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平成ライダー沼に足を取られてしまった人間のブログ

カードキャプターさくら 感想

 

カードキャプターさくら Blu-ray BOX

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 「ロリコン量産機」「人生ブレイカー」と名高いカードキャプターさくらをやっと全話見終わりました。

第1部のクロウカード編、第2部のさくらカード編と分かれていますが、クロウカード編は「そんな描写ありなの!?」「その関係アウトでは!?」といったビックリ要素を楽しみつつ、さくらカード編はクロウカード編より話数が少ないので単なる日常回が少なく、キャラの心情にスポットを当てたような描写が多かったので両方楽しめました。

個人的にはさくらカード編になってからの方が面白いなと思いました。クロウカードは単なるカード集めで終わる日常回が多いんですが、さくらカードは縦糸がハッキリしてた部分があったのが良かったですね。

 

大きなお友達を大量生産したアニメだけど、これは当時における革新性が理由としては大きくて、話自体は普通の女児アニメといえば女児アニメですね。明らかに大人向けビターな話が混ざっているわけでもなくて(16話のおじいさんと虹の話は微妙にその感じはある)、ちびっこにはキャラの心情の移ろいや背景を理解することはできなくても関係性そのものは分かりやすく描かれていたと思いますし。結局のところ、キャラ萌えできるかどうかがハマるボーダーラインじゃないかと思います。

 

でも個人的にはあそこまで完璧に優しい世界の話もたまにはいいと思いました。

 

以下キャラ別の感想。全員分じゃないです。

・桜

ロリコン量産機とか人生ブレイカーとか言われてるけど、それをほぼ桜1人で担っていたっていう事実が物凄いキャラですね。

 何にビックリって、「ふえぇ」「ほえええええ!?!?!?」「はにゃーん」って擬音!今これ使うのはネカマのオッサンかオタサーの姫かですけど、元は桜だったんですね。今はあざとすぎてできないだろうから、本当あの頃だからできたキャラ設定だ!

これは知世ちゃんとか苺鈴にも思ったけど、キャラ設定が絶妙な塩梅なんですよね。前向きだけど元気元気元気で押してるわけじゃないし、ふわふわしてるけどすごいドジっ子というわけでもなく、ふんわりしてるけど意外としっかりしてるっていうのが上手く描かれていて、すごく嫌味のないキャラだと思いました。まあお父さんが何日も徹夜で作成してた論文のデータをぶっ飛ばしたときは「これは擁護できねえ…」と思いましたけどw 

女目線で見ると桜は完璧な良い子美少女すぎてな…(CCさくらのキャラはみんなそうだけど)と思って、ちょっと切ない要素を持ってる知世とか苺鈴に感情移入しちゃうところはあったかな。でも男性が見たらたまんないっていうのはすごくわかる。

とはいえ  

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この桜ちゃんのカットは異常に可愛かった

 最終回で小狼への返事が何とも曖昧だったの、劇場版に繋げるためとはいえなかなか新鮮だなあと思いました。というかCLAMP小狼小狼である限り桜は小狼を選ぶ」と言っている割には、桜が小狼を意識し始めるのラスト3話あたりなんてすごいよなあ。雪兎が好きだった描写の方が圧倒的に長いという…。でもそのへんの桜と小狼でラブラブしてる描写が薄いところは結構見やすかったので好印象でした。

 

小狼

想像してたより登場が早くて驚いた。もっと20話くらいから登場するのかと思った。

 最初は桜とクロウカード集めで対立するんですけど、対立するとはいえ最初から言ってることがちょっと厳しいだけで普通にフォローしてたからギスギス感は全然感じませんでしたね。むしろ後々登場する非戦闘要員の苺鈴の方が分かりやすく対立しようとしてたぐらいだしw 

 で、最初は桜じゃなくて雪兎にはにゃーんってなってたのがもう何というアニメだこれは…!と驚きました。結局月の魔力に惹かれてただけなんだけど、それにしても同性愛なのに周囲からのツッコミがまるでないってのは…。

 でも、70話あるアニメだけあって雪兎に惹かれていたところから桜に恋心が芽生えて告白するまでの心情が丁寧に描かれていてとても良かったです。エレベーター回で「桜!!!!!!!」って叫ぶシーンとか、苺鈴との過去話はめっちゃイケメンでした。ちょっと硬派っぽい感じでしたが、その中にあるさりげない優しさがとても魅力的なキャラだと思いました。

 

ケロちゃん

さくら完走してもあれが久川綾さんなの信じられなさすぎ…。

キャスト欄とwikiそれぞれ5度見ぐらいしたけど久川さんなんだよなあれ…。でもちょいちょいモブで聞き馴染のある久川さんの声が聞こえてきたのは笑った。あと関西弁めっちゃ流暢だな!と思ったら大阪出身の方だったんですね。ヤングも大阪人だし、ケロちゃんは両方大阪出身なんですねー。

関西弁とめっちゃ安っぽいぬいぐるみみたいなビジュアルとすごい斬新なマスコットキャラ!と思ったんですが、普段は甘い物にがめつかったり、小狼や苺鈴に食って掛かったりするけど、桜が無理しようとしたり落ち込んだりしたときにはストレートに励ましてあげてたり安心感を与えてくれるキャラでした。

ケルベロスって元は番犬だったはずだけど、ケロちゃんの真の姿トラっぽくて笑った。

 

・知世

最初はフーンと思っていたんですが、回を増すごとにどんどん可愛く魅力的に見えてきてビックリさせられたキャラ。

桜のためにコスチュームを作って、その姿をビデオに収めることに幸せを感じるというどこの腐女子の二次創作のキャラだ…?と思わせる行動の数々には最初はビックリさせられたんですが、回を重ねるごとにただ純粋に桜の幸せを願ってる子なんだなあというのが伝わってきて本当に可愛くて仕方なかった!

戦いにほぼ毎回ついてくるし、たまにピンチに巻き込まれることもあるけど(歌声がクロウカードに大好評すぎ)、決してしゃしゃりでたりはしないのでお邪魔感もなくてそういう見ていて不快にならない絶妙なさじ加減がたまらなかったですね。

桜が好きだからこそ桜の幸せを願う子だけども、小狼や苺鈴の恋のカウンセラーみたいな感じにもなっていて、本当に気の配れる子だなあと好感度が上がりっぱなしで。本当に桜へ告白するか迷っている小狼へのアドバイスと、苺鈴が小狼に振られるのを見越しての気遣いは神がかってると思いました。小学校4年生ができる気遣いじゃねえ…!

知世ちゃんの気配りスキル欲しすぎる…。

 

・苺鈴

アニメオリジナルキャラとは思えないぐらい良いキャラでしたね!苺鈴ちゃん。

最初は騒々しい子が来たなと思ったんですけど、次第にそのサッパリした性格がとても好印象に映るようになりました。小狼が好きだから最初のうちは戦いにもしゃしゃり出たり、戦いでのトラブルメーカーだったり、桜とやたら張り合おうとするんだけど、根がサッパリしたタイプっていうのは伝わってきたので全然見ていてストレスはなかったですね。

小狼への一途さはそういうエピソードが来ると心動かされるものがあって、小狼を好きになったきっかけのエピソードとか、「小狼に1番好きな人ができるまでは私が婚約者!」って約束もアァ…ってなったし、小狼にフラれて知世の膝で号泣するシーンなんかは私ももらい泣きした。小狼にフラれてめちゃくちゃ悲しいのに、それでも木之本さんを嫌いになれないの!って切なさと苺鈴の良い子っぷりが伝わってきて涙腺が無理だった。この後の小狼への手紙に「私の大事な友人」って宛ててるのも本当にヤバい。あれだけ婚約者婚約者言ってたのに。号泣。

本当に香港で新しい素敵な彼氏見つけてほしい…新しい彼氏見つけて幸せになってくれ…。

 

桃矢

最近綺麗な関智への遭遇率がヤバい。小さい頃はイロモノな関智の方が断然聞き馴染みがあったからその反動か?

とはいえ1話から「お兄ちゃんがカッコイイ」と連呼していて、本編見てる間もそのイケメンっぷりに幾度となく殺されました。桜に対する怪獣呼ばわりを筆頭に、イジワル発言が多いのに実は重度のシスコンってのはヤバい。(あんな妹がいるならやむなしである) 妹をいじめていいのは俺だけって桜にイジワルする奴はシメるスタンスめっちゃカッコイイ~~~!!!ってなりながら、「妹をいじめていいのは俺だけ」ってフレーズ最近fateでワカメからも聞いたからちょっと笑った。でも桜が行く先々でバイトしてるのは高度なストーカーすぎるw

雪兎とは1話で出てきた瞬間からこれBL枠だ!!!!って思ったし、何かもうお前らそこらへんの恋人より一緒にいるなって思わざるを得なかったけど、いざ本当に両思いだったときは唖然として何も言えなかった…。雪兎の正体も気づいてたけど邪魔されてなかなか言えなかったのは本気でもどかしさを感じたけど、それを告白して魔力供給する一連のシーンは「これは愛だ…」ってなった。

桜や雪兎を大切に思ってるのはカッコいいけど、純粋にイケメン!!!!!と絶叫せざるを得なかったのはミラー関連で、霊感のある人間と人外の組み合わせサイコー!!!!!!ってなりました。いやほんとに、兄ちゃんは人外限定の一級フラグ建築士だよな…。

 

・雪兎/ユエ

女の人生を狂わせることに定評のあるCV.緒方恵美だ!!!!!!!!!!と1話から大興奮。ユエが出てからは更にはにゃーんしっぱなしでした。ほんと緒方恵美の声は聞いてると強制はにゃーんさせられる…。

いや何がすごいって、60話近く主人公にとっての年上の王子様枠だったのに最終的に主人公の兄とくっつくっていうのが。少女漫画でこの展開すごすぎる。

物語の終盤になってケロちゃんがユエの名前を口にするようになって、ユエは観月先生と思わせといて実は雪兎だったという。実はこれはネタバレ踏んでたので特に驚きはしなかったんですが、もうちょっと伏線あってもよかったかもなーって思った。別人格扱いだし、ユエが出てきたのは最後の審判のあたりだから伏線張れないのも仕方ないけど。でも名前の「月」とか「兎」は月関連のワードでこれが伏線なのかな。

桃矢と雪兎の仲はユエが出始めてからが俄然面白くなるというか、ずっと気づいていた桃矢と、桃矢にだけは気づかれたくないと無意識に思っていた雪兎っていうこれをなぜ男同士の関係に設定したと言わんばかりのアレですね!

あとユエは良いですね~めっちゃ良い。桜に対してはツンデレっぽい態度を取るのに、クロウが大好きっていう。最終回、エリオルに「生まれ変わるなら何で新しい主なんか決めさせた!」って詰め寄るシーンはクロウへの思いが爆発しまくっててめっちゃ可愛かったです。

というか、あの最後の審判ってもっとこうちゃんとした決まりの下でできたものかと思ったらユエがクロウじゃない主嫌だってゴネるから、ケルベロスが新しい主を選定してそれをユエが審判したらいいじゃーんって決まったものっていうのはちょっと笑った。てかほんとこの手のクール系の緒方恵美やばいよーーーーー!!!

 

大体こんなとこかな?最後に好きなエピソードをざっと。

・15話 さくらとケロの大げんか

・16話 さくらと思い出の虹

・25話 さくらともう一人のさくら

・39話 さくらのふらふら熱曜日

・43話 さくらのさよなら苺鈴

・59話 さくらと知世とボールの罠

・60話 さくらと大切なお友達

・61話 さくらとカードとプレゼント

・66話 さくらの一番好きな人

 

かな。苺鈴回とミラーちゃんが出てくる回大体好きだな。

ミラーちゃんめっちゃ可愛いし、桃矢のドチャイケっぷりが爆発しててこの2人の絡み大好きでした。桜じゃないって気づきながらもミラーに付き合ってあげたり、頭ポンポンしたり、果てには「本当は髪長いんだろ?」ってリボンあげたりするのはキュン死に(死語)しました!!!!

 

劇場版2本も何とかして見たいです!