Crystal break

平成ライダー沼に足を取られてしまった人間のブログ

ムーラン・ルージュ 映画

 

 

本当は洋画感想まとめ記事に書こうと思ったんですが、あまりにもストライクだった映画なので単独感想です。

恋愛映画とか全然興味がないタイプなんですが、ユアンのめっちゃ上手い歌が聞けると聞いて思わず手に取っていました。ユアンは骨格とか見るからにごつそうな感じしてるのに妙に可愛い雰囲気しているのがツボです。目がキラキラしてるからですかね。

目といえば、ニコール・キッドマンの瞳が綺麗すぎてビビりました。薄めのペールブルーっていうんですかね?色の白さを強調したメイクに恐ろしいほど合っていて綺麗だ…としか言いようがなかったです。あとユアンと全然身長差なかったので、ユアンが小柄なのかと思ったらユアンが178cmに対して、ニコール・キッドマン180cmでビックリした。海外の女優さんって170cmオーバーの人とか普通にいて驚くなあ。

 

それで、貧乏作家と高級娼婦の禁断の恋…みたいな感じのあらすじなので「どうせそこそこの内容の映画だろ」と全然期待せずにいたら、

ここ最近見た映画の中でも3本指に入るくらい面白かった…

見ている間の「うわ楽しい…」「めっちゃ楽しい…!」とアドレナリンがドバドバ分泌される感覚がリアルにありました。本当にめちゃくちゃ楽しい。

前半がコメディ調、後半がシリアスで進むんですけど、この映画2時間の尺のうち1時間くらいコメディやってるんですよ。あまりに全力のコメディすぎて「これ恋愛映画だと思って見にきた人度肝抜かれたんじゃないか…?」と思いました。

「スペクタキュラースペクタキュラー」とか、集団コント感がすごくてコメディな振りを全力で踊っているみんなが本当に可愛くて、あのシーン大好きです。何度も繰り返し見ました。こことか本当に舞台っぽいシーンだなと思ったんですが、全体的に舞台っぽい動き多いですよね。キャストの目の前に観客席があるみたいな感じ。でもそれでいて人によってはうるさいとも思うような背景のCGの使い方とかは舞台ではできないし、舞台をそのまま映画に持ち込んだノリなんだけど映画としての意味もあるところが好きですね。

 この映画は結末は冒頭で明かされるし、筋書き自体も使い古されているので、美男美女の主演2人が鮮やかな画面の中で歌って踊って演技しているところに面白さが集約されていると思います。話はオマケだよ!とまでは言わないですが、恋愛ものというよりはエンターテイメントとしての面白さの方が強く感じました。

 

それで歌なんですけど、ユアン歌超うまい…!

可愛い顔してとんでもねえ肉食系の歌い方!your songとかelephant love medleyとか歌声だけでサティーンはもちろん画面の外の視聴者まで丸ごと抱いた感すらある圧倒的男らしさ。この映画で使われる歌がシンプルかつ情熱的に愛を歌っている曲が多いので、あの男らしくてどこまでもまっすぐな歌声が本当によく合う。全体的に声量と迫力があって後ろでゴージャスなオケが鳴っていても歌声が全然負けてないんですよね。(El Tango De Roxanneとかすごい) でも1番最高なところは、気持ちと情熱がストレートに伝わってくるところですね。あんなストレートに気持ちが伝わってくる歌を歌えるのが一種の才能なんじゃないかと思いました。

ニコール・キッドマンも本職じゃないのにあれだけ歌えたらすごいレベルなんですけど、歌に関してはユアンの印象が強すぎたなあ…。

でも2人の歌う「come what may」は本当に良くて、聞けば聞くほど圧倒的名曲っぷりを実感するんですが、歌唱力より何よりパッションがいいですよね。色んな人にカバーされているみたいですが、歌唱力では本家を上回っても伝わってくるパッションで本家を上回るカバーってないですよ。

 

最初は全然期待していなかった映画なのにここまで突き刺さるとは思わなくて(サントラ1も2も即ウォークマンに入れた)、映画はジャンルで選り好みしちゃいけないなあと思いました。