Crystal break

平成ライダー沼に足を取られてしまった人間のブログ

洋画感想まとめ2

暇を持て余した大学生なので洋画をドバっと見ました。なのでそのまとめ感想です。まとめのラインナップはこちら。

裏切りのサーカス

シングルマン

少年は残酷な弓を射る

アイデンティティ

・モネゲーム

マンマ・ミーア!

これらのネタバレガンガンに書くから見てない人は画面閉じてください!

 

裏切りのサーカス

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カチっとしたスーツに身を包んだカッコいい英国紳士がいっぱい出てくる映画なので女子的にはそれだけで最高!と言いたくなる映画ですね。主役のゲイリー・オールドマンは激シブだし存在だけで映画の格が上がってる感すごいし(もちろん脇を固める人たちも豪華すぎてやばいんだけど)、キングスマンであまりのカッコよさに脳が秒で溶かされたコリン・ファースはやっぱりここでもカッコいいし、金髪ストレートのベネネはビジュアルが新鮮で最高でした。いつものクルクルヘアのベネネもいいけど、ストレートにしてると変な色気があってヤバいよね…。

 ただ話は完全に初見殺しだったので見ている間何度も心が折れそうになりました…。これ何の予習もなしに1回目で理解できる人がいたら天才だと思う。絶対無理。1回目は見終わっても登場人物の顔と名前が一致しなかったもんな…。予習なし+字幕で見た1回目なんてベネネが同性愛者なこととヘイドンとジプリーがデキてることしか理解できなかったからね。でもその分2回目で見える景色が全く変わるので、2回目が本当に楽しいし2回目こそが本番の映画。

本当に説明が最小限の映画なので行間を読む必要がすごく多くて、正直2回見たくらいでどうこう語れるくらい理解はできてないんですけど、でもまた見たいと思わせるすごく不思議な映画だったなあと思います。行間を読む映画だから全体的に演技も抑え目なんだけど、それでも名演ぶりをいかんなく発揮するキャストたちは本当にすごかったです。

 

シングルマン

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以前にツイッターシングルマンおススメだよ!みたいなRTが流れてきた記憶があってずっと頭の中に留まっていた作品なんですが思い切って見てみることにしました。内容は大人向け(中高年向けっぽい感じがする)ですが、監督選りすぐりの綺麗な男と美しい映像が楽しめるのでもう軽率に見てほしい…。

トーリーは至ってシンプルで長年の恋人を失った主人公が自殺を決意した最期の1日を描くというものです。主人公は同性愛者なんですが、話的には同性愛はエッセンスでしかないし、主人公の置かれてる状況って普遍的なものだから厳密には同性愛映画ではないのかなあとは思うんですが、撮り方がすごいそれっぽいんですよね!美しい男たちを集めて美しい服を着せて艶めかしく撮るみたいな。この映画ってジョージの心境と映像がリンクしていて、ジョージにとって良いことがあれば画面の色彩が鮮やかになるんですね。そこが今までありそうでない表現で綺麗だなあと思ったんですが、ジョージが綺麗な男を見て性的に見てしまうところもバシバシ伝わってきました。調べてみたらやっぱり監督がそういう嗜好のある方でなるほど…と思ったり。もちろんコリン・ファースの目の演技生々しすぎってのはある。特別目力強いってわけじゃないし至って穏やかだけど、あれは間違いなく獲物を見つけた肉食動物の目ですよ!そういうのもあって男性が見るには微妙な居心地の悪さがあるのかもしれないなあと思いました。

この映画には選りすぐりの綺麗な男が出てくるんですが(マジでみんな良すぎ)、やっぱり1番印象的だったのはケニーかな。というかあまりに顔が綺麗すぎて「だ、誰だこの絶世の美青年は…!?」ってなりました。*1さらさらした金髪に白い肌に透き通る碧眼ってまさに天使としか形容できないんですけど、あの白いもこもこの服もとても良かった…。個人的にはラストシーンの扇情的すぎるほどの真っ赤な唇が忘れられないんだけど、あれって実際にジョージにそう見えていたってことだよね…。

この映画のラストは理不尽というのは言いすぎですが、運命に抗えない無力感的なものを感じますが、でも冒頭のシーンでジョージがジムの死体にキスするところから始まって、スーツを着たジムがジョージの死体にキスするところで終わるっていうのがめちゃくちゃ好きです。すごく綺麗。

 

 ・少年は残酷な弓を射る

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タイトルとあらすじからこんな話だろうなとは思ったけど…エズラミラーくん綺麗だし見てみよう!と軽い気持ちで見たら完全に心がバッキバキにされました。何かもう…ホラーだったなコレ…。

いかにも惨劇という風に描かれているし、ケヴィンの存在はフィクションだから誇張されたものにはなっているけど、こういう親子って珍しくない気がしますね。結婚して子どもを産んで一人前の幸せって風潮あるけどこの映画見るとひっくり返されますね!当然子どもを産んだらその後数十年間付き合っていかないといけないわけだし、大きな責任が伴うことを忘れちゃいけないんだよなあと思いました。とはいえこれ見ると「子ども生むのこわ…」って思わずにいられない。周りはそう迫ってくるけど!こんなん見たら怖いよ!

確かに旅行でハイになったノリでつくったけど本当は子どもなんか生みたくなかった、ケヴィンに対して「あなたが来るまではお母さんは幸せだった」とか言ってしまうエヴァは無責任というかそれはダメだろう!と思うんだけど、一応彼女なりに苦労や努力はしていたわけで、でもその苦悩を分かってくれる人がいなかったかのも親子関係が泥沼になった原因でもあるのかなあと思います。でもそんな複雑すぎる母子関係を父親が察しきれるわけもなく…。

結局ケヴィンはエヴァに振り向いてほしくてあんな凶行に及んだのかなあと思っています。色々ねじ曲がってはいるけど。でもエヴァの方も息子が凶行を犯して居づらいどころじゃない街に留まり続けているし(本当に無責任な親ならすぐに逃げてる)、この親子の物語はここからがスタートなんだなあと思いました。

 

アイデンティティ

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重たい映画を連続して見ていたので「見終わった後に何も残らない映画が見たい…」という思いつきで見てみました。話の筋としては嵐のせいで足止めを食らった男女が泊まったモーテルで次々と殺人事件が起き…というオーソドックスなクローズドサークルものです。

どんでん返しもので有名なんですが、タイトルと冒頭にある多重人格の囚人ということで多重人格が絡んでいるな?ということは想定できるので、真相にそこまで驚いたわけではありませんでした。でも囚人の頭の中で行われていた人格同士の殺し合いってことはさすがに分からなかったけど!種明かしされてみればなーんだって感じだけど、これを思いついたのはすごいなあと思います。

でもラストはエドを残した方がもっとインパクト強かったんじゃないか?と思います。あれで男の子が黒幕じゃなかったとしても、男の囚人の精神に女性の人格が残るって違和感あるし…。思うところはありましたが、1時間半を潰すにはもってこいの映画でした。こういうどんでん返しミステリー映画はもっと見たい。

 

モネ・ゲーム

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軽い映画が見たい第2弾。ていうか本当に軽い映画だった…!すがすがしいくらいに大ざっぱで度胸のあるテキサス娘と服装はきっちりと決めているけどダメダメなイギリスのおじさんの組み合わせが何とも面白かったです。でも短い尺にまとめているせいで、人物や関係性の描写が駆け足でラスト「あれあれ???」ってなりました。

結局キャメロン・ディアスコリン・ファースの2人がアラン・リックマンを出し抜いて終わるんですが、出し抜いて2人の間にも信頼生まれてハッピー!となるほどアラン・リックマンの役が悪者に見えないんですよね。というかアラン・リックマンが悪者(という言い方はキツいかな)なのかコリンが拗ねてるだけなのか分からなかった…。あと最後の日本人との絡みは「えっえっ?」ってちょっと戸惑ったなあ。結局彼らはグルでアランをハメるためにバカを演じてたってことなんだよな?

ウダウダ書いたけど何と言ってもこの映画1番の見どころは、コリンファースの美脚ですよ!!!!シングルマンのときも思ったけど、50代とは思えぬ美脚っぷりがすごい。188cmの長身は伊達じゃないなあ脚が長くて綺麗すぎるなあ。

 

マンマ・ミーア!

 

abbaは母親が車で流しているのをよく聞いていて知っている曲がいくつかあったので見てみたかった作品です。やっぱり知っている曲が次々と流れてくるのはいいですねー!ほとんど知らない曲がなかった。どれも聞き馴染みがある曲でスッとノリについていきやすかったです。

話自体は「明日は結婚式だから自分の出自をハッキリさせたい…お母さんの日記を読んだら父親候補が3人いる!全員呼んじゃえ!」って主人公の異常な思い切りの良さに頭がクラクラしますが深く考えたら負けです。下手したら晴れの舞台が泥沼だぞこれ!

これが物語の始まりなんですが、主人公よりお母さんの方がよく目立っていた印象ですね。題名にもなっているMamma mia!とかabba最大の代表曲であるDansing Queenはお母さんが歌ってましたし、娘よりそもそも歌ってる回数が多かった。娘の友人は冒頭にしか出ていた記憶がないけど、お母さんの友人はめっちゃ目立ってたし、いい年した熟女たちが童心に戻ってバカ騒ぎしているところは見ていて楽しかったw 母親役のメリル・ストリープのハスキーな歌声がカッコよくてすごく良かったです。

個人的に好きなのはdansing queenとエンディングです。美しい大自然をバックに歌って踊るっていうのは映画でしかできないことなんですけど、私はきらびやかなステージの上できらびやかな服を着ながら歌って踊っているのが好きなので*2、エンディングなんか特に大好きです。キャストクレジットのThank you for the musicへの流れもすごい良いですよね。

あと関係ないけど、この映画でもコリンがゲイ役をやっていて笑ってしまった。本当にゲイ役多いなこの人!

 

今回はこんな感じです。まだまだアウトプットできない映画があるから早めに書き上げたいです。

*1:演じているのはニコラス・ホルトくんって俳優さんなんですね…覚えておこう

*2:このへんの好みはムーラン・ルージュの影響です