Crystal break

平成ライダー沼に足を取られてしまった人間のブログ

ムーラン・ルージュ 映画

 

 

本当は洋画感想まとめ記事に書こうと思ったんですが、あまりにもストライクだった映画なので単独感想です。

恋愛映画とか全然興味がないタイプなんですが、ユアンのめっちゃ上手い歌が聞けると聞いて思わず手に取っていました。ユアンは骨格とか見るからにごつそうな感じしてるのに妙に可愛い雰囲気しているのがツボです。目がキラキラしてるからですかね。

目といえば、ニコール・キッドマンの瞳が綺麗すぎてビビりました。薄めのペールブルーっていうんですかね?色の白さを強調したメイクに恐ろしいほど合っていて綺麗だ…としか言いようがなかったです。あとユアンと全然身長差なかったので、ユアンが小柄なのかと思ったらユアンが178cmに対して、ニコール・キッドマン180cmでビックリした。海外の女優さんって170cmオーバーの人とか普通にいて驚くなあ。

 

それで、貧乏作家と高級娼婦の禁断の恋…みたいな感じのあらすじなので「どうせそこそこの内容の映画だろ」と全然期待せずにいたら、

ここ最近見た映画の中でも3本指に入るくらい面白かった…

見ている間の「うわ楽しい…」「めっちゃ楽しい…!」とアドレナリンがドバドバ分泌される感覚がリアルにありました。本当にめちゃくちゃ楽しい。

前半がコメディ調、後半がシリアスで進むんですけど、この映画2時間の尺のうち1時間くらいコメディやってるんですよ。あまりに全力のコメディすぎて「これ恋愛映画だと思って見にきた人度肝抜かれたんじゃないか…?」と思いました。

「スペクタキュラースペクタキュラー」とか、集団コント感がすごくてコメディな振りを全力で踊っているみんなが本当に可愛くて、あのシーン大好きです。何度も繰り返し見ました。こことか本当に舞台っぽいシーンだなと思ったんですが、全体的に舞台っぽい動き多いですよね。キャストの目の前に観客席があるみたいな感じ。でもそれでいて人によってはうるさいとも思うような背景のCGの使い方とかは舞台ではできないし、舞台をそのまま映画に持ち込んだノリなんだけど映画としての意味もあるところが好きですね。

 この映画は結末は冒頭で明かされるし、筋書き自体も使い古されているので、美男美女の主演2人が鮮やかな画面の中で歌って踊って演技しているところに面白さが集約されていると思います。話はオマケだよ!とまでは言わないですが、恋愛ものというよりはエンターテイメントとしての面白さの方が強く感じました。

 

それで歌なんですけど、ユアン歌超うまい…!

可愛い顔してとんでもねえ肉食系の歌い方!your songとかelephant love medleyとか歌声だけでサティーンはもちろん画面の外の視聴者まで丸ごと抱いた感すらある圧倒的男らしさ。この映画で使われる歌がシンプルかつ情熱的に愛を歌っている曲が多いので、あの男らしくてどこまでもまっすぐな歌声が本当によく合う。全体的に声量と迫力があって後ろでゴージャスなオケが鳴っていても歌声が全然負けてないんですよね。(El Tango De Roxanneとかすごい) でも1番最高なところは、気持ちと情熱がストレートに伝わってくるところですね。あんなストレートに気持ちが伝わってくる歌を歌えるのが一種の才能なんじゃないかと思いました。

ニコール・キッドマンも本職じゃないのにあれだけ歌えたらすごいレベルなんですけど、歌に関してはユアンの印象が強すぎたなあ…。

でも2人の歌う「come what may」は本当に良くて、聞けば聞くほど圧倒的名曲っぷりを実感するんですが、歌唱力より何よりパッションがいいですよね。色んな人にカバーされているみたいですが、歌唱力では本家を上回っても伝わってくるパッションで本家を上回るカバーってないですよ。

 

最初は全然期待していなかった映画なのにここまで突き刺さるとは思わなくて(サントラ1も2も即ウォークマンに入れた)、映画はジャンルで選り好みしちゃいけないなあと思いました。

洋画感想まとめ

先週くらいからぼちぼち洋画を見始めて、見た作品がたまったので一気に感想を書きます。今まで洋画なんて全く縁がないと思っていたんですが、1つ見ると思いのほか芋づる式で見たい作品が増えていくものなんだなあと思いました。いっぱい見たからものすごく長いよ!

 

パシフィック・リム

 

これがテレビで放送されていたときにやたらTLが盛り上がっていたのが印象的でした。それも見たらわかるというか、あのド派手ド迫力映像は完全にアメリカの映画なんですけど、やってることが完全に日本の特撮とかロボットアニメなんですよね。こりゃ特撮TLで大ウケするわ!と思いました。これを見た親戚がパシフィック・リムは実写版エヴァって言ってたのも分かりました。

イェーガー戦が始まるまでは正直ちょっと退屈したんですが、戦いが始まってからはド迫力映像の嵐で一気に画面に引き込まれました!でも最終戦より香港戦の方が好きです。

それと内容もそうなんですが、吹き替え声優がすごい。アニメオタクにお馴染みの声優陣ばかりで、そういう意味でも取っつきやすい作品だと思いました。

 

セルラー

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この映画実は高校時代にテレビでたまたま放送されていたのを見たんですが、もう結構前のことだし記憶もおぼろげだったので改めて見直して見ました。

やっぱり超面白かった……。

まず電話が切れたらアウトって条件付きなのが燃えますよね。壊された電話を修理したら主人公に繋がったって設定なので、リダイヤルもできないし、充電切れ・圏外・混線が重大な危機になるというのもすごく面白いと思いました。

色々とご都合主義な面はあるんですが、それを感じさせないパワーとスピード感で1時間半があっという間の映画でした。

1時間半の爽快アクションスリラーなので気軽に見られるし、洋画慣れしてない人でも楽しめる作品だと思います。なんたって洋画に無縁だった高校時代の自分が面白いと思った作品なので!

 

・96時間

 

洋画色々見ましたが、1番人に勧めたいのがコレ!!!異常に面白い。面白すぎる!ストーリーは人身売買組織にさらわれた娘を主人公が助けに行く、たったこれだけなんですが本当に面白い!それしか言えない。

最初の30分は前振りなのでちょっと退屈するし娘も元嫁もバカか???と思いますが、娘がさらわれてからは終わりまであっという間です。序盤冴えないお父さんだったのが、別人みたく頼もしいお父さんに早変わりするのが最高すぎました。

とにかく主人公がめちゃくちゃに強い&容赦なさすぎで、組織の人間をバッタバッタと瞬殺していくところはゲラゲラ笑いました。敵は見つけ次第殺していくし、情報持ってそうな奴が何も吐かなかったら秒で実力行使に出るし、「娘の居場所を吐かないと拷問するぞ(吐いたら拷問やめるとは言ってない)」みたいな姿勢とか本当に爽快だし爆笑。娘のこと以外は頭にないので周囲に迷惑かけまくるんですよね。作中に「娘のためならエッフェル塔だって破壊する」ってセリフがありますが、このパパなら実際にやりかねない…。

ですが主人公が娘を心配してパリ行きを渋っていたところとか普通に徹頭徹尾正しくて、娘と元嫁のウルトラ能天気バカっぷりが今回の事件を引き起こしたのでそれに対する謝罪はないの????というところでモヤっとはしました。とはいえパパの身勝手大暴れ無双っぷりは楽しいし、負ける気がしなさすぎて安心して見られるアクション映画として超おススメです。

 

・アイアンマン

 

 マーベル映画手を出してみようかなと思いまずはこの作品を見ました。いつかはアベンジャーズまでたどり着けたらいいなと思います。何か無理そうな気がするけど!

アメコミのヒーローって特殊な手術とかで勝手に超能力が目覚めて、そこから正義のために悪と戦っていく…みたいな感じで想像していたんですが、思いのほか主人公の戦う理由が社会的な感じで驚きました。しかもスーツも手作りなんですね!個人的にはこのスーツをつくる制作過程がもーーーーーたまんなかった!実際にスーツ作っている過程もワクワクするんですけど、設計図が空中に出てきてそのデータを手でいじったり、ダメだったらクシャクシャにしてポイってゴミ箱に捨てるとかあそこがすごいたまらなかった!何かめっちゃ近未来感しません?多分10年後20年後になったらあんな風にデータいじるんだろうなあと思ったらすごくワクワクしました。

話それましたけど、話自体は王道のヒーローものという感じでとても楽しめました。スタークの自由奔放な社長っぷりも良かったです。最後の会見で用意された原稿を無視して「私がアイアンマンです」って発言で終わるのが爽快すぎて、あっこれ続編なくてもいいやつ…と思いました。2も見たけど!

 

アイアンマン2

 

てか何でローディーの配役変わってるの!?!?!?

新しいキャストの方だと何か真面目一辺倒な印象で、1のスタークに振り回されつつも付き合ってる悪友感あるところが好きだったのに…ああ…。大人の事情だから仕方ないですね。でも突然配役変えられたら友情ストーリーやられてもピンとこないよお!

あと話自体も…結構ダレました。相も変わらず武器制作してるシーンとかは好きだけど。会社とかペッパーとのゴタゴタがあったり、親友ともモメたり、死への恐怖だったりちょっとストレスの溜まる展開多かったし…最後の見せ場も配役変わってるからそんなカタルシスないし…みたいな感じでした。でもジャスティン・ハマーは面白かったし好きだな。これ見る前にシャーロック見てたので(まだ最後まで見てない)、まーた藤原さんと帝王だな!?と思いました。

 

ギャングスター・ナンバーワン

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 ポール・ベタニーのスーツ姿が鬼カッコイイから絶対に見てくれ…。

ダヴィンチ・コードのシラスちゃんが強烈すぎたので、他の出演作借りてきちゃったけど、こっちもまた強烈だしとにかくスーツ姿がエグいほどカッコいい。最初はそのへんの若者ファッションで出てくるんですけど、そこからキッチリしたスーツに着替えるところはもう外に向かって「サイコーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」と絶叫したいくらいの気持ちでした。いやマジでカッコいいんだ。黒いスーツに全体的な色素の薄さがよく映える。金髪碧眼は最高。本当に良い文明…この世の宝だ…。

ビジュアルもさることながら、演技の強烈さもすごくて普通の人がしちゃいけないような表情(顔芸)が何度かありましたし、とにかく目が良いんだよなあ。言葉じゃなくて目で語ってる演技が凄く良いし、あの青い目に吸い込まれそうになる。特にフレディとカレンを少し離れたところからガン見しているときの目なんて本当にすごい。あのうっとりするほど綺麗な青の瞳にドロドロした感情がこれでもか!って詰まっているのが最高なんだ…。

あとこの映画のクライマックス(?)の、ギャングスターがスーツを丁寧に脱いでから他の組織のギャングをDIYするシーンは完全にポール・ベタニーのプロモーションビデオと化しているので最高です。監督最高にイイ趣味してて痺れる。

話のこと1mmも触れてないのでサクッと書くと、話の筋は悪くはないけど描写不足とか失速感があるので、潔くスーツを着たカッコイイ男が出てくる小道具とかもオシャレな映画として楽しむのがいいかと。そのへんに興味ない人は辛い映画な気がする。

 

キス☆キス☆バン☆バン

 

これ検索するとロバート・ダウニー・Jr主演の同名映画がよく引っかかりますね!こうも引っかかるとそっちの方も見たくなってしまうので、やはり洋画鑑賞は芋づる式…。

それでこの映画なんですけど、中盤からもうずっと泣いてた。先の展開というか絶対死人出るだろ…みたいなとこは読めたので、ババが成長していく度にボロボロ泣ける。というかこれはキャスティングが良すぎた。何あのものすごい愛嬌!父親に家に33年間引きこもらされてて、体は大人だけど中身は子供そのものっていうトンチキな設定なのに一目見てこのキャスティングなら合う…と思わされました。

あとフィリックスの弟子のジミーが絶妙においしい役回りというか。独り立ちしてそうそう師匠を殺せと言われてどうするんだろうと思ったら、まさか任務中にこっそり仲間を殺すとは思わなかったw それにしても、今まで見てきたベタニーの役が暗殺者・ギャング・殺し屋なのが不穏すぎて笑う。*1 でもあの色素の薄い爬虫類フェイスは不穏な役柄にぴったりですよねw 私の顔の好みとしては正統派の美形が好きなんですが(海外俳優でいったらヒュー・グラントが好き)、あの蛇顔はクセになるなあ。

ストーリーは感動ものっぽいですが、笑いありバイオレンス要素ありなのでそこまで泣ける映画!と身構えなくてもいいのが魅力的です。2時間ないしおススメです。

 

 

・ジャンゴ 繋がれざるもの

 

ゲオにもツタヤにもなくて落胆していたんですが、400円払えばアマゾンで見られたのでそこで見ました。huluといいアマゾンプライムビデオといい本当に良い世の中になったものです。

この映画上映時間が2時間45分もあって、1時間半映画大好きマンとしては「正気か?」と思ったんですが、見てみると案外あっという間でした。いざ見終わると「あっこれ2時間45分もあったんだ…」と思うくらいには中だるみせずに見れました。

黒人奴隷を扱った西部劇で、奴隷の扱いの悲惨さがこれでもか!というくらい流れるんですが、ジャンゴとシュルツが奴隷主の鬼畜白人をバッタバッタと殺していくので見ていて重くなり過ぎずとても爽快でした。血とか肉とかブッシャーしてるけどテンポが良いのでサクサク見られます。

中盤、農園主のキャンディが出てくるとそうもいかなくなるんですが、このキャンディが最高に鬼畜外道クソ野郎なんだけど妙に見ていて面白いキャラなので(フランスかぶれだけど全くフランス語話せないとか)、「早くこのクソ野郎殺してくれ…」と思いながらも楽しんで見られました。

キャンディを演じているのはディカプリオですが、悪役を演じているのに瞳がキラキラつぶらであまりにキュートすぎるのでそりゃ今まで悪役オファーされないわけだな…!と思いました。でもこの役にはすごいハマってたと思います。吹き替えで見たからあんま断言できないんだけど!

それで、主人公ジャンゴを拾ったシュルツと農園主キャンディは思いのほかあっさり退場してしまうんですが、2人のインパクトが強烈過ぎて退場した後の画面の寂しさが…!2人とも主役を食うレベルの存在感だったので、いかんせんジャンゴだけだと寂しいというか吸引力不足が…。ちょっとそこでトーンダウンした感は否めないと思いました。奴隷に後戻りからの逆転復讐劇面白かったけどね!

最後に本筋とは関係ないところで、前半にシュルツとジャンゴを襲おうとしたKKKっぽい男たちの緊迫感のない会話が超面白くて印象的でした。他のタランティーノ監督の映画も見たいなあ。

 

ノッティングヒルの恋人

 

これはプライベートでじゃなくて、学校の講義で見たので番外編です。だから今までの血なまぐささとは系統が違ってます。

一言で言うと、ここまでフィクションやられたらすがすがしくて超面白い!冴えない本屋の主人が大女優と恋に落ちて最後にはくっついちゃう話で、夢物語にも程があるんですが、いいじゃんフィクションなんだから!と思わせる力がありました。というか今知ったんですけどこの映画1999年公開でもう15年以上前の作品なんですね!古臭さが全くなさすぎて、7~8年前の作品だと思ってました。

ウィリアムとアナの話はもちろんウィリアムの友人たちとか強烈変人の同居人とのやりとりがすごく面白いとか、主題歌の「She」がハマりすぎとか色々良いところはあるんですけど、ヒュー・グラントめちゃめちゃ…めちゃめちゃカッコよくない!?!?!?

あまりに顔が好みすぎる。外国人の顔全然覚えられないけど、あまりに顔が好みすぎてソッコーで記憶に刻まれた…。めちゃくちゃ美形なのに冴えない役がすごいハマってて、恋愛ものにたくさん出てるのも分かる。女は大体ああいうの好きだよ。

英語の勉強で見せられたものですが、話は普通に面白いしヒュー・グラントは超カッコよくて目の保養になる最高の映画でした。2時間だけどサクッと見られる!

*1:人工知能もあるけど、アイアンマンは吹き替えで見たので…

S&Mシリーズ(1~5) ネタバレあり感想

タイトルには1~5って書いてあるけど、実際はすべFアニメ+冷たい密室と博士たち封印再度の5本立てです。ネタバレありです。

 

すべてがFになる

 

ノイタミナで原作ありのミステリーものと聞いて僕だけがいない街と同じようなノリだと思っていたんですが、実際は全然違いました。作者が違うから当然の話なんですけど。僕街が毎回毎回手に汗握るジェットコースター的展開なら、こっちは船で海の上をぷかぷか漂っているようなそんな感じでした。話の進み方もゆっくりだしすごく淡々としていました。

正直理系の女子大生と先生が20分強ちょっと鼻につく雑談しているだけの1話は見ていて心折れそうだったんですけど(さすがにあの1話は視聴者をふるいにかけすぎだと思う…w)*1、事件が起こってからは結構サクサク見られます。とはいえ全体的に淡々としていますが。

 

このアニメは身も蓋もないような言い方をしてしまえば「天才の思考はよく分からない」アニメで、トリックは本当にあっと驚くような衝撃的なものだったんだけど、それ以上に真賀田四季が最高に謎でした。アニメを見ていると天才キャラはよく出てくるけど、天才の思考は凡人には及びもしないとこんなにも思わされたことはなかったし、そういう意味で天才のキャラ造型がすごく上手いと思いました(小並感)サイコパスとは違う意味で、純粋に思考回路が理解不能でした。終盤の犯人と犀川先生の会話シーンの独特な雰囲気が好きなんですが、言ってることは1mmも分からないですしね!

 

ここからはあっさりめの原作レビューです。

 

冷たい密室と博士たち

冷たい密室と博士たち (講談社文庫)

冷たい密室と博士たち (講談社文庫)

 

 

 こちらが本当の処女作ですね。すべFと比べると普通のミステリーだなあという感じでした。封印再度まで通して読んでもこれが1番印象が薄い…。でも動機は1番腑に落ちたかな。このシリーズってそもそも犀川先生が動機に興味ないので、そういう意味でもあまり重視されていないし、これ以外は動機がよくわからないもの多いので…。

それと最近読書してないのとバリバリの文系なので、研究所の描写が本当にピンとこなくてそこで苦労しました…。建物を把握するのも苦労するなんて自分の読解力の低下ぶりに驚きました。

あとこの巻に出てくる犀川先生の親友の喜多教授が良かったですね。天才同士なのに中身は普通の友達同士で、犀川先生にもこんな砕けた感じで付き合う人がいるんだなあと思いました。

 

笑わない数学者

笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)

笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)

 

 

これレビューで「トリックが序盤でわかった」とか「作者もあえて簡単なトリックにした」というのをよく見たので、全く分からなかったらどうしよう…と変な不安を抱えながら読んだのですが、オリオン像の消失トリックは漠然とわかりました。何かダンガンロンパで同じようなネタ見たことあった気がする。でもこれが殺人のトリックにもそのまま使われていることまでは想像できなかったけど!

トリックは易しめだし「もう解決だな」と思ってペラペラページをめくっていたら、最後の最後で裏トリックが出てきたのには本当に驚きでした!しかもこっちのトリックは作中で解答がなくて、読者の推理にお任せという…。でも他の人の感想を見たらどうやらタイトルがヒントになっているらしく、なるほど…と思わされました。でも再読して自分なりの解釈を出してみたいです。

それにしてもクリスマスイヴに2人で一緒に過ごしてるなんて普通に良い関係だよなあと思います。少なくともただの先生と生徒の関係じゃないぞ!

 

詩的私的ジャック

詩的私的ジャック (講談社文庫)

詩的私的ジャック (講談社文庫)

 

 

タイトルがすごくオシャレですよね。日本語の題も良いけど「Jack the Poetical Private」って英題もめちゃくちゃ良い。

タイトルに「詩的」と入っているだけあって、この話は文系要素が強い気がしました。トリックは相変わらず理系&建築ベースなのでよく分からないんですけど!この巻だと途中で犀川先生が海外出張に行ってしまって出番がぽっかりなくなってしまうので、代わりに萌絵の学園生活がメインになっていました。大体犀川先生と萌絵と事件関係者のやりとりだけで進んでいくので、学園生活を送っている萌絵はとても新鮮でした。

あとこれは犀川先生と篠崎の「愛しているんだ」「英語で言える?」がめちゃくちゃ秀逸でしたね。最初読んだときは「は?」と思ったんですが、最後まで読むとうわああああああ!!!!ってなるやつです。こういうところが日本語の良いところだよなあと思いました。

全体的には至って普通のお話といった感じで、こんなノリが続いたらマンネリ感じそうだなあと思いました。思いました!!!(封印再度へのフリ)

 

封印再度

封印再度 (講談社文庫)

封印再度 (講談社文庫)

 

 

まず何と言ってもタイトルの秀逸さ。日本語と英語で音が同じというだけで上手いなあと思ったんですが、どちらもこの話の中身を象徴してこれ以上ないタイトルだと思います。

この作品はシリーズの中でも特に人気が高かいそうなのでワクワクしながら読んでいたんですが、血液の病からの件がすごすぎて本筋の事件が全く頭に入りませんでした!

長いことラブコメコンテンツに触れていなかったので、こういうのに興奮してしまう心が自分に残っていたことに謎の安心感を覚えたのですが、とにかくすごかったです。犀川先生が萌絵との結婚を聞かれたときに露骨にはぐらかしたな…と思ったら、萌絵の病(嘘)を知らされた途端、キスして婚姻届持ってくるなんて大胆さを誰が想像できますか!?今まであんなにはぐらかしてたのに!?しかもあの後は萌絵と結婚するの?って聞かれたときに「します」って言ってるし、犀川先生本当に男すぎる…。普段分かりやすく態度とらないけど、犀川先生萌絵のことそんなに大好きだったんだなあ…。

あと萌絵の犀川先生がクリスマスにひどいことしたっていうのは待ち合わせの件じゃなくてそういうことだったんですね…。でも今までの犀川先生の描写的に、キスの時点で犀川先生にもキスをするという概念があったんだ…と驚きすぎて呆然としたので、実際に事案があった方が腰抜かすなあw

それと森先生の文章とか考えって浅慮な私には分からないことが多いんですけど、この本に出てくる「日本人は綺麗な夕日を見てああ死にたいって思うんだ」って文章はすごく好きです。

事件の話全くしてないんですけど、この話はもうとにかく2人のラブコメが最高でした!「今はもうない」まで読み終わったんですけど、2人の関係の進展はここが1番絶頂だったんじゃないかと思います。まあ婚姻届なんて出されたらこれ以上どうしろと…みたいなところはありますけど。

 

*1:アニメ見終わってやっとこの2人のやりとりが少し恋しく思えた

ダヴィンチコード/デッドプール 感想

 昨日のジョジョ「ミキタカめっちゃ可愛いくてカッコいい最高」「加瀬さんの声と無機質演技があまりに最高すぎて性癖が殺される」くらいしか考えられないほど本当に最高だったので、もっと演技聞きたい!と思ったらいてもたってもいられずダヴィンチコードデッドプールを見ていました。これまでの人生で片手で余裕に足りるくらいしか洋画見たことないけど!

以下感想。真面目な感想を期待しないでください。核心に触れるネタバレはないです。

 

ダヴィンチコード

 

 

昨日テレビでやってたんですけど、放送後に加瀬さん出てたの知って、知ってたら見たのに!!!!と思ってhuluで見ました。テレビ版だと色々カットされていたらしいので、結局huluで見て正解でした。huluは優秀。

真面目な感想は他のサイトにたくさんあると思うのでバカ丸出しの感想を言うと、宗教ワード飛び交う濃い中二感と修道士シラスの暴力的エロさで150分集中力が保った映画でした。腐れオタク的には主に後者の要素がデカかったです…。

宗教的な色合いが本当に濃いのでキリスト教の予備知識がないとチンプンカンプンだと思うんですが、私的に画面の綺麗さと宗教ワードの中二感だけで十分楽しめたのであまり苦痛ではなかったです。でも内容は3割くらいしか理解できてないと思う。主人公たちが「これはキリスト教を覆す真実だ!」とかって言うんですけど、そもそもキリスト教的価値観がよく分からないので「それのどこが重大な真実なの…?」ってなりました。原作だとこのへんもっと分かりやすいのかなあ。原作読んでみたいです。

あとシラス。シラスがほんっっっっとにエロい。エロい・耽美・可愛いの三拍子揃ってます。ヤバい。色素欠乏症のせいで髪とか肌が真っ白でそのおかげで黒いローブが半端じゃなく映えてこの世の人間じゃないみたいでした。本当に天使だと思います。ポール・ベタニーの美しさヤバすぎ。

しかも加瀬さんの声も無機質・エロい・アンニュイの三拍子なので、視覚情報もヤバいのに聴覚情報もヤバくてシラスが出てくるたびに加速度的に知能が下がります。いーやあんな無機質感たっぷりなのにエロいの何なんだ?本当にヤバい。

それで開始5分くらいで、シラスが黒いローブを脱ぎ捨てて全裸になったと思ったら、自分の体を痛めつけはじめるんですね。このシーンがエロい以外の言葉を忘れてしまうくらいのエロさで、2時間半映画の掴みとしては最高だと思いました。対オタク女相手には抜群すぎる掴み。ヤバイ

序盤のこのシーンがあまりに強すぎるんですが、そもそも佇まいからして暴力的エロさなので出てくるだけで知能が爆下がりします。エロくて不気味なのにどこか可愛いのもめっちゃ良いんですよね…。

後半に連れてどんどん頭の悪い文章になったんですけど、とても楽しい映画でした。でもやっぱり2時間半とあの情報量はヘビーすぎるから続編を見るにしてもちょっと時間を置きたいです。

 

デッドプール

 

これも掴みがすごかった。開始1~2分で「こりゃR指定かかるな!」と理解できるくらい、初っ端から最低な言い回しが炸裂してます(褒めてる)。下品な言葉のオンパレードですが、主役のライアン・レイノルズはすっごい男前だし、加瀬さんの声は品と聞き心地の良さの鬼なので笑いながら聞けます。加瀬さんのコメディ系演技聞いたことなかったからどんな感じなんだろうと思ってたんですが、やっぱプロの声優すげー!(小並感)って思いました。何かコメディ調で話してると小野坂ヤングに似てる。

この映画って現在パートと回想パートの構成が上手いなあと思って、ウェイドがデッドプールになるまでの過程と敵に対して無双してるシーンが交互に挟まれるので、素直に過去→現在にするより中だるみしなくて飽きませんでした。といってもその過去回想がセックス三昧で、季節のイベントでセックスしかしてないのはめちゃめちゃ笑ったしやりたい放題だな!と思いました。

アクションシーンでは敵を車から振り落としてそのまま引きずったり、首や手足が吹っ飛んだりするんですが、テンポが良いのでジョジョとかヘルシングみたいなノリで見られました。あとどのシーンも「これどうやって撮ったの…?」と思わざるを得ない派手さと迫力でアメリカの映画すっげーー!!!!!って素直に興奮しました。こりゃ日本敵わないな。でも他の人の感想を見るとこれでも他のアメコミ作品と比べると地味らしくて、他のアメコミどんだけすごいんですかね…?

この手の型破り映画にはありがちな話ですが、他の映画のネタがふんだんに使われているのでそういうのネタが分かったらもっと面白かったんだろうなあと。でも洋画サッパリ分からない私でも楽しめたので、下品ノリが受け入れられる人ならだれでも楽しめると思います。

 

2本とも満足度が高かったので、原作読んでみたいし他のアメコミ作品も見たいと思わされました。でもその前にTLで大絶賛の嵐だったパシフィック・リムを観なくては…。

地獄少女 感想

 

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前からずっと気になっていたんですが、ビビって見れていなかったのを見てみました。2期まで見ましたが、ここでは1期のみの感想です。

序盤は依頼人がターゲットにいじめられる→閻魔あいに依頼する→悩む→糸ほどく→地獄送りみたいな感じでワンパターンなので割と3話くらいで飽きるんですけど、5話から少し話にひねりが入りだして、8話から柴田親子が登場すると変化球的な話が増え始めてサクサク見られるようになりました。嫌な相手を流してスッキリ!みたいなシンプルな話も少なくなりますし。

柴田親子、話の役割的には必要だったと思うし彼らの登場で面白くなったとは思うんですが、一の説得はひっどいよなあと思います。ポッと出てきた他人に「復讐はやめろ!」って言われてアッサリやめるくらいだったら地獄通信にアクセスしないだろ!と思いました。とはいえ最終回の親子のやりとりにはほろっときそうになりましたが…。

 

以下印象的な話。

7話 ひびわれた仮面

最初に依頼人として登場したキャラが最終的には地獄流しのターゲットにされるという面白い構成。ただそれ以上にターゲット役の雪野五月さんのキレッキレな演技が本当に素晴らしかった!本性表して悪態つくシーンとか本当にキレッキレすぎて笑ってしまったw でも依頼人のあの子は声も出ないし、そのせいでおそらく女優生命も断たれてしまったし報われないよなあ…。

 

10話 トモダチ

この回の依頼人とターゲットの関係は、全然特殊事例じゃなくてあの年代の女子だとよくある話という感じでそういう生々しさが強く印象に残りました。女って男と比べたら友達間の身内意識みたいなの強いし、あの年代だと学校が全てという視野の狭さとかそういうのが絡んで起きたトラブルだと思います。何というか若気の至りって怖いなと…。

 

12話 零れたカケラ達

地獄流しの理由が恨みではないというのはこの話が初ですかね。冒頭で既に地獄流しをした依頼人のシーンが映っていたのが印象的でした。教師と生徒の交流系の話が実は好きだったりするんですが、地獄少女となると平和にはいかないもので。仕事場では真面目本当は疲れていて地獄へ送ってよって言っちゃう先生と色んな気持ちが絡み合いながら地獄流しをしてしまう依頼人と、全編に漂う現代人特有の儚さと脆さが印象的な回でした。

 

14話 袋小路の向こう

何とも後味の悪い話。依頼人側にも非がないとは言えないし、市長側からすればあれは市長というより息子が煽りまくってるのが悪いとしか言えない…。視聴者から見れば息子の方が悪いだろ!とは思うんですが、地獄少女は恨みを晴らすものだからその恨みが恨む相手間違っているように思えても、ひどい逆恨みだったりしても関係ないんだよなあと思わされた回でした。

 

23話 病棟の光

「恨んだ相手を地獄送りにすることは正しいのか」ということがテーマになっている以上こういったエピソードは絶対来ると思いました。本当に依頼人に一点の非もないだけに、あいの「この怨み、地獄に流します…」といういつものセリフの口調が本当に聞いていて辛かった…。三藁たちのセリフからするにこういう善人が流されるパターンは少なくないと思うので(1期だとたまたま少ないだけで、実際は極悪人が流されるパターンと同じくらいあってもおかしくない)、地獄にそういう人のための救済措置があることを願ってならないです。

 

2期と比べて1期はテーマ性がはっきりしていて、視聴者に考えさせるように作られていると思いました。復讐自体については、ジョジョ6部のエルメェス

「『復讐』なんかをして失った姉が戻るわけではないと知ったフウなことを言う者もいるだろう。許すことが大切なんだという者もいる。だが、自分の肉親をドブに捨てられて、そのことを無理やり忘れて生活するなんて人生はまっぴらごめんだし…あたしはその覚悟をしてきた!『復讐』とは、自分の運命への決着をつけるためにある!」

というセリフにめちゃくちゃ共感してるクチなので、結局復讐は復讐する人自身のある種自己満足の問題であって他人がとやかく言える問題ではないと思います。

ただ、14話や23話のようなケースがあるのを踏まえれば地獄流しというシステムはあるべきではないですね。2期や3期だと顕著ですが、こういうシステムって浅慮だったり視野搾取の人間に渡ると起こらなくてもいい理不尽な悲劇が生まれますし…。

 

とにかく色々考えさせられる名作でした。

コードギアス 反逆のルルーシュ&R2 感想

 

 

 

今更だけどコードギアスの1期と2期を見たので感想。

 

一言で言うとめちゃくちゃ面白かった!!!!!

放送当時はハマっている友達を横目にフーンと思っていたんだけど(当時はロボットが出てくるだけでダメだってなるタイプだった)、今見ると本当に面白い。人間の感性は変わるものだなあと思う。

政治的な云々があったり自分の本心を嘘でごまかすが多かったりで、キャラの心情の移り変わりや思想を把握するのが難しい面があったり、強引な展開もあったけれどストーリーがグイグイ引っ張ってくれるので最後まで一気に駆け抜けられた。あとR2はダレたって意見もあるけど、個人的には最後まで楽しめた。

学園×超能力×ロボットバトル×政略って要素をこれだけ面白く絡ませて話を展開できるのは本当にすごいと思った。 上手くエンターテイメントに消化しているというか。できることなら記憶をなくしてもう1度最初から見たい!!!!

以降色々気になったことを箇条書きで。

 

主人公

これを見る前までは頭の良い主人公でダークヒーローというとデスノ夜神月を思い出すので、ルルーシュも月みたいな自分の目的のためなら平然と周囲を利用し殺したりするタイプかと思ってた。でも実際見てみると確かにそういう冷酷な一面はありながらも、身内にめちゃくちゃ甘い!情に流されやすい!

元がナナリーのためにこんなことをしているから、ナナリーに異常に甘いのは当然だとは思うんだけど(それでもシスコンが過ぎるだろ!と思うことは多々あった)、スザクに対しても甘いしスザクが因縁の白カブトのパイロットだったときは超動揺して、結果立場的には対立しているのに「生きろ」ってギアスをかけちゃうし。でもそういう非情になりきれない、身内と対立したり自分のせいで死なせてしまったときは本気で悲しみながらそれを押し殺してゼロとして振る舞うのが印象的だった。ルルの魅力はゼロというダークヒーローの仮面と情の間で揺れ動くところだと思う。決して完全に非情で冷酷な人間ではないというか。あと守りたいものがたくさんあるところも好き。

あと今だと多分こういうトーンの役珍しくないと思うんだけど、当時は福山潤がこんなトーン低めの役!?と思ったけど(トーン的にはスザクとかロロやってそうだと思った)、見てみるとルルーシュはやっぱ福山潤以外にありえねえ…と思う。ルルーシュはかなり頑張ってゼロを演じている部分があるから、あの頑張って出してる低音が絶妙に合う。

 

戦闘

戦闘は1期の方が楽しかったですね。マシンスペックも双方変わらない感じで、戦略・戦術でひっくり返せる面白味があった。でも2期になるとマシンスペックにモノを言わせるようになるので、インフレしがちだし何か普通のロボットアニメだなあ…と思ってしまった。でもR2終盤のルルーシュvsシュナイゼルの陣形だけで牽制しまくってたのはワクワクした。

 

皇帝関連

アーカーシャの剣」とか「Cの世界」とか結局皇帝は何がしたかったんだ…?と思った。何かここだけ急に話がぶっ飛んだような気がしてすごい戸惑った。調べてみたら、全人類の意識を1つに統合し共有することで嘘がつけない世界にするってことかな。このへんは説明台詞っぽくなってもいいから、分かりやすくしてほしかったなあ。

 

ラスボス

若本皇帝がラスボスかと思ったらシュナイゼルがラスボスだった。個人的にはシュナイゼル自分の意志や欲望というものがない虚無的な人格というキャラ付けはめちゃくちゃ好き。衛宮士郎感がある。しかもギアスなしでルルーシュを追い詰め、周りの人間を駒にしていく頭の良さはなかなか絶望感があった。まあ周りの人間を駒にできたのは直情型の脳筋タイプが多かったというのもあるけど。

あと最後にルルーシュが「ルルーシュに従え」じゃなくて「ゼロに従え」ってギアスをかけたのは上手いと思った。スザクに政治的手腕があるとは到底思えないからなあ…!

 

ゼロレクイエム(最終話の展開)

ルルーシュが死ぬことは知っていたし、知らなくても最後死ぬなと容易に予想できるタイプのキャラだけど、いざ死亡シーンを見たときはあまりに悲しかった。だから「レクイエム」なんだなと。ルルーシュの死自体も悲しかったけど、ルルーシュの亡骸にすがりつきながらナナリーが号泣するのがもう余計見ていられなかった…。

私がルルーシュ死亡説を支持しているのはルルーシュが生きていたらこのナナリーの号泣シーンの感動と兄妹のすれ違いの切なさが半減じゃないか!というのが理由。ナナリーもルルーシュと同じことを考えていて、それに気づいたルルがナナリーにギアスかけるシーンとかめちゃくちゃ良かった。そんな似た者兄妹なのに何でこうなってしまったのか……。

 

音楽関連

OPED共に1期1クール目が1番好き。COLORSはコードギアス始まった!!!!って感じする。勇侠青春謳はEDのスライドショーとの相性が凄く良かったし、EDのスライドショーといえば2期2クール目もすごい好き。

挿入歌はサントラ借りてきて今めちゃくちゃ聞きまくってる。どれも綺麗で神秘的な曲だし、悲しい場面で流れてることが多かったのもあって全体的に死者へ手向ける歌みたいな印象だから本当聞いてて悲しくなる。でもめちゃくちゃ良い曲の暴力。個人的にはロロが死んだときに流れていた「僕は、鳥になる。」が好き。二部構成なのがたまんないんだな。

 

あとは印象的な回。(R2最終回は除く)

・1期 14話

話の筋書自体はフルーツバスケットのはとり回みたいだと思った。というか全く同じ筋書だと思ったんだけど、やっぱり記憶関連の話は見ていて辛かった…。

でもギアスならルルについてのことを全部忘れさせるじゃなくて、ゼロ関連のことだけ忘れさせることもできたはずなのに、自分についての記憶を全て忘れさせたルルの覚悟がもう…。それと音楽面でもこの回の終盤で流れる「Masquerade」はめっちゃ神曲だし、EDのモザイクカケラへの繋がりも最高で良かった。

マオ編はいらないって意見もよく見るけど、マオがいるからルルのギアス暴走が納得しやすいし、シャーリーの記憶消すきっかけになったりC.Cとの関係も進展したし必要な回だと思った。KMFを使わない人対人の心理戦が詰まってるのも面白かった。

 

・1期 22話~23話

 し ん ど い 

それしかない。うっかりギアス許されないだろ!!!!何がしんどいって、ユフィの日本人を思う気持ちは本物だったのにギアスのせいで虐殺王女の悪名が後世まで残るのがしんどい。普段の可愛い声と無邪気な喋り方で「日本人は皆殺しです!」って言うのがもうやめてくれ!!!!!ってなった。しんどい。でもこれで1番得をしたのは黒の騎士団なんだよな…。

せめてもの救いはこのことをユフィは何も知らずに死んでいけたことで、死に際のユフィとスザクの会話はキャストの熱演もあってR2を含めても屈指の名シーンだと思う。ギアスの力に抗ったユフィ、ユフィに優しい嘘をつくスザクと本当にあのシーンは悲しいとしか言いようがなかった。そしてルルーシュとスザクの亀裂が決定的なものになった出来事でもあった…。

 

・R2 13話

ただただ呆然。こんなあっけなく死んじゃうの!?!?!?と思った。とはいえシャーリーはここで衝撃的な死を遂げたからこそキャラとしてのインパクトが強烈に残って良かったんじゃないかと個人的には思う。正直あのまま生存してても空気化するだけだっただと思うし、ルルの帰るべき日常がなくなったという面でも意味ある死だと思う。

でもそれはそれとしてショッキングすぎる…。記憶を消されてもまたルルを好きになって、記憶を取り戻しても父親の件があってもそれを赦してルルのために奔走した姿はもうルルーシュへの凄まじい愛を感じたし、ここの折笠さんの演技が良すぎるし…。

あとロロに関してはコイツなんて恐ろしいことを…!と思った。何が恐ろしいって、この後のルルのロロへの報復が。でもロロはナナリーへの対応を考えると、このことがなくてもいつかシャーリー殺しそうだなという感じはある。

 

・R2 19話 

シャーリーを手に懸けて、ロロ雑巾ルート確定じゃねえか…とビクビクしていたら、思った以上に綺麗な死に方をしたのである意味ホッとしたというか…。ギアスのせいで不本意な死に方をしたユフィやシャーリーよりずっと良い死に方なのはビックリした。

この回はルルーシュの甘ちゃんさというか情に流されやすい部分が顕著に表れていると思った。ロロ、ルルーシュにとってはナナリーの場所を奪った上にシャーリーを殺すってダブルで地雷踏んでる相手なのに…。でもあそこまでボロクソに言って突き放したのに自分を守って死んでいったのはルルーシュからするとその気持ちは認めたって感じなんだろうな。色々やらかしてたけどここは素直に感動的な場面だった。

嘘と建前を重ねて苦しくなってるキャラとか、揺れやすいキャラが多い中で行動原理がシンプルかつブレないロロはかなり好き。良いヤンデレだったね!

 

印象に残ってる回はこんな感じ…というか大体死亡回レビューになってる!ギアスは死亡シーンは物凄い盛り立ててくれるから印象に残りやすい。あと鬱回の前って大体学園でワイワイする話な気がするんですが、ルルーシュが猫追いかける回とか巨大ピザ作る回とか会長が卒業前にイベントやる回も笑えて好きだった。

キャラでいうとヤンデレブラコンロロくんも好きだけど、ロイドさんも独特の可愛さがあってめっちゃ好き。セシルさんとスザクとのトリオめっちゃ良かったし、マッドサイエンティストと思わせておいてスザクやニーナに真面目に助言してるところとかギャップが良かった。

 

感想はこんな感じで。本当に記憶なくしてもう1回見てえ…と強く思うアニメだったんだけど、どうやら来週の月曜からabemaTVで1期・2期・アキトと一挙放送があるそうなので間髪入れずに2周目しようかな!?とワクワクしています。

ジョジョ4部 22話 感想

個別感想とか書いてないけど、昨日のジョジョは神回すぎて書かざるを得ないッ!!!

普段は「今日も面白かった!!!」と気持ちよく眠れるんですが、昨日は興奮しすぎて2時半まで全く眠れなかった。先週色々言われていたのが嘘のようだ…。(キラークイーンの作画アレだったから仕方ない)

 

Aパートの吉良vsしげちー、原作読んでもここが1番辛かったのにアニメで見ると5割増しぐらいで辛い…。

スタンドの能力だけ見ると、しげちーが「ブッ殺すと心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!」っていうプロシュート兄貴メンタルなら吉良の頸動脈ぶった切って第4部、完!だったな…。射程Aの遠隔からの戦いに向いてるスタンドなのに、近距離パワー型との近距離戦であそこまでいったのはハーヴェストの強さを感じさせられた。

でも結局は殺人鬼と中学生っていう本体差が歴然としていたというか、しげちーじゃなくてもあそこで吉良を迷いなく殺せるキャラ4部にはいないんじゃないかなあ。というかあそこの吉良はマジで怖えもんな。気迫だけで戦慄させられるものがある。あとここのバトルはスタンドは本体の強さも含めてのスタンドバトルというのを強く実感させられた…。

 

しげちーが爆殺されるところは本当に辛かった…。個人的にはジョジョの中でも指折りの辛いシーンなので、原作でも辛かったのにアニメでまた見るの辛いなあ…と思っていたら声付き+アニオリ補完だと原作よりずっとずっと辛かったよ!!!!!!!!!当然、静止画の絵と動画だったら爆発するシーンも動画の方が悲しすぎるしさあ!!!

ボロボロの体で歩いてるのにボールぶつけられたり誰も助けてくれないのとか(学校内であんなボロボロの姿で歩いてる人いたら怖いけども)、仗助と億泰のところまであと一歩だったのに届かないとかもうやめて!!!!!!!!!

キラークイーンで爆破されると本当に跡形も残らないのとか、魂さえ爆破されちゃうのとかああ…って思った。確かに証拠も一切残らないし、静かに暮らしたい殺人鬼にはおあつらえ向きのスタンドだな…。遺体さえ残らないのめちゃくちゃ悲しい…。

 

最初はがめつくて図々しい奴って感じで出てきたのに、最期パパとママ、街のために戦ったしげちーには漢を感じた。しかもアニオリのしげちーの机が!!!!!下手くそなパパとママの絵が泣ける…。ジャイアン効果じゃないけど、最初のイメージがあまり良くなかったこそ最期にグッときたというか…。でもしんどいな…めちゃくちゃしんどい…。そんなしげちーが必死に守ろうとしたパパとママは遺体さえない息子の帰りをずっと待っているんだと思うと本当に悲しい。

だけどしげちーの死闘のおかげで吉良への手がかりが掴めたんだから、しげちーの功績は大きいよな。しげちーが吉良と出会ったことが色んな悪条件が重なってしまった運命のいたずらだとしたら、吉良がこれから追い詰められることになるのもまた運命のいたずらって感じでジョジョっぽいなあと思った。

しげちーのボタンで承太郎と康一くんが吉良にニアミスしたので、本当にこれからが楽しみすぎる…。シアハの「コッチヲミロ」、機械音声かまた別のキャストをたてるのかと思ったら帝王のままでビックリしたw

 

いやあ本当に22話が神回すぎて興奮さめやらぬ感じだったんですが、Aパートのしんどさを感じるとある意味もう2度と見たくない回でもある…。

キャストの熱演っぷりも本当に最高でしたね。かっぺーしげちーはただでさえ本人が喋ってるレベルのクオリティだから爆破されるところとか、パパとママの件とかめちゃくちゃ悲しくなった…。あのウザさと憎たらしさの中に絶妙な可愛さがあるような演技本当にしげちーそのものだったなあ。

 

あとやっぱ吉良ですよ吉良!

ジョジョ放送前のツイート。

 

放送後のツイート。

 

 森川吉良がマジで最高だった…。

 ゲーム版のリッキーの吉良がマジインパクト絶大の演技だったから、それと比べると帝王の吉良は普通だな…と思ったんだけど、この回演技マジで最高だったんだよな。

元々街に潜んでる殺人鬼感なら帝王の吉良の方が上だなとは思っていたけど(変態サイコキラー要素を強調したのがリッキー版吉良だと思う)、マジで痺れたしめちゃくちゃエロくて普通に耳が溶けるんだよな。「ダメダメダメダメ…」がマジでエロい。

しげちーと対峙してるときも、甘くて優しい喋り方のままだからめちゃくちゃ怖い大人感が出てた。あれは怖えよ。

承太郎、康一くんとニアミスしたとはいえまだ余裕のある吉良なので、追い詰められたときとかハイになって調子に乗ってる演技が楽しみ。あと当然モナリザの件も言うんですよね?楽しみだなあ!!!!!