めてるみたいな……。江純に「八雲先輩の演奏大好きですから。毎日音楽室に押し掛けたりしません」って言われて、「知ってるよ」ってすごい複雑そうな声色で返すのが大好き。最後の「無理だろ」「お前と俺じゃ絶対無理」の刺すようなも好き。山下さんの表現力さすがすぎるんだよなあ……。

たださすがに「俺とお前で初めてってことはどう考えてもセックスじゃねえな」はどの口が言うんだよって笑った。

小林さんも、上の動画と打って変わって可愛いんだけど健気方面の可愛さで、終始切なさを感じるようなセリフ回しほんとたまんないんだよな~~~!!!てか声が可愛いんだよな。ほんとに可愛い。これ山下さんのトーンもかなりかなり好きだけど、小林さんの声もマジでわたしの大好きな高めハスキーボイスで可愛くてだいすき。

いや本当に男はじ開始時期やや受けの方が多かった山下さんに攻め振ったことと、相手役が小林裕介さんだったことに対してマジでジンジャーに足向けて寝られない。

 

小林幕府

はてブだと(多分)初めて言うけど小林裕介さんのことめっちゃ好きなので、男はじに引き続きになってしまった。

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裕介さんがyoutubeでやってる番組に千晃くんがゲストに来るということでわーーい!!!となったので見ていた。ふたりはプリキュアみたいな言い方すき。

言うてこの2人音泉不定期ラジオやってるのと(2回とも聞いてる)、千晃くんのMTMRで何度か裕介さんの話題が出ていた記憶があるので、やや見慣れてきた組み合わせである。賢者の孫が初対面の話5回くらい聞いた気がする。

話脱線してちょっと小林ラジオの話する。千晃くんの告知で知ったんだけど、確かこの頃千晃くん色々と番組が始まっていた頃だったので、最初ふーーんって思ってて。それが始まるまでの期間に男はじ8と少年の境界を聞いて裕介さんのことめちゃめちゃ好きになってしまったので、聞くしかないって2回とも聞いてる。裕介さん地声めっちゃ可愛くてキレ倒してた。あと柔和な人柄と芝居に対して"マジ"なのが端々から感じられるとこめっちゃ好感度上がった。

話を動画に戻す。やっぱこの2人空気感良いよな~~。会話のテンポ心地良くて終始柔らかい雰囲気に包まれている感じすき。リラックスしてる雰囲気が伝わってくるので、見てる側もリラックスして見られる。初回動画貼ったけど、2回目の不動産クイズがすき。3回目はアイス特集で沸いた。この2人の組み合わせ好きなので、色んなところで見られたらいいな。

 

ホリミヤのキャラソンとか色々

W小林の話したからW山下の話もするね。

この日珍しく早く寝てて、仕事の昼休み中に告知に気付いて腰抜かした。会社の中で聞こうか迷ってフォロワーが口を揃えて「想像の5億倍かっこいい」って言ってたので、帰りの電車の中で聞いた。

マジで開始1秒で「かっっっっっっこよ!!!!」ってなってしまった。音楽の知識ないので何系かわかんないけど、とにかくすっごいイケイケな感じの曲だった。名字は同じでも声の方向性真逆みたいなもんだからハモリの噛み合い方好きすぎる。高と低で分かれてる感じ良すぎ……。

めちゃめちゃカッコいい曲なのに、smash限定配信曲なのがもどかしすぎる。普通に配信するか円盤特典でもいいからCDカットしてくれ……お金は出します……。

 

あと話飛ぶけど、フォロワーさんたちには言うまでもないけど、最近スタマイにお熱で。スタマイ、ローテーションの概念がないのか、3月上旬のSSR亜貴ちゃん限定ガチャ→お休み→復刻限定ガチャ×2→復刻限定ガチャ×2で白目剥いた。全部のガチャ回したので諭吉が数人お亡くなりになりました。神楽亜貴ちゃんが上質なツンデレお姫様すぎるのが悪い……。

亜貴ちゃん課金してる話したいわけじゃなくて、ここでもW山下で。パートボイスでちょいちょい大輝さんの声も聞こえるけど、やっぱ声好きだよなぁ……ってなった。裕介さんと似た感じの高めでちょっとにごり感のあるハスキーボイスで(裕介さんの方がハスキー感強い)、これが主役声優の条件なんかな?って思ったけど、まあ好きなんだよね……。

いやジョジョ5部のナランチャの演技めっちゃ好きだったから元からわたしの中で好感度はあった人だった。感情爆発するときのアッパーぶりが聞いていてすごい気持ち良くて、高校生まではこういう演技する人大好きだったから(良さがわかりやすいよね)、そのときの感性だったら同じ山下でも絶対大輝の方が好きだったよな~って思った。でも多分大学生あたりで演技の好みが変わったから、今は誠一郎の方好きになってるんだけど。いやほんと名字同じなのに演技のベクトル真逆よな。同じ作品にいるの見かけるたび面白いなーって思ってる。

 

Fairy蘭丸

正直これが書きたくて書いてる。

防衛部の後継?????(監督違った……)って思って、とりあえず視聴決定。正直本編に関してはよくわからないのだが、曲がヤバいほど刺さりすぎて死んでいる。

なぜだかわからないのだが、このアニメ、出てくる曲がほとんど演歌調なのである。OPが例外で、EDと現時点で出ているキャラソン2曲はどれもそう。

監督もこう言ってるから、そういう路線なんだと思う。

もうずっと言っているのだが、わたしは演歌や歌謡曲調にめちゃくちゃに弱く、歌謡曲テイストとされる曲は大概好きになってしまう。そんなオタクにとってこのアニメ、好きなテイストの曲を永遠に浴びられる説が濃厚になっており、天国か????となっている。

 

それでEDのフルMVが公開されたのだがまあヤバイ。

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18時くらいから延々とリピってる。リピート止まらん。再生した瞬間「純烈……????」ってなった。銭湯に合いそう。ひたすらにペンライト振りたくなる曲でヤバい。渋谷マルイのイベントスペースくらいの大きさとこでペンライト振ってる光景瞬時に思い描けた。これ逆最前とって思いっきりペンライトで振りコピしたい系の曲すぎる。

てかもう単純に曲がほんっっっっっとに好みすぎる。サビで突然社畜ソングになるの好き。サビの「昨日も先週も先月だって誠心誠意働いたのさ~」が仕事中も突然脳内再生されて本当に困る。

言うまでもなくリアルライブ系コンテンツになるんだろうけど、曲好きだから生で見てみたいなって思ってるくらいにはぶっ刺さっている。この情勢だからどれだけ現場打てるのかわからないけど。どう見ても現場めちゃくちゃ打つこと想定してるコンテンツだから、どうなるかな~って思う。

ただこの手のコンテンツは劇薬なので用法用量を守ってほどほどに楽しみたい。

 

 

今回小ネタばっかりになっちゃうな~って思ったけど普通に文量書いてしまった。最初の男はじでハッスルしすぎた。男はじは栄養だから仕方ないね。

ちなみにDMMのクーポンは最初ジャンプの漫画まとめ買いしようかなと思って、結局気になる商業BL片っ端から突っ込みました。しばらく商業には困らない生活が送れるぞ!

最近聞いたBLCDまとめ 210407

めっちゃ久々にBLCD感想まとめを書く。感想書くのが久々なだけで、ペースは落ちたものの月1枚は聞いてる。感想の書き方忘れた。

 

恋愛不行き届き(古川慎×佐藤拓也)

――最初で最後にするから、男に抱いて欲しい

大学の演劇部で衣装製作を担当する若宮鞍馬の秘密、
それはクローゼットゲイであること。
そして、ろくに話したこともない一つ年下の後輩・桐島のことを、
連日オナネタにアナニーしていること。
ミステリアスな雰囲気を纏う桐島は、繊維問屋の息子で、
鞍馬が所属する演劇部の仮部員。
部の強化合宿中、恒例行事だという乱パから逃れ、
頭を冷やすために海へ入った鞍馬を、
自殺しようとしていると勘違いした桐島が追いかけてきて……。
ふたりの歯車が噛み合い、動き出す――。

https://e-fifth.net/FACA0259/

 

キャスト

若宮鞍馬:佐藤拓也
桐島賢人:古川慎
江本たける山下誠一郎
蝶子:小野友樹

 

山下さんがメインになる「ロストバージン」のスピンオフ元なのでこちらから聞いてみた。

最初てっきりサトタクさん×古川さんだと勘違いしていたので、冒頭のシーンで「あれ古川さんの受け演技こんな正統派に可愛い感じだっけ!?」って思って確認したら逆だった……。

CD聞く前に原作を読んでみたのだが、一言でいえば謎の勢いはあるもののよくわからない話であり、その印象はCDになっても変わらなかった。攻めも受けも行動原理がよくわかんないというか。特に受けがよくわからん。

ただ、サトタクさんの受けがまーーーーーーーーーーー可愛くて!!!!!!ずっとサトタクさんの受けが可愛すぎる……って震えながら聞いていた。サトタクさんといえばわたしの中ではザ・攻め声だったのだが、受けの方が好きかもしれんと思うほど性癖にぶっ刺さった。この人の受け演技可愛いなーと思うことは何度もあるけれど、「これは!!!!!」と思ったの熊ちゃん興津さん以来なので、さすがだなあ……としか言えない。

相手役の古川さんはド安定。攻めにしろ受けにしろ変態性のある役ほんとにハマるよなあ。ちょっと聞いていて引きそうになるくらいの肉食獣感出すのが上手すぎる……。

総括すると話はよくわかんなかったし好きな話でもなかったけど、サトタクさんの受けはむちゃくちゃ可愛いし、絡みシーンは良かったので満足といったところ。

それとすごい良い声のモブいるなと思ったら坂くんだった。早くメインにきてほしい。

 

ロストバージン(小野友樹×山下誠一郎)

早く抱きたいのに優しくしたい――、なんてはじめて
スピン元「恋愛不行き届き」番外編ミニドラマCD付き!

若手俳優の江本は大学の後輩である鞍馬とコンタクトを取ろうとするも
なかなかタイミングが掴めず、ストーカーのごとく付け回す日々。
様子を見かねた売れっ子オカマタレントの蝶子に「鞍馬に近づくな」と忠告され
反抗的な態度をとる江本だったが、本音を吐けと飲みに拉致られてしまう。
泥酔した江本のいつもとは違う弱々しい姿と鞍馬に謝りたいという本心を知った蝶子は
江本のかわいさに完全ノックアウトされてしまい――?

https://e-fifth.net/faca0313/

 

キャスト

江本たける山下誠一郎
桐島長治(蝶子):小野友樹
若宮鞍馬:佐藤拓也
桐島賢人:古川慎
松坂慶志:熊谷健太郎
蜜也:小林千晃
西沢:石谷春貴

 

いやわたしが賄賂出してキャスティングしたんかこれ?

こうとしか言いようのないレベルに好きな声帯大集合作品なんよなあ……。ただキャストの神さに反して、作品として好きかといえばまあ……うん……。

これほんと山下さんどうしちゃったんですか……?ってくらい個人的に萌えポイントが全然なくて困った。元々たけるは可愛げも経験もないタイプなので、終盤までの絡みシーンに萌えがないのはそれで説明できるとしても、だったら結ばれた後の絡みシーンは甘々萌え萌えじゃないとカタルシスがないじゃないですか!?

でも山下さん受け何枚も聞いてるのでわかるんだけど、山下さんは甘々演技より無理やり演技で萌え&性癖得点を稼ぐタイプなので、冒頭で萌えセンサーが動かないと後からの巻き返しがないことは……知ってた……。

なんか山下さんでも「これは違うな……」って思わされることはあるんだなって思った。言うてたけるのこじらせゆえの可愛げなさとか憎たらしさは忠実に表現されていたなと思うんだけど(通常演技は言うまでもなく問題なかった)、でもその方向性でいったら三角オペラの方がいいんだよな……。

 

他キャストでいえば本当に大好きな人たちばかりで、熊ちゃんとか「熊ちゃんは受けの方が好きなんよなー」って思ってたけど、攻めも天才すぎてやっぱこの人天才じゃん!!!!ってなった。まあ熊ちゃんが天才じゃなかったことなんてないけど。マジで早いところ山下誠一郎さんと熊谷健太郎さんメインのCD発売されてほしい。熊谷×山下でも山下×熊谷(αがαを抱く方法)でも未遂シーンやったことあるのに、メインと脇なら複数回共演したことあるのにメインで組んだことないとかある!?

あと千晃くんの脇キャラならご利用は計画的にの哲一択でしょって思ってたんだけど、蜜也くんめちゃくちゃ可愛くて良かった!蝶子の後輩ということで、やや癖のあるテンション高めなアホの子で、こういう癖ありなキャラもっと聞きたいなーって思った。中盤の悪気なくたけるの地雷を全て踏むシーンわろたけど、悪気ない良い子で本当に可愛かった。

 

オールドファッションカップケーキ(阿座上洋平×興津和幸)

「好きです。野末さんが好きです。死ぬほど。」
アラサー番犬部下×アラフォー愛され上司

寝て、起きて、仕事をする―――それだけの毎日、
それだけを好きで選んでいる自分に最近少し憂鬱な39歳・野末。
ちょっと無愛想だけど信頼の厚い部下29歳・外川は、そんな野末が気になる。
ひょんなことから、女子で賑わうパンケーキのお店に2人で行くことに。
ここから、外川による野末のためのアンチエイジング大作戦が始まった。
休日まで野末のために時間を割く外川に「なぜ?」が募っていく野末だが…!?

2度目の成人を控えて臆病になった大人の恋のお話を
2枚組み仕様でドラマCD化!

https://e-fifth.net/faca0340/

 

キャスト

野末:興津和幸
外川:阿座上洋平

 

こういうBLCDが!!!!!!!めちゃくちゃ聞きたい!!!!!!!

いやこれ2枚組ほぼエロなしかあ……とずっと積んでいたんだけど、聞いてみたら2日に分けて聞くつもりが1日で全部聞いてしまった。

一応最後の最後に絡みシーンがあるのだが、別にいらなくない?と思うほど、2人の会話が心地よく、2人の関係性の進展がゆっくりと丁寧に描写されているところにすごく好感を持った。すれ違ったりもするのだが、そこは大人同士なので騒がしさはなく、全体を通してゆったり物静かな感じがすごく好き。

BLCDに慣れてくるとエロ極薄系退屈しがちな話何度かしてるんだけど、エロ薄いことそれ自体がイヤというより、ストーリーもキャラもどっかで見たような感じで当たり障りがなく加えてエロもないだとどこに美点があるんや……ってなってしまうのが退屈に感じる。逆に言えば、ストーリーがしっかりしていればエロ薄くても満足度は高いということをこの作品を聞いて改めて実感した。

もうこれトラック1で鷲掴みにされるくらい話面白かった。エロ極薄系にありがち少女漫画を男同士にしただけでは?感なくて本当に好き。

 

あともう2人のキャラクターがいい。可愛い。もうずっと野末さんも外川くんも可愛くて聞いている間可愛いが止まらない。

野末さんはおっとりふわふわしたいかにも可愛いおじさんという感じのキャラクターで、興津さんの演技がめちゃくちゃ可愛くて引き出しすごい……ってなった。

外川くんも基本クールでデキる部下なのだけど、野末さんへの好きが溢れちゃう場面がところどころあってそこがたまんないんだよな。阿座上さんはメインを聞くのは初だけど、実はリカー&シガレットでエンカウントはしていた。そのときに良い低音だな!と思ったのだが、メインでガッツリ聞くとクールでシュッとした感のある心地良い低音でやっぱめっちゃ良いな~!と思った。スマートさが強めの感じすごく好き。

特に好きなのがトラック4の「口説いてます……口説いてました。ずっと。死ぬ気で口説いてました。微塵も気づいてもらえませんでしたが」のところ!外川くんたまに可愛いところも見せつつ基本涼しげなんだけど、このセリフすごい切なげに言うのがめっちゃグッときて。野末さんは気付いてないというより気付いてないフリをしているだけなので、緩やかにすれ違っている感じが実際切ないし、ちゃんと時間かけて2人の関係性を描写したからこそ印象的に感じられるシーンだった。

 

エロなくてもいいからこういう話が丁寧に作られたBLCDもっと聞きたいなあ……。どうやらこれ続編あるっぽいので、それもぜひCD化されますように!!!

 

とろけて開いて(加藤将之×野上翔)

売れっ子暴君ポルノ作家×快楽に弱い新人編集

新人編集の夏目は、暴君と名高い売れっ子ポルノ作家・獄本龍之介の担当に。
我儘で気難しい獄本が突きつけた初仕事の条件は
『抱かれて官能小説の執筆に協力する』こと。
考え抜いたあげく渋々条件を呑むが…。

「本当は後ろも気持ちいいんだろ」
「さっきから中の締め付けがすごいぞ?」

読み上げる淫らな文章通りに獄本は夏目の身体を暴き、激しく抱き潰す。
これでもかと初めての快楽を教え込まれ、その先にあるのは…?

売れっ子暴君ポルノ作家×快楽に弱い新人編集の極上エロスがドラマCD化!

 

キャスト

夏目貴文:野上翔
獄本龍之介:加藤将之
泉:土岐隼一
志賀:寺島惇太

 

mumumsn.hatenablog.com

 

フォロワーさんのこの記事を読み、元々気になっていた作品かつ野上さん受け割と好きかつオタクの情熱に敬意を表して買うことにした。

わたしの山下さんの記事を読んで書いたそうなのだけど(ありがたいです……)、他の人の山下さんのBLCDの感想聞きてえ~!!って思って記事書いたのに野上さん受けのダイマ記事爆誕してるのめっちゃ面白い。

みんな推しのBLCDのダイマ記事もっと書いてほしい。わたしはあと熊ちゃん受けのダイマ記事なら書けるけど(攻めは全部聞いてない)、熊ちゃん受けの良さとか書かなくてもBLCD聞くオタクみんな知ってる説ある。

 

閑話休題

作家と編集という設定で起こってほしい全てのことが最高性癖作品。官能小説がキーになる作品なので、作品全体の雰囲気も官能小説っぽさがある。まあでも総括してしまえば、作家とそのスーパーオキニのオタクがこじれまくりながらくっつくまでの話なんだよな……オタクドリーム……。

複数のオタクが「これは野上さん受けの最高傑作」と言っていたのだが、確かにこれはすごかった。まずこれ攻めが受けに行為中に自分の小説を朗読することを強要するので、ずっと喘ぎながら朗読してる。これがめちゃくちゃすごい。とてつもなく高度なことをやっているのでは……????とビビった。

 

 

野上さんみたいな高めで可愛い系の受けが得意な人って他にも色々いるけど、可愛いな止まりなことが多い中、野上さんはめっちゃグッとくるのって快楽に弱い声出すのめちゃめちゃ上手いからだと思った。通常演技でも何かもうエロ同人誌の導入みたいな、この子絶対後のページでめちゃくちゃになるなみたいな雰囲気出まくってるというか。絡みシーンでの乱れっぷりは言うまでもなく。

あと途中獄本先生の描くヒロインってみんな清楚系淫乱だよねと言われるシーンがあるんだけど、そっか野上さん清楚系淫乱が上手いからわたしに刺さるのか……と全てを理解した顔になった(清楚厨)。快楽に弱そうな声してるけど、ビッチっぽさとか遊んでる感はないんだよなーーー真面目で大人しそうな子がこんなに!みたいな感じがある。

個人的にはトラック2のバイブ入れながらのラウンドが好き。後ろだけじゃイけなくて、前触ろうとするんだけどダメって言われての「お願いだから……イかせて……」がめちゃめちゃ大好き。

そして相手役の加藤さんもものすごく良かった!良い感じに渋くて乾いていて厳格さが漂う声だったので、ザ・小説家って感じがするなと思ったし役にすごくぴったりだった。

 

本編はシリアスな感じだったのだが、フリトはものすごくにぎやかで声出して笑ってしまった。縦笛のくだりが最低すぎて好き。これも続編があるそうなのでCD化されてほしいなあ……。

 

 

サラッと書こうとしたのに結構な大作になってしまった……。4月は新規3枚買っているので、それも感想あげられたらいいな。

華Doll* Meet関連の雑記

前回の雑記記事に入れ込もうとしたけどやっぱ長くなるからはな関連だけ分離した。

 

S2の第1巻となるMeetが発売され、それに関連した番組だったり雑誌だったりとはなの供給が色々あった1週間だった。

 

Meet感想

まずは新曲の話。

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やっぱりはなどるの楽曲裏切らねえ……!!!!!!

Flash PointとShine Onとあるけど、Flash Pointのリピートが止まらなくて、ここ数日延々とこの曲聴いてる。出だしの眞紘・理人・凌駕のパートがカッコ良すぎて即優勝を確信する。

Shine Onはスルメ系な感じがして自分にハマるのを待ちながらリピートしている。それにしてもどちらも生で歌えるもんなら歌ってみろと言わんばかりの複雑怪奇な歌割りで、これぞあんとすの楽曲だなという感じがする。

 

ドラマパートに関しては、突然すぎる新メンバー加入でひと悶着起こらないわけないよなとは思ってたけど、ひと悶着起こる方向が予想外でラストビックリしてしまった。開花後半組かつ自己肯定感どん底組だったチセ・陽汰・眞紘は一応S1でそれなりにコンプレックスを乗り越える描写があったけど(完全に解決したとは言わない)、開花前半組はあまりそのへんに触れられずに終わってしまったから、S2はそこが見ものかなと。

中でも理人はS1で明かされていないことが多すぎたので、これから踏み込んだことがわかるんじゃないかとワクワクする。それにしてもS1では凌駕にあんまり眞紘に入れ込みすぎるなみたいな釘を刺していたのに、少しずつ眞紘と良い距離感を取ろうとしている凌駕に対して、理人のチセちゃんへの入れ込み度がめちゃくちゃ高まっていて不穏。

 

あとやっぱり陽汰と眞紘が良いなあと思う。S1のときからそうだったけど、普段は明るいし根はすごく素直で良い子なんだけど、自己肯定感が低くてずっと劣等感を感じてきた子たちだから、嫉妬や羨望という生々しい負の感情が露わになっちゃうこともままあり。そういう良い子だって常に良い子でいられるわけじゃない感と、でもダークサイドが強調されすぎて良い子なのが仮面みたいになってしまわない絶妙なバランスが人間味溢れていてすごく好き。

刹那くんへの陰口みたいになっちゃってすぐ刹那くんに謝りにいく陽汰、そういうとこが良いなってなった。眞紘も眞紘で陽汰と同じ気持ちを持ちながら、前向きに刹那くんと向き合っていこうとする姿勢すごく好き。

刹那くんについてはよーわからん!アンドロイドみたいな子だなと思って聞いてた。多分本当にアンドロイドか人形みたいに、自分の意思とか感情が希薄な子なんだろうなと思う。それがあんとすと関わってどうなるのかとか、亜蝶と内通してる感じも不穏……。

それで夏にるるでぃの2巻が出るんだけど、ドラマパートのみ眞紘と陽汰出るの不穏すぎて笑えない……。あんとすの中でもるるでぃに目の敵にされる筆頭の2人じゃーん!!!

 

関連番組

番組としてはダメラジのゲスト出演と配信番組があった。

ダメラジは出演時間としては15分前後だったけれど、色々と興味深い話が聞けて面白かった。山下さんは普段ゆったりとしたテンポで話すイメージなのだが、壮馬くんと界人くんの会話のラリーがあまりにも速すぎてこの中に入っていけるのか……?とやや不安に思っていたら、普段の3倍速くらいで話していて(普段の山下さんの喋り知ってたら早送りしてるように聞こえる)頑張りを感じた。

はなの世界観は結構複雑なので説明するの難しいのだけど、しっかりポイントを抑えて紹介していてめっちゃ説明上手!と思った。あとパーソナリティ2人の理解力がすごい。世界観の飲み込み早すぎん? それもありはなどるを知らない人にも興味を持ってもらえるようなトークになっていたのではないかなと…!

わたしの序盤の眞紘の印象といえば、あんまり印象にないというか特徴のない普通の子すぎて掴みどころがないといったものだった。だったのだが、このラジオで山下さんが眞紘についてとにかく可も不可もない普通の子と話していたので、ある意味わたしの序盤の眞紘への印象は山下さんの狙い通りだったのかもなーなどと思った。

あと壮馬くんが山下さんの演技を褒めてくれていたの嬉しかったな。この2人なんか地味に共演多いイメージがあるので、そういう人からの褒めの言葉は説得力あってすごくグッときた。

 

あとはなの配信番組もあった。はなのコンテンツ自体は活発に動いているのだけど、キャストが関わる展開って本当になかったから、キャストの話が聞ける番組はすごく嬉しい。キャストのはなどるへのイメージが物騒・文春*1・不穏と最悪すぎたのはめちゃくちゃ笑ったけど。まあそれだけではないとはいえ事実ではある。

終盤にBIRTHのダンス動画が公開されて、それが7人バージョンだったので、刹那くん加えた7人のBIRTH制作されないかなーーーー!!!!って思った。ダンスめちゃくちゃカッコ良かった。こちらの番組の展開もすごく楽しみ!

 

リスウフ

はなについての山下さんのインタビューということでこれは買わねば!!!と思い購入。

『LisOeuf♪(リスウフ♪)』vol.21 (M-ON! ANNEX 655号)

『LisOeuf♪(リスウフ♪)』vol.21 (M-ON! ANNEX 655号)

  • 発売日: 2021/03/29
  • メディア: ムック
 

わたし基本はなに対してはストーリーと楽曲が好きという気持ちが強くて、今でも強く誰推しって思ってるわけじゃないんだけど(一応眞紘推しだけど)、眞紘が山下さんとの出会いだったし、この人のお芝居すごいのでは…!?と思わされたキャラクターだから「推し」とは別の意味でめちゃくちゃ特別なキャラクターで。

あと今の時代ドラマCDがきっかけで好きになるって結構珍しい出会いなんじゃないかと思ってて、しかもつい最近までアイドル現場でペンラ振り回していたような人種だったので、そんな歌って踊るエンタメの良さしか知らなかったオタクをドラマCDの芝居で"理解"らせる山下さんすげーなってマジで思うので、華Doll*で出会えたことかなり気に入ってる。

でも山下さんでアイドルコンテンツといえば、WITHの夢川ショウゴの方がコンテンツの動きが活発だからか、山下さんの発信でもオタクの間でもショウゴの方が圧倒的に話題に上ることが多い。そのたびに同じアイドルコンテンツでも眞紘から入ったオタクとしては何だかちょっと寂しくて、でも活発度が違いすぎるから自然なことだよなぁなんて思っていたりしたので、今回のインタビューめちゃくちゃ楽しみにしてた。

 

とはいえ動きがあればはなに対しても言及してくれていたので、何か不満があったとかは全く一切なかったんだけど(山下さん基本どの作品に対しても言及がマメすぎるくらいマメ)、このインタビューを読んで、眞紘のことめちゃくちゃ愛してくれてる…!!!って震えた。

特に眞紘は未熟さも垣間見えるんです。だからこそ僕も眞紘のことがすごくよくわかる。僕も眞紘のような悩みを常々抱えているからシンパシーを感じているんです。(中略) だからこそ、眞紘役に選んでいただけたことを運命的だなと感じています。

す、好き……!!!好き……!!!!わたしにとっても眞紘は運命の出会いみたいなキャラクターだから、山下さんから眞紘役に選ばれたことを運命的って言ってもらえるのめちゃくちゃ嬉しい。

これ以降も「僕の中にも眞紘がいるんですよね」と言っていたり、すごくシンパシーを感じている役であることがわかるんだけど、だからといってキャラと自分を=にしてモノ化してしまう乱暴さがなくて、ちゃんとキャラクターを尊重して寄り添っていることがわかる演技なので大好きなんだよなあ!かなり自分とダブるところあるんだろうけど、ドラマCD聞いているとき、眞紘は眞紘であって山下さん自身の存在感とかを感じさせないところ本当好き。

いやこれ読んでほんとちょっとでも寂しいなって思ってしまったこと詫びたい。山下さん眞紘のことめちゃくちゃ愛してくれてた……。ちゃんと役を愛してくれてる人じゃないとこの言葉は出ないなって思わされるインタビューだった。作品や楽曲に対するコメントもマジでわたしもそう思ってたと同意することしかできなかった。「わかる!!!!」って声出た。山下さんお芝居が最高すぎるだけでも大好きなのに、関わった作品とかキャラクターのこと愛してくれるからもっと好き。

 

 

リスウフについての感想が思ったよりクソデカ感情になってしまった……。こんな調子だとイベントとか情緒めちゃくちゃになって死にそう。

*1:文春との協力企画でマジで文春にはなどるの記事が載った